週刊まちづくり/7号(99/05/29号)
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┃今号の内容 ┃
┃ 1 まちづくりカレンダー ┃
┃ 2 連載コラム ┃
┃ 3 まちづくり本 ┃
┃ 4 まちづくり伝言板 ┃
┃ 5 週刊まちづくりからのお知らせ ┃
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イベント名の後に書かれている[●●号]は、以前紹介した内容です。これらに
ついては、HPのバックナンバーを参照してください。
○創刊準備1号
○第2号
○第3号
○第4号
○第5号
○第6号
━━【イベント・後援会情報】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3/26(金)-6/6(日)[第2号]
■名古屋都市センター開館記念企画展【名古屋市の復興土地区画整理事業のあゆみ】
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4/29(木・祝)-6/29(火)[第4号]
■人にやさしい住まいづくり体験館企画展示「人にやさしい世界のトイレ」展
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5/30(日)[第6号]
■ALCC5周年記念フォーラム 「21世紀の暮らしと住まい〜共に住む,共に生きる,共に創る〜」
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5/30(日)[第5号]
■三番瀬観察会
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5/30(日)[創刊準備1号]
■第1回 BORNCENTERまちづくり楽講「協働のまちづくりとNPO」パートU
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6/2(水)[第3号]
■「中心市街地活性化講習会」東京会場
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6/4(金)[第6号]
■建築学会第1回 ライフスタイル・住文化公開研究会 「住宅における個室空間の計画とライフスタイルの動向」
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6/9(水)19:00-21:00
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◆2 連載コラム◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
■■「『まちづくり』にこだわる!」その3(杉崎和久)■■■■■■■■■
=<辞書の中のまちづくり2>=
◆3 「まちづくり本」◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
○矢作弘著「地方都市再生への条件」岩波ブックレット (440円+税)
◆4 まちづくり伝言板◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
=<まちまちネットへのお誘い>=(越野圭子さん)
◆5「週刊まちづくり」からのお知らせ◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
━━【週刊まちづくりHPについて】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━【週まちのネットワーク】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆編集部から◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
●転載に関して●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●配信停止など●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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週刊まちづくり第7号(1999年5月29日発行)
6/4(金)18:30-21:00
◎ラムサール Cop7報告会【コスタリカで開催された第7回ラムサール条約締結国会議の報告会】
【場所】文京区民センター2F(2−A会議室)
【主催】JAWANほか
【参加費】500円
【問合せ】諫早干潟緊急救済東京事務所 TEL10-3986-6490
【提供】藤原信一郎さんからお寄せいただきました。
6/5(土)[第5号]
■早稲田都市計画フォーラム【都市交通の戦略(仮)−路面電車を中心に−】
6/5(土)6(日)[第4号]
■松戸の色彩を考える会6月例会「日本色彩学会による松戸の色彩診断」
6/5(土)-6(日)[第5号]
■建築学会農村計画委員会春季学術研究会「若手計画研究者の視点と方法」
6/6(日)[第5号]
■第3回東葛まちづくり交流会
6/9(水)[第5号]
■都市計画家協会懇話会【昌子住江氏(関東学院大学教授)「石川栄耀の描いた『20年後の東京(ビデオ)』】
◎おぎくぼ塾6月例会【市民参加を考える・国分寺にて】
【場所】東京電力杉並支社会議室(杉並区阿佐ヶ谷南1-47-17)
【参加費】500円
【問合せ】山田清(CQZ04264@nifty.ne.jp)
【出典】まちまちネット(山田清さん)より
6/10(木)[第3号]
■「中心市街地活性化講習会」大阪会場
6/11(金)[第5号]
■建築学会地震防災総合研究特別研究委員会・都市構造防災化小委員会公開研究会 第3回「木造密集市街地におけるまちづくりの目標像」
6/13(日)13:30-17:00
◎アセス法施行記念シンポジウム【2005年日本国際博覧会(愛知万博)の環境アセスメントを検証する】
【場所】国立教育会館601号室(虎ノ門駅下車1分)
【主催】(財)日本自然保護協会ほか
【講演】2005年日本国際博覧会の環境アセスメントに対する意見
・海上の森の地質および地下水への影響 森山昭雄(愛知教育大学)ほか4件
引き続き討論会があります。
【参加費】1000円
【問合せ】(財)日本自然保護協会 保護研究部 TEL03-3265-0523
【提供】藤原信一郎さんからお寄せいただきました
6/13(日)・14(月)[第4号]
■吉田町日仏景観会議(地球を考え,地域で行動する)吉田会議
6/14(月)[第5号]
■都市計画家協会視察会【第7回多摩ニュータウン視察会】
6/14(月)[第2号]
■日本建築学会 都市計画委員会・都市景観小委員会シンポジウム「都市景観形成の方向性を探る」
6/16(水)[第4号]
■吉田町日仏景観会議(地球を考え,地域で行動する)東京会議
6/19(土)[第6号]
■中世城塞都市鎌倉連続シンポジウム1「城塞都市鎌倉を探る」
6/19(土)[第4号]
■第7回公益信託世田谷まちづくりファンド公開審査会
6/26(土)[第5号]
■日本都市計画家協会第7回総会案内記念行事【鼎談「都市計画法改正の理念と実践」】
6/28(月)[第3号]
■都市計画学会 第86回月例懇話会【「タウンマネージメントの実践とその課題」(株)都市構造研究センター南部繁樹】
7/2(金)-4(日)
◎早稲田大学国際シンポジウム 「都市計画と民主主義」−21世紀のまちづくりが求める市民像と社会像
【場所】早稲田大学国際会議場(東京都新宿区西早稲田 1-20-14)
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・全体主旨
「都市計画と民主主義」の意味を再考しつつ、国内外から多数のゲストを招い
て、Aセッションにおいては、市民運動論的視点からの議論、Bセッションに
おいては、社会制度論的視点からの議論をそれぞれ展開する。メイヤーズ会議
においては、基調講演にはワシントン大学よりアン・ムドン氏をお迎えし、ア
メリカ・シアトル市の取り組みをふまえて「市民まちづくりとデモクラシー」
と題してご講演をいただく。パネルディスカッションでは各地で活躍している
知事・市長を招いて、地方政治的視点からの議論を展開する。
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7/2(金)3(土) 第7回公開シンポジウム
・A1セッション:「参加のために−意識と情報の共有化−」
7/2(金)10:00-17:30
・A2セッション:「居住運動と参加」
7/3(土)10:00-12:30
・A3セッション:「まちは誰のものか −外国人居住から考える−」
7/3(土)13:30-17:30
・B1セッション:「まちづくりにおける自治組織とNPO」
7/2(金)10:00-17:30
・B2セッション:「都市計画における合意形成の制度と仕組み」
7/3(土)10:00-17:30
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7/4(日)第5回早稲田メイヤーズ会議「歴史的転換点に立って都市を展望する」
・各セッション報告(7/4(日)12:00-12:50)
・基調講演「市民まちづくりとデモクラシー」(7/4(日)13:00-14:30)
アン・ムドン(アメリカ/ワシントン大学)ワシントン湖の環境保全、歴史的
地区の保全・再生、都市マスタープランや地区計画の策定プロセスへの市民参
加など、積極的な市民まちづくりが進められている米国シアトル市における経
験を中心に、民主社会におけるこれからの市民まちづくりの課題とその方向を
展望する。
・ディスカッション(7月4日14時40分〜17時30分)
テーマ1「自治の都市づくりと市民」
テーマ2「都市再建のビジョン」
・懇親会・パーティ
7月3日の夜には、早稲田界隈の商店街を借り切っての、町ぐるみでの「ウエ
ルカムパーティー」が開催されます。昨年も開催されたもので、夜空の下で飲
むビールの味は格別なものです。また、7月4日の夜には懇親会も開催されま
す。是非ご参加ください。
【参加費】無料(資料代3000円)(3日間共通・学生は無料)懇親会・パーティ別
【申込】FAX・郵便・電子メールにて参加者の氏名・連絡先等を書いてお申
し込み下さい。(当日参加も受け付けております)
【問合せ】早稲田大学まちづくりシンポジウム事務局(担当小野・真野・饗庭)
東京都新宿区大久保 3-4-1 早稲田大学建築学科佐藤研究室
電話 03-5286-3139→03-5286-3285 FAX 03-3205-2897
ホームページ http://satoh.arch.waseda.ac.jp/smp/99simpohome.html
電子メール simpo99@satoh.arch.waseda.ac.jp
7/9(金)[第2号]
■住宅総合研究財団 第19回住総研シンポジウムは「木造住宅の未来を展望する(仮題)」
7/9(金)[第5号]
■都市計画家協会懇話会【長坂寿久氏(ジェトロ企画部事業推進主幹・前アムステルダム所長)「今、ダッチ・モデルに注目する」】
7/10(土)[第3号]
■まちまちサロン IN SAWARA
7/13(月)-16(木)[第3号]
■建築学会関東支部建築計画専門研究委員会第2回研究会【「新世紀末都市-東京」の新たな解読】
前回は、一般的な辞書類の中で「まちづくり」は定義されていないことをお話
ししてきました。そこで次は、個別分野の辞書の中での「まちづくり」の定義
について調べてみることにします。まずは、建築・都市計画分野についてです。
○「建築大辞典」(彰国社 1993)
【まちづくり[町づくリ]】
(1)建設行政の一環として行われる都市計画事業,都市建設事業が物的整備中
心であるのに対し,より総合行政的な立場から都市の建設,運営を行うことを
標榜して町づくりと称することが多い.
(2)行政当局による都市計画に対し,住民が主体となって行う町の建設や管理
,運営の計画および事業,活動をいう.市民や住民の運動として展開されるこ
とが多く,その場合,町づくり運動と称される.
○「建築学用語辞典」(岩波書店 1993)
【町づくり community planning】
地区やコミュニティ単位での住民主体による整備、開発などの計画や事業をさ
す。都市開発や都市計画の一般的な呼称としても用いられる。
○「最新都市計画用語事典」(都市計画用語研究会編著 ぎょうせい 1993)
【まちづくり】
地域住民が共同して、あるいは地方自治体と協力して、自らが住み、生活し
ている場を、地域に合った住みよい魅力あるものにしていく諸活動。
〜(後略)〜
建築・都市計画分野の辞書のにおける「まちづくり」を見てきました。そこか
ら考えてみると以下のことがいえるのではないでしょうか?
どの辞書の内容も異論はありませんし、どれも現状に沿ったものであると思い
ます。しかし、ここでも「まちづくり」の概念が明確に示されていません(明
確にすることに対する議論はとりあえず留保しますが・・)。しかし、まちづ
くりを論じる上でのキーワードを各辞書の内容から、見つけることができます。
@主体…住民が主体、住民主体、地域住民が協同して
A内容…総合行政的、
B対象範囲(広さ)…地区やコミュニティ単位
(この内容は杉崎の修論の成果の一部です。)
昨年来、様々な雑誌で中心市街地活性化問題が取り上げられています。それ
は、都市計画関係だけではなく、商店街の衰退という形で一般的な雑誌やテレ
ビでも紹介されています。まだ現状の紹介の息を出ず、外国の事例紹介を行う
ものはあるが、まだ本として出版されているものも少ないです。この本の著者
である矢作氏は、97年に『都市はよみがえるか』において、いち早くこの問題
を取り上げており、今回の本はその後の「街づくり3法」を受けてのものです。
本の構成としては、中心市街地の現状、中心市街地活性化対策、新しい動きの
三部になっている(本の見出しとは違いますが・・)。中心市街地活性化対策
への評価を行っている点が、これまでのものとは違っている。
ただ、この中心市街地活性化の問題であるが、議論の内容はわからなくもない
が、私のように郊外の住宅地で育ち、中心市街地は既に衰退していた中で育っ
てきている世代にも理解可能な論点の提示が必要だと思います。
また、この本のp.60-61に前号、前々号で紹介した流山WS研究会の活動が紹介
されています。(杉崎)
「まちなみまちづくり市民ネットワーク」(まちまちネット)は、それぞれが異
なる活動をしている会員同士が、みんなに知ってほしいこと、知らせたいこと
を発信しあい、多様な交流を生む場になることをめざしています。まちづくり
の“異業種交流”ともいえるかもしれません。1998年6月に、情報交換誌『ま
ちまち通信』の発行から第一歩を踏み出しました。「まちまち」は、「町、
街、まち」だけでなく、「色々な」(分野、立場、地域など)という意味もこめ
たネーミングです。まちまち通信は、隔月発行(郵送)しています。第1号は13
名の参加を得てはじまりました。参加者それぞれの手から少しずつネットワー
クが広がって、現在は80名を超えています。通信の発行の他、7月からは2か月
に1回の交流の場「まちまちサロン」、11月からメーリングリストによるタイ
ムリーな情報交換も始めました。メンバーは、東京近郊の方が大半を占めます
が、東北、北陸、中部、近畿、四国、九州など地域の広がりもあります。ま
た、町並み、建築物の保存活用、環境、都市計画、バリアフリー、フィランソ
ロピー、行政の市民活動支援等、分野も多岐にわたります。活動の紹介、イベ
ントの案内、出版物等の推薦など、多様な情報を発信し合いながら、互いに刺
激を受け、新たな交流も生まれています。まちづくりは、私たちの暮らしすべ
てに関わる誰にも関係のあるテーマです。あなたも情報交換する仲間になりま
せんか(年会費1500円、新入会時にはプラス500円) ご参加をお待ちしています。
まちまち通信 編集・発行人 越野圭子
参加申し込み、問い合わせ先
(有)プラネット 越野圭子 〒141-0031 東京都品川区西五反田2-9-7-202
TEL.03-3490-0193 Fax.03-3490-5820 e-mail VZB14263@nifty.ne.jp
会費振込口座 郵便振替 00190-8 -45964 加入者名:まちまち通信
━━【情報やご意見をお寄せください】━━━━━━━━━━━━━━━━━
●「こんなことありました」というエピソード
●こんな本を読みました(「まちづくり本」のコーナー)
●研究会やイベントの参加者募集
●コンサルタントのバイト、WSの学生のお手伝い募集募集
「週刊まちづくりHP」に
は、現在「週刊まちづくり」のバックナンバーと掲示板があります。是非、み
なさんのご感想、ご意見や情報などをを掲示板に書き込んで頂ければと思って
おります。よろしくお願いいたします。
「週まち」は、まちづくりに関係するネットワークをゆるやかに結ぶ役割を担
うことできるのではないかと考えています。現在、情報の相互交流をしていま
す。「週まち」に頂いた情報はこれらのML等にも掲載される可能性のあるこ
とを予めご了承ください。
●松戸まちづくりメーリングリスト
●まちまちメーリングリスト
●ニフティサーブ「川のフォーラム」
また「週まち」は情報の整理とともにネットワークを大きな目的としています。
お知り合いで配信希望の方がいらっしゃいましたら、お知らせください。編集
部からすぐにお送らせていただきます。
みなさんのご協力あっての「週まち」です。是非とも情報をお寄せください。
内容は、みなさんがまちづくりに関係あると思われることならなんでも結構で
す。みなさんの手元にある情報を是非お寄せください
(メール・FAXどちらでもOKです)
転載に関してはみなさんの自発的な判断におまかせいたします。
今後の配信を希望されない方はそのまま、ご返信ください。
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