週刊まちづくり/2号(99/04/24号)



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□□□□◆週刊まちづくり◆□□□□ ---Weekly Machi-Zukuri---
99/04/24号(毎週土曜日発行)          2号(配信数44)
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※半角70文字の設定でお願いします
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┃ 今号の内容                 ┃
┃  (1)連載コラムについて         ┃
┃  (2)まちづくりカレンダー        ┃
┃  (3)まちづくり本            ┃
┃  (4)まちづくり伝言板          ┃
┃  (5)週刊まちづくりからのお知らせ    ┃
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◆1 連載コラム◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

■■「計画づくりにおける参加型アプローチ」その1■■■■■■■■■

大学院をこの3月に修了し、今、名古屋にある某国際機関に所属しています。ここでは、4月2日から約2ヶ月にわたり総合地域開発計画研修コースが開催されています。このコースには、アジア・太平洋地域、アフリカ、中近東、ラテンアメリカおよびカリブ海諸島から合計22ヶ国の約30名が参加しています。研修生は、政府や地方自治体で地域開発に携わる30-40才台の中堅計画官です。今年のテーマは、ずばり「People and Local Oriented Regional DevelopmentPlanning」です。地域開発計画をどう捉えるかはさまざまであると思われますが、まずは、peopleとlocalを中心に考えることが鍵となってきます。また、developmentはphysicalな側面だけではなく、socialな側面なども考慮すべきであると力説されています。そして、Regional Development Planningにおいては、participatory approachが極めて重要であることが、参加者の共通した認識となってきています。その際には、theoryだけではなく、practiceの両面から考えていかなければならないともされています。さて、participatory approachは参加型計画づくりと訳せますが、問題は、こう した認識がいったいどれほど現実に適応されているかです。いや、その前 に、いったい誰が全体のplanning procedureをデザインし、誰が主体的に参加 しているのかを具体的にし、どの程度効果が発揮されているのかを見ていく必 要があるでしょう。また、何をもってparticipatory approachとするかも重要な 問題です。以後、この問題について書いていきたいと思います。(吉村輝彦)

◆2 まちづくりカレンダー◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

編集部とみなさんから頂いた情報をもとにまとめてみました。これからより充 実させていきたいのでみなさんからの情報をお待ちしています。特に現場から の情報をお待ちしています。

<<<イベント・後援会情報>>>━━━━━━━━━━━━━━━━━━

3/26(金)-6/6(日)
■名古屋都市センター開館記念企画展【名古屋市の復興土地区画整理事業のあゆみ】
【日時】3/26(金)-6/6(日)
【会場】名古屋都市センター企画展示コーナー(金山南ビル11階)
【開館時間】火〜木曜日[午前10時〜午後6時]
      金曜日[午前10時〜午後8時]
      土・日・月曜日が祝日・振替休日の場合[午前10時〜午後5時]
【休館日】月曜日(祝日・振替休日の場合は、翌日休館)
【主催】名古屋市、(財)名古屋都市センター

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3/23-4/30の平日(月曜日〜土曜日)
■「子どもがつくる未来展」ジオラマ展示中!!!
【期間】3/23-4/30の平日(月曜日〜土曜日)
【時間】9:00-17:00(ただし、土曜日は16:00まで)
【場所】四谷第四小学校 地下1階 幼稚園会議室
※正門入口から必ず「受付」で署名して見学ください。
「四谷の子ども達が考えるまちの未来」実行委員会準備会
 
荒木町を発見する会
 四谷第四小学校
昨年、(財)日本フォスタープラン協会が主催して、世界各国の子ども達が 作った地域の模型の展示会「子どもがつくる未来展」を全国の主要都市で展開 しました。このたび、四谷第四小学校において協会のご厚意により、上記の模 型展示を行なうことになりました。 エクアドル、ホンジュラス、中国、エジプトの4ヶ国の子ども達が、それぞれ 「現在」と 「未来」のまちを1m四方の模型で表現しています。各国の環境 や子ども達の発想を伺い知ることのできる興味深いものです。是非この機会に ご覧ください。
 会場では、「荒木町を発見する会」のメンバーが作成した、四谷荒木町の魅 力を伝えるパネルや模型も同時に展示しています。
なお、現在子ども達の教育やまちづくりに興味のある有志が集まって、四谷 第四小学校を 中心とした子ども達による「四谷の子ども達が考える未来のま ち」模型制作展示を計画中です。今回のジオラマ展示はその準備段階として開 催するものです。
※(財)日本フォスタープラン協会: アジア、アフリカ、中南米等の国々の 地域づくり、地域の自立を支援する非営利の国際援助機関(NGO)です。本 部はイギリスにあり、国連に公認・登録されています。
※ 今回の展示は(財)新宿区都市整備公社の 「まちづくり団体助成」を活用 して実現しました。
【問合先】都市デザイン 03-3261-9570(遠藤)
【情報】東工大の岡田さんより、情報提供を頂きました

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4/24(土)
■「四谷の子供達が考えるまちの未来」を一緒に応援しませんか?
【日時】4/24(土)14:00-16:00
【場所】四谷第四小学校3階ランチルーム
「四谷の子ども達が考えるまちの未来」実行委員会準備会では、 実行委員会 結成と具体的なプログラムづくりのための集まりを、 下記の日程、会場で予 定しています。興味のある方ふるってご参加ください。参加自由です。
【情報】東工大の岡田さんより、情報提供を頂きました

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4/24(土)
■『町並み・マスコミ塾』第1回
【日時】4/24(土)17:30-21:00
  「マスコミ塾開催にあたって」
   稲垣 栄三(東大名誉教授、建築史)
  「日本のマスコミ」
   木原 啓吉(江戸川大学教授、千葉大学名誉教授、元朝日編集委員)
  「マスコミと建築」
   松葉 一清(朝日新聞編集委員)
創刊準備1号参照

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4/27(火)
■日本都市計画家協会懇話会【第4回異分野から都市計画を語るシリーズ 石津謙介氏(ファションデザイナー)「都市とファッション」】
【日時】4/27(火) 18:00-20:30
【場所】協会会議室(港区愛宕1-1-9 愛宕チャンピオンビル4F)
石津謙介氏をお迎えし、都市デザインとファッションの関係について独自の視 点でお話しいただきます。会員以外の方も参加できますので、参加希望の方は 協会事務局までご連絡下さい。
【会費】2,000円(非会員:3,000円) 軽食と飲物付
【申込】FAX:03-5401-3389(日本都市計画家協会事務局)
    Email:vs9m-asok@asahi-net.or.jp
申し込みイベント名/申込者氏名/非会員の場合紹介会員氏名/申込者所属/連絡先TEL/FAX
(参加証は発行しません。参加者は案内の場所においで下さい。やむを得ず欠 席される方は必ず事務局までご連絡下さい。)
【出典】
都市計画家協会HPより

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5/8(土)
■小金井・まちづくりの会/定例会【まちづくりリレートーク「まちづくりと道路」】
【日時】5/8(土) 14:00-
【場所】小金井市市民会館(武蔵小金井駅北口下車2分)
→追加情報【連絡先】土肥妙子(042-384-5905)

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5/8(土)
■建築学会 第1回 京都の都市景観シンポジウム「京都の都市景観問題の拡がり」
【日時】5/8(土)10:00-17:00
 京都の都市景観特別研究委員会では、(1)京都の景観問題の複雑な構造を解明し、(2)それらが投影された都市景観そのものの美的秩序についての分析・評価を行い、(3)そうした美的秩序が京都という都市のアイデンティティや社会制度とどのように関わっているかを検討することを通じて、21世紀の京都にふさわしい都市景観形成に向けての提言を行うことを目的として、調査研究活動を展開しています。1998年度には、「景観史・景観論小委員会」「景観分析・デザイン小委員会」「生活と景観小委員会」「技術と景観小委員会」という4つの小委員会を組織し、京都の都市景観問題の拡がりについて検討してきました。第1回シンポジウムで は、基調講演として、哲学・倫理・歴史等の広範な視点から京都の都市景観問題 への展望を伺い、次いで、1年目の小委員会活動の成果をふまえて、京都の都市 景観問題の拡がりと奥行きをめぐって、多角的な視点から議論を深めたいと考え ます。また、冷泉家住宅解体修理工事現場の見学会を企画しましたので、ふるっ てご参加下さい。
<主催>日本建築学会 京都の都市景観特別研究委員会
A.見学会
冷泉家は藤原定家の正統を継ぐ家門。現在の冷泉家住宅は江戸時代中期の建築で、現存する唯一の公家屋敷であり、1982年に国の重要文化財に指定されています。
集合: 9:45(時間厳守) 烏丸今出川(地下鉄烏丸線今出川駅下車)
交差点北東角地下鉄出入口前にお集まり下さい。
時間: 10:00〜11:30
場所: 冷泉家住宅解体修理工事現場見学
京都市上京区今出川通烏丸東入る玄武町599
定員: 60名
B.パネルディスカッション
時間: 13:00〜17:00
場所: 財団法人日本クリスチャンアカデミー
関西セミナーハウス
〒606-8134 京都市左京区一乗寺竹ノ内町23
電話 075-711-2115 FAX 075-701-5256
定員: 120名
プログラム
13:00 開会  総合司会:高田光雄(京都大学)
13:00 挨拶・主旨説明 京都の都市景観特別研究委員会委員長:岡崎甚幸(京都大学)
13:10 基調講演「京都の都市景観について」(仮題)上山春平(京都大学名誉教授)
14:10〜14:30 休憩
14:30〜17:00 パネルディスカッション「京都の都市景観問題の拡がり」
パネリスト:
 1)景観史・景観論の視点から 伊從 勉(京都大学)
 2)景観分析・デザインの視点から 船越 徹(東京電機大学)
 3)生活と景観の視点から 三村浩史(関西福祉大学)
 4)技術と景観の視点から 東樋口護(京都大学)
コメンテーター: 樋口忠彦(新潟大学)
材野博司(京都工芸繊維大学)
陣内秀信(法政大学)
波多野純(日本工業大学)
コーディネーター: 門内輝行(早稲田大学)
17:00 閉会
【参加費】会員3000円、会員外3500円、学生2000円
ただし、パネルディスカッションのみの参加
会員2500円、会員外3000円、学生1500円
                    (いずれも資料集の代金を含む)
見学会のみの参加は、一律500円。
【申込方法】
FAXにて、申込書に必要事項を明記の上、5月6日(木)までに下記にお申し込み下さい(申込先着順)。E-mailでも受け付けますので、必要な情報を送信下さい。ただし、定員がありますので、応募状況によって、ご希望にそえない場合があります(見学会への参加については、パネルディスカッション参加者を優先します)。なお、申込みを受け付けた方には、締切日以降に、プログラムの詳細、参加費の支払方法等について、事務局よりご案内を差し上げます(連絡先のFAX番号を必ずご記入下さい)。
【申込】 日本建築学会事務局
【問合せ】 京都の都市景観特別研究委員会担当 榎本和正
FAX 03-3456-2058 E-mail: enomoto@aij.or.jp

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5/8(土)
■『町並み・マスコミ塾』第2回
【日時】5/8(土)13:00-17:00
  「マスコミと社会」
   田村 明(法政大学教授、元横浜市役所企画局など)
  「私の実践文牽論」
   高三 啓輔(ノンフィクション作家、元朝日新聞記者)
創刊準備1号参照

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5/9(日)
■小金井・まちづくりの会【第5回まちづくりワークショップ:まち歩き】(計画中)
→追加情報
小金井の“みち”を知るまちあるき〜身近な道路を再発見〜
毎日歩いたり、走ったりしているとっても身近な「道路」。 ぶらぶら散歩したり、早足で歩いたり、自転車で走ったり、車でとばしたり、渋滞でいらいらしたり………… いろんなつきあい方をしている道路や歩道。 そんなつきあいの中で、何か感じませんか? 「もっと広かったらいいのに」とか「歩道がなくて車が恐い」とか「もっと自転車が走りやすければいいなあ」とか「車椅子が使えるように段差がなければいいなあ」とか……… また、突然、工事が始まって、沿道の家が取り壊されて、風景が一変したかと思うと、とても広い道路ができて 「どうなるんだろう」とか。
ここでひとつ、小金井の道路のことを考えましょう、体験しましょう。
このワークショップでは実際に小金井の道路を歩いて、小金井の道路はどんな状況なのか 都市計画ではどんなルートが決められているのか、なぜ、このルートなのか 道路の役割やこれかの道路のあり方などを考えていきます。
ぜひ、散歩がてら、ご参加ください。
→追加情報【日時】5/9(日) (仮)10:30〜17:00
→追加情報【集合場所】小金井市市民会館(武蔵小金井駅北口下車2分)
→追加情報【連絡先】土肥妙子(042-384-5905)

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5/12(水)
■JUDI国際委員会セミナー【Ms.Bosman(仮称)「オランダの都市デザインの状況」】
【日時】5月12日(水)18:30〜20:30
【会場】建築家会館1階ホール
【参加費】1000円
【主催】都市環境デザイン会議国際委員会
【協賛】JIA都市デザイン部会

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5/14(金)
■まちまちサロン
【日時】5/14(金) 18:00-22:00
【場所】有)プラネット(五反田)
「まちなみまちづくり市民ネットワーク」の会員同士の交流の場。ただし、会員に限らず非会員も自由に参加できます。
【詳細】越野さん(プラネット)まで(03-3490-0193)

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5/14(金)
■日本都市計画家協会懇話会【西村幸格氏(清水建設土木本部営業部主査)「ライトレールの話」】
【日時】5/14(金)18:00-20:30
(社)日本交通計画協会内の"ライトレール研究部会"幹事会社として、研究・ 普及活動に活躍されている西村氏をお招きし、我が国におけるライトレールの普及について意見交換します。
(詳細は4/27の同懇話会と同様です。)

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5/15(土)
■『町並み・マスコミ塾』第3回
【日時】5/15(土)13:00-17:00
  「マスコミと町並み」
   片寄 俊秀(関西学院大学教授、全国町並み保存連盟副会長)
  「私の文筆作法」
   石川 忠臣(町並み連盟顧問、元朝日新聞記者、元千葉大学講師)
創刊準備1号参照

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5/17(月)
■日本都市計画家協会懇話会【山岡義典氏(日本NPOセンター常務理事・事務局長)「まちづくりとNPO」】
【日時】5/17(月)18:00-20:30
まちづくりにNPOが果たす役割は何か、何が可能か、法的背景はどうなって いるかなどについて最新の情報をふくめて山岡義典氏にお話しいただき意見交 換したいと思います。
(詳細は4/27の同懇話会と同様です。)

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5/20(木)
■第14回住宅まちづくりフォーラム【セミナー「市町村における都市計画マスタープランの現段階と住民参加」】
【日時】5/20(木)10:30-16:10
【場所】住宅金融公庫 すまい・るホール
    東京都文京区後楽1-4-10
【定員】150名(申込先着順)
【参加費】9000円(テキスト代・消費税込)
【主催】財団法人住宅都市工学研究所
【後援】建設省、住宅金融公庫(予定)
市町村マスタープランの制度化から約6年、約300の市町村で策定が完了し、現在も多くの市町対で策定が進められていますが、制度の前提である住民意見反映手法のあり方は様々です。
今回は当制度の現状を踏まえ、「住民参加」の事例紹介とパネルディスカッションを通じ、まちづくりにおける「住民参加の在り方と今後の方向性をさぐります。
 講演T「都市計画マスタープランの全国の取り組み状況」
             前建設省都市局都市計画課課長補佐 明石達生
 講演U「松戸における住民参加のプランづくり−総合計画や他のマスタープランとの関わり−」
          建設省建築研究所第6研究部都市計画研究室長 飯田直彦
 講演V「松江市の策定後における住民参加の事例」
              松江市都市建設郡建築指導課主幹 妊尾訓明
 パネルディスカッション
「都市計画マスタープラン策定を契機に住民参加は新しい段階へ(仮題)
  コーディネーター:(株)地域計画研究所代表取蹄役   西田 譲
  バネリスト:調布まちづくりの会            江刺益子
東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻 大和田清隆
        松江市都市建設部建築指導課主幹     姓尾 訓明
【申込】専用の申込用紙をFAXまたは郵送で送る
→希望者は週刊まちづくり編集部まで
■受講券・請求書の返送:申込み受付後、折返し、受講券・請求書をお申込者各々に返送致します。
■受講料のお支払い:受講料は返送の請求書に従い原則前払いで、お願致します.
【問合先】財団法人住宅都市工学研究所
〒163−0715東京都新宿区西新宿2-7-1第一生命ビル15F
TEL.03−3340−3251FAX.03−3340−3253

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5/21(金)-23(日)
■第3回わくわくワークショップ全国交流会インおおがた
【日時】5/21(金)-23(日)
【会場】新潟県中頸城郡大潟町(メイン会場)
    新潟市周辺(通船川チャンネル会場)
【開催目的】
まちづくりは一人ひとりの行動と気づきの輪が広がって、まちの人々が変化することから始まります。いま21世紀に向けて、そのような流れをつくる「21世紀型のまちづくり」とは何かを
  1.参加型まちづくりの可能性と仕組みづくり
  2.ワークショップの本質探求と実用化
  3.心でつながる交流とネットワークづくり
の3つの切り口から学び合い、気づき合い、そしてつながり合うことを目的に開催します。
【3日間の流れとねらい】
全国的にワークショップが拡がる中、もう一度原点に立ち返り基礎的な技術や考え方を学ぼうと企画されたのが、初日のわくわくワークショップタウンです。ここでは、全国の事例を基に、パートナーシップやコミュニティの在り方(わくわく公民館)、五感を使った表現手段やコミュニケーションの実践(わくわくミュージアム)、ワークショップの企画力実践向上(わくわく診察室)を目的にそれぞれが学習室を設け、楽しく学習しようと企画しています。
2日目は、大潟町や新潟県が実際に抱える課題を、それぞれのフィールドで地元の方々と共に考えるワークショップ・チャンネルです。現在11のチャンネルを用意しており、ファシリテーターは主に地元新潟の方々です。
最終日は、それまでの成果発表と全国ワークショップ・ネットワークの行動計画をつくる全員参加のワークショップです。全国からの参加者同士で「お役立ちネットワーク」をつくり、全国版LETS方式にり、情報の整理やエコマネーの導入実験などを行う予定にしています。
【主催】第3回わくわくワークショップ全国交流会 新潟開催実行委員会
【申込締切】4/30(金) FAX、E=mail、郵便にて(HPでも申し込みができます)
【問い合わせ先】第3回わくわくワークショップ全国交流会 新潟開催実行委員会
〒949-3111新潟県中頸城郡大潟町四ツ屋浜574 大潟キャンプ場管理棟
TEL 0255-35-1247 FAX 0235-35-1163
ホームページ
【情報】東工大の大川さんより、情報提供を頂きました

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5/22(土)
■『町並み・マスコミ塾』第4回
【日時】5/15(土)13:00-17:00
ワークショップ「町並みの機関紙を作る」(八甫谷 邦明『造景』副編集長ほか)
特別講座   「町並みとは!」対談 宮丸 吉衛(元『環境文化』編集)
                  福川 裕一(千葉大学教授)
町並み・マスコミ塾の参加者へ    五十嵐 大祐(全国町並み保存連盟会長)
創刊準備1号参照

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5/22(土)
■JIA都市デザインセミナー【Mr.Tagore Alves Pereira(ブラジルパラナ州都市局職員)「サステイナブルシティ・クリチーバの都市計画」】
【日時】5/22(土)16:00〜18:00
【会場】三菱地所会議室(中央郵便局隣)
【参加費】1000円
【主催】JIA都市デザイン部会【協賛】都市環境デザイン会議国際委員会

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5/26(木)
■第111回とよなか・まちづくりフォ−ラム【「会津浪漫の街づくり・元気の出るまちづくりの取り組み」−歴史的町並み再現から中心市街地の活性化ヘ−】
【日時】5/26(水)18:30-
【会場】大阪府豊中市市民会館大集会室
【講師】福島県会津若松市会津七日町通りまちなみ協議会副会長渋川悪男さん(渋川問屋代表取締役)
【その他】手話通訳あり、保育あり、入場無料
 会津若松市は、400年前の蒲生氏郷の時代に行なつた町割りが残る城下町で、会津藩時代に独自の教育文化と、漆器、酒造なとの伝統的地場産業の振興が行なのれた、市制100周年を迎える歴史あふれる町です。
 七日町地区は、古くから会津の商業の中心として発展し、通りには大正・昭和の各時代につ<られた蔵や洋館、町屋風木造店舗が数多く残っています。
 講師の渋川さんほ、その昔の海産物問屋であった「渋川問屋」を料理旅館として営み、著しい衰退を見た"通り"の活気を取り戻そうと、地域の商業者と住民がー緒になつた「七日町通りまちなみ協議会」を平成6(1994)年に設立、まちづくりへの取り組みを進めています。
 七日町通りに、数多く残っている歴史的な建物を活かした町並みの整備を、景観協定を締結して具体的な事業に着手こ「会津浪漫調の街づくり」が始まりました。
 更に、この取り組みはハード面にととまらず、"通り"の空さ店舗の積極的誘致による商店街の活栓化や、地域住民との触れ合いを通じて地域のコミュニティの再構築も行なのれています。また、「まちなみ通信」、マップの発行、ライブフェステパルや骨董市の開催なと、市民が自ら提案し、活動するまちづくりを行政と一体となって取り組んでいます。
 地域の資源である歴史や営みを活かし、行政や地元大学と連携しながら、中心市街地の空洞化に歯止めをかける"元気の出るまちづくり"をお話しいただきます。
 また、渋川さんは、昨年設立された中也市街地活性化法によるタウンマネジメント機関である「(株)まちづくり会津」の取締役としても、まちづくり活動に活躍されています。
【申込・問合】豊中市政策推進部まちづくり支緩室
TEL06-6858-2198 FAX06-6853-1215
会場の都合により、事前に電話またはFAXでお申込み下さい。
保育が必要な方は、1週間前までにお知らせ下さい。
【主催】豊中市

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5/27(木)
■「みらい」都心居住促進研究会 第1回公開勉強会【定期借地権の活用による敷地の共同化と都市定住の促進(仮)】
【日時】5/27(木) 18:00-
【場所】千代田区神田さくら館
【講師】小林秀樹氏(建設省建築研究所住宅計画室長・工学博士)
【会費】1000円

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5/29(土)
■FCD 3回ミーティング コロンビア大学教授Grahame Shane先生
【出典】
FCD HPより

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5/30(日)
■第1回 BORNCENTERまちづくり楽講「協働のまちづくりとNPO」パートU
創刊準備1号参照

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6/14(月)
■日本建築学会 都市計画委員会・都市景観小委員会シンポジウム「都市景観形成の方向性を探る」
【日時】6/14(月)13:30〜16:30
【会場】建築会館ホール
【定員】 200名
【参加費】会員 2000円、学生 1000円、一般 3000円(資料代を含む)
<主旨>
 都市景観形成の実効性を高め、研究と実践の成果をより豊かなものにするためにはどうすればよいのでしょうか?
 わが国の自治体が都市景観行政に取り組みはじめて四半世紀。1980年代後半から盛んになった景観条例制定は 1994年に100件を超え、その後も着実に増えつづけています。しかし、条例内容が定型化するなど、取り組みが定着するのと裏腹に施策が画一化し、主要目的であったはずの都市の個性実現が希薄になる傾向が見受けられます。また、指導・助言に止まる景観コントロールは、しばしば実効性の壁に直面しています。
 研究の分野でも、1980年代に景観研究の学会発表が急増し、最近では、さまざまな場面でその成果が社会的貢献を果たしています。しかし、研究内容は景観評価が中心で、景観形成の制度・手法に関する研究はあまり進んでいません。
 都市景観小委員会では、都市景観形成がハードルを越えて新たな展開を図るには、日本の実情に即した制度と手法を確立する必要があると考え、この領域の先達である欧米との比較研究に取り組んできました。そして、このほどその成果を『海外における都市景観形成手法』と題する報告書にまとめました。この報告書は、「形態コントロール」と「利用コントロール」の2つの視点から、欧米都市の都市景観形成の制度・手法を調査し、わが国における課題を整理したものです。
 本シンポジウムでは、第一線で活躍している研究者、行政担当者、プランナーをパネリストにお招きし、上記の報告書を素材に、都市景観形成の今後の方向性を探りたいと考えています。
<主催> 都市計画委員会・都市景観小委員会
プログラム
司会                 北原 理雄 (千葉大学)
1.ヨーロッパにおける都市景観形成  西村 幸夫 (東京大学)
2.アメリカにおける都市景観形成   倉田 直道 (アーバンハウス都市建築研究所)
3.欧米における公共空間利用     井澤 知旦 (都市研究所スペーシア)
4.都市景観行政の課題と方向性    松田 秀夫 (建設省都市局)
5.都市景観研究の課題と方向性    石黒哲郎 (芝浦工業大学)
【申込】日本建築学会事務局研究事業課 三枝 E-mail:saegusa@aij.or.jp

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7/9(金)
■住宅総合研究財団 第19回住総研シンポジウムは「木造住宅の未来を展望する(仮題)」
【日時】7/9(金)13:00-17:00

<<<連続講座情報>>>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■東京理科大学「公開講座」
【コミュニティにおける参加型まちづくり研究:市民参加の観点から都市計画法を読む】
創刊準備1号参照

<<<論文などの締め切り>>>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「週刊まちづくり」の購読者は現在、都市計画系の若手研究者、学生の方々が中心になっています。そこでここでは学会論文の締め切り日についての情報も掲載します。
 ○日本都市計画学会の論文締切(5/11)
 ○日本計画行政学会の論文締切(5/10)
 ○環境情報科学センターの論文応募登録締切(5/31)

◆3 「まちづくり本」◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

○季刊「まちの雑誌」風土社(990円税込)
4月に創刊したこの雑誌は、NPOマガジンと称しているおり、内容は盛りだくさんです。まさに現在の「まちづくり」の広がりを示しているといえます。またすまいづくり・まちづくりネットワークのバックアップで創刊されただけあって、連載を含めた執筆者陣も蒼々たる方々です。今回の特集は「介護はまちの仕事」「NPO法人をつくろう」です。内容はどちらかというと福祉の文脈のものが多いのですが、NPO、または市民活動の状況を表しているのでしょう。どうしても、ハードな視点に偏りがちで、ソフトな部分は現場で学ぶことの多い自分にとっては、読みごたえのあるものでした。ただ、これだけ、内容が広くなると、どういった人たちが買っていくのか気になります。というか、この本が売れるという時代になっているのか関心があります。(杉崎和久)

◆4 まちづくり伝言板◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

「いまこんな活動をしています」とか「WSをやるので誰か手伝ってください」なんていうみなさんの活動紹介や人手募集などまちづくりに関係するさまざまな掲示板として使ってみて下さい。「週刊まちづくりHP」の掲示板に掲載して頂くか、machi@sa.uno.ne.jp編集部までメールでお送りいただければと思います。もしよろしければ、HPの掲示板に投稿していただければと思います。
 ●「こんなことありました」というエピソード
●こんな本を読みました
 ●研究会やイベントの参加者募集
 ●コンサルタントのバイト募集
 ●WSの学生のお手伝い募集など

◆5「週刊まちづくり」からのお知らせ◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

=<1 週刊まちづくりML開設>=
前号でもお知らせいたしましたが、「週刊まちづくりML」ができました。今後は、MLで発信されたみなさんからの情報をまとめるという形にできたらと思います。参加していただける方は是非、machi@sa.uno.ne.jp(週刊まちづくり編集部)までメールを頂きたいと思います。さっそく、登録をさせていただきたいと思います。みなさんの参加をお待ちしています。

=<2 週刊まちづくりHP開設>=
メールマガジン、メーリングリストとくれば次はホームページです。「週刊まちづくりHP」を開設しました。現在は「週刊まちづくり」のバックナンバーと掲示板があります。是非、みなさんのご感想やご意見を掲示板に書き込んで頂ければと思っております。こちらの方もよろしくお願いいたします。

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◆編集後記◆
前号の創刊準備号に対して、みなさんからのご意見を頂きました。まだまだ内容的には未熟ですが、私たちの趣旨に賛同していただけたものだと思っています。さて、この週刊ではない「週刊まちづくり」ですが、しばらくは隔週で発行する予定でした(毎月1日.15日)。しかし、この「週まち」は、情報を売りにしていきたいと考えています。そこで、毎週土曜日の発行を目指していきたいと思います。

みなさんのご協力あっての「週まち」です。是非とも情報をお寄せください。内容は、みなさんがまちづくりに関係あると思われることならなんでも結構です。(送られてきたMLの情報やイベントのパンフレットを是非お寄せください)

●転載に関してはみなさんの自発的な判断におまかせいたします。基本的には、こちらから配送するのを前提に、連絡をお願いできれば幸いです。この「週まち」は情報の整理とともにネットワークを大きな目的としています。お知り合いで配信希望の方がいらっしゃいましたら、お知らせください。次回からお送りいたします。

●今後、こちらからの発信を希望されない方はそのまま、ご返信ください。適切に対処させて頂かせていただきます。


週刊まちづくり編集部(吉村・杉崎)
E-mail:machi@sa.uno.ne.jp(週刊まちづくり編集部)




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