週刊まちづくり/3号(99/05/01号)



■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
□□□□◆週刊まちづくり◆□□□□ ---Weekly Machi-Zukuri---
99/05/01号(毎週土曜日発行)         3号(配信数54)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

※半角70文字の設定でお願いします
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃今号の内容                  ┃
┃1連載コラム                 ┃
┃2まちづくりカレンダー            ┃
┃3まちづくり本                ┃
┃4まちづくり伝言板              ┃
┃5週刊まちづくりからのお知らせ        ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

なんとか第三号を発行することができました。おかげさまで、読者の方は着実に増えてきております。まだまだ、情報も講演会など堅いものばかりで参加型のイベントは少ないです。もしみなさんの周りでイベントがありましたら、ご紹介ください(FAXでもメールでもOK)。また、本の紹介や、みなさんが関わっていらしゃる活動の報告なども、お寄せいただければと思っています。ご協力お願いいたします。

◆1 連載コラム◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

■■「『まちづくり』にこだわる!」その1■■■■■■■■■

いきなりですが、「『まちづくり』って何ですか?」と尋ねられたときに何と答えますか?この週刊まちづくりをお読みの方は、何らかの形で「まちづくり」と称している活動に関わられていると思いますので、きっとその関わりからお答えになるでしょう。でも、その現在、使われている「まちづくり」ですべてを説明できるということはないですよね。すべてに通用するような定義をすると曖昧になってしまうし、そうでないといくつかの定義をすることになるのでしょう。例えば、先日まで行われていた統一地方選挙の最中に連呼されていた「まちづくり」とみなさんが関わっている「まちづくり」の関係はいかがなものでしょう。また、福祉活動、環境問題、また都市計画への住民参加など様々な分野の市民活動をしている人が集まっているような場での議論を聴くと、「まちづくり」の捉え方の違いを痛感することがあります。このように現在、「まちづくり」は、様々な分野の人たちによって様々な意味で使われています。これらに共通しているのは、各時代、各分野で、切り札的な言葉として使われ、その状況によって理念や意図を含んだ言葉ではないかと思います。そこで「まちづくり」という言葉を手がかりにして見えてくる歴史というものに興味を持ちました。この連載では「まちづくり」という言葉に関わるちょっとした話をできればと思います。ここで、こだわるのは「まちづくり」という言葉そのものです。(杉崎和久)

◆2 まちづくりカレンダー◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

編集部とみなさんから頂いた情報をもとにまとめてみました。これからより充実させていきたいのでみなさんからの情報をお待ちしています。特に現場からの情報をお待ちしています。

<<<イベント・後援会情報>>>━━━━━━━━━━━━━━━━━━

3/26(金)-6/6(日)
■名古屋都市センター開館記念企画展【名古屋市の復興土地区画整理事業のあゆみ】
第2号参照

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5/1(土)-5(水)
■市民活動の日フェスティバルのご案内
神奈川県・鎌倉で活動する約20団体が集まり、各団体がなにをやっているかが楽しく分かる「市民活動の日」フェスティバルが開催されます。
【日時】
・フェスティバル 5/1-2 10:00-17:00
・パネル展示   5/1-5 10:00-17:00(5日は15:00まで)
【場所】NPOセンター大船
(大船駅西口下車徒歩3分:西口駐輪場横 たまなわ交流センター1階)
 電話:0467(46)8670
【内容】
◎パネル展示による活動の紹介(1日〜5日)
鎌倉市で活動している約20の市民団体の活動紹介。
◎体験講座「土に親しむ環境編」
(1日・2日 13:00〜15:00 小雨決行)
NPOセンター登録団体の活動に体験参加できます。今回は、環境編として、鎌倉中央公園の活動に参加できます。
場所:鎌倉市中央公園・ししいし前
注意1:汚れてもよい服装。軍手・タオル・着替え等をご用意ください。半ズボンではだしのほうが作業しやすいです。
注意2:駐車場はありません。徒歩または自転車で!
問い合わせ先:NPOセンター大船 電話:0467(46)8670
◎市長を囲んでのフリートーキング(1日 13:00〜)
NPOセンターのこの1年とこれからの市民活動支援のあり方を、市長を囲んでフリートーキングしましょう。
◎喫茶(1日・2日)
おにぎり、クッキー、ケーキ、紅茶、コーヒーが楽しめます。
●主催:市民活動センター運営会議
【出典】
すまいづくり・まちづくりNPOネットワークHPより

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5/8(土)
■小金井・まちづくりの会【小金井の道を知るワークショップ】
【日時】5/8(土)10:00-17:00 【集合場所】小金井市市民会館(武蔵小金井駅北口下車2分)
 10:00 道を知るワークショップ開始(市民会館)
     ・森田さんとのリレートーク
 12:00 昼食休憩
 12:45 道歩きセッション開始
    ・オリエンテーション
    ・道歩き
 15:45 道歩きの結果のまとめ(市民会館)
 17:00 道を知るワークショップ終了

  小金井の“みち”を知るまちあるき〜身近な道路を再発見〜
毎日歩いたり、走ったりしているとっても身近な「道路」。ぶらぶら散歩したり、早足で歩いたり、自転車で走ったり、車でとばしたり、渋滞でいらいらしたり…………いろんなつきあい方をしている道路や歩道。そんなつきあいの中で、何か感じませんか?「もっと広かったらいいのに」とか「歩道がなくて車が恐い」とか「もっと自転車が走りやすければいいなあ」とか「車椅子が使えるように段差がなければいいなあ」とか……… また、突然、工事が始まって、沿道の家が取り壊されて、風景が一変したかと思うと、とても広い道路ができて「どうなるんだろう」とか。
ここでひとつ、小金井の道路のことを考えましょう、体験しましょう。
このワークショップでは実際に小金井の道路を歩いて、小金井の道路はどんな状況なのか都市計画ではどんなルートが決められているのか、なぜ、このルートなのか道路の役割やこれかの道路のあり方などを考えていきます。
ぜひ、散歩がてら、ご参加ください。
【連絡先】土肥妙子(042-384-5905)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5/8(土)
■建築学会 第1回 京都の都市景観シンポジウム「京都の都市景観問題の拡がり」
第2号参照

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5/8(土)
■『町並み・マスコミ塾』第2回
【日時】5/8(土)13:00-17:00
  「マスコミと社会」
   田村 明(法政大学教授、元横浜市役所企画局など)
  「私の実践文牽論」
   高三 啓輔(ノンフィクション作家、元朝日新聞記者)
創刊準備1号参照

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5/12(水)
■JUDI国際委員会セミナー【Ms.Bosman(仮称)「オランダの都市デザインの状況」】
第2号参照

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5/14(金)
■まちまちサロン
第2号参照

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5/14(金)
■日本都市計画家協会懇話会【西村幸格氏(清水建設土木本部営業部主査)「ライトレールの話」】
第2号参照

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5/15(土)
■『町並み・マスコミ塾』第3回
【日時】5/15(土)13:00-17:00
  「マスコミと町並み」
   片寄 俊秀(関西学院大学教授、全国町並み保存連盟副会長)
  「私の文筆作法」
   石川 忠臣(町並み連盟顧問、元朝日新聞記者、元千葉大学講師)
創刊準備1号参照

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5/15(土)
■都市環境デザイン会議関西ブロック99年度セミナー案内第4回【パブリックを問う(1)個から全体へ】
【日時】5/15(土)16:00-17:00
【場所】中央電気倶楽部214会議室(大阪市北区堂島浜2丁目1-25)
○問題提起  三谷 徹(県立滋賀大学助教授)
       ランドスケープアーキテクト
       オンサイト設計事務所パートナー
○コーディネーター 佐々木葉二(鳳コンサルタント)
【主催】都市環境デザイン会議関西ブロック
【申込】(株)ヘッズ 吉田・矢野宛(FAX 06-6364-0588)
【会費】会員500円/会員外1000円/学生500円
【定員】50名/会員優先/申し込み先着順
日本の近代都市における生活領域は、公(パブリック)と私(プライベート)の2極化の図式がありませんでした。すなわち、欧米のような建築や街路によって規定された(公)と(私)の対立図式が明確ではなく、「広場ではなく辻」「公園ではなく遊山地」という「民有公共」とも言える複合利用が基本でした。そこには、今日における公共性の起源とは何か?という重要な問いがあります。今回はパブリックにおける個人と社会(全体)とのかかわりや、そのデザイン表現のあり方について、現在、若手ランドスケープ・デザイナーとして活躍しておられる三谷氏を招き、氏の作品事例を中心に問題提起していただき、活発な意見交換を行いたいと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5/17(月)
■日本都市計画家協会懇話会【山岡義典氏(日本NPOセンター常務理事・事務局長)「まちづくりとNPO」】
【日時】5/17(月)18:00-20:30
第2号参照

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5/20(木)
■第14回住宅まちづくりフォーラム【セミナー「市町村における都市計画マスタープランの現段階と住民参加」】
第2号参照

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5/21(金)-23(日)
■第3回わくわくワークショップ全国交流会インおおがた
第2号参照

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5/22(土)
■『町並み・マスコミ塾』第4回
【日時】5/15(土)13:00-17:00
ワークショップ「町並みの機関紙を作る」(八甫谷 邦明『造景』副編集長ほか)
特別講座   「町並みとは!」対談 宮丸 吉衛(元『環境文化』編集)
                  福川 裕一(千葉大学教授)
町並み・マスコミ塾の参加者へ   五十嵐 大祐(全国町並み保存連盟会長)
創刊準備1号参照

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5/22(土)
■JIA都市デザインセミナー【Mr.Tagore Alves Pereira(ブラジルパラナ州都市局職員)「サステイナブルシティ・クリチーバの都市計画」】
第2号参照

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5/26(木)
■第111回とよなか・まちづくりフォ−ラム【「会津浪漫の街づくり・元気の出るまちづくりの取り組み」−歴史的町並み再現から中心市街地の活性化ヘ−】
第2号参照

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5/26(水)
■第137回都市経営フォーラム【川勝 平太(国際日本文化研究センター教授)『ガーデンアイランズの創造』】
【日時】5/26(水)15:00-17:00
【会場】日中友好会館 後楽国際ビルディング・地下1階大ホール
       〒112 東京都文京区後楽 1-5-3 (TEL 03-3811-5317)
【1】なぜ‘Garden Islands’なのか
1.第5次全国総合開発計画(『21世紀の国土のグランドデザイン』)の基本理念 = 庭園の島
1.E. Haward の Garden City(Gardenと国土構想の融合)構想・実践の百周年
1.日本のIdentityとしての「島」と「庭」= Japan as Garden Islands
1.日本文化の世界への影響力の源泉「市中の山居」= 隠された日本の形
1.物と心との関係(物心一体の日本、物と心の二項対立の西洋)
【2】近代世界と日本の軌跡
1.近代は「力」の時代 Balance of Powers(among Equals)
1.「ハード・パワーの近代」から「ソフト・パワーのポストモダンへ」
1.軍事力 ― ー> 経済力 ― ー> 文化力へ重心の移動
1.「力」「量」を競う時代から「美」「質」を味わう時代へ
1.共通感覚(common sense) 小さな地球(globe)small is beautiful
【3】美(ソフトパワー)の戦略
1.小渕首相の「富国有徳国家」構想と「21世紀への架け橋」論
1.淡路ジャパンフローラ2000、愛知万博2005、新首都2015
1.美的センス:技術(Technology)から芸術(Art)へ
1.部分・手段から全体性・完結性を象徴するものへ
1.人口の大移動の時代(文化大交流):生活文化自体の展示的性格が顕在化
1.Garden Islands =「日本のidentity」and「地球のidentity」大気と大海のまにまに浮かぶ緑の美しい島
―約1時間半ご講演を頂き、その後、自由討議を予定していますー

−−−−−−−−−−−−−−<講師略歴>−−−−−−−−−−−−−
川勝平太(かわかつ・へいた)氏
1948年(昭和23年) 京都に生まれる。1972年 学士(早稲田大学政治経済学部)。1975年 修士(同大学院経済学研究科)。1982年博士課程終了(同上)。1985年 博士(英国、オックスフォード大学)。1984―1990年 早稲田大学政治経済学部助教授。1990-1998年3月 早稲田大学政治経済学部教授。1998年4月― 国際日本文化研究センター教授。その他、国立民俗学博物館併任教授、国土審議会・経済審議会の専門委員。1996年 第8回アジア大平洋賞特別賞受賞。1998年 第8回読売論壇賞受賞。
<主な著作>
『文明の海洋史観』中公叢書。『日本文明と近代西洋―鎖国再考―』 NHKブックス。『富国有徳論』紀伊国屋書店。『世紀末経済―歴史家の意見』(共著)ダイヤモンド社。『鉄砲を捨てた日本人』(訳書)中公文庫。『近世日本の外交と国家形成』 (訳書)創文社。ほか。
【申込】
氏名、所属、電話番号を記入の上、下記宛お願いします。
日建設計都市経営フォーラム事務局 (谷口碩・齋藤亜希子)
Fax 03−3817−0523
E-mailtoshikei@nikken.co.jp
【出典】
都市経営フォーラムHP

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5/27(木)
■「みらい」都心居住促進研究会 第1回公開勉強会【定期借地権の活用による敷地の共同化と都市定住の促進(仮)】
第2号参照

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5/29(土)
■FCD 3回ミーティング コロンビア大学教授Grahame Shane先生
第2号参照

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5/29(土)
■すまいづくり・まちづくりNPOネットワーク【第1回情報交換会】
【日時】5/29(土)13:00-21:00
【場所】滋賀県近江八幡市
湖東平野の一角、鶴翼山(かくよさん)の南側に静かな町並みが残されている近江八幡は、碁盤目状のまちづくりをしており、この地における経済の担い手として活躍した「近江商人」の面影が色濃く残る旧城下町です。
<近江八幡への交通>
玄関口は、JR東海道本線および近江鉄道八日市線の近江八幡駅。
東京方面から:東海道新幹線を利用。東京〜米原はひかり号で2時間19分、米原〜近江八幡は東海道本線新快速で19分、普通で27分。
【内容】
1)まち歩き 13:00〜15:00
市民運動で甦った八幡堀、住民総意で保存される近江商人の町並み(新町)、建築(近江兄弟社学園、ヴォーリズ記念館、旧八幡郵便局)などを見て歩きます。
2)交流会 15:30〜18:00
・会場:たねや 日牟禮の舎(ひむれのや)(あのおいしいお菓子の「たねや」さんです)
円卓会議方式で、近江八幡に関わるいろいろな立場の人(活動家・市民・行政・企業など)と近江八幡を訪れた人が、「近江八幡」をひとつの具体例として、これからのまちづくりのあり方、とくにネットワークや各セクターの連携のあり方について話し合います。
3)懇親会 18:30〜21:00
・会場:たねや 日牟禮の舎(ひむれのや)
*宿泊は、近江八幡駅前のホテルを予定しております。
*費用はもちろん全て自費。
*当ネットワークの
ホームページにも案内が載ってます。
【情報】HC財団の中村さんから情報をお寄せいただきました。
○中村さんからのコメント
わたくしが事務局スタッフをやっております「すまいづくり・まちづくりNPOネットワーク」では今度「第1回情報交換会」を滋賀県の近江八幡で開催します。情報交換会とはどんなものかというと簡単にいえば、各地のまちづくりの現場に行き、グループの人と会って情報を交換し合うとするものです。(あたりまえか)今回は「まちの雑誌」創刊号P149でも紹介されている「一粒の会」というヴォーリズ建築を生かしたまちづくりを行っている現場に行きます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5/30(日)
■第1回 BORNCENTERまちづくり楽講「協働のまちづくりとNPO」パートU
創刊準備1号参照

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
6/2(水)
■「中心市街地活性化講習会」東京会場
【日時】6/2(水)9:50-16:40
【場所】東京 日経ホール(定員250名)
【主催】 中心市街地活性化推進協議会
【参加対象】 公共団体担当者、商業関係者、コンサルタント、民間事業者、街づくりNPO関係者
【受講料】 10000円(テキスト代、消費税等を含む。)
【プログラム】
9:50-10:50 基調講演(東京工業大学大学院教授 黒川洸)
10:50-11:35 中心市街地活性化施策の考え方
          (建設省大臣官房技術審議官 小沢一郎)
11:35-12:10 11年度施策の概要と最近の動き
          (建設省都市局区画整理課長 近藤秀明)
13:10-14:00 街なか再生取組み事例その1
14:05-14:55 街なか再生取組み事例その2
15:10-16:40 街なか再生の進め方(マニュアル)について
          (街なか再生推進委員会事務局 土肥英生)
【受講申込】5/21までに事務局宛に
【問合せ】
中心市街地活性化推進支援協議会 事務局
東京都千代田区平河町2-3-11 花菱平河町ビル3階
(財)区画整理促進機構 街なか再生全国支援センター
担当 高橋、中條(TEL03-3230-8477/FAX03-3230-4514)
【情報】土肥英生さんより情報をお寄せ頂きました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
6/10(木)
■第3回東葛まちづくり交流会
【日時】6/10(木)13:00-18:00
【会場】手賀の丘少年自然の家(千葉県我孫子市)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
6/10(木)
■「中心市街地活性化講習会」大阪会場
【日時】6/10(木)9:50-16:40
【場所】梅田スカイルーム(定員150名)
【プログラム】
9:50-10:50 基調講演(横浜国立大学教授 小林重敬)
10:50-11:35 中心市街地活性化施策の考え方
          (建設省大臣官房技術審議官 小沢一郎)
11:35-12:10 11年度施策の概要と最近の動き

          (建設省都市局区画整理課長 近藤秀明)
13:10-14:00 街なか再生取組み事例その1
14:05-14:55 街なか再生取組み事例その2
15:10-16:40 街なか再生の進め方(マニュアル)について
          (街なか再生推進委員会事務局 土肥英生)
→詳細は6/2東京会場を参照

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
6/14(月)
■日本建築学会 都市計画委員会・都市景観小委員会シンポジウム「都市景観形成の方向性を探る」
第2号参照

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
6/28(月)
■都市計画学会 第86回月例懇話会【「タウンマネージメントの実践とその課題」(株)都市構造研究センター南部繁樹】
【日時】6/28(月)15:00-17:00
【会場】日本工業倶楽部 5階第7会議室
【参加費】3,000円
講師はTMにおいて先進的なイギリス、ドイツ、アメリカ等の研究や我が国各地の都市再開発事業のコーディネート経験をふまえて、タウンマネージメント組織(TMO)である(株)まちづくり会津、瀬戸まちづくり(株)、鳴子まちづくり(株)、気仙沼都市計画賞業開発(株)などのTMO設立を指導されています。
今回は、国内外の最新活動レポートとともに、TM実践上の課題に切り込んだ上で、今後の我が国におけるタウンマネージメントの望ましい進め方を探ってみたいと思います。
【講師略歴】
1952年宮城県生まれ。京都工芸繊維大学大学院博士課程修了。学術博士、一級建築士、再開発プランナー、中小企業団中心商店街活性化タウンマネージャー。まちづくりの実践者(コーディネーターとプランナー)としての顔と、タウンマネージメント組織の研究やヨーロッパ各都市におけるパサージュ空間に関する研究者としての顔を備え、多彩な領域で精力的に活躍中。これまで我が国では長い間、多くの都市において中心市街地の活性化は重要な施策課題となっていましたが、複雑かつ広範な問題に対してなかなか有効な施策が見いだせなかったというのが実状です。昨年のいわゆる中心市街地活性化法の制定を経て、新たな概念であるタウンマネージメント(TM)への挑戦とともに真剣な取り組みが各地ではじまっていますが、その多くはいま模索段階にあるといえましょう。
【申込】参加希望・氏名・勤務先所属・電話番号・住所を明記の上、FAXにてお申し込み下さい。書式指定はありません。請求書が必要な際はお書き添え下さい。(FAX:03−3261−1874 月例懇話会係宛)
本懇話会の参加費は、当日会場で、お支払い下さい。
※ 場合により講師が変更になることがございますが、ご了承下さい。
※ お申込の後、特別な変更等がなければこちらからは御連絡致しません。当日、直接会場においでください。
【連絡先】日本都市計画学会月例懇話会係(担当:堀越) 電話03-3261-5407
【出典】
都市計画学会HP

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
7/9(金)
■住宅総合研究財団 第19回住総研シンポジウムは「木造住宅の未来を展望する(仮題)」
第2号参照

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
7/10(土)
■まちまちサロン IN SAWARA
【日時】7/10(土)10:30頃〜20:00頃
日帰り日程を基本とするが、宿泊希望者への対応も検討中。
【場所】千葉県佐原市佐原 小野川沿い開運橋そば 「さわら元氣屋」
祭りに行ったことのある会員の話によれば、休むこともままならない程のにぎわいだそうで、集合、待ち合わせ、食事、休憩、討論、懇親・・・、とにかく何時でも「元氣屋さんへ行けばなんとかなる」というのがありがたい。
【交通手段】
・利根川沿いに大無料駐車場ができ、市街地まで「シャトル船」運行1日1000円、10:00〜21:00
・東京駅からJR成田線佐原駅まで、快速エアポート成田で2時間弱
      (参考 東京発8:10-佐原着10:01、佐原発20:44-東京着22:34) 
     ・高速バスで東京駅八重洲口から約1時間半
      (参考 東京9:10-佐原駅着10:34、佐原駅19:06-東京着20:44)
【日程(案)】
・古い建物を再生して使う試み見学・発表・情報交換  10:30-12:00
  昼食(森さんから仕出し弁当を手配していただく)
・佐原町並ハイキング(伊能忠敬記念館も)*       13:00-15:00 
・休憩、おやつ(老舗小堀屋さんの蕎麦を元氣屋さんに出前してもらえる)
 ・伝建地区指定にいたる活動とその後を聞く 16:00-17:30
     ・祭りのハイライト見物と懇親会        -20:00
  (宿泊の場合は、懇親会第ニ部、翌日は水郷めぐり 大利根博物館など)
【会費】 ・交通費は各自。
     ・会費---未定。当日集金。
        元氣屋さんにお支払いする10日の飲食費・場所代に、資料代等若干プラスのリーズナブルな設定を検討中。
     ・宿泊も別。
<まちまちサロン IN SAWARA 概要>
 千葉県佐原市は、利根川の水運で栄えた町で、伊能忠敬の出身地であり、関東で初めて重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。夏祭りは関東三大まつりのひとつで、大変な賑わいです。森さんが古い商家の空家を再生して開店した「さわら元氣屋」(民芸品、休み処)は、小野川沿いにあり、祭りの夜は 10台の豪華な山車が集まる一等地にあります。
その「元氣屋」さんが丸1日、まちまちネット会員の貸切になります。伝建地区指定にいたる経過を最も良くご存じの高橋賢一さん(会員)、佐原市まちづくり推進室の小林さんも、おつき合いくださいます。
町並みや、祭りや、老舗の味などを堪能しつつ、語り合いましょう。会員に限らずお誘い合わせください。ご家族もご一緒にどうぞ。
【問合せ】越野圭子(有)プラネット VZB14263@nifty.ne.jp
 TEL:03-3490-0193 FAX:03-3490-5820

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
7/13(月)-16(木)
■建築学会関東支部建築計画専門研究委員会第2回研究会【「新世紀末都市-東京」の新たな解読】
「東京」は有史以来の伝統的都市とは全く異なる新種の都市の姿を作りつつある。中心-周縁とう明確な構造はもちろん見えず、延々と密実なる活動領域が均質に広がっている。内部をひも解けば、文化的にも、経済的にも複雑多様な系がいりくみ、それが世界へと開かれて、情報やエネルギーが受発信される。20世紀末から新世紀に向けて出現したこの世界都市をこれまでにない形の都市の体現として、仮に新世紀末都市と名付けよう。
 本活動の主旨はその実体を多視点で解読するとともに、その<新世紀末都市>の行くべき未来の姿を模索しようとすることにある。
<主催>関東支部建築計画専門研究委員会
【日時】7/13(月)-16(木) AM10;00-PM5;00(-PM8;00)
【会場】日本建築学会建築会館大ホール及び中庭(予定)及び STUDIO NOPE(予定)
・参加グループとテーマ
 1・「POWERS OF TOKYO」(仮題)
    若松久男(建築家)、森徹(建築家)、植野糾(建築家)
 2・「TOKIO 計画1997-1998 100 PROJECTS」
    宇野求・岡河貢都市居住研究共同体
    宇野求(建築家)、岡河貢(建築家)
 3・「動態都市」の試み-田町ワークショップ&第2海堡探検
    STUDIO NOPE
田島則行(建築家)、納村信之(建築家)、歳森勲(アーテイスト)
    緒方恵一(映像作家)、大西瞳(デザイナー)、
    三澤純子(デザイナー)+第2海堡探検隊
 4・「脳人都市・東京」-東京超元気論
    山田雅夫(都市設計家)
日程・費用:展示7月13日(月)〜16日(木) 9:00〜20:00 入場無料
      レクチャー/シンポジウム(入場無料)
      ワークーショップ (テーマ2,3)
      参加費:3,000円(テキスト代込)
      総合テキスト:1,000円
プログラムの詳細は関東支部のホームページに掲載。
申込方法 FAXまたはE-mailで「新世紀末都市研究会」をタイトルにして、返信宛名
     記入のうえ、@氏名・年齢・会員番号種別A勤務先名(学校名)・勤務先住所・電話番号・FAX番号を明記し、7月6日(月)までに申し込む。
     また、当日受付も行います。
申込先 −関東支部 E-mail:kanto@aij.or.jp FAX番号:03-3456-2058
【出典】
建築学会関東支部HP

<<<連続講座情報>>>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■東京理科大学「公開講座」
【コミュニティにおける参加型まちづくり研究:市民参加の観点から都市計画法を読む】
創刊準備1号参照

◆3 「まちづくり本」◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

○本間義人「国土計画を考える」中公新書(720円+税)
「国土計画」というと都市計画の教科書に載っていてに表があったなという感じしかせず、恥ずかしながら、今ひとつピンとこない。この本を読むまでは、そんな感じでした。この週まちの読者の方もさまざまな方がいらっしゃいますので、こんな形の本の紹介をしていいのかわかりませんが、私のような怠けていた人には、これまでの国土計画の経緯を理解するには、わかりやすい本だと思います。教科書ですと、一全総から五全総までの表になっていて、特徴が整理されているだけで、流れとして理解しにくいところがあったので、当時の時代背景も含めて流れとして理解がするにはよいと思います。政治権力の影響を大きくうけた国土計画とそれを根拠にしている公共事業という構図と、バブル期を歴史として振り返られる時期になり、それを受けての五全総という現在に続く流れを理解するにはよかったと思います。同時に、本間氏の厳しいというか批判的な論調に対して、無批判に読んでよいのかという感じもしました。(杉崎和久)

◆4 まちづくり伝言板◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

○○「名古屋から」(吉村輝彦)
本日は統一地方選の投票日ですが、僕はこの4月に名古屋に引っ越してきたので、選挙権がありません。何だか変な気がしますが。いい天気だったので、洗濯だけすませて、早速外に出掛けました。今日は、一度は見ておこうと思っていた
財団法人名古屋都市センターに行って来ました。地下鉄名城線の金山駅すぐの金山南ビルにあります。ちょうど、名古屋ボストン美術館も開館したてで、かなりの列ができていました。都市センター自体もここに移転したきたばかりです。以前の状況がどうなのか比較できないので、なんともいえませんが、結構綺麗なビルでした。中では、まちづくりカレンダーにもあるとおり、企画展「名古屋市の復興区画整理事業のあゆみ」が行われていました。内容的には、分かりやすいのかもしれませんが、ちょっと物足りないような気もします。コンピューターも何台も使われていました。その足で、ライブラリーにも行ってきました。ここは、いわゆる学会論文や同様なセンターや研究所の報告書が多数あり、特に、雑誌系は充実していました。都市計画系、交通計画系など多数ありました。ただ、環境系はそれほどでもなく、また、海外系も国連地域開発センターの方が充実しているかなとの印象です。県立図書館や市立図書館あるいは東工大社会工学科の図書室などよりは、うまく利用すれば、情報は集められるのかなという印象です。
さて、今日はとてもいい天気だったので、帰りは金山から大須〜栄〜久屋大通公園〜名城公園を通りながら歩いて帰りました。名古屋に来て思うのは、相対的にコンパクトだということ、東京の過密はやっぱり大変なものだということです。ちょっと、歩こうと思えば、それぞれの距離はあんまり大したことではないのです。勤務先までも、たかだか5km以内なので、いずれは自転車通勤でもしようかと思ってしまいます。名古屋のまちづくりに関する印象は次号に書きたいと思います。

○○「週刊まちづくりHP」の掲示板より
HPの掲示板で行われている議論を紹介しようと思います。(まだまだ、盛り上がっているとはいえませんが・・・)
・住民と行政そして企業が関わっている「まちづくり」事例は?

○○情報やご意見をお寄せください
「いまこんな活動をしています」とか「WSをやるので誰か手伝ってください」なんていうみなさんの活動紹介や人手募集などまちづくりに関係するさまざまな掲示板として使ってみて下さい。「週刊まちづくりHP」の掲示板に掲載して頂くか、編集部(machi@sa.uno.ne.jp)までメールでお送りいただければと思います。
 ●「こんなことありました」というエピソード
●こんな本を読みました(「まちづくり本」のコーナー)
 ●研究会やイベントの参加者募集
 ●コンサルタントのバイト、WSの学生のお手伝い募集募集

◆5「週刊まちづくり」からのお知らせ◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

=<週刊まちづくりHPについて>=
メールマガジン、メーリングリスト、ホームページの3本立てでこの「週刊まちづくり」は構成されています。「週刊まちづくりHP」には、現在「週刊まちづくり」のバックナンバーと掲示板があります。是非、みなさんのご感想やご意見を掲示板に書き込んで頂ければと思っております。よろしくお願いいたします。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
◆編集後記◆
●転載に関して●
転載に関してはみなさんの自発的な判断におまかせいたします。基本的には、こちらから配送するのを前提に、連絡をお願いできれば幸いです。

●ネットワークを広げたいと思います●
この「週まち」は情報の整理とともにネットワークを大きな目的としています。
お知り合いで配信希望の方がいらっしゃいましたら、お知らせください。編集部からすぐにお送らせていただきます。

●配信停止など●
今後の配信を希望されない方はそのまま、ご返信ください。適切に対処させて頂かせていただきます。


週刊まちづくり編集部(吉村・杉崎)
E-mail:machi@sa.uno.ne.jp(週刊まちづくり編集部)




ニフティサーブトップページ メンバーズホームページ ニフティ会員のホームページ メンバーズホームページフォーラム


お問い合わせはこちらまで