週刊まちづくり/68号(2000/07/30号)


週刊まちづくり/68号(2000/07/30号)



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□□□□◆週刊まちづくり◆□□□□ ---Weekly Machi-Zukuri---
2000/07/30(毎週日曜日発行)             68号(配信数375)
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【※等幅フォント半角70文字の設定でお願いします】
週まち(週刊まちづくり)ホームページ

 今週号は夏休みに入ったこともあって、イベント情報は新しい情報はほと
 んどありませんでした。その変わりにコラムや伝言板の情報が満載にな
 り、これまでの週まちとはちょっと雰囲気がちがうかもしれません。
 みなさんも是非、気軽に週まちに文章を寄稿してみませんか?
 編集部一同お待ちしております。

☆☆【今週の週まち】☆☆☆☆☆☆
1.まちコラム
2.まちづくり伝言板
3.まちづくりカレンダー
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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◆1 まちコラム◆
ネットワークを「ネットワーク」する【その1】=<大島惠介>=
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週まちをごらんのみなさま、はじめまして。創刊準備1号から購読させていた
だいており、知人である杉崎さんよりコラムの依頼もあったのですが、やっと
コラムを書こうと奮起しました。

さて、第一回はまず、簡単に自己紹介からはじめましょう。自己紹介をするこ
とがこのコラムのタイトルを説明することになると思いますし。

「おおしまけいすけ」と読みます。名古屋生まれ名古屋育ち。現在は、静岡に
ある建築設計事務所にて勤務しております。大学は名古屋にある大学院を修了
しました。専門はまちづくりというよりマンション研究。ちょっと変わってい
る人がコラムを書いていると思われるでしょうが、現在の勤務内容は「まちづ
くり」そのものです。メインは報告書の作成などです。が、最近は仕事がもっ
ぱらありません。(苦笑)

また建築事務所勤務という肩書きの傍ら、アット・ニフティのフォーラムであ
る「学生☆さろん」のマネージャもしています。マネージャとはいいながら
も、実際の作業はほぼすべて一人でやっていますので、肩書きはさておき、や
れることならなんでもやっています。

またその傍ら、Cond-ml というマンション管理組合の方を対象とした、メーリ
ングリストの開設者・管理者でもあります。こちらは、研究テーマであるマン
ション管理の問題について、みんなで考えていこうという趣旨の元、修士論文
提出前に開設し、現在150名近くの参加者がいます。

知る人から見れば、ネットワークにべったりの生活をしていますが、パソコン
通信と出会ったのは約8年程前。ネットワークに触れたときの感動はいまだ色
あせることなく身体に染み付き、上記二つのようなことをしている次第です。

さて、自己紹介はとりあえずこのくらいにして、このコラムで扱いたいと思っ
ていることを簡単に提示しておきましょう。

本コラムのタイトルであるネットワークをネットワークする試みとして、まず
一点は、メーリングリストを開設した理由などを。次にフォーラムを開設させ
た時の思いなど。また、ネットワークをネットワークする意義やしかけなどを
考察していきたいと思います。

できるだけ定期的に発信してまいりたいとは思っていますが、遅筆なため最低
でも月1コラムくらいにはしていきたいと思いますので、よろしくお付き合い
くださいませ。
          E-mail:ohshima.keisuke@nifty.com 大島 惠介
学生☆さろん Webpage :http://www.nifty.ne.jp/forum/fgakusei/
Cond-ml Webpage :http://homepage1.nifty.com/chima2/

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「木造民家を市民活動に提供すること」(三矢かつし)
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■木造民家で学童保育
 僕が、名古屋工業大学で高橋先生のもと建築を学んでいたとき、空き家を利
用した学童保育所を卒業研究の対象とした。
 学童保育所の父母会の方々が、一生懸命手入れして、古い民家を子どもたち
のために準備したその空間は、木造民家のもつ柔らかさ、人が住む親しみやす
さに包まれており、子どもたちが自由に遊び、くつろぐ場として僕の目に映っ
た。
 3年前に学童保育が制度化されて以来、学校の敷地内に学童保育所が併設さ
れているケースが増えているが、学校の管理下の延長上にある空気は、大人
は「安心だ」と思う一方、子どもたちにとって意識的伸びやかさが確保できな
い。
 問題解決は二つあり、学童保育所を地域の中に埋め込む(民家利用も一つの
手)のと、学校を完全に地域に埋め込む・解放する、という二つの手段であ
る。

■木造民家で地域福祉
 愛知県知多市で活動するNPO「ゆいの会」は、地域で介護・福祉を実現して
いる優れた組織である。最近そこの主催者・松下さんのご厚意で現場を見せて
もらう機会があった。
 それは、木造民家とそれに併設する機織りの工場を一体的に利用した空間と
して形成されていた。学童保育の研究でも、それぞれの部屋がうまく使いこな
されているのに感心したが、こちらも負けずに居心地がよい。
 一番端的なのは、公的な施設の空間のだだっ広さでは、ゆっくり落ちつくと
いう風にはならないが、民家の部屋では、思わずくつろいでしまう。庭の手入
れもそこを使う人々のコミュニケーションに一役買ってくれる。
 市民活動の持つ親しみやすさは、民家という空間が持つ親しみやすさと共鳴
しうる。

■木造民家は、地域の財産
 もちろん、空き家を使える空間として整備し直すのは手間の掛かることだ
し、維持する費用も大変だ。しかし、「木造民家は、社会的ストック・資産で
ある」という視点で見直し、当面、市民の活動の場・拠点として、これを維持
・活用しやすい制度の整備が急がれる。

■暮らし香る町並みづくり
 一つ目に、空き家の改装は、それに関係する人々が汗を流すことも、重要な
意味をもつが、社会的資産の維持なので、行政的な補助があってもおかしくな
い。この修復に大工さんの活躍の場、仕事があってもいいはずだ。
 二つ目に、市民活動がこうした民家を利用するときの家賃を補助、あるいは
肩代わりを行政として行うこと。こういうと、財政の圧迫に聞こえるが、新し
く市民活動向けの施設をつくるよりましだし、場合によっては、家賃の分だけ
市民活動に事業を委託するなどして、帳尻を合わせたいところだ。
 例えば、行政の相談窓口が、市民が使っている民家にあったら、どれだけ行
きやすいことか。行政の機能を地域に埋め込む手法としても活用できる。

 こうした木造民家を活用することで、安易にまちが破壊されないという効果
もある。どこか落ちつきのある街角、風景を住民参加のもとに都市計画として
作り上げていく一方で、人々が暮らしを積み上げてきた人間くさい町並みを残
すための制度充実も忘れずにいたいものだ。

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◆2 まちづくり本◆
(今週はお休みです)
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◆3 まちづくり伝言板◆
=<まちづくり本紹介>
「まちづくり批評〜愛知県足助町の地域遺伝子を読む〜」
早稲田大学後藤春彦研究室(山崎義人さん)

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■趣旨
 わが国の農山村のまちづくりも四半世紀の歩みを数え、まちづくりの先達の
代替わりの時期にさしかかってきた。これまでの20数年間にわたる先進的なま
ちづくりのあゆみをきちんとレビューしてみたいというのが本書の目的と一つ
である。
 まちづくりとは人間生活と環境文化を総合的に捉えた新しい批評分野ではな
いか。もちろん批評すべきは農山村のまちづくりそのものではなく、まちづく
りを通して見えてくる戦後の日本の農山村社会の変容であり、現代社会そのも
のである。

■内容
 1999年11月27日に「まちづくりレビュー講座」と銘打ち、「愛知県足助町ま
ちづくりの軌跡と展望」と題するシンポジウムを開催した。
 当日のプログラムはスライドレクチャーによる「まちづくりの軌跡と展
望」、小沢庄一さん、矢澤長介さん、後藤春彦による「鼎談」、全国のまちづ
くりに深くかかわる人々や足助町民あわせて16人による「まちづくり批評」の
3部より構成していた。
 本書はほぼ、これにならって1章から3章までの構成とし、最後に事後の議論
を踏まえたまとめを4章としている。

■目次
 はじめに 後藤春彦
 第1章 足助のまちづくりレビュー    (町の歴史と住民の記憶)
 第2章 回帰と転換、ふたつの原点を求めて(リーダーが語るまちづくりの
     あゆみ)
 第3章 まちづくりは疲弊したか     (16人のまちづくり批評)
 第4章 「地域遺伝子」を読む    (批評から学ぶまちづくりの未来)
 むすび 

■出版社
 株式会社ビオシティ

■価格
 2000円(税別)

是非ご一読いただき、本書を批評していただきたいと思います。

hip@goto.arch.waseda.ac.jp 
http://www.goto.arch.waseda.ac.jp/~hip

までご意見・ご感想をお寄せ下さい。
(早稲田大学)

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第2回寺子屋ネット報告(浅川麻美子さん)
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こんにちは。

寺子屋ネットでははじめての講義がありました。
経過をお伝えしようと思います。

7月26日谷中の桜木会館で第2回寺子屋ネットが行われました。前半は早稲田大
学社会科学部助教授の早田宰先生をお招きして、都市計画の政策化というテー
マでお話を聞きました。参加者は全部で35人で、ちょうどよい人数だったと思
います。都市計画を建築以外の視点で考えることが新鮮でしたという感想が多
かったです。都市計画は様々な社会問題と絡んでいて、いろんな視点から考え
るべきであることを痛感しました。後半は谷中学校代表の手嶋尚人氏も加わ
り、谷中についても対談しました。また参加者からはまちづくりのために地域
で税金を課すことはできないのか?など、様々な質問がでました。さらに30代
の女性に活動に参加してほしいときは子供の一時預かりサービスをするべきだ
というお話もあり、納得してしまいました。始めての講義とディスカッション
でしたが、学び、つながるという寺子屋ネットの目的に少しだけ近付けたよう
に思います。視野を広げる必要性を感じたはじめてにふさわしい講義だったと
思います。また、講義の後は希望者でお待ちかねの懇親会を行いました。場所
は谷中学校の方の事務所をお借りして、お酒、軽食を持ち込んでのお金がない
学生ならではの懇親会でした。狭い場所に大人数でしたが、きっとこんな懇親
会から人はつながっていくものだと思っています。次回の寺子屋ネットは8月
24〜29日で1泊のお寺での合宿、まちあるき、谷中のお祭りに参加という企画
をしています。住民の方と交流できるよい機会だと思います。
今後も理論と実践の両面から学んでいきたいと思います。

第3回寺子屋ネットの案内をさせて下さい。

谷中で過ごす、寺子屋ネットの夏合宿について
合宿の大きな柱
1.谷中を体験する  2.お互いを知る  3.組織の確立
この合宿では、谷中という地域を介して地域の方々と、あるいはメンバー同士
の交流を深め、寺子屋ネットという組織の基礎を固める方針で計画を組みまし
た。約一週間という短い期間を通して、谷中という場所と、活動に参加してい
る人について、深く認識していくことが目的です。
今までの方針通り「みんなでつくる姿勢」を大切にするため、現段階ではまだ
保留の箇所もありますが、大まかな予定は以下の通りです。

■8/24(木)午後1時〜
通い
いつもと違う谷中まちあるき「メンバーの視点による谷中案内」
コース:根津・谷中界隈・上野公園 案内役:森本(芸大)

■8/25(金)開始時刻は
 通い   班による。
他の町を通して谷中を見る。「テーマ別出張見学会」
コース:南大沢(ニュータウンでの人の交流)
烏山(近代の寺町とその周辺)
向島(防災の視点で町をみる)等など
*参加者の興味を見学コースに反映したいので、参加締切の8/16ま
で希望を募ります。

■8/26・27(土・日)
 通い
お祭りに参加。早めに申し込めばおみこし担げます。
(合宿に参加しなくてもおみこし担ぎにきてください)
地域の方々と接触する絶好の機会でもあり、外から一時的に戻ってきた方とも
接触できます。

■8/28(月)
泊まり
観智院
午前10時観智院集合
25日の収穫を踏まえて班ごとに提案を考える。
午後4時〜中間発表

■8/29(火)
観智院
早朝6時〜全生庵で座禅を組む(きちんと組めなくても大丈夫)
あとはせっせと作業。午後2時〜最終プレゼンテーション
まとめのあと解散

□お風呂は銭湯、食事はお弁当または近くの食堂でとる、ということにしま
す。
□布団は寝袋持参またはレンタル(実費は別途徴収)
□ 参加費はフル参加で2000円となります。交通費と食費は各自負担して下さ
い。

参加希望者は下記までよろしくお願いします。
浅川麻美子(工学院大学 渡邊・野澤研 修士2年)
mamiko-a@mail.webnik.ne.jp
(寺子屋ネット谷中)

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[早稲田大学専門学校2000年度後期開講コース]
パタンランゲージ・デザインコース
―― タウンマネージャーとして「まちづくりの方法と技術」を学ぶ ――

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 現在、日本の多くの都市で「中心市街地の活性化」が叫ばれ、その実施主体
である「TMO」(タウンマネジメントオルガニゼーション)のあり方が議論さ
れています。
 そこで、早稲田大学専門学校では、「パタンランゲージ」という参加のまち
づくりの一手法を用いて「TMO」の中心的な役割を果たす「タウンマネージャ
ー」の養成講座を開講することにしました。
 タウンマネージャーは、商業や交通に関する知識や経験はもちろん、多くの
人の参加を促す「まちづくり仕掛人」としての役割も期待されている新しい職
能です。欧米ではすでにその職能が確立され、まちづくりに大きな成果を上げ
ており、特に女性が活発にこの職に携わっています。日本のまちづくりの世界
でも、タウンマネージャーは欠かすことのできない専門家となることは間違い
ないでしょう。
 このコースの対象としては、市町村のまちづくり担当者をはじめ、まちを
「育てて行こう」と思う商工会議所、商店ならびに一般市民そして議員の方々
を想定しています。
 「パタンランゲージ」は、現実的で実践的なまちづくりの手法です。この方
法なら素人でも「まちの形」をとらえていくことができます。したがって、講
義は演習形式が中心です。第1部はパタンランゲージ手法の基礎、第2部はタ
ウンマネージャーとしてのパタンランゲージ手法の応用となっており、まちの
問題解決の方法として「パタンランゲージ」を応用した参加のまちづくり手法
をスピーディに、実践的に体得することを目指します。
 あなたが今抱えているまちづくりの課題に対して、何が可能か一緒に議論し
てみませんか。
以上

    卯月 盛夫(早稲田大学教授・まちづくり)
    中埜  博(まちづくりカンパニーシープネットワーク取締役)

【日程】9/16、30、10/7、14、28、11/11、18、25、12/2、9、16、1/13、20、
    27、2/3
【授業時間】13:00-17:50
【問合せ】早稲田大学専門学校(受付14:00−20:00)
     〒169‐8555 東京都新宿区大久保3‐4‐1
     tel.03‐5286‐3911/ fax.03‐5286‐3469
     e-mail senmon@list.waseda.ac.jp
     URL http://www.waseda.ac.jp/senmon/

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埼玉県震災に強いまちづくり点検マップ作成ソフトモニター募集
                            (古里実さん)

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埼玉県では、
震災に強いまちづくり点検マップソフトCD−ROMのモニターを募集して
います。

下記の県政ニュースホームページに募集内容が掲載されています。
http://prosv.pref.saitama.jp/scripts/news/news.exe?ref+2000+7+273

埼玉(一部の市町村でも可)を対象に、防災、まちづくりに関する調査、
研究、教育、学習活動等を行っていらっしゃる方、行う予定の方に、
是非ご応募いただければ、有り難く存じます。

また、関連情報として、
防災まちづくり条例(仮称)検討にあたり意見提案募集を行っています。
下記の埼玉県消防防災課ホームページに掲載していますので
是非、ご覧いただき、ご意見をお寄せください。
http://www.pref.saitama.jp/A09/BJ00/shobo.html

*お知り合いの関心のある方に、この情報を転送、配信いただければ、
有り難く存じます。
(埼玉県)

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練馬まちづくりの会夕涼み幻灯会のお誘い(杉崎和久)
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練馬まちづくりの会では昨年来、区内石神井地区で活動を行っています。今年
度は昨年度までの活動成果として(電動ミニバス)の提案を行い、HC財団の
活動助成を受けて活動を展開しています。その一貫として8月5日に夕涼み幻
灯会という野外スライド上映会を開催いたします。今回は石神井の歴史や自
然、CATに関係した写真などを交えながら、議論を深めていければと思って
います。
当日は、石神井公園ボート池では、地元商店街主催による灯ろう流しが行われ
ます。会場はボート池のすぐ脇ですので、灯ろうの明かりを横目にして野外ス
ライド上映会になります。ビールを片手に、池からの涼しい風に吹かれながら
の夕涼み会になると思います。是非みなさん、いらしてください。
石神井の自然についてのプログラムは「みずとみどりの研究会」の協力で実現
しました。
【日時】8/5(土)19:30-20:30(雨天順延)
    ※当日は昼間より会場にてパネル展示を行っています
【場所】都立石神井公園ボート池ボート乗り場裏
    西武池袋線石神井公園駅下車
【内容】テーマ「石神井の歴史と自然と未来」
    ・石神井の昔の写真を見ながら
     田村晴久(練馬まちづくりの会)
    ・石神井の自然(東京の川と緑の全体像から)
     神谷博(みずとみどりの研究会)
    ・「CATの提案」
     瓦井隆司(練馬まちづくりの会)
【協力】石神井公園商店街振興組合・「ハイ!石神井公園」編集室・みずとみ
どりの研究会
【問合せ】練馬まちづくりの会
     E-mail:nerima@dab.hi-ho.ne.jp 
     URL:http://www.dab.hi-ho.ne.jp/nerima/
(練馬まちづくりの会・週まち編集部)

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◆4 まちづくりカレンダー◆
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◎:新しく紹介するイベント
■:以前紹介したイベント([●●号]は掲載号)
□:追加情報のあるイベント
☆:ホームページ版での新情報

バックナンバーは、以下に掲載中

|第51号|第52号|第53号|第54号|第55号|第56号|第57号|第58号|第59号|第60号|
|第61号|第62号|第63号|第64号|第65号|第66号|第67号|

◇◇イベント情報◇◇
─<関東>──────────────────────────────
7/31(火)
■都市計画家協会懇話会
     森下慶子氏(ケーピー)・熊谷博子氏(映像ジャーナリスト)
     「安全・安心まちづくり女性フォーラム」
[第64号]

■千葉まちづくりセンター第8回露天風呂
     浜口勤(「社会インターフェイス研究所」代表、ボーンセンター会
     員)「演題:NPOの道具箱−非営利組織・官公庁・企業が豊かな
     「生態系」を育むための条件とは−
[第65号]

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8/4(金)
◎フォーラム「快適都市空間をつくる」

    【時間】18:30-20:30
    【場所】建築家会館本館 渋谷区神宮前2−3−16
    【費用】無料(座席数の都合上、上記連絡先まで出席のご登録を頂け
        ますようお願いいたします。)
    【連絡先】JIA 那須野 TEL:03−3408−7125
    【内容】「快適都市空間をつくる」(中公新書)の内容を踏まえた1
        時間程度の基調講演の後、参加者全員による討議を行う。
        (飲食はありません。)
        近代以降、産業優先で形成されてきた日本の都市において
        は、暮らしやすさや美しさというものが、実感しにくいもの
        となっています。21世紀を迎えるにあたり、私たちの都市
        をどのようにすれば真に快適な生活空間へと再構築していけ
        るのかについて、今真剣に考えていくことが必要とされてい
        ます。
        このような中、今般、「快適都市空間をつくる」という本が
        出版されました。本書は、住宅・都市行政で携われた経験
        と、著者自らの鋭い洞察力と豊富な知見に基づき、日本の都
        市が現在なぜこのような状況に置かれているのかについて制
        度的な観点を含め具体的な検証を行うとともに、これからの
        都市をどのようすれば再構築できるのかについて示唆を与え
        る内容となっております。
        このため、この度、「快適都市空間をつくる」の著者であら
        れる青木仁氏をお迎えして、下記により、日本の都市につい
        て議論を深める場として、フォーラム「快適都市空間をつく
        る」を開催することとしました。
        本フォーラムをきっかけとして、これからの日本の都市のあ
        り方について議論が深まることを期待しており、建築・都市
        計画等に携わる方々を始め、ご関心のある方々の積極的な参
        加を期待しております。
    【提供】椎名さん(国土庁)よりお寄せいただきました。

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8/5(土)
■東京建築士会「21世紀を語ろう」−第4回会員・青年交流会
     セミナー:「長崎出島オランダ商館の復原」
     〜よみがえる出島の街並みとオランダ人の住まい〜
[
第65号]

■練馬まちづくりの会夕涼み幻灯会[第66号]

■みずとみどりの研究会
     平成12年度第2回歩く会と学習会
     「田柄用水と田柄川を歩こう!」
[第66号]

■中野のまちづくりを考える会 大和町あるき[第67号]

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8/7(月)
■比較住宅政策研究会
     山本典子氏(コウハウジング研究会)「アメリカの新しい住まいづ
     くりの潮流 -CoHousing-」
[第67号]

───────────────────────────────────
8/9(水)
■おぎくぼ塾8月例会
     寺田弘「今東京のまちづくりに迷惑なことは」
[第52号]

───────────────────────────────────
8/10(木)
■中野のまちづくりを考える会 8月定例会[第66号]

───────────────────────────────────
8/19(土)
■2000年夏の運河塾「利根運河の水を語る」[第67号]

───────────────────────────────────
8/23(水)
■第152回 都市経営フォーラム
     『まちづくりとコミュニティ・ビジネス』−自律型の地域社会づく
     りをめざして−
[第67号]

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9/10(日)
■<市民立・江戸川第1発電所>設立1周年のつどい[第67号]

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9/27(水)
■中野のまちづくりを考える会 9月定例会[第66号]

─<東海>──────────────────────────────
(情報はありません)

─<関西>──────────────────────────────
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8/8(火)
■環境パートナーシップセミナー
     「持続可能なまち(地域)づくりとパートナーシップ―ヨーロッパ
     市民の経験」
[第65号]

───────────────────────────────────
8/25(金)
■都市環境デザイン会議第7回セミナー
     「UNBUILD UENO DESIGN ニュータウンを超えて」
[第65号]

───────────────────────────────────
8/26(土)
■第1回 風景術セミナー「コバヤシ&アソシエイツ/最近の仕事」[第66号]

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9/28(木)
◎「21世紀の建築・まちづくり」
     (まちづくりセミナー2000:連続講座)

     【時間】18:00-20:00
     【場所】安田火災海上保険(株)安田火災ビル12F会議室
        (大阪市中央区瓦町4-1-2)
     【参加費】一般2000円、学生1000円
     【申込み】受講日・氏名・所属・連絡先住所・電話・faxを記入
          の上、 <fax、e−mailまたははがきで>
         (社)日本建築家協会近畿支部(06-6229-3371)
          FAX:06-6229-3374 
          e-mail(jiakinki@osk2.3web.ne.jp )
     【内容】講師:角野幸博(武庫川女子大学教授)
         テーマ 「郊外の21世紀」
         郊外に住宅地が生まれて百年。夢を背負い、理想を追い求
         めてきた住宅地が、いま崩壊の危機に瀕している。郊外再
         生の道はあるのか、これらの住宅地に求められる<テーマ
         >とは。日本の郊外開発をリードしてきた関西から21世紀
         を考える。
     【出典】
日本建築家協会HPより

─<その他>─────────────────────────────
8/2(水)
■タウンマネージメント・フォーラム〜タウンマネージメント手法に
     よるまちづくり先進事例に学ぶ〜(石川)
[第64号]

───────────────────────────────────
8/8(火)-8/9(水)
■土木学会「第5回水シンポジウム2000 in くまもと」[第63号]

───────────────────────────────────
8/18(金)-8/20(日)
◎愛媛県「近代化産業遺産全国フォーラム」

    【場所】リーガロイヤルホテル新居浜他
    【問合】新居浜市役所産業振興部商工観光課内
     近代化産業遺産全国フォーラム実行委員会事務局
     TEL0897(65)1260  FAX0897(65)1276
    【内容】
     8/18(金)
      *セッション1「産業技術の継承」新居浜フォーラム
       13:00〜 リーガロイヤルホテル新居浜
       ・基調講演 13:10〜
        演題 『我が国の産業技術の継承の課題と新居浜』
        鈴木一義(国立科学博物館主任研究官)
       ・新居浜技術史 14:10〜
        報告者 住友金属鉱山兜ハ子事業所精銅工場長 露口誠一
            住友共同電力且謦役工務部長 河合英清
            別子銅山記念館館長 上垣起一
       ・パネルディスカッション 15:50〜
        「産業技術の継承と創造的風土づくり」
         コーディネーター:三宅宏司(武庫川女子大学教授)
         パネリスト:鈴木一義
               内田俊秀(京都造形芸術大学教授)
               露口誠一
     8/19(土)
      *セッション2「近代化産業遺産視察」
       9:00〜15:00(但し、グループBは8:00〜17:00)
       ・グループA(メインコース200名)
        別子銅山記念館〜広瀬歴史記念館〜愛媛県総合科学博物館〜
        星越〜住友倶楽部〜住友化学歴史資料館〜口屋
       ・グループB(山岳コース60名)
        別子山村〜銅山越え〜東平〜マイントピア別子
       ・グループC(赤煉瓦コース60名)
        広瀬歴史記念館〜山根製錬所跡〜住友鉄道トンネル〜旧端出
        場水力発電所 〜東平
       ・グループD(仲持ちコース60名)
        口屋〜登道〜立川(仲持ち行列の実施)
       ・グループE(住友下部鉄道コース60名)
        惣開〜星越〜滝の宮〜土橋〜山根〜端出場
       ・グループF(四阪島コース20名)
        四阪島
      *セッション3「全国事例交流会」
       16:00〜 リーガロイヤルホテル新居浜
        発表予定者:新居浜市(県立新居浜南高等学校等)、
              大牟田市、足利市、北海道等、(財)余暇開発セ
              ンター、日本交通公社、読売新聞日曜版近代化
              遺産ロマン紀行担当者(視察報告含む)
      *セッション4「懇親交流会」
       19:00〜 リーガロイヤルホテル新居浜
     8/20(日)
      *セッション5「全体フォーラム開催」
       9:00〜16:00
       ・パネルディスカッション 9:30〜
        コーディネーター:横島庄治(高崎経済大学教授、NHK解
                 説委員)
        パネリスト:望月照彦(多摩大学教授)/清水慶一(国立科
              学博物館理理工学研究部工学第四研究室長)/
              後藤治(工学院大学建築デザイン学科助教授)
              /堀勇良(文化庁文化財保護部建造物課)/加
              藤康子(都市経済評論家)/末岡照啓(広瀬歴
              史記念館名誉館長・住友史料館主席研究員)
       ・記念講演 13:00〜
        演題 『ふりむけば未来!眠りをさます産業の遺伝子』
             木村尚三郎(東京大学名誉教授)
       ・産業遺産トーク・トーク 14:00〜  
        演題  『すばらしい日本の産業遺産とその可能性』
        グレゴリー・クラーク(多摩大学学長)、望月照彦/阿川佐
        和子(エッセイスト)
    【出典】
愛媛県HPより

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10/17(火)
◎国土庁「世界半島会議2000」

    【場所】鹿児島県指宿市(薩摩地域)
    【問合】国土庁地方振興局半島振興室
        電話 03-5510-8052(直通) E-mail chihan@nla.go.jp
    【内容】テーマ「海を生かした半島の観光−世界の半島の観光地に学
        ぶ−」
     第1部
      基調講演 〔講演者:渡邊貴介 東京工業大学教授〕
      事例発表(午前の部)
       ・海外@ ゴア半島(イギリス)
       ・国内@ 神恵内村(積丹地域)
       ・海外A 辺山半島(韓国)
      事例発表(午後の部)
       ・海外B フロリダ半島(アメリカ)
       ・国内A 指宿市(薩摩地域)
       ・海外C ケープ半島(南アフリカ共和国)
      パネル・ディスカッション
      〔コーディネーター:渡邊貴介 東京工業大学教授〕
      〔パネリスト:事例発表を行った上記6地域の関係者〕
     第2部(交流会)
      特別スピーチ(鹿児島県内から2団体程度を予定)
    【出典】
国土庁HPより

         ─◇◇定例会◇◇──────────────────────────
■第2火曜日→(現在は不定期)
      ・・・中野のまちづくりを考える会→8/10(木)
■第2水曜日・・・おぎくぼ塾→8/9(水)
■第2金曜日・・・練馬まちづくりの会
      ・・・まちまちサロン(奇数月)
→【問合せ先】(有)プラネット 越野 圭子
                 E-mail:VZB14263@nifty.ne.jp
■第2土曜日・・・小金井まちづくりの会→8月19日(土)14:00〜17:00
※あくまで曜日は原則ですので、お出かけの際には、確認をしてください。

─◇◇展示会・展覧会◇◇───────────────────────
【開催中】

─◇◇連続講座◇◇──────────────────────────

■やまと街づくりサロン「街づくり学校」(入門編第四期)参加者募集
              〜始めよう身近な街づくり〜
[第59号]
 【日時】6/10(土), 6/24(土), 7/8(土), 7/22(土), 9/9(土), 9/23 (土), 10/14(土)(全7回)
   【時間】各回9:30〜12:00
 【場所】大和市渋谷学習センター及びその周辺

─◇◇学会関係◇◇──────────────────────────

■日本建築学会:2000年9月8日(金)〜10日(日) 日本大学(福島)
■土木学会:2000年9月21日(木)〜23日(土) 東北大学川内北キャンパス講義棟
■日本計画行政学会:2000年9月22日(金)〜23日(土)
■第23回全国町並みゼミ・日南大会:2000年10月6日(金)〜8日(日) 宮崎県日南市
■地理情報システム学会:2000年10月11日(水)〜13日(金) 工学院大学(新宿校舎)
■環境システム研究論文発表会:2000年10月26日(木)〜27日(金) 名古屋大学
■日本都市計画学会中部支部研究発表会:2000年10月27日(金)
■日本都市計画学会:2000年11月11日(土)〜12日(日) 金沢大学
■第10回地域安全学会研究発表会:2000年11月17日(金)〜19日(日) 静岡県地震防災センター
■土木計画学研究発表会:2000年11月23日(木)〜25日(土) 足利工業大学
■日本都市住宅学会:2000年12月1日(金)〜3日(日) 広島工業大学

─◇◇その他◇◇──────────────────────────

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◆5 編集部からのお知らせ◆
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○情報やご意見をお寄せください
 ●「こんなことありました」というエピソード
 ●こんな本を読みました(「まちづくり本」のコーナー)
 ●研究会やイベントの参加者募集
 ●コンサルタントのバイト、WSの学生のお手伝い募集募集

○週まちのネットワーク
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予めご了承ください。
    ・松戸まちづくりメーリングリスト
    ・まちまちメーリングリスト(まちまち通信)
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○お知り合いで配信希望の方がいらっしゃいましたら、お知らせください。
○情報をお寄せください。みなさんがまちづくりに関係あると思われることな
らなんでも結構です。みなさんの手元にある情報を是非お寄せください。
(メール・FAXどちらでもOKです)
○転載に関してはみなさんの自発的な判断におまかせいたします。
○今後の配信を希望されない方はそのまま、ご返信ください。


週刊まちづくり第68号(2000年07月30日発行)
発行:週刊まちづくり編集部(吉村・杉崎・山崎・小林)
E-mail:machi@sa.uno.ne.jp
FAX:052-917-1210(吉村)
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