週刊まちづくり/創刊準備1号(99/04/16号)



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□□□□◆週刊まちづくり◆□□□□ ---Weekly Machi-Zukuri---
99/04/16号      創刊準備1号
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┃ 今号の内容                 ┃
┃  (1)連載コラムについて         ┃
┃  (2)まちづくり情報           ┃
┃  (3)まちづくり本            ┃
┃  (4)伝言板               ┃
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さてさて、やっと創刊にこぎつけそうな感じです。(まだ準備号ですが…) 「週刊まちづくり」は草の根的なまちづくり情報を整理したいということと(とりあ えず学生を中心とした?)まちづくりのネットワーク的な場になればと思っていま す。私達自身、学生のときにまちづくりの情報はどこへいけばいいの?ということを 感じたことがありました。また実際に活動をされている方から情報をどのように発信 していけばいいの?という質問をされたこともありました。みなさんからの情報に よって「週刊まちづくり」を充実させていきたいと思っています。この「週刊まちづ くり」は、まちづくりの情報を重層的に捉える場として考えました。まだまだ内容的 には、未熟ですし、みなさんのご協力のもとで、ネットワークを広げていきたいと思 います。また、まちづくり活動に関わる情報を俯瞰的に見ていきたいと思います。そ して、ヴァーチャルなまちづくりの発進基地にしていきましょう
(「週刊まちづくり」発起人 吉村輝彦・杉崎和久)

◆◆1 連載コラム◆◆

まちづくりの「ぴあ」をめざす?この「週刊まちづくり」ですが、ただの情報の羅列 だけではおもしろくないということで読み物系として連載コラムを考えています。さ てさて、「誰が書くの?」という声もありますが、とりあえず創刊準備号をお送りし たみなさんに是非お願いしたいのです。月一回くらいで、持ち回りという感じで考え ています。テーマはなんでもかまいません。「徒然なるままに」という感じでいかが ですか?また、積極的に自分の感じた疑問などを披露していただけると幸いです。
【連載予定】吉村輝彦「(仮)計画づくりにおける参加型アプローチ」
      杉崎和久「(仮)「まちづくり」にこだわる!!」
      他、交渉中

◆◆2 まちづくり情報◆◆

編集部とみなさんから頂いた情報をもとにまとめてみました。これからより充実させ ていきたいのでみなさんからの情報をお待ちしています。特に現場からの情報をお待 ちしています。(今のところ講演会形式のものが多いので)

<イベント・後援会情報>

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4/17(土)
■千代田まちづくりサポート中間発表会
【日時】4/17 13:00-
【場所】九段社会教育会館6階レクリエーションホール
【出典】世田谷区街づくり推進公社HPより

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4/17(土)
■暮らしと住まいのネットワークセンター(KSNC)第2回フォーラム
「参加の住まいづくりグループ大集合 '99
−自分らしい住まい・自分らしい暮らしが見つかるよ!!−」
【日時】 4/17 13:00-18:00
【会場】 北沢タウンホール 2階第一第二集会室 世田谷区北沢2-8-18 
TEL03-5478-8006
【主催】 暮らしと住まいのネットワークセンター
【定員】 100名(申込先着順)
【参加費】 1500円(会員は500円・当日の入会可)(資料代含む) (懇親パーティ参加者は別途2000円)
 KSNCでは毎年、参加型の住まいづくりを進めているグループや、より良い住まいと仲間を求めるひとたちに集まってもらい楽しい交流会を実施しています。このフォーラムに参加すると様々な活動をしている人たちに出会うことができます。その中にあなたが求めていた住まい、あなたがさがしていた暮らし方がきっとあります。そして 同じ気持ちの仲間にも出会えるでしょう。仲間が見つかれば1人ではできないと思っ ていたことも可能になるのです。センターの専門家も支援します。あなたも是非参加 して夢の実現をめざしてみませんか?
プログラム
13:00 開場
13:30 開会挨拶と「暮らしと住まいのネットワークセンター」の紹介 KSNC代表 真砂ムツ子
第1部 「住まいづくりグループ活動紹介」 (カッコ内は具体的プロジェクト)
13:45 「愉快な住まいの会」の活動(コーハウス喜多見) 山野宏(世田谷区)
13:55 「宅老所・グループホーム全国ネットワーク」の活動 元気な亀さん 瀧本信吉(埼玉県)
14:05 「生きる場づくりの会」の活動(生きる場ビル) 十川正(世田谷区)
14:15 「住まい方研究会」の活動 秋元 智子(世田谷区)
14:25 「エコネット」の活動(経堂エコロジーヴィレッジ) 代表 甲斐徹郎(中野区)
14:35 「世田谷にコレクティブハウスを実現する会」の活動 代表 坂元良江(世田谷区)
14:45 「バリアフリー高齢者住宅研究会」の活動(CO・CO湘南台) 常務理事 井納川平等(藤沢市)
14:55 「オルタナティブハウスをつくる会」の活動(シャロームつきみ野) 事務局 古居みつ子(横浜市)
15:05 「グループホームホーム研究所」の活動(シニア下宿屋バンク) 代表 崎野早苗(横浜市)
15:15 休憩
第2部 意見交換会と相談会
15:30 (第1部で活動紹介した方達を交えての意見交換と、専門家による住まいの相談を行います)
16:30 懇親パーティ(KSNCメンバーによる美味しいこだわりの食べ物を用意します)
【申込み】下記にFAXまたは電話で、お名前、住所、電話番号、年齢、職業を明示し てお申し込み下さい。なお相談会では、住まい、不動産、法律、税務、融資などの相 談に専門家が無料でお答えします。希望される方は申込時に相談したい内容をあらか じめお知らせ下さい。
TEL 03-3779-3515 FAX03-3779-8920
【出典】コープ住宅推進協議会HPより

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4/18(日) 5/30(日)
■第1回 BORN CENTERまちづくり楽講「協働のまちづくりとNPO」
【日時】4/30(日)13:30-16:00
【場所】けやき会館(千葉大学西千葉キャンバス正門入って左手)※JR西千葉駅または京成みどり台駅より徒歩5分
【参加費+資料代(各回)】パートT・パートU共に会員=1000円 または500円+1000Pea 一般=1500円 学生=500円 または1000Pea
 去る2月14日に産声をおげた千葉まちづくりサポートセンター(BORN CENTER)が主催する最初の「まちづくり楽講」のお知らせです。テーマは「協働のまちづくりと NPO」。千葉の地で、市民、行政、企業、専門家らによる協働のまちづくりを実現し ていくために、多様なまちづくり活動の現況や今後の課題、それらをサポートするた めのBORN CENTERの役割や機能について、みんなで学び合い、知恵出しをしていきたいと思います。
 楽講長は延藤安弘先生(千葉大学教授/BC代表)、フログラム・コーディネーターは、望月南穂さん(ワークショップむぎ代表/BC運営委員)、その他「協働のまちづくり」の実践経験豊かな運営委員たちが、学び合いの輪に加わります.楽講は、ミニ ・レクチヤー、ワークショップ、市民活動報告、ディスカッション等を組み合わせ、 参加者自らがプログラムをふくらませていくというBORN CENTERスタイル。定員は先着40名、パートT、パートUどちらか一方の参加でもかまいませんが、2回連続参加をタンゼンおすすめ。まちづくりの仲間を誘って、お早めにお申し込みください。な お、参加者はおやつの差し入れもよろしくお願いします!
パートT4月18日(日)1時30分〜4時(1時より受付)
「協働のまちづくり−今まちづくりの現場では・・・」
・協働のまちづくりの異義を知ろう(日本のまちづくりの歩みと21世紀の課題)
・協働度を点検してみよう(千葉のまちづくりの現状は?)
・悩みや課題を話し合おう(市民活動の現場では何が問題、課題なのか)
・BCの事業構想をふくらまそう(BORNCENTERの担うべき役割は)
パートU 5月30日(日)1時30分〜4時(1時より受付)
「協働のまちづくり−実現をめざして・・・」
・ボランティアとは何か、その概念なども整理してみよう(まちづくり活動とボランティア)
・NPOの基礎知識を仕入れておこう(まちづくりとNPO)
・活動目的に適した組織づくりを考えよう(NPO法案と法人化のメリット、デメリット)
・支え合いの仕組みを検討しよう(BORN CENTERを有効に機能させていくために)
【申込み】〒263−0023千葉市稲毛区緑町1-21−16-203 TEL/FAX O43−241−9009
(FAXで可) お申し込み後キャンセルされる場合には必ず事前に連絡してください。

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4/20(火)
■OZONEプロ向けセミナー 「サスティナブルな街づくり−映画「トゥルーマンショー」の舞台から−」
【日時】 4/20(火) 18:30-20:30
【場所】 リビングデザインセンターOZONE
     東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー 8階セミナールームA
【主催】 OZONE情報バンク
アメリカ全土で推進されはじめているTND(伝統的近隣開発)は、過疎化した街の 再開発や新しいニュータウンに有効なコミュニティづくりの手法です。5分徒歩圏 を単位とし、利便性だけでなく、希薄になったコミュニティを根付かせるこの手法を 用いて計画されたのが、映画「トゥルーマンショー」の舞台にもなった注目の街、 SEASIDEです。このASIDEをはじめアメリカの他のプロジェクトを見ながら本当のサスティナブルな街づくりとは何かを考察します。
講師 久野和作(建築家),AIA (くのわさく)
建築家。1987年カリフォルニア大学(UCLA)大学院修了。米国建築士登録。アメリカ建築家協会正会員。
海外の生活と設計活動を背景によりよい日本のライフスタイルを理解する住宅作家と して商業施設からランドスケープまで手がける。訳書に「図形思考」など。
【問合せ・申込先】〒163-1062 東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー内私書箱8125 OZONE情報バンク
TEL.03-5322-6555 FAX.03-5322-6513
参加ご希望の方は、セミナー名,郵便番号・住所・氏名・ふりがな・年齢・職業・ TEL・FAX・会員No(LDクラブ会員の方)を明記の上、ハガキまたはFAXにて下記までご連絡ください。OZONE情報バンクでも受け付けています。(毎週水曜定 休)。お申込み後、受講票及びお支払い方法のご案内を郵送にて差し上げます。定員 に満たない場合は開催を中止させていただくことがあります。応募者多数の場合は申 込み先着順とさせていただきますのでご了承ください。
プロフェッショナル会員とは、OZONEを拠点に活動する、住関連のプロのための ネットワークです。入会するとセミナーの参加費が割引になります。他に多数の特典 もございます。入会案内をご希望の方は下記までご請求ください。
【出典】日本建築家協会HPより

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4/21(水)
■第136回都市経営フォーラム
【池谷奉文氏(財団法人・日本生態系協会会長)『環境の時代とグランドデザイン』】
〈参加は無料です。自由にご参加下さい 〉
【日時】4/21 15:00-17:00
【場所】日中友好会館 後楽国際ビルディング・地下1階大ホール
    〒112 東京都文京区後楽 1-5-3 (TEL 03-3811-5317)
【申込み】氏名、所属、電話番号を記入の上、下記宛へ
日建設計都市経営フォーラム事務局 (谷口碩・那須野久子)
Fax 03−3817−0523 E-mail toshikei@nikken.co.jp
講 師:池谷 奉文氏 (財団法人・日本生態系協会会長)
演 題:『環境の時代とグランドデザイン』
  1.緑からエコロジーへ 自然生態系とはなんだ
  2.良い自然生態系を守る意味(根拠)
  3.自然破壊とは何か? それは自然生態系を破壊すること
  4.効果的な良い自然生態系の残し方・創り方(5つの原則)
  5.自然生態系には地域特性がある
  6.誰が自然生態系を守り、自然生態系を創るのか
  7.持続的発展(Sustainable Development)の基本的考え方
  8.世界の動き 日本の動き
  9.私たちは自然生態系を守るために今、何ができるのか
    -約1時間半ご講演を頂き、その後、自由討議を予定しています-
<講師略歴>
池谷奉文(いけや・ほうぶん)氏
昭和17年2月8日生まれ。静岡県出身。
主な役職:(財)日本生態系協会会長、(財)埼玉県生態系保護協会会長、建設省建 設技術開発会議委員、建設省水辺環境アドバイザー、獣医師ほか。講師歴:建設 省関係団体、農林水産省関係団体、通産省関係団体、国土庁関係団体、各道府県行政 機関、各市町村行政機関、全国の大学及び教育関係団体、各種団体、企業など。
著書:『ビオトープネットワーク―都市・農村・自然の新秩序』ぎょうせい/ 『ビオトープネットワークU―環境の世紀を担う農業への挑戦』ぎょうせい/『日本 を救う「最後の選択」』情報センター出版局/『ビオトープ 緑の都市革命』ぎょう せい/『ビオトープ―復元と創造(共著)』信山出版社/「環境を守る最新知識ビオ トープネットワーク―自然生態系のしくみとその守り方」ほか。
都市経営フォーラムのホームページ http://www1g.mesh.ne.jp/toshikei/
【出典】ニフティサーブ都市計画フォーラムより

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4/28(水)
■日本建築学会 集合住宅フォーラム:日本型集合住宅の計画論を目指して「その2 ストック社会の中の集合住宅」
【日時】4/22(木)18:00〜21:00
【場所】建築会館会議室
【主催】建築計画委員会・集合住宅小委員会
【定員】60名
【参加費】無料
【申し込み】E-mail または FAX にて、「催物名称、氏名、勤務先、所属・同住所・同電話番号」を明記してお申し込みください。
 集合住宅フォーラムは、集合住宅の現状に問題意識をもつ方の集いの場です。この たびの企画では「日本型」を手がかりに、今後の集合住宅計画を展望します。今回 は、「ストック社会の中の集合住宅」をキーワードとして、右肩上がりの時代とは異 なる新たな計画論の構築に向けて、提案・調査研究・海外事例との比較等を行い、議 論を深めたいと思います。
プログラム
1. 主旨説明:高井宏之(竹中工務店技術研究所)
2. 話題提示
1) 集合住宅の再生・公団住宅の再生と海外事例 石倉健彦(住宅・都市整備公団)
2) 住みこなしをサポートするソフト・内外の長期居住事例の分析から 大月敏雄(横浜国立大学)
3) 新規建設における戦略・スケルトン・インフィル住宅の検討から 佐野勝則(建設省建築研究所)
4) ストック型集住における自己実現と制約・「きらきらプロジェクト」における試みから 山田正司(山設計工房)
3. 質疑応答・まとめ
【問合せ】 日本建築学会事務局研究事業課 榎本
E-mail: enomoto@aij.or.jp FAX 03-3456-2058
【出典】日本建築学会HPより

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5/30(日)
■第1回 BORNCENTERまちづくり楽講「協働のまちづくりとNPO」パートU

<連続講座情報>

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■神楽坂建築塾のご案内
 次々と姿を変えていくまち。そんな中で新しいものを「つくる」だけでなく、「残 す」ということも視野に入れながら、21世紀に向けて幅広く建築を考えていこう、そんな活動がいま神楽坂で始まろうとしています。地下鉄東西線神楽坂駅から徒歩1分 のアユミギャラリーで、5月から開校される、「神楽坂建築塾」がそれ。講義中心の 土曜スクールと、フィールドワーク中心の日曜スクールで構成、少人数制をとり、講 師と塾生が互いに意見を交わしながら学ぼうという、建築界の現代版寺小屋をめざす ユニークな塾です。修業期間は1年(20回)。最後に修了制作、または修了論文で自分なりの考えを表現。2000年4月には、第一期塾生修了展をアユミギャラリー で開催。同時に主要な建築雑誌に発表、ウェブ上で公開も。神楽坂のまちのありかた を解く鍵もここからと、各方面から期待が寄せられていま
す。
【塾長】◎平良敬一
【顧問】
◎植久哲男(『住宅建築』編集長)、◎八甫谷邦明(『造景』副編集長)、◎神子久 忠(『日刊建設工業新聞』)
【主な講師/敬称略・五十音順】
◎安藤邦廣(筑波大学教授)、◎伊郷吉信(自由建築研究所)、◎大石治孝(大石治 孝建築設計事務所)、◎奥村昭雄(木曾三岳奥村設計所)、◎小谷部育子(日本女子 大学教授)、◎後藤治(文化庁建造物課文化財調査官)、◎財満やえ子(東京造形大 学助教授)、◎鈴木喜一(鈴木喜一建築計画工房)、◎平良敬一(建築評論家・建築 思潮研究所相談役)、◎高田洋一(彫刻家)、◎中村昌平(建築家・樹設計事務 所)、◎楢村徹(倉敷建築工房楢村徹設計室)、◎長谷川堯(建築評論家・武蔵野美 術大学教授)、◎日影良孝(日影良孝建築アトリエ)、◎平倉直子(平倉直子建築設 計事務所)、◎淵辺懿(風景舎)、◎宮本和義(写真家)、◎藪野健(画家・武蔵野 美術大学教授)、◎吉田桂二(連合設計社市谷建築事務所)
※上記講師は1999年度と2000年度の講義分が含まれています。
神楽坂建築塾は、3月1日より4月15日までの期間、99年度生の入塾受付を行っています。申込書と資料はメールでも請求できます。詳しい内容はアユミギャラリーホーム ページをご覧ください。
http://www.bunny.co.jp/ayumi/juku.html
【宿泊施設】地方から入塾したい人のために宿泊先を準備しています。
横寺町一水寮(寝袋持参・銭湯に行っていただきます)1500円
その他、神楽坂、早稲田、市ケ谷近辺の素泊まり旅館、ホテル等を紹介いたします。
【応募先・問合せ先】
〒162・0805
東京都新宿区矢来町114
アユミギャラリー神楽坂建築塾
TEL&FAX03・3269・1202
E-mail Nifty:CQS00243

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■『町並み・マスコミ塾』
 新緑もさわやかな今日この頃、皆様、いかがお過しでしょうか。
 この程、全国町並み保存連盟顧問の石川忠臣さんの呼びかけで、学生や、若い人向 けにマスコミ講座町並み・マスコミ塾』を開催する準備が整いました。市民活動にお いて、草の根的なネットワークは重要であり、ある意味では、市民活動の原点とも言 えます。しかし、活動を広く社会にアピールしたり、ネットワークの輪を広げていく 時、マスコミに対してのしっかりとした視点を持つ事も必要です。それらを今、連盟 の活動と共に、体系的に考えてみようとする塾です。まさに、マスコミュニケーショ ンの成り立つペースを、各方面から、しっかりと認識することでもあります。今後、 連盟の定期的な活動として、考えております。
 今回第1回目のユニットとして、春期に集中して行なう事にし、講師は、マスコミ と町並み運動で活動されている方々にお願いしました。是非、皆様の参加をお待ちし ております。(全国町並み保存連盟『町並み・マスコミ塾』準備委員会)
・講座名  『町並み・マスコミ塾』
・日程   4月24日 5月8日 5月15日 5月22日計4日間
・場所   港区立桜福祉会賠集会室(港区西新橋)
・参加費  1日参加1000円 4日通し 3000円
  (ただし、学生について連盟ボランティア活動をする場合は、通しで2500円)
・定員   30名
● 時間割
第1回  4月24日(土)午後5時30分〜9時
  「マスコミ塾開催にあたって」
   稲垣 栄三(東大名誉教授、建築史)
  「日本のマスコミ」
   木原 啓吉(江戸川大学教授、千葉大学名誉教授、元朝日編集委員)
  「マスコミと建築」
   松葉 一清(朝日新聞編集委員)
第2回  5月8日(土)午後1時〜5時
  「マスコミと社会」
   田村 明(法政大学教授、元横浜市役所企画局など)
  「私の実践文牽論」
   高三 啓輔(ノンフィクション作家、元朝日新聞記者)
第3回  5月15日(土)、午後1時〜5時
  「マスコミと町並み」
   片寄 俊秀(関西学院大学教授、全国町並み保存連盟副会長)
  「私の文筆作法」
   石川 忠臣(町並み連盟顧問、元朝日新聞記者、元千葉大学講師)
第4回  5月22日(土)午後1時〜5時
  ワークショップ「町並みの機関紙を作る」(八甫谷 邦明『造景』副編集長ほか)
  特別講座    「町並みとは!」対談 宮丸 吉衛(元『環境文化』編集)
                     福川 裕一(千葉大学教授)
   町並み・マスコミ塾の参加者へ    五十嵐 大祐(全国町並み保存連盟会長)
【申し込み】全国町並み保存連盟(FAX03-3595-0741)へFAXで

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■東京理科大学「公開講座」
【コミュニティにおける参加型まちづくり研究:市民参加の観点から都市計画法を読む】
教授 渡辺 俊一
1.公開講座の趣旨
 本学では、1985年に生涯教育センターを設立して、継続的公開講座を開講し、科学技術やその学習機会に関する情報の提供を目的に実施している。
 今学期は、生涯教育のプログラムの一環として、主としてコミュニティにおいて都 市計画、まちづくり業務にたずさわる地方公務員、一般市民、希望する本学学生・院 生を対象として「コミュニティにおける参加型まちづくりの研究」を開講する。
2.今学期の趣旨
 現在、わが国は「国主導・事業中心の都市計画」から「自治体主導・住民参加・計 画中心の都市計画」へ、という大きな歴史的転換期にさしかかっている。そこで、本 科目は「市民参加の観点から都市計画法を読む」と題して、「自治体主導」「市民参 加」「地区スケールの計画」「下からの一体性・総合性」「分かりやすさ」等を キーワードに、現行の都市計画法等を批判的に読み解き、その将来のあるべき姿を模 索することを目的とする。地方分権時代の市民は、都市計画法を自在に読み、自ら 「まちづくり条例」を起草し、「市民版マスタープラン」を作成する能力をもつべき である。
 本科目は「オンライン大学院」の別名の通り、ニフティサーブの「都市計画フォー ラム」(FCITY)第18番会議室へ毎週アップロードすることにより、全国各地 の関心ある者の質疑応答・積極的発言を繰り込みながら、いわば「全国スケールでの 参加方式」で進行する予定である。
 本科目は、幅広い受講者を受け入れるものとし、まちづくりに関する公務員・一般 市民及び学生・院生を積極的に受け入れる。公務員受験を目指す諸君も、ふるって参 加されたい
3.スケジュール案(注:5/04は祝日。●:外来講師。内容変更の可能性あり)
(1) 04/20 イントロ(趣旨説明/都市計画法の概要/法令等の読み方/テキスト
事務連絡など)
(2) 04/27 まちづくりにおける参加とは?
(3) 05/11 都市計画法の目的・理念等(1条〜3条)
(4) 05/18 ●特別講義「オンラインでまちづくり」澤村明
(5) 05/25 都市計画の定義・都市計画区域等(4条〜6条)
(6) 06/01 ●特別講義「生活像とマスタープラン:沖縄のコミュニティから考え る」 清水肇
(7) 06/08 都市計画決定等(15条〜28条(18条の2を除く)/76〜77条)
(8) 06/15 ●特別講義「エコシティ志木:市民がつくる志木市の環境プラン」毛利 将範
(9) 06/22 区域区分・地域地区・開発許可(7条〜10条/29条/32〜34条/42条/43条/58条)
(10) 06/29 ●特別講義「トロント市の参加型まちづくり」
        デビッド・グーリン前トロント市都市計画局長(通訳あり)
(11) 07/06 都市計画事業とそのための規制等(11条〜12条の3/52条の2〜52条の4/53条/56条/59条〜69条)
(12) 07/13 ●発表会(受講生の成果の発表。詳細未定)
4.場所・時間
  (1)場所:東京理科大学野田キャンパス2号館3階第1ゼミ室(231教室)
  (2)時間:火曜日 18:30-20:00
5.その他
  (1)申込先・連絡先
  ○公務員・一般市民(有料):(主催)本学生涯教育センター(03-3267-9462)
  ○本学学生・院生等(無料):渡辺研究室(0471-24-1501内3524 伊藤助手)
  (2)テキスト・参考書は後日、発表する。
【出典】ニフティサーブ都市計画フォーラムより

◆◆3 「まちづくり本」◆◆

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【渡辺俊一編著「市民参加のまちづくり――マスタープランづくりの現場から」】
すでにご存知の方もおられるでしょうけど、念のためご案内させていただきます。学 芸出版社から「市民参加のまちづくり――マスタープランづくりの現場から」渡辺俊 一編著が刊行されました。事例として神奈川県大和市、三重県伊勢市、東京都日野 市、同調布市、そして千葉県流山市が紹介されています。興味のある方は一読をおす すめします。価格は本体¥2000です。(吉村さん)

◆◆4 まちづくり伝言板◆◆

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「いまこんな活動をしています」とか「WSをやるので誰か手伝ってください」なん ていうみなさんの活動紹介や人手募集などまちづくりに関係するさまざまな掲示板と して使ってみて下さい。
■「こんなことありました」というエピソード
■コンサルタントのバイト募集
■WSの学生のお手伝い募集など

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◆◆「週刊まちづくり」の今後の展開◆◆
この「週刊まちづくり」は、最初は私たちが集めた情報を中心となると思います。しかし、みなさんの情報によって作られて いくことこそが、私たちがこれをはじめたきっかけでもあります。そのための仕組み をいろいろと考えていますのでご期待ください。
現在は「週刊まちづくりML」とHPを準備しています。みなさんからの「まちづく り情報」、現場からの「まちづくり報告」、日頃の疑問などを交換できる場にしたい と思っています。

◆◆週刊まちづくりML開設◆◆
さて、MLは準備中となっていましたが、発信直前になんとか開設が間に合いまし た。本格運用は、創刊号に併せてとも考えましたが、さっそくはじめてみようと思っ ております。是非みなさん、ご参加ください。ちなみにゆくゆくは、MLで発信され たみなさんからの情報をまとめるという形にできたらと思います。参加していただけ る方は是非、
machi@sa.uno.ne.jp(週刊まちづくり編集部)までメールを頂きたいと思います。さっそく、登録をさせていただきたいと思います。みなさんの参加をお待 ちしています。

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◆◆編集後記?◆◆
今回は創刊準備号をお送りしました。次回は是非創刊号を お送りしたいと思います。そして、みなさんのご協力で充実できればと思っていま す。(次回も創刊準備2号だったりして?)
タイトルは「週刊まちづくり」ですが、しばらくは隔週で発行をします(毎月1日 と15日)。まちづくり・ひとづくりのネットワークづくりのために「週刊まちづく り」みたいなものがあればと考えていたものがやっと準備号という形になりました。 まだまだターゲットが定まっていないところもあり、中途半端かもしれませんが、一 つのきっかけになればと思います。みなさんからの情報は、machi@sa.uno.ne.jp(週刊まちづくり編集部)までお送りください。内容はみなさん自身がまちづくりに関 係あると思われることならなんでも結構です。転載に関してはみなさんの自発的な判 断におまかせいたします。ただ、基本的には、こちらから配送するのを前提に、連絡 をお願いできれば幸いです

【おわび】
今回は、一方的にみなさんのもとにお送りさせて頂きました。ご迷惑をおかけして、 申し訳ありませんでした。今後は毎月1日.15日に発信させていただく予定です。今 後、こちらからの発信を希望されない方はそのまま、ご返信ください。適切に対処さ せて頂かせていただきます


週刊まちづくり編集部(吉村・杉崎)
E-mail:machi@sa.uno.ne.jp(週刊まちづくり編集部)




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