週刊まちづくり/243号(2004/03/21号)


週刊まちづくり/243号(2004/03/21号)




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□□□□◆週刊まちづくり◆□□□□ ---Weekly Machi-Zukuri---
2004/03/21(毎週日曜日発行)         243号(配信数1397)
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  ★「緊急トーク 都市再生関連法改正を問う!」掲示板開設中    まだまだ、議論が盛り上がっています。是非、ご参加ください。     ※他にも都市再生関連法改正(建築基準法改正も含む)に関す  る議論が様々なサイトで行われています。       ☆藤沢市市民電子会議室「建築基準法改正YesNo会議室」   ☆東大都市計画研究室「まちづくり会議」 ☆☆【今週の週まち】☆☆☆☆☆☆ 0 週まち関連イベント情報 1.まちコラム ・「人気の街・神楽坂の定点観測〜神楽坂はいかにして神楽坂になった か」7〜東京遺産と神楽坂の芸者衆が信心している小さなお稲荷さん〜オンリーワンの住みよい街探し 2.まちづくり伝言板 3.まちづくり本 4.週まちリンク集充実中(ホームページ紹介) 5.まちづくりカレンダー 6.公募関係 7.編集部からのお知らせ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

───────────────────────────────────────── ◆0 週まち関連イベント情報◆ ───────────────────────────────────────── =<週まち共催イベント>=======================

=<週まち後援イベント>=======================

=<週まち協力イベント>=======================

───────────────────────────────────────── ◆1 まちコラム◆ 「人気の街・神楽坂の定点観測〜神楽坂はいかにして神楽坂になった か」7〜東京遺産と神楽坂の芸者衆が信心している小さなお稲荷さん〜=<平松南>= ───────────────────────────────────────── 東京新聞の連載企画「東京遺産」の取材がはじまったことは以前にも書いた。 柴本弥生さんという若い女性記者が担当で、わたしは彼女を神楽坂のめぼしい 建物に案内したのだが、地元の人間には、建物や神社以外にも残したいものは いろいろある。たとえば、検番のちかくにあるお稲荷さん。この稲荷は、信心 深い芸者衆がお座敷の行き帰りに拝んで通った地域のお稲荷さんである。お稲 荷さんをまもる石柱には料亭の名前が彫り込んである。大きな料亭は大きい文 字で、小さな料亭はこじんまりとして書きこまれている。 それをみていると、いっとき時間のたつのをわすれてしまう。 たとえば頭文字「ま」という料亭。昭和の大政治家三木武吉が、愛人の芸者に やらせていた料亭だ。由緒正しいといういいかたもおかしいが、戦後も隆盛を 極めた。 公費をもって自分たちの政治的会合にこの料亭を使うのだから三木の公私混同 ははなはだしいが、当時はそんなことには頓着がない。 三木武吉は国会で野党から追及されたことがある。 「あなたはいったい、なんにんの愛人がいたら気がすむのか。7人もいてうし ろめたくはないのか」 登壇した三木は「なにをいうか」と相手をにらんで、「ひとを追及するなら、 ちゃんと調べてこい」と怒ったあと「おれの愛人は8人だ」と言い捨てた。 あーうー宰相として有名な大平正芳は謹厳実直なクリスチャンだが、それでも 神楽坂にしっかりと芸者の愛人を囲っていた。わたしの知人のMさんは、荷物 をとどけに立ち寄った芸者の家で「なんか用か」とのんびり顔をだしてきた大 平にあっている。 顔をだすほうも緊張感に欠けるが、みたほうそんなものかと思うくらいの時代 感覚なのだ。 これがいまなら一大スキャンダルで、連日マスコミが騒ぎ、女性議員が「セク ハラ」と非難し、ワイドショーの好餌になったにちがいない。 その「ま」は、田中角栄がでいりし、田中の刎頚の友の小佐野や右翼の黒幕児 玉も出入りしていた。 いまでは、その痕跡は、毘紗門さんの石柱に「寄贈児玉誉志夫」の名前が残っ ている のと、田中角栄の愛人芸者Tさんが、田中の忘れ形見の息子たちと神楽坂に住 んでいることくらいで、往時を知るものも少なくなっている。 わたしは神楽坂の花柳界がいかに隆盛だったかを知る手がかりとして、神社の 石柱に注目している。築土神社にも同様の石柱が多くあり、たくさんの料亭の 名前が残っている。これは貴重な民俗資料である。 神楽坂料亭組合の事務所のある検番も、ぜひ残したいたて建物である。 ひとは神楽坂というと最近はすぐに「和可菜」旅館をあげる。たしかに素晴ら しい旅館である。一昨年明治大学の黒田先生が「神楽坂ホンカキ旅館」をNHK 出版から上梓したので、和可菜がさらに有名になった。しかも美しい路地に立 地するから当然といえばその通りだが、検番はそれにまさるともおとらない。 黒光りの階段、二階の稽古場、重量感抜群の巨大金庫。稽古にはいまも芸者衆 があつまり、日舞、三味線をやっている。 余談だが、このたてものが田中角栄の置き土産ということはあまり知られてい ない。 戦後田中土建は飯田橋で旗揚げした。復興の波にうまく乗りおおせた田中は神 楽坂花柳界に出没するようになる。これもまた田中の痕跡ではある。 このころのことは、当時をしる芸者衆に聞き書きしているのでいつか書いてみ たいが、今回は言及をさける。 こう見てくると、神楽坂の歴史は花柳界を抜いては考えにくい。というより、 花柳界の歴史こそが神楽坂の近代・現代史の主要な主題かもしれない。 現存する料亭、芸者衆、芸能――。料金は高額だが、フィールドミュージアム にはいって酒を飲んでいるとおもえば、また半世紀もタイムスリップしている と思えば、その料金は高くはないのかもしれない。 (季刊まちの総合誌「神楽坂まちの手帖」編集長)  連絡先:神楽坂まちの手帖ニュースwww.keyakisya.com ───────────────────────────────────────── オンリーワンの住みよい街探し=<本多弘司>= ─────────────────────────────────────────  「都市を選択する」とか、「都市間競争」と言われますが、人が別荘でなく 本宅を移住することは容易でありません。しかし、定年となれば束縛がなくな ります。山村のいなか暮らしもいいし、都心回帰もいいです。また物価の安い 海外暮らしも面白そうです。テレビ番組「人生の楽園」で脱サラし宮津市で骨 董屋を開いていた人を見て、天橋立と舞鶴が見たくなり急に出かけました。船 屋の里をみて宮津市の予備知識も無しに散策しました。  まず感じたことは駐車場がないことでした。中心市街地のちょっと外れに停 車し歩きました。メインストリートは電線の地中化がしてあり、街路樹はみん なの好きなお決まりのアメリカ花みずきが植わっていました。所々にポケット パークがあり、路地は一方通行でレンガブロックが敷かれ綺麗でしたが、伝統 的な建築物とはミスマッチのような気がしました。  宮津市の統計から、人口はS22年の36,330人をピークに、H13年は23,053人 となっています。今の法律では市になれませんし、急激な減少はなんでしょう か。産業構造を見ると、S45年の1次産業人口は3,778人がH12年では1,074人 に激減しています。2次産業は5,817人が2,981人に半減し、3次産業は8,344人 が7,442で横ばいです。財政面ではH12年度の一般会計予算の総額が110億円 で、一人当たり47万円は豊田市の36万円より多いです。しかし、歳入の一番が 地方交付税で32億円、目的別歳出は1位が土木費で、2位が民生費で、3位が公 債費でした。財政力指数は0.49で、公債費比率が18.5%と厳しい状況で す。合併の話は1市4町で協議会を設置していますが、H16年度施政方針を見 ると、庁舎の位置で不調となり「暗礁」に乗り上げている状況でした。成長は 無くても豊かに暮らせる「地域再生」を、国・自治体・議会・住民は考えなく てはなりません。  宮津市では空家探しツアーも行っていましたが、ここで住むにはいくらかか るのでしょうか。政府は年金の保証ができるのでしょうか。いい街だと思いま したが、地縁・血縁はありません。コミュニティに溶け込めるでしょうか。質 素に暮らすには自給できる農山村がいいのか、病気になっても大丈夫か、近い 将来の「人生の楽園」を次はどこへ探しに行こうか。オンリーワンを目指した サスティナブルタウンはどこにあるのでしょうか。高齢者の移住も歓迎される のでしょうか。                   (自治体職員) ───────────────────────────────────────── ◆2 まちづくり伝言板◆ (今週はお休みです) ───────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆3 まちづくり本◆ (今週はお休みです) ───────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆4 週まちリンク集充実中◆ ───────────────────────────────────────── 週まちリンク集には大きく下記のような2種類があります。ご紹介いただく際 は【個人・組織・団体などの名前/URL/紹介者のお名前/(できれば一言 メッセージ)】を記載の上、編集部までお寄せください。 (1)週まちのネットワーク編────────────────────────────  ・みなさまの活動や所属しているグループや組織、あるいは個人のページに   ついてのご紹介をよろしくお願いいたします。  ・基本的には自薦とさせていただきます。   ※紹介者のお名前を掲載させていただくことによって、週まちを通じて各    活動に関心を持たれた方を少しでも近い関係でつながればことをめざし    ています。 (2)おすすめサイト紹介編────────────────────────────  ・自分が直接関わっているわけではないが、知人が関係している場合、ある   いは使える、面白いサイトなどをご紹介ください。 なお、リンク集は週まちHPのトップページからリンクされています。 ───────────────────────────────────────── ◆5 まちづくりカレンダー◆ ─────────────────────────────────────────

◎:新しく紹介するイベント ■:以前紹介したイベント([●●号]は掲載号) □:追加情報のあるイベント ☆:ホームページ版での新情報 <ちょい>:20代によるまちづくりを考える<ちょいまち>メンバーが関         わっているイベント バックナンバーは、以下に掲載中

第225号|第233号|第234号|第235号| |第236号|第237号|第238号|第239号|第240号| |第241号|第242号|

◇◇イベント情報◇◇ ─<関東>────────────────────────────── 2004/3/6(土)-28(日) ■KOSUGE1-16「Guess Sport? 楽しい スポ研」プロジェクト[238号] ─────────────────────────────────── 3/21(日) ■「タバコ問題にどう対処するか」   〜プロジェクトK(禁煙)=タバコ問題に挑む、実践的人々〜[241号] ─────────────────────────────────── 3/22(月) ■「参加と協働の新しいかたち」〜電子市民会議室のガイドライン〜[239号] ─────────────────────────────────── 3/23(火) ■比較住宅政策研究会   岡井有佳(東京大学先端科学技術研究センター)「フランスの大規模郊外   団地における社会的荒廃とその対応策」[239号] ■連続レクチャー「オルタナティブ・モダン――建築の自由をひらくもの」   第2回 青木淳「そもそも多様である、そもそも装飾である」[240号] ─────────────────────────────────── 3/24(水) ■都市基盤整備公団技術センター見学会[240号] ─────────────────────────────────── 3/25(木) ■連続勉強会「市民参加の環境政策づくり/キーワードは『オーフス条   約』」第3回 自分たちで環境政策をかえよう〜オーフス条約を活用する   市民ワークショップ[233号] ■第195回 都市経営フォーラム   傍士銑太(日本政策投資銀行地域企画部企画審議役)『生活者の目線から   見る地方分権社会像』[240号] ─────────────────────────────────── 3/27(土) ■第5回「住まい・まち学習」実践報告・論文発表会[240号] ■桜並木シンポジウム[240号] ─────────────────────────────────── 3/28(日) ■スポ研 研究報告会[238号] ■「都電散歩」第1回〜下町で自然とじゃれあうまち歩き〜[240号] ■日本学術会議経済政策研究連絡委員会   第17回シンポジウムプログラム   「経済政策とアカウンタビリティ:アクションプランの提言」   ―経済政策の新たなフロンティアを求めて―[240号] ■バスから地域交通を考える会 バスのりクラブ2004(その4)   「都営バスで行く、桜舞う小石川植物園=お花見=&あふネット訪問」の巻[241号] ─────────────────────────────────── 3/29(月) ■横浜市・和田町商学交流事業情報交換会「商学交流事業3年間を振り返っ   て」[240号] =================================== 2004/4/2(金)-4/17(土) ◎百の知恵双書 シリーズ 展覧会   「参加するまちづくり〜まちづくりワークショップの現場を生け捕る〜」 【時間】13:00-21:00 ※日曜日・月曜日は休館 【場所】吉村順三記念ギャラリー 豊島区目白3-8-6 (OM研究所) http://www.passivedesign.com/ 【主催】OM研究所 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  まちづくりワークショップを展示するという企画にとまどいを感じ つつ、私たち大久手計画工房のまちづくりワークショップのありのま まをお伝えすることとしました。まちづくりワークショップは見たり 読んだりして知るものではなく、参加して体験するものだというもの の、参加したことのない人にできるだけ現場の雰囲気を伝えられるよ うに、また、まちづくりワークショップの企画をしている方には、 ワークショップの準備や小物、ニュースなど細部まで丸ごと伝えるこ とを考えました。  建物づくりや公園づくり、区画整理のまちづくり、条例づくりな ど、いろんなタイプのワークショップのプログラム集や建物づくりの ワークショップの一連のプロセス展示、ワークショップキット、ワー クショップの心得、ワークショップニュースの展示、ビデオの上映な ど、現場の雰囲気とともにお伝えします。ギャラリートークでは、ま ちづくりワークショップの不思議な魅力を浜松市の高竜地区のまちづ くりに実際取り組んでいる地権者の方をお招きして一緒に熱く語り合 いたいと思います。  まちづくりワークショップの初心者の方にも、ファシリテーターを 目指す方にも、何か新しい発見があるよう、知恵を絞った企画にご期 待下さい。 ・ギャラリートーク:4月10日(土)午後2時〜      伊藤雅春、浜松市高竜地区の皆さん、大久手計画工房 【提供】今井邦人さん(大久手計画工房)よりお寄せいただきまし た。 ─────────────────────────────────── 4/3(土) ■シンポジウムin国立「『宮岡判決』と『景観法』」[241号] ◎シリーズまちづくりとことん討論会第1回 警察大学校等跡地編 【時間】14:00-21:00 【場所】中野区勤労福祉会館3階 大会議室 中野区中野2-13-14 (JR中野駅南口徒歩5分) 【費用】300円(資料作成代に充当します) 【主催】中野区内のまちづくり活動グループ13団体の共催 【申込】当日ご来場下さい ※定員:96名 ucan_nakano-owner@egroups.co.jp 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 中野区の中心にある警察大学校等が移転した跡地約14ヘクタールをど う保存、維持、整備、開発するかは、近隣の人々に限らず、多くの中 野区民の関心となっています。 「とことん討論会第1回 警察大学校等跡地編」は、跡地への異なる 眼差しを持つ区民が意見を述べる場を、区民が設けるものです。多様 な考えの区民が集い、意見を出し合い、互いにそれを理解しあうこと を目指します。そしてこれが、区民と区がいっしょに課題を考え、ま ちの将来をひらく一端となることを私たちは願っています。 第一部では、警大等跡地の未来図を異なる視点から捉えていらっしゃ るゲストをお招きし、それぞれの意見の違い、利点、強み、弱みなど をゲストと参加者がいっしょに考えていきます。第二部では、参加者 みなさんが希望や夢、思いを語り一緒にこれを較べ、検討しあいま す。 時間の許すかぎり――とことん!   http://ucan-nakano.hp.infoseek.co.jp/action/tokoton/tokoton1.html 【提供】秦一茂さん(中野まちづくり活動ネットワーク(UCAN中 野)よりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 4/7(水) ■比較住宅政策研究会   鈴木宣人(都市基盤整備公団土地有効利用事業本部業務第3部整備計画   課)「アメリカにおけるビジネス・インプルーブメント・ディストリク   トの取組み」[241号] ─────────────────────────────────── 4/9(金) ■ミニシンポジウム「伝統にはまる」[238号] ─────────────────────────────────── 4/11(日) ◎「たま歩き・第二歩」〜日野市倉沢の里山を訪ねて〜 【時間】10:30集合(時間厳守)〜16:30 ※小雨決行 ※10:45発のミニバス(聖蹟桜ヶ丘行き)で出発(南百草下 車) 【集合場所】京王線高幡不動駅前ロータリーに面した三井住友銀行前 のバス停 【費用】500円(資料代を含む) 【申込】「たま歩き・第二歩 参加申し込み」として氏名・住所・連 絡先(TEL.FAX.E-mail等)を記入の上、以下宛にお申し込 み下さい。 「Do Tank たまじん事務局」宛 E-mail:tamajin-owner@egroups.co.jp FAX:042-577-5181 URL:http://tamajin.fc2web.com/ ※参加者数:20名(申込先着順 定員に達し次第申込締切) ※持ち物:昼食各自持参 ※当日のお問い合わせ: 090-6023-4321(梁瀬) 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 地形の変化豊かな日野市のなかにあって、丘陵地の里山風景が色濃く 残る地域、倉沢を訪ねます。ここでは、農家と市民、行政が協力し、 まさに消えつつある里山を守ろうとする動きが始まっています。また 後半には、丘陵を下って多摩川支流の浅川のほとりに出て、日野のも う一つの特徴である用水を見ます。多くの方のご参加をお待ちしてお ります。 ※オプション:午後5時から懇親会あり ・案内人「まちづくりフォーラム・ひの」事務局 中尾ひろえさん         「倉沢里山を愛する会」事務局長 田村裕介さん ・Do Tank たまじん担当者:金井・梁瀬 【提供】木藤直隆さん(Do Tank たまじん)よりお寄せいただきまし た。 ─────────────────────────────────── 4/17(土) ◎第9回住総研世界のすまい方フォーラム   三浦展(カルチャースタディーズ主宰・立教大学講師)「ファスト風土化   する日本−地方の郊外化,若者の脱郊外志向,都市の再生−」 【時間】15:30-17:30 【場所】建築会館302・303会議室 (JR田町駅徒歩5分,都営地下鉄三田駅徒歩3分) 【費用】無料 【申込】(1)氏名,(2)住所,(3)所属,(4)電話番号,を 明記の上,e-mail:kazama@jusoken.or.jp またはFAX 03-3484-5794 住宅総合研究財団 世界のすまい 方フォーラム事務局まで。 ※定員:先着25名 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 過去20年ほどの間に日本全国の地方の郊外農村部では道路が飛躍的 に整備され,住宅,企業,商業施設などが郊外に立地するようになっ た。 自動車は1人1台に普及し,沿道のショッピングセンターは年中無休, 深夜まで営業している。 かつて日本には,小さいながらも,それなりの歴史と伝統と個性を持 った多くの都市や農村が各地方にあり,顔の見えるコミュニティをつ くっていた。しかし近年拡大した全国均質のネットワク化された「フ ァスト風土」の強烈な力は,その土地固有の都市コミュニティも農村 コミュニティも空洞化させた。 【提供】(財)住宅総合研究財団よりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 4/19(月) ■神楽坂わらだな寄席「一九・吉窓真打二人会」[242号] ─────────────────────────────────── 4/22(木) ■第4回神楽坂毘沙門寄席「志らく四季の会 春の部」[242号] ◎第196回都市経営フォーラム   原科幸彦(東京工業大学大学院総合理工学研究科環境理工学創造専攻教   授)『廃棄物処理施設計画の合意形成─長野県における挑戦』 【時間】15:00-17:00 【場所】後楽園会館 東京都文京区後楽 1−7−22 【費用】無料 【申込】日建設計・都市経営フォーラム事務局(大隈哲 諸隈直子  岩野聖子) E-mail:toshikei@nikken.co.jp 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 原科氏は環境計画、環境アセスメ ント、合意形成論、住民参加等を 専門とされています。フォーラムでは、ご自身が関わられている長野 県における廃棄物処理施設計画の事例を中心にPI(パブリック・イ ンボルブメント)による計画づくりについてお話いただきます。 1. 廃棄物処理施設立地における紛争    1.1 廃棄物問題の特色  1.2 紛争解決の困難さの原因    1.3 意思決定の段階構成 −政策・計画・事業− 2.合意形成の理論  2.1 参加の5段階    2.2 パブリックインボルブメント    2.3 合意形成の場の形成    2.4 合意形成の場の運用 −透明性の確保と情報− 3.長野県中信地区における紛争事例  3.1 事例の経緯  3.2 検討委員会の設置 −3つの基本条件−  3.3 合意形成のプロセス  3.4 得られる教訓 4.透明プロセスの応用   4.1 国際協力銀行の新環境GL作成   4.2 国際協力機構の環境社会配慮GLの改訂 【出典】同フォーラム案内より ─────────────────────────────────── 4/23(金) ■住宅都市国際協力研究会   穂坂光彦(日本福祉大学大学院国際社会開発研究科教員)「アジアの都市   居住運動の動向とまちづくり技術交流の可能性」[241号] =================================== 2004/5/23(日) ■第162 江戸東京フォーラム「音楽の世界における<邦楽と洋楽>」[242号] ─<東海>────────────────────────────── 2004/2/25(水)-5/5(水) ■名古屋都市センター まちづくり広場開設5周年記念 企画展示   「昭和30年代の名古屋〜横丁・市電・映画館〜」 ※休館/月曜日、ただし5月3日(月)は開館[238号] =================================== 2004/3/24(水) ■学生提案型地域づくりモデル事業成果報告会[236号] ─────────────────────────────────── 3/25(木)-26(金) ■平成15年度環境教育指導者育成事業   環境教育リーダー研修基礎講座〜やってみよう環境教育〜[225号] ─────────────────────────────────── 3/26(金) ■平成15年度第3回「まちづくりセミナー」   新川信夫(北九州市建築都市局都心・副都心開発室長)『紫川をシンボル   とした魅力ある都心づくり』[238号] =================================== 2004/4/4(日) ■里山の春を満喫しよう   なごや東山の森づくりの会発足イベント〜平和公園南部の自然観察とゴミ   拾い〜[240号] ─────────────────────────────────── 4/10(土) ■指定管理者制度学習会   富永一夫(NPO・FUSION長池 理事長)「自分たちのまちは、自分たちで   運営する−指定管理者制度が拓く未来」[240号] ─────────────────────────────────── 4/17(土) ■(社)都市住宅学会中部支部特別講演会「デンマークにおける高齢者住宅の   実態」[242号] ─<関西>────────────────────────────── 2004/3/15(月)-4/17(土) ■ル・コルビュジエ グラフィック・ワークス展[239号] ─────────────────────────────────── 3/21(日) ■まちづくり建築士研究会  3回連続フォーラム   「建築士はまちづくりにどのように参画すればよいか」   山本一馬(CASE/まちづくり研究所) [236号] ─────────────────────────────────── 3/23(火) ■平成15年度第2回平成塾   安原秀(建築家、(株)HEXA代表)「我ら都心に住まう」[239号] ─────────────────────────────────── 3/25(木) ■2004年第2回都市環境デザインセミナー「JUDI関西の実験:道頓堀遊   歩道計画のコラボレーション」[239号] ─<北海道>───────────────────────────── ─<東北>────────────────────────────── ─<甲信越>───────────────────────────── 2004/3/21(日) ■第2回下町学シンポジウム   「町内から考えるいろんな167色のまちづくり」[240号] ─<北陸>────────────────────────────── ─<山陰>────────────────────────────── ─<中国>────────────────────────────── ─<四国>────────────────────────────── ─<九州>────────────────────────────── ─<アメリカ>──────────────────────────── ─◇◇定例会◇◇─────────────────────────── ■第2水曜日・・・おぎくぼ塾 ■第2金曜日・・・練馬まちづくりの会       ・・・まちまちサロン(奇数月) →【問合せ先】(有)プラネット 越野 圭子                  E-mail:VZB14263@nifty.ne.jp ■第2土曜日・・・小金井まちづくりの会 ※あくまで曜日は原則ですので、お出かけの際には、確認をしてください。 ─◇◇展示会・展覧会◇◇─────────────────────── (関東) (東海) (関西) (その他) ─◇◇連続講座◇◇────────────────────────── (北海道) (関東) (東海) (関西) (北海道) (中国) (その他) <ツアー(海外)> <インターンシップ他> ─◇◇その他◇◇────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆6 公募関係◆ ───────────────────────────────────────── ◇◇プロポーザル◇◇───────────────────────── ◇◇活動助成◇◇─────────────────────────── ◇◇参加者募集◇◇────────────────────────── ◇◇委員募集◇◇─────────────────────────── ◇◇意見募集◇◇─────────────────────────── ◇◇パブリックコメント募集◇◇──────────────────── ◇◇提案募集◇◇─────────────────────────── <研究・論文公募>────────────────────────── ◇◇懸賞論文◇◇─────────────────────────── <コンペ・コンテスト作品>────────────────────── ■「坂本竜馬ゆかりの家・旧魚屋萬蔵宅」設計コンペ[237号伝言板] 【応募期間】2月16日〜3月31日 <調査地区募集>─────────────────────────── <意見募集>───────────────────────────── <事例募集>───────────────────────────── <提案募集>───────────────────────────── <テーマ募集>──────────────────────────── ◇◇職員募集◇◇───────────────────────────── ◇◇視察旅行◇◇───────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ─◇◇学会大会インフォメーション(2004年)◇◇────────────────── ───────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆7 編集部からのお知らせ◆ ───────────────────────────────────────── ○情報やご意見をお寄せください  ●「こんなことありました」というエピソード  ●こんな本を読みました(「まちづくり本」のコーナー)  ●研究会やイベントの参加者募集  ●コンサルタントのバイト、WSの学生のお手伝い募集募集 ○週まちのネットワーク 「週まち」に頂いた情報はこれらのML等にも掲載される可能性のあることを 予めご了承ください。     ・松戸まちづくりメーリングリスト     ・まちまちメーリングリスト(まちまち通信)     ・ニフティサーブ「川のフォーラム」 ○お知り合いで配信希望の方がいらっしゃいましたら、お知らせください。 ○情報をお寄せください。みなさんがまちづくりに関係あると思われることな らなんでも結構です。みなさんの手元にある情報を是非お寄せください。 (メール・FAXどちらでもOKです) ○転載に関してはみなさんの自発的な判断におまかせいたします。 ○今後の配信を希望されない方はそのまま、ご返信ください。 ==こっそりコラムのような編集後記(19週目)== 郊外住宅地に行く機会がありました。住宅地のセンター施設の多くが衰退しき っています。コミュニティバスを通せば、全ての人が郊外にある大規模商業施 設に行けるようになっている。 ふと地元の古くからの商店街に行くと中心部は高層マンションの建設ラッシ ュ。一方、商店街の端は建て売り住宅まであった。まちの姿、これからどうな るのだろう? 縮小していくまちの姿を誰が描けるのだろうか?(す)


週刊まちづくり第243号(2004年3月21日発行)
編集・発行:週刊まちづくり編集部(吉村輝彦・杉崎和久)
E-mail:machi@sa.uno.ne.jp
FAX:052-917-1210(吉村)
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