週刊まちづくり/241号(2004/03/07号)


週刊まちづくり/241号(2004/03/07号)




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□□□□◆週刊まちづくり◆□□□□ ---Weekly Machi-Zukuri---
2004/03/07(毎週日曜日発行)         241号(配信数1390)
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【※等幅フォント半角70文字の設定でお願いします】 <※週まちURLの変更をしました※

  ★「緊急トーク 都市再生関連法改正を問う!」掲示板開設中    まだまだ、議論が盛り上がっています。是非、ご参加ください。     ※他にも都市再生関連法改正(建築基準法改正も含む)に関す  る議論が様々なサイトで行われています。       ☆藤沢市市民電子会議室「建築基準法改正YesNo会議室」   ☆東大都市計画研究室「まちづくり会議」 ☆☆【今週の週まち】☆☆☆☆☆☆ 0 週まち関連イベント情報 1.まちコラム ・「人気の街・神楽坂の定点観測〜神楽坂はいかにして神楽坂になった か」5〜フランス女性の「ミス神楽坂」〜「番茶の家」 2.まちづくり伝言板 3.まちづくり本 4.週まちリンク集充実中(ホームページ紹介) 5.まちづくりカレンダー 6.公募関係 7.編集部からのお知らせ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

───────────────────────────────────────── ◆0 週まち関連イベント情報◆ ───────────────────────────────────────── =<週まち共催イベント>=======================

=<週まち後援イベント>=======================

=<週まち協力イベント>=======================

───────────────────────────────────────── ◆1 まちコラム◆ 「人気の街・神楽坂の定点観測〜神楽坂はいかにして神楽坂になった か」5〜フランス女性の「ミス神楽坂」〜=<平松南>= ───────────────────────────────────────── 「アド街ック天国」(テレビ東京)のスタッフが昨日「神楽坂まちの手帖」の 取材にきた。 街ものでは人気がある番組である。愛川欣也がスピード感のある司会をしてい て、なぎら健壱らの脇もたのしい。 放映は4月17日。私のところに最初の打ち合わせにきたのが2月中旬。2ヵ月の 取材期間である。朝日新聞の神楽坂特集は、記者1名カメラ1名で掲載の1月前 から動いていた。昨日取材にきたクルーはデレクター1名、アシスタントデレ クター2名、カメラ陣3名計6名が動いた。やはりテレビは陣容が大きい。それ だけ金がかかるし、スポンサーも口を挟む。番組は、ほとんどが下請会社の制 作で、今回は(株)ハウスフルが請け負っている。この会社は、200名くらい の会社で、制作プロダクションとしては中堅の規模である。しかし製作会社、 親会社、社員ディレクター、下請け会社ディレクターと、構造が複雑である。 新聞のようにひとりの記者が足で歩いて記事を書くのとは大いに異なる。 ところで番組はテレビ東京のなかでは視聴率がたかく、私らがみていてもけっ こう初耳なことが出てきて驚くからよく取材している。ADの金子さんは、「神 楽坂まちの手帖」もよく読んでいるし、街のこともずいぶん頭に入っているよ うだ。 テレビの取材は、「手帖」に連載で執筆しているフランス女性ドラ・トーザン である。 一昨日は汗ばむ陽気で2月にしては異常だったが、昨日は一転して北風が吹き まくった。 ドラは毘紗門のまえで拝まされ、坂を上り下りし、やっと終って、室内のけや き舎の編集部に入れた。 編集部の取材では、ドラ、私、副編集長のナカムラとの次号の打ち合わせ風景 を撮っていった。 そのなかで取材陣はドラに聞いた。「神楽坂のどこがすきか」「神楽坂とパリ はとても似ているというが、ほんとうか」などなど。それに対してドラは「神 楽坂は日本の宝物、こんなまちはほかにアリマセン!」といってくれた。 神楽坂には峰竜太さんのような芸能人、鶴賀若狭乃掾さんのような新内の人間 国宝、竹田真砂子さんのような作家もいるが、やはりドラの迫力にはかなわな い。「ワタシ、ミス神楽坂よ」というくらい、ドラのいれ込み方はテンション が高い。日本人は、こうした日本びいきのガイジンがとても好きである。 「カルロス・ゴーン、トルシェそしてドラ。これからは日本もフランスの時 代。アメリカはおわり」とドラは、テレビが去ったあとも意気軒昂だった。 「でも日本の生きる道は、ヨーロッパだけではダメ!日本の政治家はマヌケだ けど、あなたはアジアと仲良くしてね。」ともいった。 (季刊まちの総合誌「神楽坂まちの手帖」編集長)  連絡先:神楽坂まちの手帖ニュースwww.keyakisya.com ───────────────────────────────────────── 「番茶の家」=<三矢勝司>= ───────────────────────────────────────── 2004年の1月が終わろうとしている頃、1通の電子メールが舞い込んだ。 送り主は、千葉県松戸市にお住まいの女性の方(Iさん)だ。以前僕が「週刊 まちづくり」に投稿したコラムの中に「番茶の家」について触れられている箇 所があったことが原因のようだ。当時確かに、名古屋市東区にて開設されてき ていた「橦木館」を紹介した際に、これに参加していた高橋博久先生が「橦木 館は、その昔名古屋にあった"番茶の家"をモデルとしている」ことを記載した 覚えがある。番茶の家を知りたいと思ったIさんは、僕のコラムを発見して、 週刊まちづくり編集部に連絡をし、その経由で僕のところに連絡がきた。 Iさんに事情をお聞きしたところ、「自分の親が番茶の家に出入りしていた時 期があり、子どもの頃、子守唄のように番茶の家での出来事やそこに出入りし ていた人々の物語を聞いた」「自分も現代版・番茶の家をつくりたいと考えて おり、番茶の家のことを少しでも知りたい」という。早速、恩師・高橋先生に お取次ぎし、双方の情報交換が始まった。 しかも驚くべきことに、このIさんがあれこれと「番茶の家」への思いを巡ら せた結果として、沖縄県の西表島にて、とある建築物を再利用して現代版・番 茶の家(宿泊施設が主機能らしい)の整備が進行中との話をお聞きし、そのバ イタリティの高さには感服した次第である。 ところで、当時のコラムにも書いたように、「番茶の家」は牧師である長野朗 山という方が、十分な食料を取ることがままならない名古屋市民に向けて、安 価な食事を提供する平民食堂スペースを設置したことに加え、名古屋の未来を 育むべく、書生たちが集まり弁論を交わすサロンスペースが設置されたよう だ。しかも、これを方々から寄付金を集めて建設し、運用したという(※参照 :「東区橦木町界隈」西尾典祐著、健友館)。これは、現代から振り返ってみ ると極めてNPO的事業形態と推測できる。 おまけに、Iさんは長野朗山本人とコンタクトをとったことがあるというのだ から仰天だ。 「番茶の家」が市民の集いと歓談の場として活躍したのは、大正デモクラシー の熱気が色濃く残る時代であり、その施設が解体されたのは昭和10年とされ ている。逆に、「番茶の家」に親が結婚する前に出入りしていたということ は、その方はおそらく90歳近いことになる。その方が、子守唄のように聞か せた「番茶の家」を夢見て、その子どもが現代版・番茶の家が構想している。 これは70年近い時間を飛び火して「番茶の家」が再生していると言える。 これは、大変ユニークなことだ。 高橋先生(愛知県)とIさん(千葉県)が、同じ「番茶の家」という過去のモ デルに夢を馳せて、現代的に復活させたのは面白い。ひょっとしてこれに留ま らず、あちこちで「番茶の家」づくりが進展している可能性は否定できない が、少なくともこの「サイクル」は考察に値するだろう。 つまり、「番茶の家」が設置され、そこで出会った人々が「あの場所は良かっ た」と、それぞれの思い入れをもって後世に伝達し、その後70年の時を経 て、それぞれが自立的な形で自分なりの「番茶の家」を生み出している。これ は、ある意味で究極の形としての「建築」や「公共施設」を体現していると考 えられないだろうか。 「あの場所は良かった」と後世に伝えたくなる気持ちが、誰の命令に従うので もなく、一つのロマンや夢として時代を超え、再現される。建物の形としては もちろん同じではないであろうが、「こんな場所をつくりたい」という建築へ の意思を如実に感じるとき、僕は「まちづくりの源泉は、こうありたい」と願 うばかりである。また、「番茶の家」のように、人々を魅了したり、人々の力 を呼び覚ます象徴的な役割を果たすことが、「公共施設の役割」として非常に 重要だと思う。 もしかしたら、「番茶の家」自体が、もっと昔の「あの場所は良かった」とい う原型モデルがあるのかも知れないと想像すると、とても壮大なロマンを感じ てしまう。 今回の一連の出来事を通じて、まちづくりプランナーの職能の一つに、「壮大 な歴史的ロマンの風を感じ取りながら、小さな街角づくりに貢献すること」を 学ぶことができた。(まちしゅう論説主幹) ───────────────────────────────────────── ◆2 まちづくり伝言板◆ (今週はお休みです) ───────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆3 まちづくり本◆ (今週はお休みです) ───────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆4 週まちリンク集充実中◆ ───────────────────────────────────────── 週まちリンク集には大きく下記のような2種類があります。ご紹介いただく際 は【個人・組織・団体などの名前/URL/紹介者のお名前/(できれば一言 メッセージ)】を記載の上、編集部までお寄せください。 (1)週まちのネットワーク編────────────────────────────  ・みなさまの活動や所属しているグループや組織、あるいは個人のページに   ついてのご紹介をよろしくお願いいたします。  ・基本的には自薦とさせていただきます。   ※紹介者のお名前を掲載させていただくことによって、週まちを通じて各    活動に関心を持たれた方を少しでも近い関係でつながればことをめざし    ています。 (2)おすすめサイト紹介編────────────────────────────  ・自分が直接関わっているわけではないが、知人が関係している場合、ある   いは使える、面白いサイトなどをご紹介ください。 なお、リンク集は週まちHPのトップページからリンクされています。 ───────────────────────────────────────── ◆5 まちづくりカレンダー◆ ─────────────────────────────────────────

◎:新しく紹介するイベント ■:以前紹介したイベント([●●号]は掲載号) □:追加情報のあるイベント ☆:ホームページ版での新情報 <ちょい>:20代によるまちづくりを考える<ちょいまち>メンバーが関         わっているイベント バックナンバーは、以下に掲載中

第225号|第226号|第227号|第228号|第229号|第230号| |第231号|第232号|第233号|第234号|第235号|第236号|第237号|第238号|第239号|第240号|

◇◇イベント情報◇◇ ─<関東>────────────────────────────── 2004/2/28(土)-3/19(金) ■映画『ニュータウン物語』公開(中野)[233号] =================================== 2004/3/5(金)-7(日) ■第一回「世界都市河川ルネッサンス」[237号] ─────────────────────────────────── 3/5(金)-14(日) ■RICE+リノベーション展 向島空き店舗再生プロジェクト[238号] ─────────────────────────────────── 3/6(土)-28(日) ■KOSUGE1-16「Guess Sport? 楽しい スポ研」プロジェクト[238号] ─────────────────────────────────── 3/7(日) ■講演会:根本志保子(東京経済大学非常勤講師)「フードマイルズと私た   ちのライフスタイル 〜食料輸送の現状〜」&2003年度総会(東京大気裁   判を支援する青空の会)[237号] ■県立幕張海浜公園・公園づくりシンポジウム[239号] ─────────────────────────────────── 3/8(月) ■建築学会・地域にねざす高齢者の居住とケアを考えるシリーズ3   「介護保険下における住宅改修システムの課題と展望」[237号] ─────────────────────────────────── 3/8(月)-9(火) ■ワークショップ&セッション   なじみ2004 町ぐるみで“なじみ”の生活環境づくり   これからの痴呆ケア 福祉と博物館と市民のパートナーシップ[238号] ─────────────────────────────────── 3/9(火) ■建築学会建築基準法・都市計画法特別研究委員会第2回公開研究会   −敷地単位を越えたルール導入の可能性−[235号] ■平成15年度 住まいづくり学校 「地域に役立つ住まいづくり」   第2回「世田谷での取り組みを学ぼう」[237号] ■Thank you @RTの日   サロン2002(月例会)   テーマ「歯磨き感覚でスポーツは可能か?」   発表者:中塚義実(サロン2002代表) 井関信雄(アーティスト)[238号] ─────────────────────────────────── 3/10(水) ■おぎくぼ塾 2004   3月例会 南舘尚「僕のプチ家出」[239号] ─────────────────────────────────── 3/11(木) ■集合住宅フォーラム「新たな価値づくりのための集合住宅計画論−事業に   係わる先進事例から得られるヒント−」[228号] ─────────────────────────────────── 3/12(金) ■日本建築学会都市計画委員会都市形成・計画史小委員会   第11回都市形成・計画史公開研究会:日本の郊外(その原型と変容)[235号] ■本音でやります!〜意義ある参加の実現に向けて〜   ワーキングシンポジウム 参加を変える 『学び』で変える[237号] ─────────────────────────────────── 3/13(土) ■森づくり体験プログラム「神の泉 森林の楽校2004春」[237号] ■向島学会交流サロン   真野洋介(東京工業大学大学院社会理工学研究科助教授)「向島における   空店舗調査報告」[238号] ─────────────────────────────────── 3/14(日) ■さいたま地域通貨ワークショップ 『地域通貨“彩”考!』   −こども夢未来フェスティバル2004内[238号] ─────────────────────────────────── 3/16(火) ■日本建築学会都市計画教育小委員会公開研究会「まちづくり実践教育とま   ちなか研究室」[235号] ■都市環境デザイン会議関東ブロック   一言サロン(第3回)「20世紀デザインの功罪」[239号] ─────────────────────────────────── 3/17(水) ■第2回神楽坂・連続路地シンポジウム「路地は残る!!」[238号] ─────────────────────────────────── 3/19(金) ■比較住宅政策研究会   成岡茂(千葉県環境生活部NPO活動推進課NPO事業室)「『NPO立県千葉   の実現』の取組み」[237号] ─────────────────────────────────── 3/20(土) ■ワークショップ「Tokyo自転車グリーンマップ/向島版」[238号] ■学位論文:山口邦雄「マスタープランの策定・運用における市民提案への   対応方策」報告会[239号] ◎第16回「現代まちづくり塾」 【時間】10:30〜16:30 【場所】文京シビックホール(文京区春日)3FB会議室 http://www.timr.or.jp/kaikan/map.html 【費用】参加費:500円      (平成15年9月以降、始めてご参加の方は1000円です。) 【問合】現代まちづくり塾事務局  佐竹 秀規 電話:03-5388-3216(職場)  E-mail machijuku@hotmail.com まちづくり協会  代表理事 三橋 重昭 電話:03-3812-4158 fax 03-3812-4159 E-mail clc@d3.dion.ne.jp ※ 参加については自由ですが、会場等人数に制約がありま すので、原則として事前に事務局への連絡をお願いします。 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・第一部(10:30〜12:30)「まちづくりと行政」  テーマ:「まちづくりにおける市民の発言力」   講 師:平田尚登(都市環境ダイナミクス・リサーチ) ・第二部(13:30〜16:30)「都市の過去・現在・未来」    テーマ:都市の発生と破壊〜メソポタミア・エジプト・インダス  講 師:田村 明(地域政策プランナー)  (※塾の説明 http://www.npo-tma.com/invite/juku_info.html) 【提供】佐竹秀規さん(現代まちづくり塾事務局)よりお寄せいただ きました。 ─────────────────────────────────── 3/21(日) ◎「タバコ問題にどう対処するか」   〜プロジェクトK(禁煙)=タバコ問題に挑む、実践的人々〜 【時間】13:00-17:00(1講演あたり50分程度) 【場所】高松会館 立川市高松町2ー25ー26 (JR立川駅北口徒歩12分) 【費用】無料 【主催】受動喫煙被害者の会 【申込】事務局(臨時)TEL:090ー9689ー1927 申込制で先着20名。希望者は上記連絡先へ。 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1.『公園での”モク拾い”から見えたもの』勝呂紀六(「日本をきれ  いにする会」代表) 2.『空気もバリアフリー〜受動喫煙に耐えられない人の完全参加と平  等〜』星野近人(「バスから地域交通を考える会」代表) 3.『未成年者喫煙の実態と問題点』大木薫(「禁煙教育をすすめる  会」代表、「小金井を美しくする会」会員、元立教大学教授・元法  政大学講師) 4.『受動喫煙の害とその防止』稲垣元博(芝病院名誉院長・医学博  士、「小金井を美しくする会」会員」) ※「受動喫煙被害者の会」(平成15年2月結成、登録会員25名 (平成16年2月現在))では、現在、多摩地区、とくに立川でいっ しょに実践的に禁煙活動をやってみたいと思っている人を募集してい ます。また、職場や家庭、また路上、飲食店等多数の人が集まる公共 の場所でタバコの煙になやまされている人を支え、力になって行きた いと考えています。お気軽にご連絡ください。 *「市民活動センターたちかわ」の助成金をえて、本講演会は行われ ます。 【提供】小早川智治さん(受動喫煙被害者の会)よりお寄せいただき ました。 ─────────────────────────────────── 3/22(月) ■「参加と協働の新しいかたち」〜電子市民会議室のガイドライン〜[239号] ─────────────────────────────────── 3/23(火) ■比較住宅政策研究会   岡井有佳(東京大学先端科学技術研究センター)「フランスの大規模郊外   団地における社会的荒廃とその対応策」[239号] ■連続レクチャー「オルタナティブ・モダン――建築の自由をひらくもの」   第2回 青木淳「そもそも多様である、そもそも装飾である」[240号] ─────────────────────────────────── 3/24(水) ■都市基盤整備公団技術センター見学会[240号] ─────────────────────────────────── 3/25(木) ■連続勉強会「市民参加の環境政策づくり/キーワードは『オーフス条   約』」第3回 自分たちで環境政策をかえよう〜オーフス条約を活用する   市民ワークショップ[233号] ■第195回 都市経営フォーラム   傍士銑太(日本政策投資銀行地域企画部企画審議役)『生活者の目線から   見る地方分権社会像』[240号] ─────────────────────────────────── 3/27(土) ■第5回「住まい・まち学習」実践報告・論文発表会[240号] ■桜並木シンポジウム[240号] ─────────────────────────────────── 3/28(日) ■スポ研 研究報告会[238号] ■「都電散歩」第1回〜下町で自然とじゃれあうまち歩き〜[240号] ■日本学術会議経済政策研究連絡委員会   第17回シンポジウムプログラム   「経済政策とアカウンタビリティ:アクションプランの提言」   ―経済政策の新たなフロンティアを求めて―[240号] ◎バスから地域交通を考える会 バスのりクラブ2004(その4)   「都営バスで行く、桜舞う小石川植物園=お花見=&あふネット訪問」の巻   【集合時間】11時30分 ※雨天実施内容変更   【集合場所】(1)上野駅アトレ7番街 アメリカンファーマシー前            (JR上野駅不忍改札外車椅子対応エスカレータ下)            (地下鉄上野駅7番口スロープ上)              *「上野公園」(不忍池側臨時バス停)から11:55に乗車 します。     (2)池袋駅東口いけふくろう像(地下1階北側パルコ近く)    *13番バス停から11:48に乗車します。   ※途中参加、途中まで参加可。必ずお申し込み下さい。 【費用】参加費無料・交通費+入園料など実費 ※入園料:大人330円 子供110円 ※交通費:560〜880円(集合〜解散) ※持ち物:食べ物・飲み物・レジャーシートなど持参 【申込・問合】T&F:0422−41−4147 E-mail:buskara@yahoo.co.jp         http://bus-kara.hp.infoseek.co.jp/ 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実際の公共交通機関を利用しての乗り降り、移動ルートを通して感 じ、考えたことを改善提案に生かしていこうという趣旨で、交流ツ アーをして楽しんでしまおうという一石二鳥の企画です。 各集合場所から都営バス(ノンステップまたは車椅子対応)を利用し て「小石川植物園(東京大学大学院理学系研究科付属植物園)へ行 き、お花見や散策を楽しみます。4時30分閉園。 バスと都電荒川線を利用しながら荒川区で活動する「あふネット」 (荒川遊園地前都電停留所前0分)へ移動。事務所お借りして5時3 0分頃から引き続き小交流会(こちらはお酒可)。流れ解散。 「春は都電荒川線の季節」ということで、都営共通か都電の一日乗車 券提示で「都電もなか」など沿線で割引が受けられるようです。     ※禁煙かつ車椅子で利用できるコース設定をしています。     ※小石川植物園内での飲酒はできません。 【提供】星野近人さん(バスから地域交通を考える会)よりお寄せい ただきました。 ─────────────────────────────────── 3/29(月) ■横浜市・和田町商学交流事業情報交換会「商学交流事業3年間を振り返っ   て」[240号] =================================== 2004/4/3(土) ◎シンポジウムin国立「『宮岡判決』と『景観法』」 【時間】13:30-16:00 【場所】東京都国立市 桐朋学園小学校講堂 http://www.kangaerukai.com/tohogakuen.htm  【費用】当日資料代: 500円 【主催】東京海上跡地から大学通りの環境を考える会 【申込・問合】東京海上跡地から大学通りの環境を考える会 tel.&fax. 042−577−9568 E-mail:kangaeru@excite.co.jp http://www.kangaerukai.com 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「大学通りに面した東棟の20メートルを超える部分を撤去せよ」。 平成14年12月18日の画期的な宮岡判決から、1年余が過ぎ、本年中に は高裁の判決が出される予定です。 いっぽう、昨年の12月、朝日新聞に国土交通省が「景観基本法」の制 定を準備しているという記事が掲載され、現在開かれている通常国会 で法案が審議されています。 2月9日発表された法案では、地方自治体の裁量権を大幅にひろげて、 マンションを建設するデベロッパーに環境条件と調和が取れていない 場合は、変更を命ずることができるというものです。「景観は国民共 通の財産」と位置づけるなど、都市景観に大きく踏み込んだ内容で、 ヨーロッパと同じような街並みをつくることが制定の目的とされてい ますが、その背景には、日本各地で頻発しているマンションデベロッ パーと住民との紛争への配慮が働いていることは間違いありません。 この法律が施行されると、都市計画法と建築基準法さえ遵守していれ ばなにをしてもいいという、マンションデベロッパーの横暴に歯止め をかけることができるという期待がもてます。しかし、法律の運用を 行政任せにするのではなく、どこまでも住民が中心となって街づくり に参加するという姿勢を持ち続けない限り、画餅に帰すことになりか ねません。 そこで、「東京海上跡地から大学通りの環境を考える会」では、国立 明和マンション問題に下された「宮岡判決」と「景観法」について、 各地でマンション問題に直面しているグループの皆様と情報を共有 し、街づくりの運動に反映するためにシンポジウムを開催いたしま す。 当日は宮岡判決と景観法を中心テーマに、あらためてその判決内容と 法案の意義について、裁判担当の弁護士、裁判で意見書を作成してい ただいた学者の方々を中心に、シンポジウム会場のすべての人が参加 して自由に意見を交わしたいと思います。 日本各地で起きているマンションデベロッパーと住民間の紛争、街づ くり問題の根は共通しています。 今回のシンポジウムではその根を 一つに結びつけて、景観権と景観基本法を住民の行使できる権利とし てしっかりと勝ち取るための出発点として位置づけていきたいと願っ ています。多数のご参加をお待ちしています。  ★パネリスト:富井利安・広島大学教授、吉田克己・北海道大学教授  、見上崇洋・立命館大学教授、西村幸夫・東京大学教授、池田計  彦・弁護士  コーディネーター  淡路剛久・立教大学教授 【提供】友岡一郎さん(公職研「地方自治職員研修」編集部)よりお 寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 4/7(水) ◎比較住宅政策研究会   鈴木宣人(都市基盤整備公団土地有効利用事業本部業務第3部整備計画   課)「アメリカにおけるビジネス・インプルーブメント・ディストリク   トの取組み」 【時間】19:00-21:00 【場所】新宿アイランドタワー19階都市公団東京支社1901会議室         http://homepage1.nifty.com/ebizuka/iland.JPG         新宿駅西口から徒歩10分、丸の内線西新宿駅からは地下         道で接続、徒歩3分 【費用】500円(参加費は、研究会終了後の講師を含めた飲み会の費         用や研究会の運営経費として利用します。) 【申込・問合】参加希望者は、資料及び会議室の準備の都合がありま すので、あらかじめメールかファックスで事務局までご連絡 下さい。なお、ご連絡がなく出席の場合は、座席や資料等が 用意できないことがあります。 事務局:海老塚良吉 E-mail:ryou.ebizuka@nifty.ne.jp 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     アメリカの都市では、商業・業務地区を中心に「ビジネス・インプル     ーブメント・ディストリクト(BID)」と呼ばれる特別地区が設定さ     れて、地区内の不動産所有者から固定資産税とあわせて特別税を徴収     し、清掃や治安維持といった地区のための活動を行っています。その     結果、来客数の増加など、市街地の活性化に成功しています。一方、     わが国ではタウンマネジメント組織や各種のNPOなど新しい組織によ     るまちづくりが始まっていますが、今後、これらの組織が活動を進め     ていく際のヒントの一つになるのがアメリカにおけるBIDの取り組み     と考えられます。本報告ではアメリカのBIDの取組み等を報告してい     ただき、わが国にこのようなしくみが今後適用できるのかを議論しま     す。 【提供】海老塚良吉さんよりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 4/9(金) ■ミニシンポジウム「伝統にはまる」[238号] ─────────────────────────────────── 4/23(金) ◎住宅都市国際協力研究会   穂坂光彦(日本福祉大学大学院国際社会開発研究科教員)「アジアの都市   居住運動の動向とまちづくり技術交流の可能性」 【時間】19:00-21:00 【場所】東京都立大学同窓会 八雲クラブ ニュー渋谷コーポラス1001号室 渋谷区宇田川町12-3 電話 03-3770-2214 http://homepage1.nifty.com/ebizuka/yagumo.JPG 【費用】1000円(参加費は、会場費や懇親会費補助などの運営費とし         て利用します。なお、研究会の後、同会場で会費500円程度         で簡単な懇親会を開催します。申し込みの際に懇親会に参加         希望か否かをお知らせ下さい。)定員:25名程度 【申込・問合】当日の昼までに、氏名、Eメールアドレス、所属、ど         のような関心があるのかをご記入の上、海老塚までEメール         にてお申込下さい。折り返し返信します。当日、参加者名簿         を配布する予定です。ご連絡がなく出席の場合は、座席や資         料等が用意できないことがあります。 事務局:海老塚良吉 E-mail:ryou.ebizuka@nifty.ne.jp 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     カラチの住民下水道の最近の展開やタイ・スリランカのコミュニティ     型福祉基金に見られるアジアの新しい居住運動を、都市計画理論の立     場からどのように受けとめるべきか、具体的な事例に則して考えます     。その上で、これら住民主導のまちづくりを支える技術協力はありう     るか、求められているものは何か、すべきでないことは何か、につい     て問題提起していただき、討議します。 【提供】海老塚良吉さんよりお寄せいただきました。 ─<東海>────────────────────────────── 2004/2/25(水)-5/5(水) ■名古屋都市センター まちづくり広場開設5周年記念 企画展示   「昭和30年代の名古屋〜横丁・市電・映画館〜」 ※休館/月曜日、ただし5月3日(月)は開館[238号] =================================== 2004/3/12(金)-14(日)(2泊3日) ■第二回UNCRDスタディキャンプ   「持続可能な開発に向けて〜参加型のまちづくり〜」[232号伝言板]   ※応募締切 2/2(月)必着 ─────────────────────────────────── 3/13(土) ■なごや環境大学「まち中がキャンパス 主役はあなた!   「なごや環境大学」 企画づくりワークショップ〜みんなで創ろう なご   やの未来〜」[237号] ■平成15年度廃棄物学会東海・北陸支部市民フォーラム[237号] ■NPO安住の会「コーポラティブハウス」実現セミナー[240号] ─────────────────────────────────── 3/18(木) ■瑞穂区特色ある区づくり事業「伝統的庶民文化の復活・継承事業」企画   まちの魅力再発見ワークショップ「レトロな瑞穂区のMAPを作ろう!」   〜歩いて、知った、まちの魅力を、次世代へ伝える〜[239号] ─────────────────────────────────── 3/20(土) ■日本都市計画家協会 美しいまちづくり全国シンポジウム[236号] ─────────────────────────────────── 3/24(水) ■学生提案型地域づくりモデル事業成果報告会[236号] ─────────────────────────────────── 3/25(木)-26(金) ■平成15年度環境教育指導者育成事業   環境教育リーダー研修基礎講座〜やってみよう環境教育〜[225号] ─────────────────────────────────── 3/26(金) ■平成15年度第3回「まちづくりセミナー」   新川信夫(北九州市建築都市局都心・副都心開発室長)『紫川をシンボル   とした魅力ある都心づくり』[238号] =================================== 2004/4/4(日) ■里山の春を満喫しよう   なごや東山の森づくりの会発足イベント〜平和公園南部の自然観察とゴミ   拾い〜[240号] ─────────────────────────────────── 4/10(土) ■指定管理者制度学習会   富永一夫(NPO・FUSION長池 理事長)「自分たちのまちは、自分たちで   運営する−指定管理者制度が拓く未来」[240号] ─<関西>────────────────────────────── 2004/2/23(月)-3/7(日) ■第2回京都まちづくり交流博[234号伝言板] =================================== 2004/3/7(日) ■GISフォーラム〜WebGISと情報共有〜[237号] ─────────────────────────────────── 3/9(火) ■日本建築学会 公開研究会   「環境心理生理からのアプローチによる住区・街路の計画と評価」>[231号] ─────────────────────────────────── 3/11(木) ■防災まちづくりセミナー〜地区の防災性能評価〜[236号] ─────────────────────────────────── 3/15(月)-4/17(土) ■ル・コルビュジエ グラフィック・ワークス展[239号] ─────────────────────────────────── 3/18(木) ■福岡での実践からまちづくりを問う![239号] ─────────────────────────────────── 3/21(日) ■まちづくり建築士研究会  3回連続フォーラム   「建築士はまちづくりにどのように参画すればよいか」   山本一馬(CASE/まちづくり研究所) [236号] ─────────────────────────────────── 3/23(火) ■平成15年度第2回平成塾   安原秀(建築家、(株)HEXA代表)「我ら都心に住まう」[239号] ─────────────────────────────────── 3/25(木) ■2004年第2回都市環境デザインセミナー「JUDI関西の実験:道頓堀遊   歩道計画のコラボレーション」[239号] ─<北海道>───────────────────────────── ─<東北>────────────────────────────── ─<甲信越>───────────────────────────── 2004/3/12(金) ■世界遺跡記念物会議(ICOMOS)副会長 東大教授 西村幸夫氏講演会   「村上発展のためのまちづくり計画」[240号] ─────────────────────────────────── 3/21(日) ■第2回下町学シンポジウム   「町内から考えるいろんな167色のまちづくり」[240号] ─<北陸>────────────────────────────── ─<山陰>────────────────────────────── ─<中国>────────────────────────────── ─<四国>────────────────────────────── ─<九州>────────────────────────────── ─<アメリカ>──────────────────────────── ─◇◇定例会◇◇─────────────────────────── ■第2水曜日・・・おぎくぼ塾 ■第2金曜日・・・練馬まちづくりの会       ・・・まちまちサロン(奇数月) →【問合せ先】(有)プラネット 越野 圭子                  E-mail:VZB14263@nifty.ne.jp ■第2土曜日・・・小金井まちづくりの会 ※あくまで曜日は原則ですので、お出かけの際には、確認をしてください。 ─◇◇展示会・展覧会◇◇─────────────────────── (関東) (東海) (関西) (その他) ─◇◇連続講座◇◇────────────────────────── (北海道) (関東) (東海) (関西) (北海道) (中国) (その他) <ツアー(海外)> <インターンシップ他> ─◇◇その他◇◇────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆6 公募関係◆ ───────────────────────────────────────── ◇◇プロポーザル◇◇───────────────────────── ◇◇活動助成◇◇─────────────────────────── ◇◇参加者募集◇◇────────────────────────── ◇◇委員募集◇◇─────────────────────────── ◇◇意見募集◇◇─────────────────────────── ◇◇パブリックコメント募集◇◇──────────────────── ◇◇提案募集◇◇─────────────────────────── <研究・論文公募>────────────────────────── ◇◇懸賞論文◇◇─────────────────────────── <コンペ・コンテスト作品>────────────────────── ■「子ども・すまい・まちづくりコンテスト」作品募集[236号] 【応募期間】2月10日〜3月10日(当日消印有効) ■「坂本竜馬ゆかりの家・旧魚屋萬蔵宅」設計コンペ[237号伝言板] 【応募期間】2月16日〜3月31日 <調査地区募集>─────────────────────────── <意見募集>───────────────────────────── <事例募集>───────────────────────────── <提案募集>───────────────────────────── <テーマ募集>──────────────────────────── ◇◇職員募集◇◇───────────────────────────── ◇◇視察旅行◇◇───────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ─◇◇学会大会インフォメーション(2004年)◇◇────────────────── ───────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆7 編集部からのお知らせ◆ ───────────────────────────────────────── ○情報やご意見をお寄せください  ●「こんなことありました」というエピソード  ●こんな本を読みました(「まちづくり本」のコーナー)  ●研究会やイベントの参加者募集  ●コンサルタントのバイト、WSの学生のお手伝い募集募集 ○週まちのネットワーク 「週まち」に頂いた情報はこれらのML等にも掲載される可能性のあることを 予めご了承ください。     ・松戸まちづくりメーリングリスト     ・まちまちメーリングリスト(まちまち通信)     ・ニフティサーブ「川のフォーラム」 ○お知り合いで配信希望の方がいらっしゃいましたら、お知らせください。 ○情報をお寄せください。みなさんがまちづくりに関係あると思われることな らなんでも結構です。みなさんの手元にある情報を是非お寄せください。 (メール・FAXどちらでもOKです) ○転載に関してはみなさんの自発的な判断におまかせいたします。 ○今後の配信を希望されない方はそのまま、ご返信ください。 ==こっそりコラムのような編集後記(17週目)== さて、4月17日(土)に早稲田大学で、次世代まちづくりのあり方について のフォーラムが開催されます。週まちやまちしゅうに限らず、新しいダイナミ ズムを持った活動の経験を共有していきたいと思っています。週まち読者のみ なさまも是非ご参加下さい。詳細はまたアップします・・・・・(よ)


週刊まちづくり第241号(2004年3月7日発行)
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