週刊まちづくり/5号(99/05/15号)



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□□□□◆週刊まちづくり◆□□□□ ---Weekly Machi-Zukuri---
99/05/15号(毎週土曜日発行)         5号(配信数69)
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※等幅フォント半角70文字の設定でお願いします
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┃今号の内容                  ┃
┃1まちづくりカレンダー            ┃
┃2連載コラム                 ┃
┃3まちづくり本                ┃
┃4まちづくり伝言板              ┃
┃5週刊まちづくりからのお知らせ        ┃
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◆1 まちづくりカレンダー◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

編集部とみなさんから頂いた情報をもとにまとめてみました。これからより充 実させていきたいのでみなさんからの情報をお待ちしています。特に現場から の情報をお待ちしています。

━━【イベント・後援会情報】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3/26(金)-6/6(日)
■名古屋都市センター開館記念企画展【名古屋市の復興土地区画整理事業のあゆみ】
第2号参照

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4/29(木・祝)-6/29(火)
■人にやさしい住まいづくり体験館企画展示「人にやさしい世界のトイレ」展
第4号参照

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5/16(日)
■講演会と懇談会「これからの生き方・住まい方」
【日時】5/16(日)14:00-16:00
【場所】練馬区立貫井図書館会議室(西武池袋線中村橋駅徒歩3分)
    練馬区貫井1−36−1(03−3577−1831)
コレクティプハウジングについて
                日本女子大学住居学科教授 小谷部育子氏
世田谷のコーポラティプハウスをめぐる動き
           せたがやコーポラティブサポート集団代表 井上文氏
エスペラントで拡がる世界       練馬エスペラント会講師 青山徹氏
懇談会 これからの生き方・住まい方
                   新しい共同住宅を蓮てる会:クーネ
なお会場、講演とも都合により変更になることがあり、その時は会場前に変更
場所等掲示します 生活様式も住まいもめまぐるしく変化した20世紀がまもなく終わります。新し い21世紀の私達の生活はどのようになるのでしょうか? 2000年4月に始まる 介護保険制度に象徴されように高齢化が一段と進み、人類未曾有の高齢者社会 となるのは確実です。また20世紀後半の核家族化はさらに進み個家族となるの でしょうか? あるいは従来の大家族制とは異なった、一軒の家に老人連が一 つの家族のように住む北欧でのグループホームや、豊かな共用室を持ち生活の 一部を共同化するコレクティブハウスが日本でも普及するのでしょうか?そし て長い余暇時間を健康に生き生きと過ごすにはどのような生き方があるでしょ うか?ところで新しい生き方・住まい方は与えられるものではなく、私達自身 が創り出すものではないでしょうか。講師の方々の講演を中心に皆様と共に考 えたいと思います。

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5/16(日)
■流山ワークショップ研究会
第4号参照

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5/17(月)
■日本都市計画家協会懇話会【山岡義典氏(日本NPOセンター常務理事・事務局長)「まちづくりとNPO」】
第2号参照

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5/20(木)
■第14回住宅まちづくりフォーラム【セミナー「市町村における都市計画マスタープランの現段階と住民参加」】
第2号参照

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5/20(木)
■都市計画家協会研究会【第24回オランダ研究会】
【日時】5/20(木)18:00-21:00
『EU単位で考える都市計画』のテーマで、岡部明子氏に話題提供いただき 議論します。また、都市と自転車に関するシンポジウム企画(担当:司波寛)について検討します。
【会費】1000円
【申込】日本都市計画家協会事務局 FAX:03-5401-3389
Email:vs9m-asok@asahi-net.or.jp
【提供】まちまちメーリングリストより

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5/21(金)-23(日)
■第3回わくわくワークショップ全国交流会インおおがた
第2号参照

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5/22(土)
■『町並み・マスコミ塾』第3回
WS「町並みの機関紙を作る」(八甫谷 邦明『造景』副編集長ほか)
特別講座   「町並みとは!」対談 宮丸 吉衛(元『環境文化』編集)
                  福川 裕一(千葉大学教授)
町並み・マスコミ塾の参加者へ   五十嵐 大祐(全国町並み保存連盟会長)
創刊準備1号参照

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5/22(土)
■JIA都市デザインセミナー【Mr.Tagore Alves Pereira(ブラジルパラナ州都市局職員)「サステイナブルシティ・クリチーバの都市計画」】
第2号参照

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5/22(土)
■人にやさしい住まいづくり体験館企画展示「人にやさしい世界のトイレ」展
関連セミナー【世界のトイレ街道を行く−世界のトイレを通して日本のトイレを考える−】
第4号参照

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5/23(日)
■休耕田で水辺づくり 市川で市民グループ 23日に観察会(新聞見出し)
【日時】5/23(日)10:00〜
【集合】市川市北方の市民プール前。雨天中止。
【用意】長靴など汚れてもいい格好で。
【参加費】100円
【内容】観察会(ゲスト:ケビン・ショート)、わら細工、もちつき大会も予定。 市川市の市民グループ「緑のみずがき隊」が中心に進めている、市川市北方の 休耕田を利用した水辺づくりの観察会。同グループは、尽きんの遊水池に同様 の実験池をつくってきた地元市民。遊水池の一部が工事に入り、新たな場所を 探していたところ、市と地権者の協力で近くの休耕田を借りられることになっ た。先月下旬に放流したホタルの幼虫やメダカが順調に育っている。
【問合せ】佐伯 虎太郎さん TEL 047-373-0814
【出典】5月12日朝日新聞朝刊千葉版(松戸まちづくりMLより)

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5/23(日)
■江戸川の自然環境を考える会 ウォーキング『坂川から市野谷の森へ』
第4号参照

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5/26(木)
■第111回とよなか・まちづくりフォ−ラム【「会津浪漫の街づくり・元気の出るまちづくりの取り組み」−歴史的町並み再現から中心市街地の活性化ヘ−】
第2号参照

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5/26(水)
■第137回都市経営フォーラム【川勝 平太(国際日本文化研究センター教授)
第3号参照

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5/27(木)
■「みらい」都心居住促進研究会 第1回公開勉強会【定期借地権の活用による敷地の共同化と都市定住の促進(仮)】
第2号参照

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5/29(土)
■FCD 3回ミーティング コロンビア大学教授Grahame Shane先生
第2号参照

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5/29(土)
■すまいづくり・まちづくりNPOネットワーク【第1回情報交換会】
第3号参照

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5/29(土)
■地域と政治を知るために エンパワーメントセミナー
第4号参照

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5/30(日)
■三番瀬観察会
【日時】5/30
【定員】40名(申し込みが多いときは抽選)
【参加費】無 料
 県が埋め立てを計画している三番瀬(船橋市・市川市)で、東邦大学理学部  と県立中央博物館が30日に観察会を催す。船橋漁港から船で三番瀬に渡り、  海洋生物の専門家と一緒に干潟を歩く。参加対象は小学生以上。小学生には  保護者の同伴が必要。
【申込】氏名、年齢、職業、住所 電話番号、ファックス番号を書いて、郵送 かファックスで下記へ。17日必着。
*東邦大学理学部入試広報室〒274-8510 船橋市三山2−2−1
       TEL 047-472-7119 FAX 047-475-1855
【出典】5月12日朝日新聞朝刊千葉版(松戸まちづくりMLより)

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5/30(日)
■第1回 BORNCENTERまちづくり楽講「協働のまちづくりとNPO」パートU
創刊準備1号参照

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6/2(水)
■「中心市街地活性化講習会」東京会場
第3号参照

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6/5(土)
■早稲田都市計画フォーラム【都市交通の戦略(仮)−路面電車を中心に−】
【日時】6/5(土)
●論点
・路面電車を導入するための戦略について
・情報時代の路面電車について
 情報化時代に入り都市は確実に分散し、人口も減少する時代に、路面電車に 何ができるか。
■パネリスト 大野眞一 新潟鉄工 交通システム部長
岡 将男 RCDAの会会長(岡山における路面電車中心的推進者)/中国食品工業(株)常務
浅野光行 早稲田大学理工学部土木工学科教授他
■フロアからの参加
中川義英 早稲田大学理工学部土木工学科教授
■コーディネーター
松村 茂 東北芸術工科大学デザイン工学部助教授
 我が国の右肩上がりの高度経済成長の終わりとともに、アメリカンライフス タイルも終わったのかもしれない。今、21世紀型の新しいライフスタイルが求 められているのではないか。そうしたライフスタイルの受け皿となる都市像は 都市により違ったものであろう。人口100万都市と50万都市、30万都市、20万 都市では、その目標とする都市像と戦略は異なるはずである。
 全国でいわゆる都市マスタープランの作成が進んでいる。地域らしさがあら われているものがある一方で、まだまだ東京の後追いであったり、ノスタルジ ックな回帰であったり、将来の都市像が十分に練られたところはどうも多くない。
 都市像を定めることは、都市交通手段をどう分担させるかということ、主た る都市交通を定めることと同義であるといっても決して過言ではない。たとえ ば、人口30万人ぐらいの自動車しか交通手段のない都市で、路面交通を1路線 通すということはきわめて難しい。こうした都市はいままで住民個々の自動車 に都市交通を任せてきたし、人口が増えることを期待しながら、実態のある都 市像を明確にすることを避けてきた。成長の見込めない状況で、今から都市を 改造していくという住民の合意を形成していくとは容易なことではない。
 今、路面電車などの路面交通は、人に優しく、高齢者、障害者に優しい、そ して地球に優しい交通手段として、また中心市街地の活性化の切り札の1つと して注目されているが、路面交通は、都市の骨格、規模、人口密度、成長性、 産業構造などに大きく影響する。都市像、ライフスタイルに密接に絡んでいる はずである。戦後、今まであった路面電車を捨て、自動車交通へ、そしてでき ればモノレール、地下鉄へとシフトアップすることを唯一の都市像とした。東 京をまねることが地方の目標であった。戦後何度か地方の時代ということが注 目された時代があったが、20世紀が終わろうとする今、ようやく地方は東京で はない自ら将来の目標とすべき都市像を考え始めている。
 今回は、全国・世界の路面交通にお詳しい先生方をお招きし、地域の将来の 都市像にどう路面交通が、その都市像を実現するツールとして仕立て上げられ るかを、実例をご紹介いただきながら考えていきたい。

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6/5(土)6(日)
■松戸の色彩を考える会6月例会「日本色彩学会による松戸の色彩診断」
第4号参照

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6/5(土)-6(日)
■建築学会農村計画委員会春季学術研究会「若手計画研究者の視点と方法」
【日時】6/5(土)-6(日)
【会場】大学セミナーハウス(八王子市下柚木1987-1)
【プログラム】
6月5日(土)13:00〜18:00
主旨説明:重村 力(農村計画委員会委員長・神戸大学)
●セッション1「集落の空間と生活を読む」 司会:鎌田元弘(千葉工業大学)
屋敷と村落の対応からみた砺波平野の散居村 黒野弘靖(新潟大学)
九州炭鉱集落の発生と変容 安武敦子(九州大学大学院)
島民生活の体系的把握による子宝島の生活環境 山崎義人(地域総合計画研究所)
子供が捉えた集落環境 西田和美(明石工業高等専門学校) コメントと討論 伊藤庸一(日本工業大学)
●セッション2「地域づくり・むらづくりのデザイン」司会:木下 勇(千葉大学)
過疎地域における若者定住対策の現状と課題 篠部 裕(呉工業高等専門学校)
伝統的な離島・山村集落における景観管理と観光振興 西山徳明(九州芸術工科大学)
市民参加とまちづくりシミュレーション・ゲーム 有賀 隆(名古屋大学)
コメントと討論 後藤春彦(早稲田大学)
●セッション3「アジア集住の現在と課題」 司会:岡田知子(西日本工業大学)
マレーシアにみるエスニシティーと建築 宇高雄志(広島大学)
都市の理念・計画・実践−インドネシア・フィリピンの事例から 脇田祥尚(島根女子短期大学)
インドにおける都市の住まいと集住形態 山根 周(滋賀県立大学)
建築的実践の再生産−中国黄土高原のヤオトンを事例として 栗原伸治(日本大学)
コメントと討論 畑 聰一(芝浦工業大学)
6月6日(日) 9:00〜12:00
●セッション4「伝統集落を生かす仕掛けとネットワーク」司会:森川稔(アーバンスタディ研究所)
山梨県早川町における日本上流文化圏研究所の取り組み 鞍打大輔(日本上流文化圏研究所)
歴史・文化を生かした協働型地域デザインの実践 浅野 聡(三重大学)
農村の自然を生かした都市-農村交流 神吉紀世子(和歌山大学)
漁村集落における屋外空間と建築デザイン 長坂 大(京都工芸繊維大学)
コメントと討論 三橋伸夫(宇都宮大学)
●総合討論 司会:沼野夏生(東北工業大学)
【参加費】宿泊しない場合(資料代含む。)会員3,000円、学生1,500円
宿泊する場合(資料代含む。)会員9,000円、学生7,500円(1泊2食)
【申込方法】はがき、FAX または E-mail で「農村計画委員会春季学術研究会 参加申込み」と標記して、「氏名、所属、電話、FAX、E-mail、宿泊の有無」 を明記し5月10日(月)までにお申し込みください。
【問合せ】長崎総合科学大学 伴丈正志
TEL 095-838-4113 FAX 095-830-1281 E-mail: banjo@arch.nias.ac.jp
【申込先】建築学会事務局研究事業課 浜田
E-mail: hamada@aij.or.jp FAX 03-3456-2058
 20代、30代の若手研究者は、どのようなことに興味をもち、どのような対象 にアプローチしているのか。同年代のみならず、世代間の相互刺激と交流の場 をじっくりと持つために1泊2日の研究会を企画しました。委員会関係者以外の 方々も積極的にご参加ください。
【出典】建築学会学会誌『建築雑誌』より

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6/6(日)
■第3回東葛まちづくり交流会
【日時】6/6(日)13:00-18:00
【場所】千葉県立手賀の丘少年自然の家
  東葛飾郡沼南町泉1240-1(案内は、http://www2.plala.or.jp/tega/)
【参加費】2,000円(交流パーティー参加費も含みます)
 千葉県東葛エリアで活動するNPOの祭典「東葛まちづくり交流会」が、本 年2月の第2回大会に引き続き、来る6月6日に開催されます。
 これまでの大会は、活動事例の発表を中心とした内容でしたが、今回は、 「環境」「福祉」「市民参加」などの分科会形式で開催し、ご参加いただいた 皆さんに、じかに「まちづくり」にふれていただくことを意図しました。
 一口に「まちづくり」といってもさまざまな分野にまたがりますが、東葛エ リアで地域活動にたずさわっておられる多くのNPOの方々はもちろん、「こ れから何かやりたいな」という方も、ぜひお気軽にご参加ください。きっとす てきな仲間がみつかります。
【問合せ】東葛まちづくり交流会第3回大会実行委員会
    代表 笠原 孝 TEL 0471-66-7510 FAX 0471-66-7748
 下記のホームページにも詳細のご案内が掲載されていますのでご覧下さい。
  ●JTネットワーク連絡協議会 http://www.cmpk.or.jp/tokatsu/jt/ 【提供】松戸まちづくりメーリングリストより

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6/9(水)
■都市計画家協会懇話会【昌子住江氏(関東学院大学教授)「石川栄耀の描いた『20年後の東京(ビデオ)』】
【日時】6/9(水)18:00-20:30
【会場】都市計画家協会会議室(港区愛宕1-1-9 愛宕チャンピオンビル4F)
【参加費】2,000円(非会員:3,000円) 軽食と飲物付
石川栄耀が東京都都市計画課長時代、復興計画を主題にした35ミリ映画『2 0年後の東京(ビデオ版)』を見て、昌子氏にその背景等をうかがい、現代との距離を考えます。
【申込】日本都市計画家協会事務局 FAX:03-5401-3389
Email:vs9m-asok@asahi-net.or.jp
【提供】まちまちメーリングリストより

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6/10(木)
■「中心市街地活性化講習会」大阪会場
第3号参照

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6/11(金)
■建築学会地震防災総合研究特別研究委員会・都市構造防災化小委員会公開研究会 第3回「木造密集市街地におけるまちづくりの目標像」
【日時】6/11(金)13:15-17:00
【会場】建築会館301会議室
【プログラム】
コーディネーター・司会:高見沢実(横浜国立大学)
1.防災まちづくりの目標指標としての不燃領域率 糸井川栄一(建設省建築研究所)
2.東京の木造密集市街地における居住環境目標について 山口幹幸(東京都住宅局)
3.復興まちづくりの目標空間像 佐藤 滋(早稲田大学)
4.復興まちづくりにおける整備目標・整備水準 安藤元夫(近畿大学)
5.討議
コメンテーター:井上 隆(首都圏総合計画研究所)平山洋介(神戸大学)
【定員】60名【参加費】500円(資料代別途)
【申込方法】FAXまたはE-mailで「催物名称、氏名、勤務先、所属、電話番 号」を明記してお申し込みください。
【問合せ】建築学会事務局事業部 鴫原 E-mail: shigihara@aij.or.jp 
FAX 03-3456-2058
 わが国の都市に広く存在する木造密集市街地において、まちづくりの試みが スタートしてからすでに20年近く経過した。この試みは、地区の歴史や資源を 大切にし、住み続けられるまちづくりをめざす点でクリアランス型にはない長 所をもつ反面、最終的なゴールや目標が曖昧である点が指摘されてきた。
 阪神・淡路大震災を契機に、復興まちづくりの目標空間像をめぐって様々な 試みがなされるなか、東京都では「防災都市づくり推進計画<整備計画>」 (平成9年3月)の策定にあたって、防災性能の目標を「不燃領域率」により設定 し、その運用が始まっている。また、総合的な居住環境整備目標を設定し、木 造密集市街地の整備効果を評価しようとする動きもある。
 今回の公開研究会は、東京都における防災・居住環境の目標指標や目標値の 設定、復興まちづくりの目標空間像をめぐる考え方・課題の報告をベースに、 木造密集市街地におけるまちづくりの目標像について議論を深化させたい。
【出典】建築学会学会誌『建築雑誌』より

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6/13(日)・14(月)
■吉田町日仏景観会議(地球を考え,地域で行動する)吉田会議
第4号参照

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6/14(月)
■都市計画家協会視察会【第7回多摩ニュータウン視察会】

【日時】6/14(月)13:00- 
【集合場所】小田急多摩線唐木田駅改札口
【参加費】2,000円(非会員:3,000円)
小田急多摩線の終端、唐木田駅周辺の新開発地区には、文教施設、福祉施設 等の広域施設が立地しています。この地区を歩き、広域施設の立地について考えます。
【申込】日本都市計画家協会事務局 FAX:03-5401-3389
Email:vs9m-asok@asahi-net.or.jp
【提供】まちまちメーリングリストより

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6/14(月)
■日本建築学会 都市計画委員会・都市景観小委員会シンポジウム「都市景観形成の方向性を探る」
第2号参照

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6/16(水)
■吉田町日仏景観会議(地球を考え,地域で行動する)東京会議
第4号参照

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6/19(土)
■第7回公益信託世田谷まちづくりファンド公開審査会
第4号参照

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6/26(土)
■日本都市計画家協会第7回総会案内記念行事
【鼎談「都市計画法改正の理念と実践」】
【日時】6/26(土)15:00〜17:00
【場所】弘済会館(きくの間)地下鉄有楽町線麹町駅下車徒歩3分
【参加費】2,000円(非会員3,000円)
昨今、都市を取り巻く社会環境が大きく変化しつつあります。これに対応す べく、国のシステムも地方分権の拡充に向けて移行準備が始まっています。 こうした状況の中で、都市計画家のみならず多方面から大きな関心を集めて いる
「都市計画法の改正」が進められています。このような法改正のもつ理念と 実践の方向性を、当協会会員の3名による鼎談を通して見極めようとする企画です。
多数の参加と積極的な発言を期待します。
   発言者: 小林 重敬氏 (横浜国立大学教授)
       鳥栖那智夫氏 ((株)日本都市総合研究所)
       本多  晃氏 (柏市長)
   司 会: 司波  寛氏 ((株)都市総合計画)
【提供】まちまちメーリングリストより

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6/28(月)
■都市計画学会 第86回月例懇話会【「タウンマネージメントの実践とその課題」(株)都市構造研究センター南部繁樹】
第3号参照

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7/9(金)
■住宅総合研究財団 第19回住総研シンポジウムは「木造住宅の未来を展望する(仮題)」
第2号参照

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7/9(金)
■都市計画家協会懇話会【長坂寿久氏(ジェトロ企画部事業推進主幹・前アムステルダム所長)「今、ダッチ・モデルに注目する」】
【日時】7/9(金)18:00-20:30
【会場】都市計画家協会会議室(港区愛宕1-1-9 愛宕チャンピオンビル4F)
【参加費】2,000円(非会員:3,000円) 軽食と飲物付
21世紀の社会システムとして注目されるダッチ・モデル−オランダのコント ロールの思想、コンセンサスの形成、環境問題への対応、建築と都市モデルな どについてうかがい、議論します。
【申込】日本都市計画家協会事務局 FAX:03-5401-3389
Email:vs9m-asok@asahi-net.or.jp
【提供】まちまちメーリングリストより

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7/10(土)
■まちまちサロン IN SAWARA
第3号参照

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7/13(月)-16(木)
■建築学会関東支部建築計画専門研究委員会第2回研究会【「新世紀末都市-東京」の新たな解読】
第3号参照

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆2 連載コラム◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

■■「『まちづくり』にこだわる!」その2■■■■■■■■■

=<辞書の中のまちづくり1>= 前号の終わりに「「まちづくり」という言葉にこだわります」なんて書いてし まいました。これから連載の体をなすのかちょっと不安ですが、毎回少しずつ 話を進めていきたいと思います。さて、現在、さまざまな分野、さまざまな場 面で使われる「まちづくり」ですが、果たしてこの「まちづくり」という言葉 は、一般的に認知されている言葉なのか?それとも一時的な流行語なのだろう か?ということが気になります。そこで、これから数回は辞書の中で「まちづ くり」はどうなっているかということを見ていきます。まずは、なんといって も「広辞苑」です。これまでも「広辞苑」に「まちづくり」が載っていないと いうことが論じられたことがありましたが、昨年改訂された第5版にも掲載さ れていません。また以前、東京都立中央図書館に所蔵されている国語辞典3種 類、百科事典5種類について、「まちづくり」が掲載されているかを調べてみ ました。しかし結果は、どの辞書にも掲載されていませんでした。さて、これ をどう捉えたらいいでしょうか?。とりあえず、一般的な定義はないというこ とだけは、辞書上からも確認できたということでしょう。しかし、本当に定義 されたものはないのでしょうか?。これについては、次回に触れてみたいと思 います。今回はちょっと短めですいません。(杉崎和久)

◆◆3 「まちづくり本」◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

○流山ワークショップ研究会「『自立した市民』と『開かれた行政』の連携を めざして〜1998年流山市地域別ワークショップを振り返って〜」(300円)
毎回、全然本の紹介になっていないのコーナーですが、今回もどうでしょう か?。さて、少し堅いテーマが続きましたが、今回はまちづくり本にふさわし い本だと思います。
千葉県流山市では現在、長期構想の策定が行われています。昨年度は、地域別 にワークショップ(WS)が行われ、地域別の検討集が作られました。 この一連の試み、何がすごいって、まずはWSのファシリテーターを市民がや ってしまったということです。かといって、いきなりできるわけではなく、こ の流山には、それを可能にするだけの人たちがいました。これは93年に市によ って作られた創生塾から羽ばたいていった人たちです。とにかくこの人たちの パワーのすごさといったら、学生なんかあっという間に負けてしまいます。詳 しくは、また別の機会で紹介するとして、この本についてご紹介します。とに かく、この本がまたすごいんです。先ほども触れたように、市民がファシリテ ーターをやった地域別WSですが、市民自らがそのWSを評価した本です。こ れは、WSの運営者?を中心にして、地域別WS終了後に「流山ワークショッ プ研究会」なる組織が作られ、その人たちが、WSの参加者にアンケートとそ れに対する評価を行い、また出された意見をまとめたものです。最後には、W S方式をさらに意義のあるものにするための提案がされています。ここでは、 参加そのものに対する議論ではなく、WS方式に対して様々な視点からの評価 と提案が行われています。とにかく、運営からはじまり、評価を市民が行って いること、そして報告書に市長をはじめ、行政担当者のインタビューが掲載さ れているところが、タイトルの「連携をめざして」を既に実行していることを 示しているのではないかと思います。実は、まだじっくり読んでいないのです が、早くみなさんにご紹介したかったので載せました。これは是非みなさんに 目を通して頂きたい本です。一目見ただけで、流山の人たちのエネルギーを感 じることができるはずです。(結局「すごい」しか書いていませんが・・・) (杉崎和久)
※この本は、一般書店では流通していません。入手するには、流山WS研究会 に問い合わせる必要がありますが、まだここに掲載する旨を確認しておりませ ん。次回号には連絡先を掲載させて頂きたいと思います。また、待てないとい う方は編集部まで。すぐにご連絡いたします。

◆◆4 まちづくり伝言板◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

先週は、実家のある小金井に帰京しました。というのも、僕が設立に関わった 「小金井・まちづくりの会」の定例会が毎月第2土曜日(原則)にあるからなん ですが。今回は、午前中に、リレートークとして、在住の行政職員の方から道路 の話を、そして、それを受けて、午後には、まち歩きをするというプログラムで す。僕自身、当日の帰京だったので、リレートークには、時間通りにはいけなか ったのですが、基本的な話を聞いた後に、まち歩きをすると、また、違った印象 がありました。まち歩きでは、今回は、複数のコースの設定というのではなく、 一つのコースについて、3つの違った視点に基づいて歩こうというものになりま した。大まかに分けると、(1)自然・歴史、(2)安全・安心、(3)利便性、といっ た感じです。こうして多少でも気にとめながら、みちを歩くと今まで見えてこな ったものにいろいろと気づかされますね。たまたま今回のコースの一部は、僕が 中学生の時の通学路と重なっていたのですが、15年前とはかなり様相が異なって います。小金井に残る(?)一つの歴史的なものとして、「築樋」があるのです がきれいな遊歩道へと形を変えてその姿がなかなか想像しにくくなっていたのは 驚きでした。「築樋」は、簡単に言えば、川の上を用水が渡っていると言えばい いでしょうか。当時にすればかなりの土木技術だと思われますが、その用水だっ たあたりが完全に暗渠化され、きれいな遊歩道になっていたわけです。当然、も ともと用水だったところなので、その勾配は、水が流れる程度なものであり、遊 歩道は、自動的にバリアフリー化されています。こうした発見などは、小金井に 生まれてからずっと住んでいるにも関わらず、実はつい最近のことでした。  さて、まち歩きによるさまざまな発見も楽しいことですが、同時に、一緒に歩 くということ自体が大変、楽しいものです。今回も、杉並区や中野区に住んでい る人と出会えたり、武蔵野地域でミニコミ誌を出している人にも出会えて、大変 有意義でした。
 「小金井・まちづくりの会」の次回の定例会では、商売を営んでいる方を囲ん で、商業とまちづくりの関係などを話し合うことが企画されています。詳細は、 まちカレに注目して下さい。また、「小金井・まちづくりの会」では、今、発足 してから1年が過ぎたことを契機に、今までの歩みをまとめています。最後はな んだか宣伝になってしまいましたが、今後ともよろしくお願いします。次回は、 東海地方の話に戻ります。(吉村輝彦)

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週刊まちづくり第5号(1999年5月15日発行)
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