週刊まちづくり/239号(2004/02/22号)


週刊まちづくり/239号(2004/02/22号)




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□□□□◆週刊まちづくり◆□□□□ ---Weekly Machi-Zukuri---
2004/02/22(毎週日曜日発行)         239号(配信数1409)
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  ★「緊急トーク 都市再生関連法改正を問う!」掲示板開設中    まだまだ、議論が盛り上がっています。是非、ご参加ください。     ※他にも都市再生関連法改正(建築基準法改正も含む)に関す  る議論が様々なサイトで行われています。       ☆藤沢市市民電子会議室「建築基準法改正YesNo会議室」   ☆東大都市計画研究室「まちづくり会議」 ☆☆【今週の週まち】☆☆☆☆☆☆ 0 週まち関連イベント情報 1.まちコラム ・「人気の街・神楽坂の定点観測〜神楽坂はいかにして神楽坂になった か」3 「超高層のあの新宿区になんと江戸伝統工芸があるのです」文化のみち・リレーコラム・その7公共とは何か 2.まちづくり伝言板 3.まちづくり本 4.週まちリンク集充実中(ホームページ紹介) 5.まちづくりカレンダー 6.公募関係 7.編集部からのお知らせ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

───────────────────────────────────────── ◆0 週まち関連イベント情報◆ ───────────────────────────────────────── =<週まち共催イベント>=======================

=<週まち後援イベント>=======================

=<週まち協力イベント>=======================

───────────────────────────────────────── ◆1 まちコラム◆ 「人気の街・神楽坂の定点観測〜神楽坂はいかにして神楽坂になった か」3 「超高層のあの新宿区になんと江戸伝統工芸があるのです」=<平松南>= ───────────────────────────────────────── 新宿区と伝統工芸はめったに結びつかない。木に登って魚を求むたぐいのこと に思える。 台東区、葛飾区、江戸川区など下町の伝統産業のは、デパートや産業会館で一 般客に披瀝している催事をときどき見学した。 新宿区となると、西口の超高層、中央公園のホームレス、歌舞伎町の雑居ビル 火災、二丁目のゲイバー、新宿警察、中国人マフィア――。都市の最先端現象 はいくらでもでてくるが、伝統工芸とどうも結びつかない。 たまたま昨日中野の犬坂を散歩した帰り、西新宿6町目の新宿区立産業会館 (BIZ新宿)で開催中の「第2回印刷と染色の祭典」を覗いてみた。 印刷展は素通りして、染色展の会場に入っておどろいた。会場には、いかにも 伝統を背負った風の職人たちが、デパート会場のように実演していた。会場で 応援にたっていたMさんに案内されて、新宿区内の染色業者を紹介された。東 京染小紋の作業をしている丸背の職人、江戸刺繍に神経を集中している大柄の 職人、紋章上絵をしているひとや模様・糊画(せんが)のひとなど、みな伝統 工芸に誇りを持っているひとたちである。会場で配っていた「新宿区染色マッ プ」をみると、地下鉄東西線神楽坂周辺にこれら職人さんがたくさん見うけら れる。ひぃ、ふぅ、みぃとと数えていくと、牛込地区だけでも40人はいるの である。私は思わず嬉しくなった。 ビデオで見ると、工房はきれいとはいえない環境である。若い人はなかなか寄 りつきそうにないのでは、と心配になって聞いてみると「けっこうやてきま す」と明るい声。 かつての3K職場が、辛気臭い伝統工芸が、若い世代に関心をもたれはじめてき たようだ。それはとてもよいことに思える。 知り会いの水野正雄さんは、100年続いた洗い張り・染め物屋の「神楽坂・京 屋」を2003年12月閉店した。息子さんが厚生労働省の外郭団体「厚生年金事業 団」に勤めていて、後継者がいないからである。神楽坂花柳界が衰退し得意先 が減少したことも、息子さんが家業継続を忌避した理由と思うが、こうした伝 統産業では、ほかからの人材を募って、仕事上の「養子縁組」をしたらどうだ ろうか。やりたい若者はかならずいるはずである。かつて、神楽坂京屋の後継 問題に触れて、私がそんな話を飲み会でしたら、理科大学建築科2部の平田忍 君が興味を示したことがあった。彼の実家の鳴門では染色業をやっているが、 彼は神楽坂に惚れ込んで、ここで仕事がやりたいのである。こうした縁組みが 成立すれば、京屋さんんも伝統産業もともに救われるのにと思うのだが。 ───────────────────────────────────────── 文化のみち・リレーコラム・その7=<菰田二郎>= ─────────────────────────────────────────  映画『LAST SAMURAI』が好評だ。「侍もの」がハリウッドにより描かれる 初の例となった。日本とアメリカ・ヨーロッパとの国交が始まったこの150年 間、日本と欧米との間では、いくつかの軍事的・経済的戦争を経てきた。しか し一貫して、欧米人が「武士道」に対して一目置く心は変わっていない。映画 では少々、誇張されていた部分もあったが、「SAMURAI」に対する深い敬意の 念が感じられる。    外国人からはよく、「SAMURAI」の国日本がこの150年間にたどった経済的成 長は、奇跡と不思議の目で見られている。ほんの150年前までは、ちょんまげ を結った「SAMURAI」に治められた貧しい国が、なぜ、今世界中のどこへ行っ ても見られる最先端技術の「made inJAPAN 」の製品を作りあげる国となった のか。  名古屋市東区の『文化のみち』界隈に行けば、少しはその疑問が納得のいく ものとなるだろう。    このエリアは、名古屋城の東北口の守りの要として、江戸時代初期から武家 屋敷が配置された。城から東に行くに従って、格が下の侍が住んでいた。明治 維新後、他都市同様、武家屋敷町はすたれ荒廃していたが、やがて明治後期か ら始まる産業革命の舞台となった。  明治以後、日本製の陶磁器は欧米で持てはやされ日本の重要な輸出品とし て、貴重な外貨獲得の手段となる。この辺りはちょうど、その生産地である瀬 戸・美濃からの街道が合流し、地の利が良いことから、瀬戸美濃で作られた陶 磁器が運ばれ、欧米人好みの絵付けをする工場の町となった。同時期、『トヨ タ』の創始者豊田佐吉はここで、織機の開発に成功している。    町工場はやがて生産拡大に伴って、城の西側の町外れへ移転(ちなみにこの 場所は現在、トヨタの『産業技術記念館』、食器のノリタケなど森村グループ の『ノリタケの森』として見学することができる。)して行き、武家屋敷町は 再び住宅地になった。  しかし、住人は以前の「SAMURAI」ではなく、「made in JAPAN」の製品によ り成功を収めた企業家関係者だった。ちなみに『ソニー』の創業者盛田昭夫氏 も、幼少期この町で生活し豊田一族の向かいに住んでいた。つまりこの町で は、世界の『トヨタ』と世界の『ソニー』が、お向かいさん同士だったのであ る。  旧武家屋敷まちの隣には、江戸時代から「からくり人形」をのせた山車が、 祭りになると繰り出す。この「からくり」の仕掛けはとても300年以上前のも のとは思えない精巧なもので、さながら「江戸時代のロボット」とでも言おう か。その山車祭りエリアには、武家が代々受け継いできた刀剣や武具など国宝 級の品々が見られる『徳川美術館』を擁する『徳川園』がある。  その精巧な「からくり人形」を見れば、「made in JAPAN」のモノづくり文 化が、開国後突然始まった訳でもなんでもなく、すでに江戸の昔から脈々と受 け継がれていたことがわかる。また反対に「SAMURAI」文化も、決して今も忘 れ去られることなく大事に受け継がれ、その流れは外国人が思うような「奇 跡」でも「不思議」でもないことがよく理解できる。  つまり、名古屋市東区の『文化のみち』エリアは、日本が「SAMURAI」の国 から「made inJAPAN」の国へ移り変わって来た過程と理由を辿ることができる '縮図'のまちなのである。              (東区まち育ての会) ───────────────────────────────────────── 公共とは何か=<本多弘司>= ─────────────────────────────────────────  公共とは何か、小泉秀樹の「都市計画・まちづくりの公共性と住民参加」 (雑誌新都市2002年)を手がかりに学習しはじめたがなかなか奥が深い。アダ ム・スミスの「国富論」まで遡らなくても、社会学者ハーバマスの「公共性の 構造転換」(未来社、細谷・山田訳)までは理解しなくてはならないだろう。 さらに、宮本憲一の「社会資本論」(有斐閣)、宇沢弘文の「社会的共通資 本」(岩波新書)との関連性を理解しなくてはならず、なかなか奥域が深く理 解するのにかなり時間がかかりそうである。 先日、公務員制度と現代的公共性について研究会を開催したところ、公と民の 違いだけでなく、NPO、生協などの位置付けをすべき点と、効率の定義を明 らかにする必要を感じた。従って、学習の論点を1.本当の「三セク」を含めた 主体の分析、2.財政の効率的計画・執行・評価、3.対話を重視した住民参加の 民主主義の制度設計にしようと考えているところである。 さらに、未知普請の「公共事業はだれのものか」(中央公論新社)では、内発 的発展論、ハーバマスの対話もあるが、東海環状自動車道路の宣伝館であるM AGロード、環状(幹線)道路必要論も出てくる。しかし、ここには全国総合 計画や長期計画の反省、道路特定財源見直しはない。そうなると「都市再生・ 経済特区」から地域再生・合併、小泉「構造改革」とは何か考えなくてはなら ない。神野直彦の「人間回復の経済」(岩波新書)まで、身近なまちづくりを 進めるにも都市論・都市政策の再構築だけでなく、21世紀の形を見据えた経 済学・社会学・行政学・財政学など広い視点での学習が求められる。                             (自治体職員) ───────────────────────────────────────── ◆2 まちづくり伝言板◆ (今週はお休みです) ───────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆3 まちづくり本◆ (今週はお休みです) ───────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆4 週まちリンク集充実中◆ ───────────────────────────────────────── 週まちリンク集には大きく下記のような2種類があります。ご紹介いただく際 は【個人・組織・団体などの名前/URL/紹介者のお名前/(できれば一言 メッセージ)】を記載の上、編集部までお寄せください。 (1)週まちのネットワーク編────────────────────────────  ・みなさまの活動や所属しているグループや組織、あるいは個人のページに   ついてのご紹介をよろしくお願いいたします。  ・基本的には自薦とさせていただきます。   ※紹介者のお名前を掲載させていただくことによって、週まちを通じて各    活動に関心を持たれた方を少しでも近い関係でつながればことをめざし    ています。 (2)おすすめサイト紹介編────────────────────────────  ・自分が直接関わっているわけではないが、知人が関係している場合、ある   いは使える、面白いサイトなどをご紹介ください。 なお、リンク集は週まちHPのトップページからリンクされています。 ───────────────────────────────────────── ◆5 まちづくりカレンダー◆ ─────────────────────────────────────────

◎:新しく紹介するイベント ■:以前紹介したイベント([●●号]は掲載号) □:追加情報のあるイベント ☆:ホームページ版での新情報 <ちょい>:20代によるまちづくりを考える<ちょいまち>メンバーが関         わっているイベント バックナンバーは、以下に掲載中

|第204号|第225号| |第226号|第227号|第228号|第229号|第230号| |第231号|第232号|第233号|第234号|第235号|第236号|第237号|第238号|

◇◇イベント情報◇◇ ─<関東>────────────────────────────── 2004/2/21(土)-28(土) ■映画『ニュータウン物語』公開(多摩)[233号] ─────────────────────────────────── 2/23(月) ■都市計画シンポジウム―条例によるまちづくり[235号] ─────────────────────────────────── 2/24(火) ■防災まちづくりフォーラム〜どう進める?これからの防災まちづくり〜[236号] ■平成15年度 住まいづくり学校 「地域に役立つ住まいづくり」   第1回「高齢者が地域に住み続けるための今後の住まいのあり方」[237号] ─────────────────────────────────── 2/25(水) ■連続レクチャー「オルタナティブ・モダン――建築の自由をひらくもの」   第1回 伊東豊雄 「生成するプロセスとしての建築」[235号] ─────────────────────────────────── 2/27(金) ■日本建築学会建築計画委員会住宅小委員会   第3回 ライフスタイル・住文化公開研究会   「都心居住の最新ライフスタイル動向−高層居住の視点から−」>[231号] ■たあとるセミナー「NPOと助成金」〜たあとる通信から考えてみる[233号] ■NPO法人まちづくり協会1周年記念シンポジウム[236号] ■比較住宅政策研究会   大家亮子(成城大学短期大学部人間と環境コース助教授)「フランスの住   宅予算の概要と参入最低所得(RMI)制度」[236号] ─────────────────────────────────── 2/28(土) ■第3回協働のまちづくりセミナー   「協働のまち育て「協働の現場から」」[237号] ■和洋女子大学総合生活研究科主催公開講演会   シルビア・ノバック(Sylvia Novac)(トロント大学都市・コミュニティ   研究センター研究員)「カナダの住宅政策とホームレス−誰もが人間らし   い住まいに住むためにー」[237号] ─────────────────────────────────── 2/28(土)-3/19(金) ■映画『ニュータウン物語』公開(中野)[233号] ─────────────────────────────────── 2/29(日) ■バスから地域交通を考える会 バスのりクラブ2004(その2)   「みなとみらい線で行く、港町ヨコハマ」の巻[238号] =================================== 2004/3/1(月) ■日本建築学会 建築経済委員会   「集合住宅のリノベーション」講習会[237号] ■日本建築学会「海外の計画系教育と日本の計画系教育の目標」研究討論会[238号] ─────────────────────────────────── 3/3(水) ■住まい・まちづくり活動推進のためのシンポジウム   「歴史的ストックを生かしたまちづくり」[234号] ─────────────────────────────────── 3/4(木) ◎まちづくりサロン   山本孝則(大東文化大学 環境創造学部教授)「地域を変える「お金とモ   ノの循環方法」」 【時間】18:30〜20:30 【場所】板橋区立大原社会教育会館 板橋区大原町5−18分 (都営地下鉄三田線本蓮沼駅A3出口徒歩5分、国際興業バス 池袋駅西口−高島平 蓮沼町または小豆沢下車徒歩5分、池 袋駅東口−赤羽駅西口 蓮沼町下車徒歩5分、東武東上線常 盤台駅−赤羽駅西口 志村一丁目下車徒歩7分) 【費用】無料 【申込】大原社会教育会館 osyakyo@city.itabashi.tokyo.jp 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 地域を活性化する仕組みとしての「コミュニティーウェー型地域通 貨」を考えます。 ・コーディネーター:NPO 板橋まちづくりセンター 【提供】本橋勝さん(板橋まちづくりセンター)よりお寄せいただき ました。 ─────────────────────────────────── 3/4(木)-5(金) ■第1回社会技術シンポジウム[237号] ─────────────────────────────────── 3/5(金)-7(日) ■第一回「世界都市河川ルネッサンス」[237号] ─────────────────────────────────── 3/5(金)-14(日) ■RICE+リノベーション展 向島空き店舗再生プロジェクト[238号] ─────────────────────────────────── 3/6(土) ■建築学会子ども教育事業委員会   「子どもとまち(建築・都市)」地域の環境を題材とした総合的学習プロ   グラム開発ワークショップ[236号] ■シティネットセミナー2004「都市から発信する国際協力」[236号] ■ファミリーフットサル大会[238号] ─────────────────────────────────── 3/6(土)-28(日) ■KOSUGE1-16「Guess Sport? 楽しい スポ研」プロジェクト[238号] ─────────────────────────────────── 3/7(日) ■講演会:根本志保子(東京経済大学非常勤講師)「フードマイルズと私た   ちのライフスタイル 〜食料輸送の現状〜」&2003年度総会(東京大気裁   判を支援する青空の会)[237号] ◎県立幕張海浜公園・公園づくりシンポジウム 【時間】13:00受付開始 13:30-16:30シンポジウム 【場所】千葉マリンスタジアム会議室(県立幕張海浜公園内) 【費用】無料 【主催】NPO法人みどりのネットワーク千葉 【申込】NPO法人みどりのネットワーク千葉 千葉市美浜区真砂3−3−7 TEL:043−303−6616 FAX:043−279−8142 E-mail:midori.net@nifty.com http://homepage3.nifty.com/midori-net/ ※定員:130名(定員になり次第締め切ります) 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 県立幕張海浜公園は千葉市美浜区幕張新都心にあります。平成14〜 15年度にわたって県民参加による公園づくりにとりくみました。県 民参加によるワークショップを行って「公園夢プラン」をつくり、で きることから実現しようということで、公園づくりの社会実験「公園 まつり」を開催しました。 これらの活動の成果を踏まえて、県立幕張海浜における県民参加によ るあらたな公園づくりのとりくみを提案することを目的としてシンポ ジウムを開催します ★プログラム これまでのとりくみの発表、今後の活動について提案および県民参加 による公園づくりの方向等を話し合う ・アドバイザー:千葉大学園芸学部教授 日本造園学会会長 田代   順孝『パーク・マネージメントの世界的な潮流』について 【提供】神谷秀美さんよりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 3/8(月) ■建築学会・地域にねざす高齢者の居住とケアを考えるシリーズ3   「介護保険下における住宅改修システムの課題と展望」[237号] ─────────────────────────────────── 3/8(月)-9(火) ■ワークショップ&セッション   なじみ2004 町ぐるみで“なじみ”の生活環境づくり   これからの痴呆ケア 福祉と博物館と市民のパートナーシップ[238号] ─────────────────────────────────── 3/9(火) ■建築学会建築基準法・都市計画法特別研究委員会第2回公開研究会   −敷地単位を越えたルール導入の可能性−[235号] ■平成15年度 住まいづくり学校 「地域に役立つ住まいづくり」   第2回「世田谷での取り組みを学ぼう」[237号] ■Thank you @RTの日   サロン2002(月例会)   テーマ「歯磨き感覚でスポーツは可能か?」   発表者:中塚義実(サロン2002代表) 井関信雄(アーティスト)[238号] ─────────────────────────────────── 3/10(水) ◎おぎくぼ塾 2004   3月例会 南舘尚「僕のプチ家出」 【時間】19:00〜20:30 【場所】阿佐ヶ谷地域区民センター 第4集会室 杉並区阿佐ヶ谷南1−47−17 (JR阿佐ヶ谷駅南口下車3分) 【費用】通信費・会場費として500円 【申込】会場予約の都合上、1月13日までにご出欠をお知らせ下さい。 TEL 03−5377−7166 FAX 03−5377−7167 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 千葉県茂原市の菓匠美松の若旦那の南舘さんは、茂原青年会議所で青 少年に関わる役目を担っています。この若旦那、実は家出の前科者で す。半年以上という長期にわたるものが2回、小さなものは数知れず だそうです。原因は言わずと知れた親への反発。しかしそこには自分 の夢をかなえようと、まっすぐに自分と向き合った結果でした。 中学生のころから好きだった自転車乗りが、やがてはレーシングチー ムを持つまでの「自転車野郎」への成長。家出の最中に旅回り劇団へ の参加。新たな和菓子を求めて、勉強のための資金稼ぎに友人宅への 居候。そして薬膳を学ぶための中国への旅立ち。誰もが一度はしたく なるほんのちょっとした冒険や一人旅。 これは貴重な「自分探し」 の体験でもあったと思います。 何がそうさせたのか、その結果和菓子の味にどのように生かされたの か。そんな「僕のプチ家出」を披露していただきながら、春のひと時 をめでてみたいと思います。 【提供】山田清さんよりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 3/11(木) ■集合住宅フォーラム「新たな価値づくりのための集合住宅計画論−事業に   係わる先進事例から得られるヒント−」[228号] ─────────────────────────────────── 3/12(金) ■日本建築学会都市計画委員会都市形成・計画史小委員会   第11回都市形成・計画史公開研究会:日本の郊外(その原型と変容)[235号] ■本音でやります!〜意義ある参加の実現に向けて〜   ワーキングシンポジウム 参加を変える 『学び』で変える[237号] ─────────────────────────────────── 3/13(土) ■森づくり体験プログラム「神の泉 森林の楽校2004春」[237号] ■向島学会交流サロン   真野洋介(東京工業大学大学院社会理工学研究科助教授)「向島における   空店舗調査報告」[238号] ─────────────────────────────────── 3/14(日) ■さいたま地域通貨ワークショップ 『地域通貨“彩”考!』   −こども夢未来フェスティバル2004内[238号] ─────────────────────────────────── 3/16(火) ■日本建築学会都市計画教育小委員会公開研究会「まちづくり実践教育とま   ちなか研究室」[235号] ◎都市環境デザイン会議関東ブロック   一言サロン(第3回)「20世紀デザインの功罪」 【時間】19:00-21:00 【場所】(社)日本建築家協会 JIA館 1F小ホール 【費用】会員無料、非会員1,000円(非会員学生500円) (その他、軽飲食費として実費(500円)徴集します) 【申込】ファックスまたはEメールにて下記にお願いします。 株・横川デザイン事務所 横川         FAX:03-3732-9947 E-mail:yedo-yokokawa@mvd.biglobe.ne.jp         株・日本都市総合研究所 高見         FAX:03-3230-3408  E-mail takami@nihon-toshi.co.jp 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 関東ブロック会員のなかで、都市環境デザインをリードしてきた世代 の方に、「21世紀への申し送り」と題して、対論形式の場を設けま す。会員が世代を超えて気軽に集り、議論できる“サロン”として 継続的に開催します。 ・話し手:佐野寛(モス・アドバタイジング)、曽根幸一(曽根幸  一・環境設計研究所) ★話し手からひとこと ・佐野寛:これからは田舎のデザイン  20世紀型巨大都市は、フォードT型生産ラインが象徴する大量消  費文明の産物。経済グローバル化が究極まで押し進めようとしてい  る同文明は、同文明を支える外部の消滅によって崩壊する。巨大都  市もその道連れになるはずだ。その日に備えて、一刻も早く「地域  再生」を実現させなければならないのだが、その具体策としての  「都市環境デザイン」について「ひとこと」提案をしたい。 ・曽根幸一:経済空間に建築家はどう応え得るのか  都市の大半は住宅が形成している。集合住宅が公的なものから民間  事業化して20〜30年が経過しているがめぼしい成果を上げないばか  りか混乱を助長している。マンション事業に手を出すことを恥じる  傾向もある。  :インターフェースだけがデザインではない  マンション事業はインターフェース部分に傾斜してデザインの費用  が払われる傾向にある。都市デザインの分野はエンジニアリング  (技術)と見なされているが、大切な社会工学である。 【提供】深田知子さん(日本都市総合研究所)よりお寄せいただきま した。 ─────────────────────────────────── 3/17(水) ■第2回神楽坂・連続路地シンポジウム「路地は残る!!」[238号] ─────────────────────────────────── 3/19(金) ■比較住宅政策研究会   成岡茂(千葉県環境生活部NPO活動推進課NPO事業室)「『NPO立県千葉   の実現』の取組み」[237号] ─────────────────────────────────── 3/20(土) ■ワークショップ「Tokyo自転車グリーンマップ/向島版」[238号] ◎学位論文:山口邦雄「マスタープランの策定・運用における市民提案への   対応方策」報告会 【時間】15:00〜 報告会 15:00-17:00、懇親会 17:00-18:30 【場所】東京理科大学森戸記念館 東京都新宿区神楽坂4−2−2(神楽坂毘沙門天前路地の奥 正面の建物) 【費用】報告会 無料 懇親会 3,500円 【主催】山口邦雄さんの学位論文報告会および祝う会世話人 【申込・問合】東京理科大学理工学部渡辺研究室 渥美 Eメール kosuke80@gd6.so-net.ne.jp 電話04-7124-1501(内3524) 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 都市計画マスタープランの策定は全国的にほぼ終わり、早い時期に策 定した都市では見直し作業が始まっている。 こうした中、東京理科大学から学位(工学博士)を授与されることと なった山口邦雄氏の論文「マスタープランの策定・運用における市民 提案への対応方策」の報告会を開催する。この論文は、都市計画マス タープランという「計画」とそれに対する市民の最も核心的な参加形 態である「市民提案」の関係の理論的な解明を主題としたものであ り、今後の見直し作業にも有益な示唆を与えることが期待される。 なお、今後の市民参加型の都市計画展開の議論に発展させるよう、研 究者の方はもとより市民・行政あるいはコンサルタントなど様々な 方々との意見交換・交流の場として、祝う会を兼ねた懇親会も企画し ている。 【提供】渥美公介さん(東京理科大学)よりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 3/22(月) ◎「参加と協働の新しいかたち」〜電子市民会議室のガイドライン〜 【時間】13:00〜17:00 (開場12:30) 【場所】慶應義塾大学三田キャンパス 東館グローバルセキュリティセンター6階 東京都港区三田2-15-45 【申込・問合】下記フォームをご利用下さい。 http://www.riss-net.jp/inforum/2004/index.html 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− インターネット上での電子市民会議室が新たな公共の場として各地の 自治体に普及しつつあります。そこで、このシンポジウムでは、これ までのSFC研究所の電子市民会議室の開設・運営に関わる成果を踏 まえ、研究者と自治体の実践者との議論を通じて、電子市民会議室に よる参加と協働の新しいかたちを展望します。 ★プログラム 13:00 開会および開催趣旨説明 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特別助教授 長坂俊成 13:15 基調講演「コミュニケーションの意味と役割」 慶應義塾大学環境情報学部 教授 金安岩男 14:00 講演「いま、なぜeデモクラシーか」 杏林大学総合政策学部 助教授 岩崎正洋 14:30 休憩 14:45 パネルディスカッション 「参加と協働の新しいかたち」 ・コーディネーター:長坂俊成 ・パネリスト:青柳茂(藤沢市市民自治部市民自治推進課主幹)、岩 崎正洋、小林隆(大和市企画渉外部情報政策課副主幹、新開伊知郎( (株)NTTデータシステム科学研究所主任研究員)、田中幹也(三 重県総合企画局e-デモクラシー推進プロジェクトグループ主幹)、田 中美乃里(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科) 16:45 総括と挨拶 金安岩男 17:00 閉会 【提供】新開伊知郎さん((株)NTTデータ技術開発本部システム 科学研究所)よりお寄せ頂きました。 ─────────────────────────────────── 3/23(火) ◎比較住宅政策研究会   岡井有佳(東京大学先端科学技術研究センター)「フランスの大規模郊外   団地における社会的荒廃とその対応策」 【時間】19:00-21:00 【場所】東京都立大学同窓会 八雲クラブ ニュー渋谷コーポラス1001号室 渋谷区宇田川町12-3 電話 03-3770-2214 http://homepage1.nifty.com/ebizuka/yagumo.JPG 【費用】1000円(参加費は、会場費や研究会の運営費として利用しま す。なお、研究会の後、同会場で会費500円で簡単な懇親会 を開催します。申し込みの際に懇親会に参加希望か否かをお 知らせ下さい。) 【申込・問合】参加希望者は、資料及び会議室の準備の都合がありま すので、あらかじめメールかファックスで事務局までご連絡 下さい。なお、ご連絡がなく出席の場合は、座席や資料等が 用意できないことがあります。 事務局:海老塚良吉 E-mail:ryou.ebizuka@nifty.ne.jp 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     フランスにおける社会住宅供給組織の代表であるHLM(適正家賃住 宅)     の連合組織であるHLM組織連盟全国連合は、2002年10月に居住のため     の社会連合に改称しました。その意図は、住宅の建設・建替え・管理     のみではなく、HLMの社会的役割を市街地整備・都市の再構成といっ     た都市全体に対象を広げることにあります。大都市郊外における大規     模住宅団地の社会的荒廃という郊外問題に対するHLMの近年の取り組     みと、ケーススタディとしてパリ郊外の大規模住宅団地の実態、取り     組みを報告いただき、議論します。 【提供】海老塚良吉さんよりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 3/25(木) ■連続勉強会「市民参加の環境政策づくり/キーワードは『オーフス条   約』」第3回 自分たちで環境政策をかえよう〜オーフス条約を活用する   市民ワークショップ[233号] ─────────────────────────────────── 3/28(日) ■スポ研 研究報告会[238号] =================================== 2004/4/9(金) ■ミニシンポジウム「伝統にはまる」[238号] ─<東海>────────────────────────────── 2004/2/23(月) ■第3回中部国際空港シンポジウム[236号] ─────────────────────────────────── 2/25(水)-5/5(水) ■名古屋都市センター まちづくり広場開設5周年記念 企画展示   「昭和30年代の名古屋〜横丁・市電・映画館〜」 ※休館/月曜日、ただし5月3日(月)は開館[238号] ─────────────────────────────────── 2/28(土) ■“海と港の講演会”   林上(名古屋大学環境学研究科教授(地理学))「名古屋港の歴史を考え   る〜近代名古屋港の発展」[234号] ■第5回 堀川・市民がつくるインフラ研究会[236号] ─────────────────────────────────── 2/29(日) ■ビアンキ・アンソニー氏講演会「前例よりも前進・わしの政治」[232号] =================================== 2004/3/6(土) ■防災まちづくりシンポジウム −歴史的町並みと防災まちづくり−[234号] ─────────────────────────────────── 3/12(金)-14(日)(2泊3日) ■第二回UNCRDスタディキャンプ   「持続可能な開発に向けて〜参加型のまちづくり〜」[232号伝言板]   ※応募締切 2/2(月)必着 ─────────────────────────────────── 3/13(土) ■なごや環境大学「まち中がキャンパス 主役はあなた!   「なごや環境大学」 企画づくりワークショップ〜みんなで創ろう なご   やの未来〜」[237号] ■平成15年度廃棄物学会東海・北陸支部市民フォーラム[237号] ─────────────────────────────────── 3/18(木) ◎瑞穂区特色ある区づくり事業「伝統的庶民文化の復活・継承事業」企画   まちの魅力再発見ワークショップ「レトロな瑞穂区のMAPを作ろう!」   〜歩いて、知った、まちの魅力を、次世代へ伝える〜 【時間】18:30〜21:00 【場所】汐路コミュニティセンター 名古屋市瑞穂区佐渡町4-9 【費用】300円(5回分)、瑞穂うるおいまちづくり会会員200円 (第2回以降 3/18、4/1、4/15、5/6、5/20 全5回を予定) 【主催】瑞穂うるおいまちづくり会 【申込】氏名・年齢・連絡先(住所・電話番号等)をお書きの上、葉 書又はFAXにてお申し込み下さい。 瑞穂区役所まちづくり推進部まちづくり担当 467-8531 名古屋市瑞穂区瑞穂通3-32 TEL(052)852-9303 FAX(052)852-9306 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− これまで、大正から昭和初期に建てられた一部洋館付き和風住宅な ど、レトロな瑞穂区を探しながらまちを歩き、その成果をデータシー トとしてまとめております。 今回のワークショップでは、集めたデータを使ってマップを作ること で、瑞穂区の魅力を発信し、次世代へ継承していくことを目的として おります。是非ご参加ください。 ・講師:鈴木賢一(名古屋市立大学大学院芸術工学研究科助教授)、  西澤泰彦(名古屋大学大学院環境学研究科助教授) ・協力:名古屋市立大学大学院芸術工学研究科鈴木研究室、名古屋大  学大学院環境学研究科都市環境学専攻西澤研究室 【提供】川本直義さん((株)エルイー創造研究所)よりお寄せいた だきました。 ─────────────────────────────────── 3/20(土) ■日本都市計画家協会 美しいまちづくり全国シンポジウム[236号] ─────────────────────────────────── 3/24(水) ■学生提案型地域づくりモデル事業成果報告会[236号] ─────────────────────────────────── 3/25(木)-26(金) ■平成15年度環境教育指導者育成事業   環境教育リーダー研修基礎講座〜やってみよう環境教育〜[225号] ─────────────────────────────────── 3/26(金) ■平成15年度第3回「まちづくりセミナー」   新川信夫(北九州市建築都市局都心・副都心開発室長)『紫川をシンボル   とした魅力ある都心づくり』[238号] ─<関西>────────────────────────────── 2004/2/23(月) ■第22回琵琶湖研究シンポジウム「GISは環境保全・管理に有効か?」[233号] ─────────────────────────────────── 2/24(火) ■第130回とよなか・まちづくりフォーラム   村山和彦(NPO千葉まちづくりサポートセンター理事、株式会社みんな   のまち 代表取締役社長)「LETS・交換リング型地域通貨"ピーナッツ"と   は〜千葉市でのコミュニティ再生の取り組み〜」[235号] ─────────────────────────────────── 2/23(月)-3/7(日) ■第2回京都まちづくり交流博[234号伝言板] ─────────────────────────────────── 2/27(金) ■住まい・まちづくり活動推進のためのシンポジウム   「京都大阪神戸のNPOによるまちづくり」[234号] =================================== 2004/3/7(日) ■GISフォーラム〜WebGISと情報共有〜[237号] ─────────────────────────────────── 3/9(火) ■日本建築学会 公開研究会   「環境心理生理からのアプローチによる住区・街路の計画と評価」>[231号] ─────────────────────────────────── 3/11(木) ■防災まちづくりセミナー〜地区の防災性能評価〜[236号] ─────────────────────────────────── 3/15(月)-4/17(土) ◎ル・コルビュジエ グラフィック・ワークス展 【時間】平日11:00-19:00 土曜12:00-17:00 日・祝休  【場所】アート・遊 大阪市中央区北浜3-2-24北沢ビル1F (地下鉄御堂筋線・京阪「淀屋橋」徒歩2分) 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− この度、恒例のル・コルビュジエのグラフィック・ワークス展を開催 いたします。 20世紀を代表する建築家ル・コルビュジエは、集合住宅や都市計画と いった新しい理念の導入により、近代建築の基礎を築きました。「感 動を与える建築」を標榜した彼の作品が、機能主義的な合理性だけで はなく、どこか人間臭いぬくもりを感じさせるのは、同時に絵画や詩 作などを通して培われた人間に対する 深い洞察があったからではな いでしょうか。 秀れたカラーリストであるル・コルビジェはモノクロームの名手でも ありました。本展はモノクローム詩画集「パニュルジュ」を中心に、 代表作品「直角の 詩」、銅版画集「ユニテ」ほか約50点を展示いた します。 ★展示内容:「パニュルジュ」「海は永遠に」「ユニテ」「直角の  詩」単品版画約50点(期間中作品の入れ替えあり) 【提供】澤井あいさん(アート・遊)よりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 3/18(木) ◎福岡での実践からまちづくりを問う! 【時間】19:00〜20:30 【場所】コレクティブオフィス丁稚場 大阪市中央区内久宝寺町2丁目7−11 (市営地下鉄谷町線、長堀鶴見緑地線谷町六丁目6番出口北 東徒歩3分) 【費用】2000円(資料代、会場費、講師謝礼) ※懇親会/21:00頃から谷町六丁目界隈にて(実費) 【申込】CASE/まちづくり研究所 山本一馬(メールでお願いしま す) kaz@db4.so-net.ne.jp ※定員:20名(資料準備の都合上申込お願いします) 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1.テーマ、報告者紹介(19:00〜05):山本一馬(CASE/まちづく   り研究所) 2.報告(19:05〜20:00):岡大輔、福田忠昭(環境デザイン機   構) (1)迷惑のデザイン 古賀市清掃工場のデザイン「エコロの森ができるまで」を事例に、 アーティスト・住民参加によるまちづくりを切り口に、「迷惑施設」 とよばれるもののデザインを考える。 (2)交通社会実験 博多とおりゃんせプロジェクト 道路空間の使い方、交通のあり方を問い直す博多での社会実験の試み からパブリックな空間のデザインを考える。 (3)アートのまちづくり いずれの事例にも関係しているアートとまちづくりについて。アート やアーティストとまちづくりの新しい関わり方を考える。 3.フリーディスカッション(20:00〜20:30):進行 山本一馬 ・既存の枠組みを解体し、再構築するフィールドでのコンサルタント のあり方 ・アートという切り口への期待と実際 ・福岡と関西でのまちづくりの違いと今後の想い などなど、後の懇親会も含めて、薄暗いコレクティブオフィスでゆっ くりと話せたら... 【提供】山本一馬さん(CASE/まちづくり研究所)よりお寄せいただ きました。 ─────────────────────────────────── 3/21(日) ■まちづくり建築士研究会  3回連続フォーラム   「建築士はまちづくりにどのように参画すればよいか」   山本一馬(CASE/まちづくり研究所) [236号] ─────────────────────────────────── 3/23(火) ◎平成15年度第2回平成塾   安原秀(建築家、(株)HEXA代表)「我ら都心に住まう」 【時間】18:30-21:00 【場所】大光電機株式会社 ライティング コア オオサカ 大阪市東成区中道3-15-16、毎日東ビル1F 【費用】1500円(JIDA会員、一般) 500円(学生) 【主催】JIDA、社.日本インダストリアルデザイナーズ協会、関西ブ ロックJIDA平成塾運営委員会 【申込】セミナー参加御希望の方は平成塾運営委員会まで。 FAX:073-480-1953(dav) e-mail:akis@jtw.zaq.ne.jp 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− JIDA平成塾、今期、第二回目は建築家 安原秀氏を講師としてお 招きし、「我ら都心に住まう」を実践されてきた都住創の誕生から今 日までの道のりを語って頂きます。 日本におけるコーポラティブ住宅の先駆者として、常に、都市住宅の 新しい可能性を追求してきた都住創(都市住宅を自分たちの手で創る 会)は1975年から自由設計、実費主義で大阪の都心部を中心に20棟 (約300戸)のコーポラティブ方式の集合住宅を自主建設してきまし た。これからも都心居住の進化を目指した試行を継続します。  いつもセミナー会場を無償提供して下さる大光電機株殿に感謝して おります。我々平成塾運営委員は参加者と伴に、セミナーを執り行う ことが出来ること、真に、嬉しい限りです。社会生活、技術の発展継 続する時代に、我々の方向性を改めて掴むため、「新たなる発見 di scovery anew」と題して、平成15年、16年に渡り平成塾のテーマと して考えて行きます。 * セミナー後、大光電機株.御好意によるパーティーいたします。 【提供】ナカガワアキスさんよりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 3/25(木) ◎2004年第2回都市環境デザインセミナー「JUDI関西の実験:道頓堀遊   歩道計画のコラボレーション」 【時間】18時15分開場/18時30分開演 【場所】大阪府立女性総合センター(ドーンセンター・セミナー室) 【費用】会員・研究会メンバー500円/会員外1000円/学生500円 【主催】都市環境デザイン会議関西ブロック 【申込】(株)学芸出版社 前田裕資 FAX(075)342-2605 E-mail maeda@mbox.kyoto-inet.or.jp ※定員50名/会員優先/申し込み先着順 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  全国都市再生プロジェクトの一つとして、道頓堀川の遊歩道整備が 進んでいます。  大阪市から遊歩道空間のデザインを依頼され、関西ブロックの有志 によって2年に渡ってデザイン検討を進めてきました。今年の秋に は、我々の提案やデザイン監修を経て遊歩道と橋の一部が完成しま す。  建築、ランドスケープ、都市計画など異なる分野の専門家による共 同作業の成果と葛藤の過程を紹介し、創造的なコラボレーションのあ り方について議論したいと思います。 ★プログラム(話題提供)  司会・経過説明:堀口浩司(地域計画建築研究所(アルパック))  遊歩道計画案の解説:堤肇(鳳コンサルタント環境デザイン研究  所)  遊歩道デザインについて:長谷川弘直(都市環境研究所)  太左衛門橋のデザイン:江川直樹(現代計画研究所)、中村伸之  (ランドデザイン)  地元組織の立場から   横山あおい(エイライン)  関わったメンバーからの補足 詳細は http://www.gakugei-pub/judi/semina/s0402/index.htm 【提供】前田裕資さん(学芸出版社)よりお寄せいただきました。 ─<北海道>───────────────────────────── ─<東北>────────────────────────────── ─<甲信越>───────────────────────────── ─<北陸>────────────────────────────── 2004/2/29(日) ■ZATSUBOKURIN シンポジウム2004   雑木林の使い方を、一緒に考えませんか(平成15年度福井大学公開講座   「地域環境の重要性に関するセミナー」)[235号] ─<山陰>────────────────────────────── ─<中国>────────────────────────────── ─<四国>────────────────────────────── ─<九州>────────────────────────────── ─<アメリカ>──────────────────────────── ─◇◇定例会◇◇─────────────────────────── ■第2水曜日・・・おぎくぼ塾 ■第2金曜日・・・練馬まちづくりの会       ・・・まちまちサロン(奇数月) →【問合せ先】(有)プラネット 越野 圭子                  E-mail:VZB14263@nifty.ne.jp ■第2土曜日・・・小金井まちづくりの会 ※あくまで曜日は原則ですので、お出かけの際には、確認をしてください。 ─◇◇展示会・展覧会◇◇─────────────────────── (関東) (東海) (関西) (その他) ─◇◇連続講座◇◇────────────────────────── (北海道) (関東) (東海) (関西) (北海道) (中国) (その他) <ツアー(海外)> <インターンシップ他> ─◇◇その他◇◇────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆6 公募関係◆ ───────────────────────────────────────── ◇◇プロポーザル◇◇───────────────────────── ◇◇活動助成◇◇─────────────────────────── ◇◇参加者募集◇◇────────────────────────── ◇◇委員募集◇◇─────────────────────────── ◇◇意見募集◇◇─────────────────────────── ◇◇パブリックコメント募集◇◇──────────────────── ◇◇提案募集◇◇─────────────────────────── <研究・論文公募>────────────────────────── ◇◇懸賞論文◇◇─────────────────────────── <コンペ・コンテスト作品>────────────────────── ■「子ども・すまい・まちづくりコンテスト」作品募集[236号] 【応募期間】2月10日〜3月10日(当日消印有効) ■「坂本竜馬ゆかりの家・旧魚屋萬蔵宅」設計コンペ[237号伝言板] 【応募期間】2月16日〜3月31日 <調査地区募集>─────────────────────────── <意見募集>───────────────────────────── <事例募集>───────────────────────────── ■日本都市計画家協会からの家協会賞募集[234号伝言板] 【募集期間】2003年12月15日〜2004年2月29日 ■美しい街づくり活動レポート募集[236号] 【応募期間】2月5日(木)〜2月26日(木) <提案募集>───────────────────────────── <テーマ募集>──────────────────────────── ◇◇職員募集◇◇───────────────────────────── ◇◇視察旅行◇◇───────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ─◇◇学会大会インフォメーション(2004年)◇◇────────────────── ───────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆7 編集部からのお知らせ◆ ───────────────────────────────────────── ○情報やご意見をお寄せください  ●「こんなことありました」というエピソード  ●こんな本を読みました(「まちづくり本」のコーナー)  ●研究会やイベントの参加者募集  ●コンサルタントのバイト、WSの学生のお手伝い募集募集 ○週まちのネットワーク 「週まち」に頂いた情報はこれらのML等にも掲載される可能性のあることを 予めご了承ください。     ・松戸まちづくりメーリングリスト     ・まちまちメーリングリスト(まちまち通信)     ・ニフティサーブ「川のフォーラム」 ○お知り合いで配信希望の方がいらっしゃいましたら、お知らせください。 ○情報をお寄せください。みなさんがまちづくりに関係あると思われることな らなんでも結構です。みなさんの手元にある情報を是非お寄せください。 (メール・FAXどちらでもOKです) ○転載に関してはみなさんの自発的な判断におまかせいたします。 ○今後の配信を希望されない方はそのまま、ご返信ください。 ==こっそりコラムのような編集後記(15週目)== ・先日、「情報を感じる力」について議論する機会があった(正確には飲んで いるうちに)。これだけ多くの情報、刺激的な情報があふれる中、私たちは情 報を自ら感じとる力が衰えているのではないかという話。これはアートによる 活動をしている人との会話の中である。 さて、まちづくりの場面に振り返ってみると、参加をいう切り口からは「わか りやすい情報」「情報を多くの人に届けること」に力を入れることが大事とい うのは疑う必要のないことなのだが。 ただ、その一方でこういった行為が、自分(あるいは地域)が自ら地域の課題 を発見し、解決策を創造する力を衰えさせる方向に向かっているのではないか などと考えなくもない。 いわゆる、まちづくりの「支援」とはなんだろうと考えつつ、「感じる力」を 強くするためのプログラムをまちづくりのプログラムの中にどのように包含さ せるかということをもっと真剣に考えねばと思ってしまった。(す)


週刊まちづくり第239号(2004年2月22日発行)
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