週刊まちづくり/70号(2000/08/13号)


週刊まちづくり/70号(2000/08/13号)



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□□□□◆週刊まちづくり◆□□□□ ---Weekly Machi-Zukuri---
2000/08/13(毎週日曜日発行)             70号(配信数379)
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【※等幅フォント半角70文字の設定でお願いします】
週まち(週刊まちづくり)ホームページ

今週号も大幅に遅れて申し訳ありませんでした。お盆だから、情報が少ないだ
ろうと甘くみていたのが間違いでした。次週以降はなるべく遅れが少なくなる
ように頑張っていきたいと思います。
この週まちも、当初はただのイベント情報でしたが、みなさんのご協力で最近
では“読み物”としても充実してきたような気がします。これは創刊時にはあ
まり想定していなかっただけに、うれしく思っています。
さて、この週まちのネットワークの特徴は、20代の若手とばりばりに活躍され
ている世代の方というふたつの大きな世代に支えられているところにありま
す。編集部はその20代の若手ということになります。
最近、20代の専門家としてはまだまだヒヨッコの私たちが、なんだか気がつい
たら、まちづくりの現場に出て、結構いろいろと活動に関わっていることがあ
ります。一方で、先輩方からは、私たちに対して「君たちは何がやりたいの
?」という疑問が浴びせれることもあります。実はこれはまちづくりの現場に
関わる同世代の多くが言われているということがなんとなく、見えてきました
(この週まちに対しても、同様の指摘を受けることがあります)。それらの問
いかけに対して、実は適切に応えられない自分たちがいるのですが、でもこう
やって実際に活動ができている状況とはなんだろうか?また、自分たちな「人
のために」なんて、立派な考え?から活動をしているのではなくて、「なんか
楽しいこと」「なんかおもしろいこと」をやりたいということをモチベーショ
ンとして活動をしているような気がしてきたのです。
そんなことをいろいろと議論をするうちに、まずは20代の同世代でまちづくり
の現場で頑張っている人たちで集まって、お互いの今現在の位置を確認しまし
ょうという企画が有志で動き出しました。
詳細はまたお伝えしますが、是非是非、興味のある方、自分が該当すると思わ
れる方、ご参加ください。ちなみに10月の終わりに研究会をしたいと思ってい
ます。MLの立ち上げも行いたいと思いますので、よろしくお願いします。
(杉崎和久@週まち編集部)

☆☆【今週の週まち】☆☆☆☆☆☆
1.まちコラム
2.まちづくり伝言板
3.まちづくりカレンダー
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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◆1 まちコラム◆
「気まぐれコラム」【その24】=<伊達美徳>=
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<能登は哀しや土までも>
 能登の七尾市に行ってきた。市の総合計画見直しにつき、職員の研修をする
とて、講師の一人として招かれたのだ。
 市内の和倉温泉(なんにもない実につまらない温泉町だ)に泊まって、周辺
地区や市内を見てまわった。ここもやっぱりどこの地方都市でも起きている問
題が丸見えである。

 里地・里山の美しさと比べて、市街地の汚いこと,とりわけ街外れの幹線道
路沿いのあまりのひどさに、「能登よ、おまえもか」と、悲しくなった。
 どうして今まで育ててきた街を見放して、こんな汚い街をつくるのだろう
か。
「能登はやさしや土までも」と言うのだそうだが、わたしの能登は哀しかっ
た。

 駅の観光案内所で「街の中にはなにも見る所ありません」というのを後にし
て、七尾の中心街を歩けば、まだまだ伝統的な美しい街並みがあり、商店街に
は老舗もあるではないか。汚れているけど水流もある。市役所も病院も学校も
ある。暮らしよさそうな街だ。だが、人通りがない。聞けばここが人口減少一
番だと言う。

 七尾市郊外に新しい高速道路インタチェンジができるから、その周辺やとり
つけ道路沿いの新開発を誘導するらしい。
 市の人口は、これまでは奥能登地方からの流出を受け止める形だったが、こ
れからはそれもできなくなってきたから、減少を止めようもない。
 それなのに、中心市街地を空洞化しながらの拡大型都市計画が止まらない。
新しい市立美術館や国立病院も、街外れに建てている。次第にうすっぺらな稀
薄な街になっていく。

 さて、日本でもイギリスでも田舎に暮らすことが流行になりつつあるとい
う。人口流動の大勢からみて、それは本当だろうか。少なくとも私はあのよう
な汚い田舎郊外街に暮らしたいとは思わない。
 たしかに誰しも自然に囲まれて暮らしてみたい情緒的あこがれはあるだろう
から暮らしたいのは美しくも寂しい里地なのだろう。

 だが本当に田舎に暮らせる人がどれほどいるだろうか。中心街よりも更に寂
しいのが里地である。そこに本当に暮らせるのか。
 こどもの教育は自宅教育か、食べ物は自給自足か、老人医療介護はどうす
る、車しかない生活が続くか、などなど考えると、それをやれる人は金持ち
か、それとも思想的にも技術的にも自然の中での暮らしを確立した人だろう。
全体から見るとごく少数だろう。

 もしも多くの人がそれを望んで里地に住み着いたら、それは里地環境を失う
というジレンマを招くだろう。政策論としては、街暮らしが基本となり、里暮
らしが特殊にならざるを得ない。

 ある夏、若狭の町と村をしらみつぶしに神社を訪ねたことがある。目的は趣
味の能舞台探しであったが、別のことを考えさせられた。
 巡る集落に、汚いが海水浴客で賑わう漁村と、美しいが寂しすぎる農村の対
比をつくづく感じた。どこでも漁村はごちゃごちゃと集まる集落をつくってお
り、これに海水浴客用の宿泊所を勝手に増築するから、むちゃくちゃな風景と
なる。

 農村は農地の広がりの中にぽつぽつと集落がはめ込まれているし、人がこな
いから増築どころか家屋がなくなるから、風景は美しく保たれる。
 どちらにいる人が幸福なんだろうか、どちらが生産力があるのだろうか、ど
ちらが優れた人間環境だろうか、考えこんだが、未だに分からない。

 なお、七尾市の研修会の話だが、人口については減少ぜざるを得ない方向で
政策を見直したい旨を、市長が職員の前で発言されたので、新たな時代の都市
政策が始まりそうだ。      (田舎生まれの都市計画家)

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「岡崎で生まれた男2」(三矢かつし)
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今回は、具体的活動の紹介とも思ったが、地元の方々から受け取った僕らの様
子を表す言葉が今も印象的なので、番外編的な位置づけでそれを紹介しようと
思う。

■アルキテクト
奈良井公園をめぐる一連の活動で力を貸して下さった、竜美南の総代(自治会
長)山本さんは、地元の方々に対して、僕のことを「彼らはアルキテクトで
す」と紹介する。

山本さんは、メキシコでの勤務経験が長かった事もあり、スペイン語が堪能
で、趣味が高じて英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語も扱える相当な語
学力の持ち主だ。スペイン語の「アルキテクト」は、英語で言う「アーキテク
ト」であり、建築家を指す。

しかし僕は、このアルキテクトのものものしい語感の方が気に入っている。ア
ルキテクトは、どこと無く「アルケミスト」に似ている。アルケミストとは、
小説でご存じの方もいるかもしれないが、ギリシャ語で錬金術師を意味する。
小説・アルケミストでは、石を金に変えてしまう秘術・錬金術を身につけたい
と思った少年が、熟練の錬金術師に出された課題を一つ一つ乗り越えていく中
で、自分にとって本当に必要なものは何かに気づいていく。

そこにある不思議さや、芸術性を示唆しながら、アルキテクトという言葉に置
き換えたとき、参加のデザイナーが持つセンスの一つを言い当てている気がし
て興味深い。

■とぼけた感じ
JR岡崎駅の近くにある、喫茶店・待夢(タイムと読む)のマスターは、5年
近く前に駅前再開発に際して、緑と水の潤いのある商店街に向けた住民案づく
りをしたグループの重要人物の一人である。結果的には、行政に相手にされな
かったわけだが、こうした発想の先進性には驚かされた。

三矢・天野コンビの打ち合わせに待夢を使っていた時、マスターは時間がある
と話しかけてくれた。僕らが動き出して、市役所の中にも市民の声を聞こうと
する姿勢・方向性に関して「微風が吹いている」と感じているマスターは、僕
らを分析してこんな評価の声を漏らしていた。

「君たちのとぼけた感じがいいね」

マスターの言う「とぼけた感じ」とは、僕らのノリの軽さと、決して正面から
相手組織と衝突はしないのだけど、的確に自分たちの主張を伝達しつつ、物事
を前進させていく様を指す。僕らとしては、自分たちなりに真面目なつもりだ
が、他人にはそう見えたらしい。

こうしたセンス溢れる市民まちづくりの実践者に恵まれながら、岡崎での展開
は進められた。

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中心市街地ににぎわいを 「岡崎城下 三河小町」がオープン
(8月1日 読売新聞より一部を抜粋)=<宮瀬和之>=

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 関所風の出入り口。黒屋根の町屋と長屋建物。葵の紋を染め抜いたのぼり。
岡崎市康生地区にお目見えした常設イベント会場「岡崎城下 三河小町」は、
訪れる人々を江戸時代にタイムスリップさせるような一角だ。

 岡崎市が、中心市街地の活性化基本計画が具体化するまでの間、旧岡崎郵便
局跡地の有効利用をと建設し、施設がオープンして10日余り。思惑どおりに
中心市街地の にぎわいを創出できるか、江戸情緒たっぷりの新名所をのぞ
いてみた。

 「三河小町」は、東西に長い長方形の敷地で、昨年2月に移転した岡崎郵便
局の跡地約3,330uをすべて使っている。同市の古くからの繁華街西端
で、周りにはホテルや百貨店が立ち並ぶ。

 同市では当初、建物を取り壊した跡地を更地にしておく予定だった。しか
し、活性化計画に基づいて着工されるまで数年かかるため、空き店舗が目立つ
など空洞化が進む同地区のにぎわいを取り戻す手だてにと、常設のイベント会
場を設けた。

 会場は、イベント広場やギャラリーなどの「座」、特産品や土産物など販売
店の「市」、食事や休憩所などの「町屋・長屋」の3つで構成。出店だけで2
0店舗を超える。全体的に江戸時代風のこぢんまりとした町で、催し物を楽し
みながら、飲食や買い物を楽しめる趣向になっている。暫定的な施設のため、
小学校の木造校舎を解体した後の廃材を使うなどの工夫をし、建築費は約1億
6,000万円に抑えた。郵便局が集配に使った地下道もそのまま利用してい
る。

 各地のテーマパークほどの規模がなく、催し内容も不十分という声も聞かれ
るが、期間限定の施設が成功するかは、市民にどれだけ親しまれ、魅力ある内
容をつくり出せるかにかかっているといえる。

■宮瀬コメント■
 期間限定の施設にしては、なかなか立派な建物群が並んでいます。郵便局の
地下を利用した飲食店も、壁を黒くしたり吹き抜けを設けたりと工夫がされて
いて、いい雰囲気です。
 心地よい夜風に吹かれながら、縁台に座って酔いをさます?のは気持ちがい
いですよ。
 病院跡地などの利用方法がなかなか決まらず、更地のままになってしまうケ
ースが多い中で、この三河小町が中心市街地活性化のヒントにつながれば、と
思うのですが。

                            (岡崎市役所)
ホームページ:「みや坊の旅日記」
http://www.venus.dti.ne.jp/~k-miyase/toppage.html

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◆2 まちづくり本◆
(今週はお休みです)
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◆3 まちづくり伝言板◆
「環境goo大賞」
−あなたの情報発信が21世紀の地球環境を支える−

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近年、日本においてもNGOの環境保全活動に対して、消費者/企業からの関
心が高まってきており、その活動内容についての情報公開も求められてきてい
ます。
NTT−Xでは、環境goo大賞をとおして「あなたのおすすめホームペー
ジ」や「NGOの活動内容を、いち早く、正確に伝える情報発信の仕組み」、
「NGOと消費者/企業との情報交流を図る仕組み」等を募集し、画期的な提
案には資金(総額100万円)を寄付し、今後のNGO活動(情報発信・情報
交流)のお手伝いをします。
詳しくはこちら → http://www.eco.wnn.or.jp/taisyou/index.html

【提供】後藤隆さん(環境NPO研究会)よりお寄せいただきました。

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本の紹介
●上田耕蔵(神戸協同病院院長)
「地域福祉と住まい・まちづくり−ケア付き住宅とコミュニティケア−」
●石東直子+コレクティブハウジング事業推進応援団
「コレクティブハウジングただいま奮闘中」

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 このたび、震災復興のための「すまい」に関して、私たちの仲間として一緒
に活動してきた、上田院長と石東姉御がほぼ同時に、下記のような著作を共に
学芸出版社から上梓されました。
 震災復興に関する私たちなりの5年の総括・検証の一部と思います。広く皆
様に読んでいただきたく、お知らせいたします。どうかよろしく、

(「報告きんもくせい」定期購読者の方には、8月下旬、9月中旬にそれぞれプ
レゼントします。もちろん、全国の本屋さんで購入できます。)

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書名●「地域福祉と住まい・まちづくり」
    −ケア付き住宅とコミュニティケア−
著者●上田耕蔵(神戸協同病院院長)
発行●学芸出版社刊(000810発売)ISBN:ISBN4-7615-1171-0
  ●1700円+税/四六判・タテ・並製/192ページ

−高齢者の心を支えるのは住まいコミュニティ−
高齢者に元気に暮らして貰うにはどうすれば良いのだろうか。医療や介護だけ
では人は救えない。必要なのは自立できる住まいと、噂話ができるコミュニテ
ィ。高齢者の心の支えだ。被災地で生活支援に取り組んだ病院長が、さまざま
に試みられたケア付き住宅やコミュニティケアの経験をもとに熱く語る福祉の
まちづくりの未来像。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
書名●「コレクティブハウジングただいま奮闘中」
著者●石東直子+コレクティブハウジング事業推進応援団
発行●学芸出版社刊(000830発売)ISBN:ISBN4-7615-2239-9
  ●2400円+税/A5判・タテ・並製/232ページ

−下町再生をめざす公営コレクティブハウジング誕生ものがたり−
全国初の公営協同居住型集合住宅が震災後の神戸に誕生した。その言いだしっ
ぺであり、応援団という立場で情熱的に関わってきた都市プランナーが、計画
づくりから入居者の居住サポート・ネットワークづくりまでをホットに記録。
隣人とふれあって暮らすことの安心感と楽しさを持つ新しい住まい方を、高齢
社会に向けて発信する。

【提供】小林郁雄さん(まちづくり会社コー・プラン)よりお寄せいただきま
    した。

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◆4 まちづくりカレンダー◆
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◎:新しく紹介するイベント
■:以前紹介したイベント([●●号]は掲載号)
□:追加情報のあるイベント
☆:ホームページ版での新情報

バックナンバーは、以下に掲載中

|第61号|第62号|第63号|第64号|第65号|第66号|第67号|第68号|第69号|

◇◇イベント情報◇◇
─<関東>──────────────────────────────
8/14(月)
■国際協力研究会
     池谷啓介氏(元アーバン・リソース・センター・スタッフ)
     「プノンペンの低所得者居住地域の住環境改善事業」
[第69号]

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8/15(火)
■環境NPO研究会第6回勉強会「中・日環境NPO事情」[第69号]

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8/19(土)
■2000年夏の運河塾「利根運河の水を語る」[第67号]

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8/23(水)
■第152回 都市経営フォーラム
     『まちづくりとコミュニティ・ビジネス』−自律型の地域社会づく
     りをめざして−
[第67号]

◎東京都産業振興ビジョン報告・討論大集会

    【時間】13:15〜17:10
    【場所】東京都庁第1本庁舎5階・大会議場
    【定員】先着500名
    【参加費】無料
    【問合】東京都労働経済局総務部企画調査課
       電話:03-5320-4666  FAX:03-5388-1451
       Eメール:tomin@iri.metro.tokyo.jp
    【内容】
     13:15〜13:20
      ・オープニング:浜渦武生(東京都副知事)
     13:25〜13:55
      ・第一部:プレゼンテーション
      <東京都産業振興ビジョン・・・東京再生 夢を現実に、ゼロか
       らの出発>木谷正道(労働経済局産業政策担当部長)
     13:55〜15:35
     ・第二部:<東京都と創った産業振興ビジョン>・・・チャレンジ
      ・プロジェクト提案者と都職員の発言
      【発言予定者】
       稲木清貴(東京の木で家を造る会事務局長)/木下斉((株)
       全国商店街ネットワーク代表取締役・早稲田大学高等学院3年
       生)/佐々木洋文(中野未来・宮園オート専務取締役)/柴田
       いづみ(滋賀県立大学教授)/清宮寿朗(NPO下町未来・行
       政書士)/千田泰弘(大田区産業情報ネットワーク提案者・
       (株)オーネット代表取締役)/富永一夫(NPO・FUSI
       ON長池理事長)/藤田俊英(東京シティマラソン提案者・ラ
       ンニング学会)/細野助博(中央大学教授・多摩NT情報イン
       フラタスクフォース)/安井潤一郎(早稲田商店会長)/渡部
       陽子(ひさし総合教育研究所長)ほか
     15:50〜17:10
      ・第三部:徹底討論 東京再生!
    【出典】
東京都HPより

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8/31(木)
◎イギリスに学ぶ「まちの再生」につながる、まちづくり学習&まち
     学習センター(アイリーン・アダムズさん講演会)

    【時間】19:00-21:00
    【場所】東京ウィメンズプラザ 1階視聴覚室
        (表参道駅徒歩7分 渋谷駅徒歩12分)
    【費用】1000円 *通訳付き
    【問合】まちワーク研究会
        〒155-0032東京都世田谷区代沢2−29−12 201
        (結まちづくり計画室内)Tel 03-3414-8568
        *お問い合わせは21日以降にお願いいたします
    【内容】まちづくりは、人づくりから。
        人づくりは、まちづくりの中で。
        自信をなくしたまち(中心市街地)の、再生キーワードの一
        つは、「まちづくり学習」です!
        イギリスで、1970年代からまちの環境に学ぶ学習に先駆的に
        取り組んできたアイリーンさんに、まちづくり学習が地域に
        与えるもの、そして人格形成に与えるものについてお話しい
        ただきます。また、現在グラスゴーで進められている、独自
        の文化や歴史を活かした都市再生プロジェクトの中でのまち
        学習プログラムと学習センターについても、お話しいただく
        予定です。
     講演:アイリーン・アダムズ(Eileen Adams)
        教育コンサルタントとして、多方面で環境、デザインにかか
        わる子どもの学習、参加カリキュラムの開発や指導を行なっ
        ている。現在、ロンドンのサウスバンク大学の研究員で、多
        くの組織のコンサルタントをつとめると同時に、国内外で講
        演を行っている。ロンドン在住。今回は、東京学芸大学の招
        きで来日した。
     コーディネーター:木下 勇(千葉大学助教授)
    【提供】木下勇さん(千葉大学)よりお寄せいただきました。

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9/2(土)
◎水彩都市・江東キャンペーン フラワーシップ(花船)パレード

    【時間】13:15-16:30
    【集合場所】江東区クローバー橋わき水門橋
          東京都江東区北砂スポーツ会館手前
          クローバー橋(横十軒川と小名木川の交わる所)近辺
          (地下鉄東西線東陽町駅下車徒歩、地下鉄都営新宿線住
           吉駅下車徒歩)
    【問合】水彩都市アピール実行委員会
        E-mail:talo@ss.iij4u.or.jp/FAX:03-3635-9458
    【内容】水彩都市・江東では、川をいかしたまちづくりについて見学
        会、学習会等を重ねています。
        今回は江東区主催「水彩都市・江東キャンペーン」の一環と
        してフラワーシップパレードを開催します。川の良さ・楽し
        さを船に乗って、また、川岸からも体験していただく企画で
        す。どうぞ、ぜひご参加下さい。
     ・水彩フェスティバルの内容
      13:30〜第1回 放水デモンストレーション(深川消防団)
      13:30〜乗船券の抽選ジャンケン大会
       (1)海洋商船水上バス(約70名)無料
       (2)東京都巡視船「ちどり」(約10名)無料
      13:30〜和船乗船回遊(和船、カヌーは自由乗船)
      14:15〜3:45カヌー教室  15名単位、無料 30分交代
      14:15〜ダーツによるプレゼントが当たる!
        FC東京選手直筆サイン入り絵葉書、ジグソーパズルなど
     14:00〜飲物、ハーブクッキー、
        ハーブクラフト、押し花などの販売
        ※スポーツクラブ、PTAなど、グループ参加の場合は参加
         予約受付中!
    【提供】須永俶子さん(水彩都市アピール実行委員会)よりお寄せい
        ただきました。

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9/9(土)
◎日仏景観会議・鎌倉

    【時間】12:30〜
    【場所】鎌倉円覚寺方丈
    【問合】鎌倉市役所都市景観課
        TEL:0467-23-3000(内線322)
    【内容】「法と景観」
        講師:G・Wursteisen(建築家)、C・Combes(生態学者)
    【出典】
東京建築士会HPより

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9/10(日)
■<市民立・江戸川第1発電所>設立1周年のつどい[第67号]

◎日本建築家協会(JIA)中野地域会
     『中野 川下り バス+徒歩 ツアー』

    【集合場所】スマイルなかの
    【費用】無料
    【定員】44名(申込み締切:9月8日、または定員になり次第)
    【申込】(社)日本建築家協会 関東甲信越支部 事務局・原田さん宛に
        電話:3408−8291  FAX:3408−8294
    【内容】来る、9月10日(日)に、中野区の北を流れる妙正寺川と
        南を流れる神田川をバス+徒歩でめぐりるバスツアーを企画
        いたしました。昔の上水が現在どのように整備されつつある
        かを、川べりの遊歩道を歩き、川沿いをバスで移動して、ま
        ちづくりのエレメントとしての川の可能性を探り、あわせて
        中野の東西南北をぐるっと見てみよう、という企画です。
        更にこのツアーに参加された方々が、ツアー時に撮った写真
        (絵や詩などでもOK)を10月7・8日(土・日)に催さ
        れる「中野まつり」参加イベント、「ここがすてきだから
        『私たちのまち中野』」(JIA 中野地域会・建築士事務所協
        会中野支部 共催=テーマ「21世紀に残したい中野の風
        景」)に出展してもらい、事務所協会の別企画で集まった生
        徒・学生作品とともに まちづくりワークショップを行おう、
        という 連動企画でもあります。
     ・12:45   集合:スマイルなかの
     ・13:00〜13:30 ショートレクチャー
         担当:中野まちづくり公社 西山事務局長
         テーマ:中野の川にまつわる まちづくり的 お話し
     ・13:45〜17:30  バス(+徒歩)にて見学
     ・18:00〜 2次会(予定)
    【提供】中村陽子さんよりお寄せいただきました。

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9/12(火)
■第13回都市計画理論研究会
     「記号論の視点からみた都市計画・都市デザイン論」
      (話題提供者=門内輝行先生(早稲田大学理工学部教授))
[
第69号]

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9/25(月)
◎建築学会高度情報通信社会小委員会
     都市計画情報交流WGシンポジウム
     「インターネット時代の都市計画情報交流の現状と課題」

    【時間】13:30〜17:00
    【場所】日本建築学会建築会館会議室
        JR田町駅,都営地下鉄三田駅(浅草線・三田線)徒歩3分
    【定員】70名(事前申し込み、当日可)
    【費用】会員2,000円、会員外3,000円、学生1,000円
    【申込・問合】日本建築学会事務局研究事業部(大野智洋)
           電話 03-3456-2057 FAX 03-3456-2058
           電子メール ono@aij.or.jp
    【内容】インターネットの急速な普及は、都市計画情報の公開を促進
        するとともに、都市計画への市民参加の機会を拡大しつつあ
        る。GIS、VR、電子会議室など様々な情報技術を駆使し
        て発信されはじめた都市計画情報のインターネットにおける
        交流の現状を捉え、電子メディアによるプランニング・ステ
        ージ構築への課題について論じる。
     1)インターネットによるプランニング・ステージ構築の必要性
      (大和市情報政策課・慶應義塾大学SFC研究所 小林隆)
     2)WebGIS利用の現状と課題
      (建設省建築研究所第一研究部住環境計画研究室長 河中俊)
     3)都市デザイン・コラボレーションの可能性
      (名古屋大学文学部地理学教室助教授 奥貫 圭一)
     4)市民まちづくりにおけるインターネット利用の現状と課題
      (bridge.ac 片桐 常雄)
     5)行政の都市計画情報利用の現状と課題
      (横浜市総務局高度情報化推進室 山口 健太郎)
     6)ディスカッション
      (宮城大学事業構想学部デザイン情報学科教授 沖塩荘一郎)

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9/27(水)
■中野のまちづくりを考える会 9月定例会[
第66号]

─<東海>──────────────────────────────
8/19(土)
◎農業文化園公開講座
     事例に学ぶ 親・学校・地域のパートナーシップ
     −21世紀を生きるこどもたちの体験してほしいこと−

    【時間】10:00-16:00
    【場所】名古屋市立福田小学校分校 体育館(イス席)
        港区春田野1-2901
    【問合】名古屋市農業文化園
        t:052-302-5321 E-mail:bunkaen@chance.ne.jp
    【申込】当日申し込みは50名まで
    【内容】農業文化園では、夏の企画展「わくわく探検隊」にあわせ
        て、下記のような公開講座を企画しました。21世紀を生きて
        ゆくこどもたちを支える親としての自覚や、学校としての取
        りくみ、地域市民の協力といったものが芽生える中で、互い
        に無理をしない緩やかなサポート関係が生まれた事例などを
        集めて、みなさんに紹介します。
        自分たちの地域に生かせることは積極的に取り入れ、できる
        ことから取りくみを始めましょう。どんな小さなことでも、
        自ら楽しみ、そして重ねていくゆく先に、きっと市民が主役
        の「まちづくり」の未来があると信じて。
     ・プログラム
      <午前の部>
      おどり(人業劇団ひらき座「創造表現 おもしろがることからは
      じめよう」)
      事例報告1−不足する体験、でも身近なことからの始めの一歩−
       ・森下京子(モンテッソリー瑞穂子どもの家)「幼児の体験と
        成長)/白石公二(地木遊人)「こどものいろいろな体験を
        通して見えてくるもの」
       ・小学校の取組事例「総合的な学習へ向けて」
        額田町立大雨河小学校「小さな学校の大きな冒険」/名古屋
        市正色小学校「自然と共生する心を持つ児童を育てる」
      講演 相地満(日本環境教育学会)「21世紀を生きる原体験−原
         体験とは 原体験を保障する時と場について−」
      <午後の部>
      事例報告2−親・学校・地域のパートナーシップをつくる−
       ・名古屋市立福田小学校分校/新海池コミュニティガーデン公
        園愛護会/滝ノ水緑地公園愛護会/安城市立安城西中学校/
        西尾市立西尾小学校
      講評 林進(とうかい食農健サポートクラブ幹事・なごや西の森
         づくり研究会会長)
    【提供】三矢かつしさんよりおよせいただきました。

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9/2(土)
■シンポジウム「NPOと行政」PART2−支援・自立・協働−[
第69号]

─<関西>──────────────────────────────
8/25(金)
■都市環境デザイン会議第7回セミナー
     「UNBUILD UENO DESIGN ニュータウンを超えて」
[第65号]

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8/26(土)
■第1回 風景術セミナー「コバヤシ&アソシエイツ/最近の仕事」[第66号]

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9/28(木)
■「21世紀の建築・まちづくり」
     (まちづくりセミナー2000:連続講座)
[
第68号]

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10/11(水)
◎安藤忠雄氏が語る「まちづくりのスタートにたって」

    【時間】13:45-16:30
    【会場】兵庫県立淡路夢舞台国際会議場 2階 メインホール
        兵庫県津名郡東浦町夢舞台1番地
        TEL 0799−74−1000
    【定員】500名(定員になり次第締め切ります。)
    【参加料】無 料
    【問合せ・申込先】
     社団法人公共建築協会 近畿地区事務局 特別講演会係
     〒540-0028大阪市中央区常盤町1-2-17大阪フコク生命ビル
     T:06-6943-7571/f:06-6943-7576
     ※申込期限 平成12年9月20日(水)
      1.参加者の方には、聴講券を送ります。
        2.会場までは、新幹線新神戸駅前、JR徳島駅前から専用バスを
       用意しております。バスは予約制で、バスを利用される方はバ
       ス利用料金として、当日2,000円をいただきます。
    【内容】今回は、建築家安藤忠雄氏の講演「まちづくりのスタートに
        たって」に続き、同氏と多才異色の作家松山巖氏による対談
        を企画しました。会場はすでにジャパンフローラ2000開
        催でおなじみの安藤氏設計による淡路夢舞台であります。
        1.安藤忠雄氏の基調講演
        2.同氏と松山巖氏の対談

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10/12(木)
◎21世紀の建築・まちづくり(まちづくりセミナー2000:連続講座)

    【時間】18:00〜20:00
    【場所】安田火災海上保険(株)安田火災ビル12F会議室
       (大阪市中央区瓦町4-1-2、地下鉄御堂筋線2番出口)
    【参加費】一般2000円、学生1000円
    【申込み】氏名・所属・連絡先住所・電話・faxを記入の上、<f
         ax、e−mailまたははがきで>JIA近畿支部まで
         電話:06-6229-3371 fax:06-6229-3374
         e-mail:jiakinki@osk2.3web.ne.jp
    【内容】「大阪の都市ストックを活かした街づくり」藤田邦明(都
        市問題経営研究所会長)
      街づくりに新しい要素は大切であるが、貴重な都市ストックは必
      要。大阪道修町の医薬商集積は三百年の歴史。規模世界一、谷町
      の洋服小集団は男性ファッションとして世界唯一、これらを活か
      した街づくりを。
    【出典】
日本建築家協会近畿支部HPより

─<その他>─────────────────────────────
8/18(金)-8/20(日)
■愛媛県「近代化産業遺産全国フォーラム」[第68号]

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9/16(土)
◎日仏環境景観会議2000in新庄

    【時間】13:00〜
    【場所】新庄市市民文化会館(山形県新庄市)
    【問合】雪の里情報館  TEL:0233-22-7891
    【内容】「時代の住まいと景観」
        パネリスト:G・Wursteisen,C・Combes,
               柳宗理,竹村真一,進来廉
        自由討論 17:10〜
    【出典】
東京建築士会HPより

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9/23(土)
◎能登国際テント村2000 PARTU 環境問題フォーラム
     「全国ドブ川市民サミット2000」

    【時間】10:00-17:30
    【会場】七尾産業福祉センター2階ホール
        石川県七尾市三島町70−1 TEL:0767-54-8888
    【費用】無料
    【申込】申込書に氏名・年齢・所属・連絡先住所・tel・fax・e-mail
        をご記入の上、事務局まで郵送またはfaxでお申し込みくだ
        さい。
        ※メールでfax番号をお知らせ下されば、申込書をfaxいたし
         ます。
        〒926-0804 石川県七尾市生駒町16-4
        株式会社 御祓川内 全国ドブ川サミット2000事務局
        tel:0767-54-8866 fax:0767-53-4811
    【内容】川や水について考えることは、私たちの生き方そのものへの
        問題を投げかけています。地球環境の様々な問題がドブ川と
        なってしまった全国の都市河川に如実に顕れています。私た
        ちのまちの御祓川もそのひとつ。
        これは、科学技術だけを盲信してきた20世紀の人々の負の
        遺産です。私たち人間が水の文化に支えられて生きてきたこ
        とを忘れてしまったのです。
        しかし、この水文化喪失に気づき、川をよみがえらせたまち
        も少なくありません。七尾でも、いよいよ御祓川に背中を向
        けることをやめる時が来ています。
        そこで、全国のドブ川と言われる都市河川に関わる皆さんと
        の情報交換を行い、都市河川をとりまく様々な議論や活動を
        展開するため、「全国ドブ川市民サミット」を御祓川が流れ
        る石川県七尾市で開催します。
        サミット開催にあたって、次のような目的を掲げます。
       1.御祓川を通して地球環境やまちづくりへの市民意識を高め
         よう
       2.全国の川づくりとのネットワークを築こう
       3.都市河川をとりまく議論から、我々が取り組むべき課題を
         明確にしよう
      ※能登国際テント村は、12年前から七尾市で行われいる地域づく
       りのイベントです。毎年、七尾市が抱えるまちづくりのテーマ
       に合わせた様々な事業が行われています。
     ・プログラム
      9:00〜 受付
     10:00〜 メインフォーラム「ドブ川から見えてくるもの」
       コーディネーター/吉村 伸一(よこはまかわを考える会)
       パネラー/川端 五兵衞(近江八幡市長)/広松伝(柳川市・
            水の会代表)/相楽治(新潟の水辺を考える会)
     12:00〜 昼食
     13:00〜 サブフォーラム(フィールドに分かれて活動)
       フィールド1 御祓川への夢を描こう!ワークショップ
       フィールド2 水の文化と水郷のまちづくり(川端氏、広松氏)
       フィールド3 まちかどフォーラム みず・こめ・かわ
              (東野 太 農・都共生ネットこうべ)
       フィールド4 川づくりにおけるパートナーシップへの提言
              (相楽氏、吉村氏、岡田 稔 県河川課長)
       フィールド5 御祓川で遊ぼう!
         その他、御祓川ギャラリー・メッセージボード等随時開催
     16:30〜 全体会
     17:30 閉会
    【提供】伊達美徳さんよりお寄せいただきました。

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10/17(火)
■国土庁「世界半島会議2000」[
第68号]

─◇◇定例会◇◇──────────────────────────
■第2火曜日→(現在は不定期)
      ・・・中野のまちづくりを考える会
■第2水曜日・・・おぎくぼ塾
■第2金曜日・・・練馬まちづくりの会
      ・・・まちまちサロン(奇数月)
→【問合せ先】(有)プラネット 越野 圭子
                 E-mail:VZB14263@nifty.ne.jp
■第2土曜日・・・小金井まちづくりの会→8月19日(土)14:00〜17:00
※あくまで曜日は原則ですので、お出かけの際には、確認をしてください。

─◇◇展示会・展覧会◇◇───────────────────────
【開催中】

─◇◇連続講座◇◇──────────────────────────

■やまと街づくりサロン「街づくり学校」(入門編第四期)参加者募集
              〜始めよう身近な街づくり〜
[第59号]
 【日時】6/10(土), 6/24(土), 7/8(土), 7/22(土), 9/9(土), 9/23 (土), 10/14(土)(全7回)
   【時間】各回9:30〜12:00
 【場所】大和市渋谷学習センター及びその周辺

■HCDP2000展「コミュニティの未来デザイン」
 【会期】9/7(木)〜10/1(日)
 【場所】世田谷文化生活情報センター生活工房(キャロットタワー)
 【費用】シンポジウム・講演の全プログラム通しての参加費は1万円となり
     ます。
 【問合】世田谷文化生活情報センター 生活工房
     (担当:鈴木/長谷川/矢崎)
     〒154-0004東京都世田谷区太子堂4-1-1キャロットタワー
     Tel.03-5432-1544/Fax.03-5432-1559
 【申込】住所、氏名、電話・FAX番号、E-Mail、勤務先を明記のうえ、下記
     のアドレスまでお申し込みください。
      
 【内容】世田谷文化生活情報センター・生活工房ではヒューマン-センター
     ・デザインプロジェクトの一環として『HCDP2000展「コミュニティ
     の未来デザイン」』を下記の通り開催いたします。皆様お誘い合わ
     せのうえ是非ご来場くださいますようよろしくお願いいたします。
     ヒューマン-センター・デザイン プロジェクト(HCDP)2000展では
     「コミュニティの未来デザイン」をテーマに、新たな情報手段や先
     端技術が、私たちの生活に大きな変化をもたらしていくなかで、未
     来に向けてより豊かで人間的な社会のありかたやライフスタイルと
     はどのようなものかを模索します。
     情報技術の発達は、これまで私的環境に埋没していた個人の知識を
     容易に流通させます。こうして生まれる様々なコミュニティが相互
     に関連し、21世紀を力強く支えることが期待されます。そのために
     は誰にでもアクセスしやすく、また人間の感性に親和性をもつテク
     ノロジーの開発が欠かせません。
     今回は、私たちにとっての快適な生活を具現化することを目的とし
     た、モノやシステム、テクノロジーに関する大学や企業の取り組
     み、豊かなコミュニティの実現を試みる地域の活動などの具体的な
     事例を、講演・シンポジウム、展示、プレゼンテーションにより紹
     介し、このテーマについて考えていきます。
   ・講演・シンポジウム プログラム(会場:5Fセミナールーム)
    9/8(金)18:00〜21:00
     ●基調講演(18:00〜19:30)
      "Tangible Bits: Designing the Boundary between People,
       Bits, and Atoms"
      「タンジブルビット:人とビットとアトムの境界をデザインす
       る」/石井裕(マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ
       教授)
     ●基調シンポジウム(19:30〜21:00)
      「インターフェイスとしてのデザイン」
      石井裕(MITメディアラボ教授)/柏木博(デザイン批評/武蔵
      野美術大学教授)/川崎和男(デザインディレクター/名古屋市
      立大学教授) 
     定員:150名(先着)参加費:3000円(基調講演+基調シンポジウム)
    9/9(土)18:00〜21:00
     ●テーマシンポジウム 1.「知恵の流通・知のインフラ」
      水越伸(東京大学助教授)/渡邊朗子(慶應義塾大学大学院専任
      講師)※他にも出演者を予定しています。
    9/10(日)15:00〜18:00> 
     ●テーマシンポジウム 2.「地域コミュニティにおける協働のデザ
      イン」
      片桐常雄(建築士/ぶりっじ・えーしー)/岸裕司(習志野市秋
      津コミュニティ会長)/西部忠(北海道大学助教授)/森川千鶴
      (NPOフュージョン長池事務局長代理)/渡辺保史(ジャーナリ
       スト)
    9/11(月)18:00〜21:00
     ●テーマシンポジウム 3.「情報環境からみた福祉・介護」
      生田正幸(龍谷大学教授)/関根千佳(株式会社ユーディット代
      表取締役)/高橋紘士(立教大学教授)/中根雅文(慶應義塾大
      学SFC研究所)/西澤和夫(世田谷区政策経営部情報政策課長)
    ※定員:テーマシンポジウム 1.2.3.各150名(先着)
     参加費:テーマシンポジウム 1.2.3.各2000円
    9/12(火)18:00〜21:00
     ●特別講演「HCDPの精神と方法をめぐって」〜センソリアムシティ
      を中心に〜
      荒川修作 (芸術家)
      聞き手 落合良 (共立女子短期大学講師)/彦坂裕(建築家・
          環境デザイナー)     ※定員:150名(先着) 参加費:2000円

■まちづくり交流フォーラム「研究集会”2000”inMIE」ー自立・協働・
  交流ー

  【会期】9/3〜12/3
  【場所】三重県内各地27会場で開催。
  【主催:問合せ】三重県集会実行委員会
          津市栄町1-954三重県市民活動センター内
          059-224-2644 open@mienpo.net 
          まちづくり交流フォーラム
          名古屋市中区栄3-18-1-13F
          052-238-1600 vec02316@nifty.ne.jp
  【趣旨】高齢化・低成長の21世紀を迎えるにあたり、これまでの高度成長
      時代のパラダイムを大きく転換することが求められています。”
      まちづくり”を都市工学や建築・土木などのハード面に限定せ
      ず、環境・福祉・教育・文化といった面にも視野を広げ、また、
      高齢者・女性・子ども・障害者・外国人などがかかえる課題も積
      極的に受けとめ、そうした視点から取り組まれている各地・各領
      域での試みの交流と新たな文化、新たなコミュニティの創造をめ
      ざす「21世紀のまちづくり」を提言するためにこの研究集会を開
      催しています。最初の1998年は愛知県で600名が、昨年は岐阜県
      内各地(17会場)で4000名の方に参加頂きました。今年は、三重
      県(27会場)で「自立・協働・交流」をキーワードに開催し、
      「実現するまちづくり」を議論します
  【ホームページ】http://www.mienpo.net/
  【各イベント内容】
   ・9/3(日)12:30〜13:30 オープニングセレモニー第1部 
    「21世紀のまちづくり」ー市民からのメッセージ。−自立・協働・
     交流ー   
    会場:四日市市文化会館 四日市市安島2-5-3 0593-54-4501
    問合せ:四日市青年会議所 0593-38-9854
        takashige@msb.biglobe.ne.jp
   ・9/3(日)14:00〜15:30 オープニングセレモニー第2部−つながる
    会場:6ケ所の県民局(四日市・津・上野・松阪・伊勢・尾鷲)でテ
    レビ会議。
    問合せ:本部実行委員会 059-224-2644 open@mienpo.net
   ・9/3(日)9:00〜16:30  TALKING war⇔peace。 
               ー子どもが育つまち
    会場:四日市市文化会館 四日市市安島2-5-3 0593-54-4501
    問合せ:(特)三泗地区子ども劇場センター 0593-51-6367 
        sansic-c@cello.ocn.ne.jp
   ・9/3(日)14:00〜16:00 「循環型社会ってな〜に?」ー捨てればゴ
                ミ 生かせば資源
    会場:近鉄アートホール 四日市市諏訪栄7-34 0593-54-7900
    問合せ:デポネットみえ 0593-33-6909 taiyo@cty-net.ne.jp
   ・9/14(木)13:00〜17:00 旅人よ集まれ!俳句交流フォーラム 芭蕉
                の旅ごころー21世紀の旅ごころ
    会場:久居市市民ふれあいセンター 久居市新町994 ポルタひさい
       059-259-0377
    問合せ:NPO俳句みえ 059-255-2651
   ・9/16(土)12:30〜17:00 円卓会議「地域経営の戦略と仕組み。境界
                を越えて、輝く人たち」−一人一人から始
                まる広域のまちづくりー
    会場:ふるさと多度文学館 桑名郡多度町多度2-24-1 0594-48-7000
    問合せ:広域まちづくり実行委員会
        0594-48-7905 rivers@pop21.odn.ne.jp
   ・9/16〜17(日) 19:00〜21:00 東紀州フォーラム2000
         いま水辺に心の安らぎを求めて ー生態系にやさしい水辺
         づくりー
    会場:海山町中央公民館 北牟婁郡海山町相賀481-1 05973-2-2803
    問合せ:東紀州フォーラム実行委員 05972-2-3539
        owasejc@aqua.ocn.ne.jp
   ・9/30(土)10:00〜16:00 地域の歴史・文化・環境を活かすまちづく
                り
    会場:桑名市中心市街地&六華苑 六華苑:桑名市桑名字鷹場663-5
       0594-24-4466
    問合せ:平成の町割会 0594-24-1365 ccp41922@syd.odn.ne.jp
   ・10/1(日)13:00〜17:00 再度問おう!NPOとは何か。 ー優遇税制
                措置を迎えて
    会場:三重県市民活動センター 津市栄町1-954  059-224-2644
    問合せ:059-224-2644 open@mienpo.net
   ・10/14(土)11:00〜16:30 ジェンダーフリーのまちづくり
    会場:津市内(予)
    問合せ:ワーカーズあいむ 059-222-4525 aimu@aqua.ocn.ne.jp
   ・10/22(日)まちを遊ぼう。子どもが育つまち。−さあ、まちに出よ
          う。
    会場:松阪市駅前商店街 松阪市日野町
    問合せ:松阪子どもNPOセンター  0598-26-6128
        mknpo@po.cnet-matsusaka.ne.jp
   ・10/28(土) 19:00〜21:00 うみべの音楽祭。−音楽と自然がもた
                  らす心の癒しを求めてー
    会場:豊浦海岸前広場 北牟婁郡紀伊長島町
    問合せ:熊野古道歩こう会フェスタ実行委員会
    05972-3-3409 onosyo@pref.mie.jp
   ・10/28-29(日) 29日がフォーラム よみがえれ農山村。−農山村と都
           市の共生ネットワークー 親の夢、子の夢、孫の夢。
    会場:飯高町海洋センター 飯南郡飯高町大字七日市834
       05984-5-0471
    (28日交流会(夕)、宿泊予約は9月20日締切)。要問合せ。
    問合せ:飯高コミュニケーションサークル
        FAX:05984-5-1124&05984-6-1092 icc@webmie.or.jp
   ・10/29(日)10:00〜16:00 子どもたちと「まち」を語ろう。ー子ど
                 もが育つまち、住み続けたい町四日市
    会場:四日市市総合会館 四日市市諏訪町2-2 0593-54−8292
    問合せ:(特)三泗地区子ども劇場センター 0593-51-6367
        sansic-c@cello.ocn.ne.jp
   ・10/29(日) 11:00〜15:00 子ども
    会場:伊勢市内宮川堤
    問合せ:iseまちづくりnet 0596-23-1874 ise-ueji@e-net.or.jp
   ・10月下旬 市民参加ワークショップ講座「公共施設をみんなで創ろ
         う」ー今すぐ役立つ実践講座。初級・中級篇
    会場:志摩総合庁舎 志摩郡阿児町鵜方3098-9 0596-27-5118
    問合せ:伊勢志摩NPOネットワークの会
    0596-27-5118 tatsuya@green.interq.or.jp
   ・11/3〜12(日) 菰野ひじかた400年祭。ー「菰野町発・・・歴史・文
           化・まちづくりの祭典」
    会場:菰野町民センター/体育センター 
       三重郡菰野町大字福村871-2 0593-94-1502
    問合せ:菰野町教育委員会 0593-93-2044 chamber@pcs.ne.jp
   ・11/12(日) 午前フィールドワーク、午後討論中心市街地の活性化。
          −新しい時代へ向けて地域の交流拠点としての中心市街
          地の可能性を探るー
    会場:名張商工会議所アスピア(予)
    問合せ:名張シンクス 090-3389-4353 seeba55@e-net.or.jp
   ・11/12(日) 10:00〜15:00 「もしも・・・・」−防災体験フェス
                  ティバルin松阪
    会場:松阪市中部台運動公園 松阪市立野町 0598-26-1472
    問合せ:実行委員会 0598-21-2183 osamu777@bronze.ocn.nc.jp
   ・11/19(日) 13:00〜16:00 SOS(save our sea)運動のファンが
                  主催する環伊勢湾会議。−海から見た
                  環境汚染ー
    会場:海の博物館 鳥羽市浦村町大吉1731-68 0599-32-6006
    問合せ:実行委員会 0596-24-9538 miwabu@d1.dion.ne.jp
   ・11/23(休) 午前〜午後 「三世代ふれあい交流フェスティバル
                in だいたて」−子どもが育つまち
    会場:だいたて商店街・観音公園 津市大門
    問合せ:津子どもNPOセンター 059-225-1404 take@mint.or.jp
   ・11/25(土) 13:00〜17:00 「全国地域通貨サミット。−地域通貨に
                  よるまちづくりの可能性を考える」
    会場:なや学習センター 四日市市蔵町4-17 0593-50-0201
    問合せ:実行委員会 0593-63-4990 terakoya@Asks.net
   ・11/26(日) 11:00〜16:30 「地域のメディア・こう使うたらおもろ
                 いで。ーデジタル時代の可能性と課題」
    会場:鈴鹿医療科学大学(予) 鈴鹿市岸岡町1001-1 0593-83-8991
    問合せ:市民とメディア研究会 052-971-0906 access@tunagu.gr.jp
   ・11/26(日)10:30〜17:00 「協働型まちづくりの主体とシステム。
                 ー自立と協働のまちづくりびとをめざし
                 て」
    会場:伊勢市商工会議所 伊勢市岩淵1-7-17 0596-25-5151
    問合せ:059-225-0320 judy@mie-shakei.or.jp
   ・11/26(日)13:00〜15:00 子どもトーク。−思ったまま、感じたま
                 まに話そうよ
    会場:桑名市コミュニティプラザ 桑名市大山田1-7-4 0594-32-1820
    問合せ:桑名子ども劇場 0594-21-0501 kuwakko@par.odn.ne.jp
   ・11月下旬 子どもフォーラムIN 伊勢。−子どもだって考えている
    会場:伊勢市おかげ横丁 伊勢市宇治中之切町52
    問合せ(特)伊勢子ども劇場 0596-28-5692
        kodomo21@basil.ocn.ne.jp
   ・12/2(土) 10:00〜16:30 里山を21世紀にどう活かすか。−介護・
                 教育・癒しから考える
    会場:津市神戸地区、公共施設を予定
    問合せ:伊井野雄二 0595-64-0051 ecoakame@e-net.or.jp
   ・12/3(日) 終日を予定 総括集会。 
     「21世紀のまちづくり。ー自立・協働・交流による”実現するまち
      づくり”の姿を考えよう」
    会場:県庁講堂 津市広明町13 059-224-3070
    【趣旨】三ケ月間にわたる各地の集会の論議を総括し、三重集会の論
        議の特徴や課題を考えます。自立・協働・交流などをキーワ
        ードに21世紀のまちづくりの姿について議論を深め、テーマ
        や地域の違いをこえて”実現するまちづくり”に向けて意義
        のある問題意識を共有し、明日の実践につなげます。
        ※参加費500円
    【問合せ】本部 059-224-2644 open@mienpo.net

─◇◇学会・学術関係◇◇──────────────────────────

■まちづくり交流フォーラム 研究集会 2000 in MIE:9月3日(日)〜12月3日(日)
■日本建築学会大会学術講演会:9月8日(金)〜10日(日) 日本大学(郡山市)
■土木学会:9月21日(木)〜23日(土) 東北大学川内北キャンパス講義棟
■日本計画行政学会:9月22日(金)〜23日(土) 広島大学東千田キャンパス
■日本社会情報学会第15回全国大会:9月29日(金)〜30日(土) 一橋大学西キャンパス
■第23回全国町並みゼミ・日南大会:10月6日(金)〜8日(日) 宮崎県日南市
■地理情報システム学会第9回研究発表大会:10月11日(水)〜13日(金) 工学院大学(新宿校舎)
■環境システム研究論文発表会:10月26日(木)〜27日(金) 名古屋大学
■日本都市計画学会中部支部第11回研究発表会:10月27日(金) 名鉄トヨタホテル
■日本環境共生学会第3回学術大会(研究発表大会):10月28日(土) 名古屋大学 工学部
■日本地域学会第37回年次大会:11月3日(金)〜4日(土) 東北学院大学 土樋キャンパス
■第35回日本都市計画学会学術研究論文発表会:11月11日(土)〜12日(日) 金沢大学
■第10回地域安全学会研究発表会:11月17日(金)〜19日(日) 静岡県地震防災センター
■土木計画学研究発表会:11月23日(木)〜25日(土) 足利工業大学
■環境情報科学センター第14回環境研究発表会:11月28日(火) 日本大学会館
■都市住宅学会第8回学術講演会:12月1日(金)〜3日(日) 広島工業大学広島校舎
■応用地域学会14回研究発表大会:12月2日(土)〜3日(日) つくば国際会議場

─◇◇その他◇◇──────────────────────────

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◆5 編集部からのお知らせ◆
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 ●こんな本を読みました(「まちづくり本」のコーナー)
 ●研究会やイベントの参加者募集
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週刊まちづくり第70号(2000年08月13日発行)
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