週刊まちづくり/196号(2003/03/23号)


週刊まちづくり/196号(2003/03/23号)




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□□□□◆週刊まちづくり◆□□□□ ---Weekly Machi-Zukuri---
2003/03/23(毎週日曜日発行)             196号(配信数1191)
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【※等幅フォント半角70文字の設定でお願いします】 <週まち(週刊まちづくり)ホームページ

  ★「緊急トーク 都市再生関連法改正を問う!」掲示板開設中 http://www.style-21.com/board/bbs/toshi/index.html    まだまだ、議論が盛り上がっています。是非、ご参加ください。     ※他にも都市再生関連法改正(建築基準法改正も含む)に関す  る議論が様々なサイトで行われています。       ☆藤沢市市民電子会議室「建築基準法改正YesNo会議室」     http://net.community.city.fujisawa.kanagawa.jp/MailBBS/ComED/YesNo-Archi/   ☆東大都市計画研究室「まちづくり会議」    http://up.t.u-tokyo.ac.jp/index-j.html ☆☆【今週の週まち】☆☆☆☆☆☆ 0 週まち関連イベント情報 3/27(木)-28(金) 「コンセンサス・ビルディング 国際トレーニングセミナー」 1.まちコラム ・東海のまちづくり条例取組その3多世代協働のもちづくり 2.まちづくり本 ・新しいまちづくりの雑誌にご協力下さい−その1−アリスセンター季刊情報誌 たあとる通信9号〜特集「市民活 動と法人制度」 3.まちづくり伝言板 4.週まちリンク集充実中(ホームページ紹介) 5.まちづくりカレンダー 6.公募関係 7.編集部からのお知らせ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

───────────────────────────────────────── ◆0 週まち関連イベント情報◆ ───────────────────────────────────────── =<週まち共催イベント>=======================

=<週まち後援イベント>=======================

=<週まち協力イベント>=======================

3/27(木)-28(金)  ◎「コンセンサス・ビルディング 国際トレーニングセミナー」   - コンセンサス・ビルディングの理論と実践を学ぶ2日間 -   招聘講師:ローレンス・E・サスカインド教授(マサチューセッツ工科大   学都市計画学科教授、ハーバード-MIT公共紛争プログラム代表、合意形成   研究所代表) 【時間】3月27日(木) 13:00〜17:30 3月28日(金)  9:30〜16:30 【場所】ハナシンホール 東京都豊島区西池袋5-17-14 (池袋駅徒歩8分) TEL 03-3988-8740 ───────────────────────────────────────── ◆1 まちコラム◆ 東海のまちづくり条例取組その3=<本多弘司>= ─────────────────────────────────────────  行政が法律に基づいて許認可したものでも、地域住民の反対で紛争問題とな る。地域の将来方針や整備計画を考え、良い住環境を形成することで、紛争を 未然に防止しようとするところに、岡崎市のまちづくり条例の狙いがあると思 う。その方法として、骨格はまちづくり協議会を地域に設け、まちづくり方針 及び整備計画を策定し、行政と協定を結ぶということである。その後は、地区 計画や建築協定を結べば法律による強制力は担保され、「厳しい」土地利用制 限が可能である。そこまでに達するには、知識や資金など多くの労力を要す る。問題が起きれば関心が高まるが、問題が起きなくてもいかに関心を持つ か。市民と行政の役割及び責任も明確にしようとしている。ポイントは、まち づくり協議会が策定した方針を行政と協定するところだと思うが、協定がどの ような形でどこまで遵守されるかである。掛川市の「計画協定」では生涯学習 まちづくり条例で、法的効力をもたせるために権利者の「10分の8以上の同 意」を必要としている。まちづくり協議会はいくつかの自治体で実施している が、どのような方向で展開するのか構想や方針を持てずに、停滞している協議 会も多い。地域の現状把握のためのまちづくりウォッチング、三鷹市のコミュ ニティカルテ、豊中市の支援システム、世田谷区の支援システムを参考にし、 協議会が自立的に継続する制度を作ることが課題となる。その次な重要な特徴 として、届出による事前協議があるがここでは省略する。関心のある方は岡崎 市のホームページを覗いて頂きたい。 「地方分権」で建前上、都市計画・建築行政は自治事務になったが、実際は法 律による縛りは多い。住民と開発者との調整の紛争は法律では解決しないし、 「紛争予防条例」では限界がある。この命題にどこまで踏み込めるか、本来の 都市計画・まちづくりが始まったところであり、自治体(職員・住民・議会) の創意と工夫が試される時期である。           (自治体職員) ───────────────────────────────────────── 多世代協働のもちづくり=<三矢かつし>= ───────────────────────────────────────── ■アトリエいずみ 千葉市若葉区のモノレール最終駅の千城台近くに「アトリエいずみ」というフ リースペースがある。これは、高野いずみさんというおばさんが仕掛けて生ま れたフリースペースである。それは、自宅隣の空き家(もともと親戚が住んで いた戸建て住宅)を地域に開放して利用している場所である。ここでは、管理 者と利用者の双方に気兼ねなく利用するための手段として、「1回100円」 を利用料して払うことになっているが、そこで何をするかは利用者の勝手であ る。口コミで広まりをみせるこの場所は、子どもたちが漫画を読みに来たり、 遊んだり、はたまた近所のお母さんたちがサークル活動(音楽や料理から、子 育て相談まで)に利用したりと雑多な状況にある。この活動自身の意味の重要 さがあるものの、今回紹介したいのは、昨年末に開かれたクリスマス会の様子 である。 そもそも高野さんとは、僕が千葉市若葉区の公民館による共同事業「若葉区民 大学」の連続講座をコーディネート(3年前から3年連続)したことからのつ ながりである。今年の若葉区民大学でもまちづくり講座を担当させていただ き、6回の連続講座が終わった時11月に異様な盛り上がりをみせたことから、 受講者6名程度が終わった翌週から集まりを持ち始めたらしく、その持続性に は驚くしかない。その受講者の一人が高野さんであった。 ■若者主催の地域クリスマス会 時が経って12月下旬に高野さんから電話がかかってきた。 「うちの子どもたちがクリスマス会を企画したので、是非遊びに来てくださ い。」 とのことである。高野さんの子どもさんと言っても、大学生。建築を学ぶ兄貴 と福祉を学ぶ妹さんである。若葉区民大学でもちょくちょく関わりのあった彼 らでもあるし、折角だから行ってみようと、若葉区に出かけた。 行ってみれば、小学生と思われる子どもたち30名程の規模が集まり、近所の おばさんらやら高齢の方も集まってくる状況であった。これだけの人が集まる 背景には日頃のアトリエいずみのフリースペース活動があるのだろう。それ に、見回すと若葉区民大学の受講者らもお手伝いしている。あの出会いがここ に結集していた。 ひときわ人だかりを生み出したのは「餅つき」である。 クリスマスに餅つきとは変な話だが、これを実現したプロセスは面白い。 大学生の子どもたちがクリスマス会を企画しているとき、どういう思いから か、親父さんが「餅つきをやろう!!」と言い出したらしい。奥さんのいずみ さんと子どもたちは、そんなやったこともないし、道具も無い状況から、やめ ようとした。ガンとして譲らないおやじさんに「じゃあ、電動餅つきの餅で良 いでしょ」の案にも屈しなかった。 やむなく、アトリエいずみの利用者に相談したところ、近所の方で杵と臼をも っていらっしゃる方がおり、「道具一式もっていくし、当日は餅つきの指導も するよ」と言ってくれる初老のおじさんが現れた。当日は、軽トラックに杵と 臼と下に敷くビニールシート、餅米をふかす機材やら、笊などももって来場し た。皆でお手伝いして餅つきの準備開始!! おやじさんのワガママが、地域の人々を動かし、近所のお年寄りたちも「昔は よく餅つきしたわよねえ」といって集まってくると共に手伝ってくれている。 とある小学6年生の子どもが餅をつく時、腰が入った良い餅つきぶりをみて、 人々から歓声がわきあがった。大人に褒められて子どももノリノリである。近 くでは、妹さんの友人ら若い女の子たちによるギター演奏にのって、流行の音 楽が奏でられ、クリスマスの賑わいを演出している。 ぐるりと見渡せば、一軒のお宅(フリースペース)のお庭に50名を超える人 だかりが生まれている。老若男女とりどりの賑わいである。 すごいなあ。 これが、率直な感想であった。 また、「これはまちづくりの手法として使える」とも思った。 まちづくりの基盤作りに「多世代協働」は欠かせない。「多世代協働のまちづ くり」に向けて、この「多世代協働のもちづくり」は大事なステップであると 思われる。 そもそも、従来のまちづくりが歪む理由の一つに、「世代的性別的偏り」があ る。 しかし餅つきが、「多世代」であることを実現してくれるとすれば、手作りの 餅作りは、あるべき「まちの風景」づくりへと膨らんでいく可能性を秘めてい る。 と思いつつ、つきたての餅を片手に別件の会議に出るべくクリスマス会会場を 後にした。 完。(千葉まちづくりサポートセンター) ───────────────────────────────────────── ◆2 まちづくり本◆ (今週はお休みです) ───────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆3 まちづくり伝言板◆ 新しいまちづくりの雑誌にご協力下さい−その1− ─────────────────────────────────────────              (有)クッド研究所・元造景編集部 八甫谷邦明              (株)学芸出版社 前田裕資 私たちは、次のような特色を持つ「まちづくりの雑誌」を創刊したいと考え ています。 1)多様に広がった担い手が職種や立場といった殻に篭らず、共通の言語を   持つことを目指し、 2)豊かで美しく人が生き生きとする風景や環境を持続的に築いていくまち   づくりを中心に、 3)従来のマスコミのように外側から報道するのではなく、まちづくりの現   場(内側)から、その悩みや試行錯誤も含めて発信することによって、 4)まちづくり活動を支援するコミュニケーション誌。  つきましては、検討中の雑誌の体裁・定価、特集や連載スタイル、地域情 報に割くページ数や、取り上げるべきテーマなどについて、皆様の忌憚のな いご意見をお伺いできればと存じます。  お忙しいところ大変恐縮でございますが、アンケートにご協力下さい。  アンケートは下記ページに掲載しております。  http://www.gakugei-pub.jp/zassi/index.htm 【提供】前田裕資さん(学芸出版社)よりお寄せいただきました。 ───────────────────────────────────────── アリスセンター季刊情報誌 たあとる通信9号〜特集「市民活動と法人制度」 ───────────────────────────────────────── (3月3日発行/B5判55頁/頒価:1冊1,000円(送料別)) 今月号は、市民団体が必要とする法人格とは何かを考える糸口とするため, 「市民活動と法人制度」を特集しました。 (1)NPO法人以外の法人格を取得している市民団体〜中間法人,(小規模)社会 福祉法人,企業組合,有限会社・合資会社,社団法人〜を取材し,それぞれの 法人格取得の動機とメリットを,また法人制度化をもとめているワーカーズ団 体からも取材しました。また,これから法人格をとろうとしている任意団体に 参考になるよう各法人の特色一覧表と,アリス独断の「こんなときにはこんな 法人格」おすすめ一覧も掲載。 (2)現在,すすめられている公益法人制度の改革案を検討するために,そもそ も公益法人制度とは何か,なぜ改革案が検討されているのかについて,公益法 人協会事務局長の土肥寿員氏よりご寄稿いただきました。 さらに浜辺哲也氏(独立行政法人経済産業研究所 総括マネージャー)から, NPOにとっての改革案の問題点を大いに語っていただきました。 【購入方法】 アリスセンター会員以外で,購読ご希望の方は alice@jca.apc.org まで ご連絡ください。請求書等必要な方はその旨明記ください。たあとる通信郵 送時に振り込み用紙をお送りします。到着次第お振り込みください。(銀行 振り込みも可) ◎ただいま、会員も募集中!アリスセンターの会員になると、 たあとる通信が、年4回だまっていても届きます。ぜひ、この機会にあなたも アリスセンターの会員になってください。 【問合】アリスセンター((特活)まちづくり情報センターかながわ) 〒231-0001 横浜市中区新港2-2-1横浜ワールドポーターズ6F TEL: 045-212-5835 FAX: 045-212-5826 【提供】饗庭伸さん(アリスセンター)よりお寄せいただきました。 ───────────────────────────────────────── ◆4 週まちリンク集充実中◆ ───────────────────────────────────────── 週まちリンク集には大きく下記のような2種類があります。ご紹介いただく際 は【個人・組織・団体などの名前/URL/紹介者のお名前/(できれば一言 メッセージ)】を記載の上、編集部までお寄せください。 (1)週まちのネットワーク編────────────────────────────  ・みなさまの活動や所属しているグループや組織、あるいは個人のページに   ついてのご紹介をよろしくお願いいたします。  ・基本的には自薦とさせていただきます。   ※紹介者のお名前を掲載させていただくことによって、週まちを通じて各    活動に関心を持たれた方を少しでも近い関係でつながればことをめざし    ています。 (2)おすすめサイト紹介編────────────────────────────  ・自分が直接関わっているわけではないが、知人が関係している場合、ある   いは使える、面白いサイトなどをご紹介ください。 なお、リンク集は週まちHPのトップページからリンクされています。 ───────────────────────────────────────── ◆5 まちづくりカレンダー◆ ─────────────────────────────────────────

◎:新しく紹介するイベント ■:以前紹介したイベント([●●号]は掲載号) □:追加情報のあるイベント ☆:ホームページ版での新情報 <ちょい>:20代によるまちづくりを考える<ちょいまち>メンバーが関         わっているイベント バックナンバーは、以下に掲載中

|第185号| |第186号|第187号|第188号|第189号|第190号| |第191号|第192号|第193号|第194号|第195号|

◇◇イベント情報◇◇ ─<関東>────────────────────────────── 2003/3/19(水)-23(日) ■日米の学生による小金の歴史を生かしたまちづくり提案[193号] ─────────────────────────────────── 3/23(日) ■REPP活動報告会「再生可能エネルギー社会の実現に向けて」[193号] ─────────────────────────────────── 3/24(月) ■痴呆の人のなじみの生活環境づくりシンポジウム[193号] ■JPRNが実施するNPO人材育成プログラム説明会[193号] ─────────────────────────────────── 3/26(水) ■比較住宅政策研究会   青木弘(住宅問題研究家)「ドイツの大都市における中心市街地再生事   業」[193号] ─────────────────────────────────── 3/27(木) ■第183回都市経営フォーラム   齋藤宏保(NHK放送総局解説委員室解説主幹)「都市再生と環境問題」[191号] ─────────────────────────────────── 3/27(木)-28(金) ■「コンセンサス・ビルディング 国際トレーニングセミナー」   - コンセンサス・ビルディングの理論と実践を学ぶ2日間 -   招聘講師:ローレンス・E・サスカインド教授(マサチューセッツ工科大   学都市計画学科教授、ハーバード-MIT公共紛争プログラム代表、合意形成   研究所代表)[192号冒頭] ─────────────────────────────────── 3/28(金) ■アクセシビリティセミナー   萩野美有紀(ACG事務局)「アクセシビリティガイドって何?私たちにで   きることは?」[193号] ─────────────────────────────────── 3/29(土) ■第4回「住まい・まち学習」実践報告・論文発表会[192号] ■第6回「現代まちづくり塾」   吉川富夫(東京市政調査会研究部次長)「社会的共通資本の考え方に学   ぶ」   田村明(地域政策プランナー)「有機体としての都市−自然放置の都市と   制御された都市」[193号] ─────────────────────────────────── 3/31(月) ■「ローカルアジェンダ21環境共生都市交流を進める〜スウェーデンと日   本の地方都市に探る成功への道〜」[192号] =================================== 2003/4/2(水) ■東京再生研究会第5回セミナー「歴史と生態系の文脈から考える」[193号] ─────────────────────────────────── 4/3(木) ■板橋まちづくりサロン   浅井賢治(東洋大学工学部建築学科講師)「蔵のまち・川越」[194号] ■展覧会併催 作家トーク:SPACE INVADERS' TALK   講師=ショーン・グリフィス(FAT)   展覧会「SPACE INVADERS ― クロスオーバーから生まれる建築」[194号] ─────────────────────────────────── 4/4(金) ■講演会   Professor Demosthenes Agrafiotis(ギリシア国立公衆衛生大学院教授)   「C.A.ドキシアデス -EKISTICSという新たな科学的フィールドを創案し   たひと-」(C.A.Doxiadis as inventor of a new scientific field   :EKISTICS)[193号] ■比較住宅政策研究会   小場瀬令二(筑波大学社会工学系教授)「フィンランドの街づくり」[193号] ─────────────────────────────────── 4/4(金)-22(火) ■春の小川まつり「川遊び×SHIBUYAscape」展示[187号伝言板] ─────────────────────────────────── 4/6(日) ■シンポジウム「分権時代の都市農村計画」[185号] ─────────────────────────────────── 4/8(火) ■住宅都市国際協力研究会   塩月恵里(元青年海外協力隊員、横浜市都市計画局南部開発課)「モンゴ   ル国の都市計画と建築行政」[193号] ─────────────────────────────────── 4/9(水) ■おぎくぼ塾2003 4月例会   梶河佳代子「私のブックスタート」[195号] ─────────────────────────────────── 4/12(土) ■第5回くらすま塾   久保裕也(千葉商科大学専任教員・慶應義塾大学非常勤講師・国際大学   GLOCOMリサーチアソシエイツ)『コミュニティ・ウェイによるマンション   運営モデル』[194号] ■早稲田都市計画フォーラム 第51回連続セミナー   『ランドスケープのハイパーBモード〜ランドスケープはどこまで広がっ   ていくか?〜』[195号] ─────────────────────────────────── 4/18(金) ■ミニシンポジウム「アーバンビレッジ巡行」[191号] ◎第2回たあとるセミナー「市民活動と法人制度」 【時間】18:30-20:30 【場所】横浜ワールドポーターズ6F会議室 (桜木町駅徒歩7分) 【主催】NPO法人まちづくり情報センターかながわ (アリスセンター) 【費用】受講料:正会員無料、準会員1000円、非会員2000円。 資料:アリスセンター季刊誌たあとる通信9号(お持ちでな い方は別途1000円にてお買い求めください。)当日会員 になられた方は会員価格で受講できます。 【連絡先】TEL045-212-5835 FAX045-212-5826 E-mail:alice@jca.apc.org ※締切:4月11日 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 講師:菅原敏夫(アリスセンター理事) 川崎あや(アリスセンター スタッフ)   市民団体の使える法人格として、有限会社、合資会社、(小規模)社 会福祉法人、中間法人、企業組合などそれぞれの法人制度の特色を紹 介し、どのような活動にとって使い勝手がよいのか考えます。 /報告:公益法人制度改革でNPO法人への影響を最新の情報をもとに報 告します。 【提供】饗庭伸さん(アリスセンター)よりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 4/19(土) ◎第7回「現代まちづくり塾」   吉川富夫(東京市政調査会研究部次長)「社会的共通資本の考え方に学ぶ   (2)」   田村明(地域政策プランナー)「都市という文明の本質とその矛盾」 【時間】10:30〜16:30 【場所】東京市政調査会第一会議室(市政会館5階) http://www.timr.or.jp/kaikan/map.html 【問合】現代まちづくり塾事務局  佐竹 秀規 (電話 03-5388-3216(職場)  E-mail machijuku@hotmail.com)  まちづくり協会  代表理事 三橋 重昭 (電話 03-3812-4158 fax 03-3812-4159   E-mail clc@d3.dion.ne.jp) ※参加については自由ですが、会場等人数に制約があります ので、原則として事前に事務局への連絡をお願いします。 【提供】佐竹秀規さん(現代まちづくり塾事務局)よりお寄せいただ きました。 ─────────────────────────────────── 4/20(日) ■シンポジウム「文化と街づくり 縄文から平成へ」[195号] ─────────────────────────────────── 4/22(火) ◎比較住宅政策研究会   竹井隆人(住宅金融公庫調査役)「米国における集合住宅による私的政府   の理」 【時間】18:30-20:30 【場所】国際建設技術協会 6階会議室 東京都千代田区麹町5-3-23 ニュー麹町ビル7階 【費用】500円(参加費は、資料作成費及び研究会終了後の講師を含 めた飲み会の費用や研究会の運営経費として利用します。) 【参加】参加希望者は、資料及び会議室の準備の都合がありますの で、あらかじめEメール等でご連絡下さい。なお、ご連絡が なく出席の場合は、座席や資料等が用意できないことがあり ます。申し込み後に欠席等する場合も、お手数ですがメール でご連絡下さい。 【問合】海老塚良吉:国際建設技術協会 技術研究所 調査部長 TEL 03-3263-7962/FAX 03-3230-4030 E-mail:ryou.ebizuka@nifty.ne.jp 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 米国では、共同空間であるコモンを有する集合住宅がCID(common interests developments )と呼ばれます。CIDには居住者から成る住 宅所有者組合(HOA)が存在し、居住者から負担金を徴収して、警 察、ゴミ回収、街路の保全及び照明などのサービスを遂行する一方 で、居住者に規制的なルールを執行し居住者を統治する、いわば私的 政府の性格を有します。こうした米国におけるCIDの普遍化による政 治的及び社会的な問題を包括した初めての研究書「プライベートピ ア」(世界思想社)の翻訳者である報告者から、この著作についてご 紹介いただき、議論します。 【提供】海老塚良吉さんよりお寄せ頂きました。 ─────────────────────────────────── 4/24(木) ■第184回都市経営フォーラム   佐々木経世(イーソリューションズ(株)会長兼社長)『これからの企業が   求める戦略的都市空間』[195号] ─<東海>────────────────────────────── 2002/3/28(金) ■地域づくり活動出会いの広場フォーラム   「MONOまちづくり」の新たな展開をめざして   −セラミック、ファッションなど個性的なものづくり都市の連携・交流−[192号] ─────────────────────────────────── 3/28(金)-29(土) ■国際博覧会“愛・地球博”産地プレゼンテーション事業(仮称)関連企画[192号] =================================== 2003/4/19(土) ◎(社)都市住宅学会の中部支部設立準備総会 【時間】14:00-17:00(開場13:30)  【場所】昭和ビル9階ホール 【費用】1,000円 (昭和ビル会議室にて) 【問合】水谷明大(国土交通省中部地方整備局) mizutani_akio@nifty.com  毛利哲男(国土交通省中部地方整備局) mouri-t25y@cbr.mlit.go.jp 丹羽守(都市基盤整備公団)m-niwa@udc.go.jp 小川陵介(愛知県)ryo_ogawa2002@yahoo.co.jp 石田富男((株)都市研究所スペーシア) ishida@spacia.co.jp 【参加申込】記念講演会はどなたでも参加(無料)できます。 スペーシア・石田までお申し込み下さい。 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 都市住宅学会が設立されて10年になりますが、中部支部を立ち上げよ うということで、この4月19日に設立準備総会が開催される予定で す。 これまで、関東支部、関西支部、中国・四国支部があったのですが、 中部では会員が少ないこともあり支部は設立されていませんでした。 国の省庁再編で地方整備局が強化され、その強い後押しもあって、九 州、東北でも支部設立の準備が進められています。中部では、豊橋技 術科学大学の三宅先生を発起人代表として支部設立の準備が進んでい ます。中部の都市住宅の望ましいあり方を考えていくため、様々な支 部活動の展開が計画されています。この機会に都市住宅学会に入会さ れますようお願いいたします。  ★プログラム (1)設立準備総会 14:00〜14:30 (2)常議員会   14:30〜14:50 (3)記念講演会  15:00〜16:00 テーマ:大村謙二郎(都市住宅学会副会長、筑波大学社会工学系教 授)「需要構造転換時代の都市・住宅政策:ドイツとの比較を通じ て」 (4)交流会    16:00〜17:00 【提供】石田富男さんよりお寄せいただきました。 ─<関西>────────────────────────────── 2003/4/3(木) ■建築祭参加イベント/街づくりセミナー   大坪明「街づくりと地球環境保全」[194号] ─────────────────────────────────── 4/4(金) ■建築祭参加イベント/街づくりセミナー   畑中成雄「良好な住環境を守る地域住民による『建築協定』の仕方」[194号] ─────────────────────────────────── 4/10(木) ■建築祭参加イベント/街づくりセミナー   原幸輝「PFI、まちづくりに貢献できるか?」[194号] ─────────────────────────────────── 4/11(金) ■建築祭参加イベント/街づくりセミナー   富安秀雄「これからの都市居住の方向」[194号] ─────────────────────────────────── 4/13(日) ■山科本願寺・寺内町遺跡国史跡化記念講演会   「戦国の山科を考える―山科の遺跡とまちづくり―」[194号] ─────────────────────────────────── 4/17(木) ■建築祭参加イベント/街づくりセミナー   馬場正哲「市民の創造力創生の試み」[194号] ─────────────────────────────────── 4/18(金) ■2003年第3回都市環境デザインセミナー「祭りとコミュニティ」[193号] ■建築祭参加イベント/街づくりセミナー   井口勝文「イタリアの小都市から考える」[194号] ─────────────────────────────────── 4/19(土) ■道路環境市民塾〜クルマ依存社会を考える〜   第一回:《手渡したいのは青い空〜持続可能な交通の未来を考える〜》[194号] ─────────────────────────────────── 4/24(木) ■建築祭参加イベント/街づくりセミナー   三好庸隆「日本のニュータウン、イギリスのニュータウン」[194号] ─────────────────────────────────── 4/25(金) ■建築祭参加イベント/街づくりセミナー   江川直樹「地域と共生する集合住宅によるまちづくり」[194号] =================================== 2003/5/17(土) ■道路環境市民塾〜クルマ依存社会を考える〜   第二回:《大阪の空気はきれいになったの? 〜ブロックを使って考えよ   う〜》[194号] ─────────────────────────────────── 5/24(土) ■2003年度日本サウンドスケープ協会シンポジウム「市民運動としてのサウ   ンドスケープデザイン[194号] =================================== 2003/6/21(土) ■道路環境市民塾〜クルマ依存社会を考える〜   第三回:《フィールドワークin西須磨〜まちに巨大な道路ができると   き〜》[194号] =================================== 2003/7/19(土) ■道路環境市民塾〜クルマ依存社会を考える〜   第四回:《参加で変えよう!政策づくり・まちづくり》[194号] =================================== 2003/8/23(土) ■道路環境市民塾〜クルマ依存社会を考える〜   第五回:《自分と自動車のつきあい方を考える》[194号] =================================== 2003/9/19(金)-21(日) ■第26回全国町並みゼミ かしはら・今井大会(全国大会今井ゼミ)[185号] 【場所】奈良県橿原市今井町 ─────────────────────────────────── 9/20(土) ■道路環境市民塾〜クルマ依存社会を考える〜   第六回:《環境再生VS都市再生?!〜持続可能なまちへの道しるべ〜》[194号] ─<北海道>───────────────────────────── ─<東北>────────────────────────────── ─<甲信越>───────────────────────────── ─<北陸>────────────────────────────── ─<中国>────────────────────────────── ─<四国>────────────────────────────── ─<九州>────────────────────────────── ─<アメリカ>──────────────────────────── ─◇◇定例会◇◇─────────────────────────── ■第2水曜日・・・おぎくぼ塾 ■第2金曜日・・・練馬まちづくりの会       ・・・まちまちサロン(奇数月) →【問合せ先】(有)プラネット 越野 圭子                  E-mail:VZB14263@nifty.ne.jp ■第2土曜日・・・小金井まちづくりの会 ※あくまで曜日は原則ですので、お出かけの際には、確認をしてください。 ─◇◇展示会・展覧会◇◇─────────────────────── (関東) (東海) (関西) (その他) ─◇◇連続講座◇◇────────────────────────── (北海道) (関東) ■「現代まちづくり塾」[171号] 【日時】2002年9月から2003年3月まで、毎月第3土曜日 計7回 【場所】東京市政調査会第一会議室(市政会館5階) http://www.timr.or.jp/kaikan/map.html ■いくじネット、子育て・子育ち応援企画[感性を育てるワークショップ]   2002年度後期の会員募集[174号] 【期間】2002年10月〜2003年3月 ■世田谷区「道づくり区民塾」[187号] 【期間】2月〜6月 ◎聖学院大学生涯学習センター春季講座 安心して暮らし続けるためには、その地域に豊かであたたかい介護の しくみが存在するかどうかが重要な鍵を握っています。 今まで、介護の現場は技術先行型でした。ヘルパー2級、1級と法的 資格も整備され、介護施設の増加に伴い、人員も年々増加してきてい ます。 しかし、早急に必要とされているのは、マニュアルワークを脱皮し、 生き方、暮らし方をふまえた、ヒューマンサポートの視点に立てる人 材。そしてその人材を育成し、経営的視点を持てるリーダーの存在で す。 そこで介護の現場において、より広い視野に立てる人材を育成するた めの講座を聖学園大学生涯学習センター・春季講座にて開講すること になりました。 <講座の特徴> ◇教育機関(聖学院大学)、企業(生活科学運営)、生協(生活クラ ブ生協)、社団法人(CN協会)の4者が研究会を開き、カリキュラ ムを作成しました。 ◇単なる養成講座だけではなく、修了後の就職先の相談にも応じま す。 ◇地域と福祉をつなぐ人材育成に重点をおいた講座です。 <講座内容> (1)「コミュニティ福祉」 就職支援講座    新しい地域福祉づくりにチャレンジしたい人の「就職支援講座」で す。 【場所】聖学院大学 さいたま新都心校(彩の国8番館) さいたま市中央区上落合高谷橋2-30 【期間】4月18日〜5月30日(毎週2回:火・金)全12回 10:30〜12:00 【費用】24,000円  (2)「コミュニティ福祉」 リーダー養成講座 福祉関係の施設で働く人たちを対象にした「リーダー養成講座」で す。 想像力・提案力を持った職員を育てることのできる中間管理職を養成 します  【場所】聖学院大学 駒込エリア校(聖学院・駒込駅前ビル) 北区中里2−6−1 【期間】4月15日〜7月8日(毎週1回:火) 全12回 19:00〜21:00 【費用】30,000円 【申込】聖学院大学生涯学習センター事務局 電話:048-725-5441 http://www.seig.ac.jp/sguniv/ 【問合】(社)コミュニティネットワーク協会 電話:03-3239-9212 http://www.seig.ac.jp/sguniv/ 【提供】新庄さん((社)コミュニティネットワーク協会)よりお寄せいただ きました。<週まちHP伝言板への投稿> (東海) (関西) ■建築祭参加イベント/街づくりセミナー[194号] 【日時】4月毎週木・金曜日 18:30〜19:30 【場所】曾根崎地下歩道イベント広場 ( 「JIA建築祭2003」会場内) ■道路環境市民塾〜クルマ依存社会を考える〜[194号] 【場所】大阪NPOプラザ 3階会議室 大阪市福島区吉野4丁目29-20 ※第3回は神戸市須磨区で実施します。 【日時】 ・第1回 4月19日(土)13:30〜17:00・第2回 5月17日(土)13:30〜17:00 ・第3回 6月21日(土)10:00〜16:00・第4回 7月19日(土)13:30〜17:00 ・第5回 8月23日(土)13:30〜17:00・第6回 9月20日(土)13:30〜17:00 ・第7回 10月18日(土)13:30〜17:00 (中国) (その他) <ツアー(海外)> <インターンシップ他> ─◇◇その他◇◇────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆6 公募関係◆ ───────────────────────────────────────── ◇◇活動助成◇◇─────────────────────────── ◎「地域づくり活動支援助成2003」公募 当財団では、これまで行ってきた「住まいとコミュニティづくり活動 助成」に加え、国土交通省の委託を受け、個性ある地域づくり方策を 研究する一環として、助成事業「地域づくり活動支援助成」を行って きました。 今年度は『都市と農山漁村など地域間の交流の取り組み』や『地方の まちや地域の再生への取り組み』を対象に「地域づくり活動支援助成2 003」を実施いたします。1件あたり50万円を上限に15件程度の助 成を行う予定です。(※本助成事業は4年計画で実施しており、今年 度が最終年度となります。) 【公募期間】応募要項等請求期限:2003年5月13日(火) 申込み受付期限:2003年5月21日(水)必着 【応募要項】当財団のホームページからダウンロードするか、郵送に よります。 郵送の場合は、応募要項等請求期間内に送料分の切手(一部1 40円)を貼り郵送先を記入した返信用封筒(A4用紙が入る 大きさ)を同封し、当財団「知恵のネットワーキング」係ま で郵便にてご請求下さい。 電話およびFAX、E-mail等での請求には応じられません。 ※詳細は当財団のホームページをご覧下さい。 http://www.tokyoweb.or.jp/housingandcommunity/ 【問合】hczai-2@magical3.egg.or.jp(西野宛)にお願いいたします。 【提供】ハウジングアンドコミュニティ財団よりお寄せいただきまし た。 ◇◇参加者募集◇◇────────────────────────── ◇◇委員募集◇◇─────────────────────────── ◇◇意見募集◇◇─────────────────────────── ◇◇パブリックコメント募集◇◇──────────────────── <研究・論文公募>────────────────────────── ◇◇懸賞論文◇◇─────────────────────────── <コンペ>────────────────────────────── <調査地区募集>─────────────────────────── <意見募集>───────────────────────────── <作品募集>───────────────────────────── <テーマ募集>──────────────────────────── ◇◇職員募集◇◇───────────────────────────── ◇◇視察旅行◇◇───────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ─◇◇学会・学術関係(2003年)◇◇────────────────────── ───────────────────────────────────────── (今、作成中です。) ───────────────────────────────────────── ◆7 編集部からのお知らせ◆ ───────────────────────────────────────── ○情報やご意見をお寄せください  ●「こんなことありました」というエピソード  ●こんな本を読みました(「まちづくり本」のコーナー)  ●研究会やイベントの参加者募集  ●コンサルタントのバイト、WSの学生のお手伝い募集募集 ○週まちのネットワーク 「週まち」に頂いた情報はこれらのML等にも掲載される可能性のあることを 予めご了承ください。     ・松戸まちづくりメーリングリスト     ・まちまちメーリングリスト(まちまち通信)     ・ニフティサーブ「川のフォーラム」 ○お知り合いで配信希望の方がいらっしゃいましたら、お知らせください。 ○情報をお寄せください。みなさんがまちづくりに関係あると思われることな らなんでも結構です。みなさんの手元にある情報を是非お寄せください。 (メール・FAXどちらでもOKです) ○転載に関してはみなさんの自発的な判断におまかせいたします。 ○今後の配信を希望されない方はそのまま、ご返信ください。


週刊まちづくり第196号(2003年3月23日発行)
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