週刊まちづくり/311号(2006/03/05号)


週刊まちづくり/311号(2006/03/05号)




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□□□□◆週刊まちづくり◆□□□□ ---Weekly Machi-Zukuri---
2006/03/05(毎週日曜日発行)         311号(配信数1361)
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   ☆週まちへの掲載情報提供は     週まち編集部(w-machi@machi-shuu.net)までお寄せください。  ★★【週まち編集部より】★★ ☆☆【今週の週まち】☆☆☆☆☆☆ 0 週まち編集部からのお知らせ 1.まちコラム ・TOSHI 都市の歳 2.まちづくり伝言板 ・Design STAFF 設計スタッフ・アシスタント/CGデザイナー募集 3.まちづくり本 ・土田旭+都市景観研究会 編著「日本の街を美しくする 法制度・技術・   職能を問いなおす」(学芸出版社) 4.週まちリンク集充実中(ホームページ紹介) 5.まちづくりカレンダー 6.公募関係 7.編集部からのお知らせ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

───────────────────────────────────────── ◆0 週まち編集部からのお知らせ◆ () ───────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆1 まちコラム◆ TOSHI 都市の歳 ───────────────────────────────────────── ┌────────────────────────────────── │TOSHI 都市の歳                  =<三矢勝司>= └──────────────────────────────────  詳細に思い出せないのだが、以前の週まちコラムに「国家や都市には生成と 死滅があるのではないか」という問題提起をし、確か「最近の日本は40代に突 入したのでは」という主張をしたと思う。これは、地球を生き物と捉え、生態 系を動的なシステムとする考え方や、気孔の世界観とも相通じるものだ。  国家の年齢が40代なのだとすると、そろそろ健康管理や健康診断をしなけれ ばいけない。そこで、管理の対象と方法を考えてみようと思う。僕らは、都市 を肉体感覚でもって捉える必要があると思うし、その一つのイメージとして都 市の「心・技・体」を総体として捉え、病気は治し、健康な状態を維持し、再 生することが今後のまちづくり的課題ではなかろうか。では、その具体論へと 進んでみよう。  「都市の心」は何を意味するのだろうか。都市で行われる出来事、ソフトに よって人々が感受する嬉しさや楽しさ、痛みや苦しみの総量を指すのではない か。日本社会のトレンドが、物の所有から、豊かな時間の過ごし方(心)へと 価値基準がシフトするのと共に、「都市の心(人々の喜怒哀楽の総量)」が豊 かであるかどうかに気を配るのは、今後のまちづくりの価値指標であるべきと 考える。  「都市の技」は何を意味するのだろうか。これは、都市に暮らし、生きる人 や自然の力、その技術力の総量を意味するのだろう。例えば、地域の自治力、 歴史や文化を継承する力、あるいは経済力を意味するだろう。ここに、自然の 生態系が再生・維持する力、もっとマクロなレベルで言えば、資源の再生可能 性(持続可能な開発の議論へと連なっていく)も包括されるのではないか。  「都市の体」は何を意味するのだろうか。これは、都市の容積や集積度、人 口環境と自然環境のバランス、流通、交通、等が当てはまるのではないか。新 しいことが良い事だ、とする若いまちづくり発想を超えて、古い建物がもつ、 都市の人格としての深みもそろそろ気を使うべきかも知れない。たくましい街、 痩せた街、いろいろあるが、「年齢のわりに若いね」と言われるまちの姿を目 指そう。  40代の体づくりには、健康管理や健康診断が必要だと述べた。人間が健康診 断をして、現状を把握し、今後の対処策を考えるように、僕らは都市を診断す る方法を理解する必要がある。生態系や自然資源の再生バランスと人間の経済 活動を結び合わせて指標化したエコロジカル・フットプリント(※1)は、そ の代表的なものであろう。もちろん、自治体が管理している地域の人口ピラミ ッド(世代バランスや男女比)も基礎資料として重要な意味を持つだろう。近 年の市民参加型まちづくりの手法として、まち歩きや、バリアフリー点検ワー クショップがあるが、これも都市のハードを管理し、調整する方法として位置 づけることが大切だ。故にこれらの作業は、一度やれば良いのではなく、定期 健診が必要だ。 しかしその他にも、地域の自治力をどのように測定するか、歴史や文化を維 持・再生する力を測定する方法等、まだまだ40代の都市を健康管理する方法論 が確立されているとは言いがたい。放置された都市の病理が気づかぬうちに蔓 延して機能不全にならぬよう、診断技術の開発が求められる。  ところで、病気になってから健康に戻す、という対処療法だけでは駄目だ。 医療負担を下げるべく、最近は予防医学が促進されているように、都市の予防 医学を処置すべきである。良く寝て、良く食べて、良く歩く。都市の休み方 (エネルギー消費の低減を実施)、都市の代謝(人口の変化、物流、地域経済、 情報流通)、都市の運動(休んでいる人や土地や建物を稼動させる)を常日頃 から気をつけることが肝要である。しかも、予防医学の基本として「患者の自 覚」が大切である。都市住民が、自分のまちは大丈夫かしらと思いを馳せても らえるように働きかけを行うのもまちづくり屋さんの仕事となる。  最後に思ったことは、人間に死滅があるように、国家や都市にも死滅がある。 完全な崩壊を意味するのか、社会の形が生まれ変わるのか、次の都市が誕生す るのか、その形をどうデザインするかが、まちづくり屋さんには問われるだろ う。自らの人生のリズムと、都市の生き方のリズムを身体感覚・肉体感覚をも って確認し、都市のあり方を調整することが大切だ。然るに、これからの参加 型まちづくりは、多世代に開かれたものであると同時に、今一度、お年寄りや 子ども、子育て中の方、障害者など、繊細な感度をもつ方々の力を、人間の権 利としての尊重を図るのはもちろんのこと、都市を診断する手法としても重視 すべきと感じた。いつまでも、より良く生き、痛みを伴わずに楽に死ぬ都市を 着想したい。 ※1 エコロジカル・フットプリント…エコロジカル・フットプリント(Ecol ogical Footprint)とは、どれほど人間が自然環境に依存しているかを、わか りやすく伝える指標であり、ツール(道具)。詳細は、エコロジカル・フット プリント・ジャパンHPを参照のこと http://www.ecofoot.jp/top.html ───────────────────────────────────────── ◆2 まちづくり伝言板◆ Design STAFF 設計スタッフ・アシスタント/CGデザイナー募集 ───────────────────────────────────────── ┌────────────────────────────────── │Design STAFF 設計スタッフ・アシスタント/CGデザイナー募集  └──────────────────────────────────     【仕事内容】建築設計(集合住宅・戸建住宅・コンバージョンetc.)     【応募対象】23〜35歳位までの建築設計およびCAD実務経験者           短大・高専・大学以上卒           JW-CAD・VectorWorks・FormZなどCAD経験者     【待遇】能力・経験等に応じた待遇をご用意します     【勤務時間】標準: 9:30 - 18:30            フルタイム・パートタイム・アルバイト等の相談可     【休日】標準:週休2日制・祝日・夏季・年末年始         週休3日も相談に応じます     【応募】履歴書・職務経歴書・ポートフォリオ等を e-mailにてお送         り下さい。書類選考の上、後日面接日をご連絡します。     【問合】有限会社 URA 一級建築士事務所/担当:高橋         164-0003 東京都中野区東中野1-14-28-301         e-mail. info@ura-a.co.jp         tel. 03-3366-0464 fax. 03-3366-0465     【情報提供者】新井信幸さん(千葉大学) ───────────────────────────────────────── ◆3 まちづくり本◆ 土田旭+都市景観研究会 編著「日本の街を美しくする 法制度・技術・   職能を問いなおす」(学芸出版社) ───────────────────────────────────────── 土田旭+都市景観研究会 編著「日本の街を美しくする 法制度・技術・   職能を問いなおす」(学芸出版社)     【概要】B5変判・216頁・定価3990円(本体3800円)         2006.2.25発行         ISBN:4-7615-3138-X     【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     景観法はできたが街はまだ美しくならない。景観の基盤を律する都市     計画法、建築基準法、それらに即して発達した技術・職能に、醜悪な     風景を産みだす根本的欠陥があるからだ。景観デザインに関わる第一     線の実務家が集結し、景観法では対応できない問題を指摘し、早急に     行動をおこすための具体的解決策と抜本的な改革を提言する。     【情報提供者】学芸出版社 ───────────────────────────────────────── ◆4 週まちリンク集充実中◆ ───────────────────────────────────────── 週まちリンク集には大きく下記のような2種類があります。ご紹介いただく際 は【個人・組織・団体などの名前/URL/紹介者のお名前/(できれば一言 メッセージ)】を記載の上、編集部までお寄せください。 (1)週まちのネットワーク編────────────────────────────  ・みなさまの活動や所属しているグループや組織、あるいは個人のページに   ついてのご紹介をよろしくお願いいたします。  ・基本的には自薦とさせていただきます。   ※紹介者のお名前を掲載させていただくことによって、週まちを通じて各    活動に関心を持たれた方を少しでも近い関係でつながればことをめざし    ています。 (2)おすすめサイト紹介編────────────────────────────  ・自分が直接関わっているわけではないが、知人が関係している場合、ある   いは使える、面白いサイトなどをご紹介ください。 なお、リンク集は週まちHPのトップページからリンクされています。 ───────────────────────────────────────── ◆5 まちづくりカレンダー◆ ─────────────────────────────────────────

◎:新しく紹介するイベント ■:以前紹介したイベント([●●号]は掲載号) □:追加情報のあるイベント ☆:ホームページ版での新情報 <ちょい>:20代によるまちづくりを考える<ちょいまち>メンバーが関         わっているイベント バックナンバーは、以下に掲載中

|第298号|第299号|第300号| |第301号|第302号|第303号|第304号|第305号| |第306号|第307号|第308号|第309号|第310号|

◇◇イベント情報◇◇ ─<関東>────────────────────────────── 2005/3/5(日) ■千代田まちづくりサポート 平成17年度活動成果発表会[308号] ■「かっわごえdeすみやき?!」   〜川越のNPO農園でドラム缶で竹炭づくりに挑戦します!〜[310号] ─────────────────────────────────── 3/6(月) ■創造するコミュニティ〜情報デザイン手法にもとづく社会構想の試み[310号] ─────────────────────────────────── 3/8(水) ■日本建築学会   公開研究会「住まいの安心を何に求めるか:ライフスタイルからのセキュ   リティ問題再考」[304号] ■東京大学先端まちづくり学校 まちづくり国際シンポジウム   「参加型まちづくりと地域資金 ―都市自治体の役割と課題―」[305号] ─────────────────────────────────── 3/11(土) ■昭和のくらし博物館 2006年 土曜夜間講座:火鉢を囲んで建築の歴史   第3回「文化施設として蘇った日本初の女優の大正洋館・旧川上貞奴邸」[306号連続講座参照] ■早稲田大学芸術学校都市デザイン科 授業体験ワークショップ[307号伝言板参照][307号] ■「かっわごえdeすみやき?!」   〜川越のNPO農園でドラム缶で竹炭づくりに挑戦します!〜[310号] ─────────────────────────────────── 3/12(日) ◎第8回たまラ〜ン 西川美枝子(船橋小径の会)「小径からはじまる風景   づくり」     【時間】14:30-16:30     【場所】多摩交流センター第2会議室         (京王線府中駅北口 ケヤキ並木より北に向い国道20号(新         甲州街道)をわたってすぐ左(府中グリーンプラザのはす向         かい側)府中駅北第2庁舎6Fにあります〉         http://www.tama-100.or.jp/tama/aboutus.html#map     【費用】500円(資料代)     【申込】「第8回 たまラ〜ン 参加申し込み」として氏名・住所・         連絡先(TEL.FAX. E-mail等)を記入のうえ、以下宛にお申         し込みください。         「Do Tank たまじん事務局」宛         E-mail:  FAX: 042-577-5181         ★定員:20名程度     【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     今回のたまラ〜ンは、世田谷区砧地域(旧北多摩郡砧村)で、地域風     景資産「季節の野草に出会う土の小径」を拠点に風景づくり活動を進     めている「船橋小径の会」の西川美枝子さんを迎えて行います。地域     風景資産は、世田谷区風景づくり条例に位置づけられており、区と区     民の協働により、およそ1年半をかけて平成14年の12月に選定されま     した。「船橋小径の会」の活動は、土の道(世田谷区の土地)に野草     を植えたり、道の手入れをしたりと日々地道な活動をしています。一     方で、隣接する企業等の大規模跡地にマンションの建設計画が次々と     おきています。選定から3年以上たった今、日々の活動を通じて、あ     る時はマンションの建設計画に影響を与え、またある時は世田谷区の     小径の整備計画に参画するなど、小径だけでなく周辺環境にもじわじ     わと影響を与えつつあります。「船橋小径の会」による日々の活動の     お話や隣接するマンション建設計画の話などを伺い、多摩地域の風景     づくりのこれからなどについても話し合いたいと思います。     【情報提供者】岡田雅代さん ◎もうひとつの住まい方研究大会2006―10年後の地域での住まい・暮らしを   考える―     【時間】10:20−16:50     【場所】工学院大学         (大江戸線都庁前駅直結、JR・私鉄各線新宿駅西口徒歩5         分)     【費用】3,500円(資料代込み・昼食つき)     【主催】もうひとつの住まい方研究大会2006 実行委員会     【申込・問合】NPO法人 東京ランポ(担当:辻、深田)         TEL:03−3324−4440 FAX:03−3324−3444         E-mail:tokyo@la-npo.org         ★定員:250人     【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     少子高齢社会に直面している今、住宅・住まい・暮らしに対する人々     の考え方やニーズも変化しています。これまで通りの住まい方、住宅     政策で充分なのでしょうか。社会福祉、まちづくりの事業・活動に関     わる市民・団体・サービス生産者・建築関係者・研究者などさまざま     立場の人が集い、「住み暮らす」「地域全体で暮らしをつくる」視点     から、10年後の住まい・暮らしを考えます。     ★プログラム     1)基調講演(10:30〜11:30)       住田昌二(大阪市大名誉教授・現代住宅研究所所長)     2)分科会(12:45〜14:45)       A:小規模・多ニーズ型住宅・施設を地域のまちづくり拠点に       B:既存のコミュニティ資源の活用―人材・ノウハウ・土地・建       物・資金の調達―       C:高齢者と密集市街地のまちづくり       D:コミュニティの再生と改修・建て替え       E:ライフステージに合わせた住み替えシステム―「使用権」付       き住宅の可能性―     3)全体会フォーラム(15:15〜16:45)       テーマ:10年後の住まい方・暮らし方を構想する       コーディネーター:林 泰義(玉川まちづくりハウス運営委員)       パネリスト:各分科会コーディネーター       コメンテーター:住田昌二     ★HP http://la-npo.org/join/ivent20060312a.html      【情報提供者】深田さん(東京ランポ) ─────────────────────────────────── 3/17(金)-21(火) ■カンダユメラボPRESENTS   学生と神田地域とのコラボレーション「神田設計作品展×地域イベント」   夢(ゆめ)祭(まつり)06(ぜろろく)〜神田(かんだ)チャンネル〜[304号] ─────────────────────────────────── 3/18(土) ■昭和のくらし博物館 2006年 土曜夜間講座:火鉢を囲んで建築の歴史   第4回「最近の歴史的建造物の保存と再生」     大和 智(文化庁建造物課)[306号連続講座参照] ─────────────────────────────────── 3/19(日) ■さいたまど真ん中 河童の森づくり   新幹線沿いの空地を、市民の手で森にする大植樹祭を開催します[307号] ─────────────────────────────────── 3/20(月) ■日本建築学会第16回都市形成・計画史公開研究会   シンポジウム「日本のニュータウン計画の形成と再生」[304号] ■第2回都市再生フォーラム   「都市(まち)に住む。」〜人が輝く都市づくり、住まいづくりを目指し   て〜[310号] ─────────────────────────────────── 3/22(水) ◎第10回全国美化シンポジウム「まちの美化 これまでの10年・これから   の10年」     【時間】9:30-17:30     【場所】浦安市民プラザWAVE101(大ホール)         (JR京葉線 新浦安駅下車スグ)     【費用】参加費:行政/5000円、個人・NPO/2000円             ※全国まち美化連絡会議メンバーは半額             (行政→2500円、一般→1000円)             浦安市民/1000円         交流会費:4000円     【主催】 全国まち美化連絡会議     【申込】以下のページに申し込み用紙(Word)を載せていますので、         必要事項をお書きの上、事務局までお送りください。         http://www.dynax-eco.com/bikanchan/index.html         株式会社ダイナックス都市環境研究所 担当:片野・愛甲・         西宮         TEL:03-3580-8221 FAX:03-3580-8265         東京都港区西新橋2-11-5 TKK西新橋ビル3階     【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     全国規模の散乱ごみ問題に関するシンポジウムが10回という節目を迎     えたことから、各地の取り組み事例をまとめて紹介し、成果の検証と     求められる美化への対応策を、具体的に議論します。     自治体・市民・事業者のみなさまの幅広いご参加をお待ちしておりま     す。     ★プログラム     9:30  受付開始     10:15 講演:小島あずさ(クリーンアップ全国事務局)「美化活動      のこれからを考える −未来につながる活動を育むために」     11:00 報告:高田晶子(キープ鎌倉クリーン推進会議)「市民力が      生み出したまち美化の成果 −先進地・鎌倉からの報告」     11:30 報告:山野下仁文(全国まち美化連絡会議)「散乱指標づく      りのための試行調査について」     12:00 休憩     13:00 セッション1 「浦安市の事例から考える 美化の効果的な活      動としくみ」      パネリスト:相馬仁一(浦安市環境レンジャー課長)、上野菊良      (浦安三番瀬を大切にする会代表)、鈴木洋州(明海大学浦安キャ      ンパス学事課主幹)      コメンテーター:松崎秀樹(浦安市長)     14:40 セッション2「まち美化のこれからを考える交流討論会」      パート1「まち美化先進地域 取り組み状況報告」       報告者:宮寺正美(多治見市・多治見を美しくする市民の会)、       本山秀樹(大分県ごみゼロおおいた推進室)、小川賢太郎(千代       田区生活環境課)、田中省一(烏山駅前通り商店街振興組合副理       事長)      パート2 会場との全体討論      コメンテーター:高田晶子(キープ鎌倉クリーン推進会議)、金子      博(NPO法人パートナーシップオフィス)     17:30  終了     18:00  交流会(希望者のみ)     19:30  交流会終了     ※プログラムは変更する場合があります     【情報提供者】西宮幸一さん(全国まち美化連絡会議) ─────────────────────────────────── 3/27(月) ■耐震強度偽装事件等を契機とした建築行政・都市計画の見直し―   「建築ストックと都市(まち)づくり」〜「建築」の安全性・公共性を重視   する自治体政策   ―建築・都市計画行政と建築士と企業の連携方策〜[310号] ─────────────────────────────────── 3/28(火) ■まちづくり三法の改正動向と自治体の都市政策、先駆的取り組み―   「都市構造改革と地域(まち)づくり」〜「人口減少・少子高齢化」時代の   自律型まちづくり政策〜[310号] =================================== 2006/4/14(金) ◎第171回 江戸東京フォーラム   谷直樹(大阪くらしの今昔館館長・大阪市立大学大学院教授)「大阪くら   しの今昔館―「体感する」博物館活動―」     【時間】18:30-20:30     【場所】東京都江戸東京博物館1階 学習室1         墨田区横網1-4-1 Tel.03-3626-9974         http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/raikan/index.html     【費用】無料     【申込】1お名前、2ふりがな、3所属団体・勤務先、4TEL、5FAX、         6E-mail を明記して、FAX.あるいは、E-mailで下記の委員         会事務局へお申込み下さい         江戸東京フォーラム事務局(担当:鈴木孝子)         財団法人 住宅総合研究財団         TEL.03-3484-5381 Fax.03-3484-5794         E-mail: suzuki@jusoken.or.jp         ★定員:60名(申込順にて受付)     【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     いま、博物館が注目を集めている。なかでも、動物園や水族館は、満     足度の高い生涯学習施設としてマスコミでも大きく報じられている。     一方、歴史系の博物館は、数は一番多いが、1館あたりの集客数は最     も少なく、まだまだ「お勉強」をする場所というイメージが強く、市     民のニーズに対応しているとはいい難い。しかし、堅苦しいイメージ     を破る新しい試みも、各地の博物館で生まれはじめている。     2001年4月に開館した「住まいのミュージアム−大阪くらしの今昔     館」では、歴史系博物館に見られた制約を可能な限り取り外し、市民     の目線にたった活動を試みている。今昔館には、実物大で再現した江     戸時代後期の大坂の町並みがある。開館以来の課題は、この展示場     (一般には「常設展示場」と呼ばれる)を最大限に活用し、「見せ     る」「体感する」「納得する」をキーワードに、ソフトの開発を追及     してきた。また、実物資料もガラスケースに入れず、江戸時代そのま     まの姿で室内に飾り付けてきた。さらに、150人の市民ボランティア     が「もてなし」に徹したイベントやワークショップを工夫して、賑わ     いのある町の風景をつくり出している。テーマパークとは異なった、     市民のパワーによる「今昔館ワールド」を紹介したい。(谷 直樹)     司会/小澤 弘 委員(東京都江戸東京博物館教授)     ※参考文献/谷直樹『町に住まう知恵―上方三都のライフスタイル     ―』(平凡社、2005年)     【情報提供者】鈴木孝子さん(財団法人住宅総合研究財団) ─────────────────────────────────── 4/22(土) ◎第7回「住まい・まち学習」実践報告・論文発表会     【時間】13:30〜17:00     【場所】建築会館302・303会議室         港区芝     【主催】(財)住宅総合研究財団     【申込・問合】(財)住宅総合研究財団 住教育係         E-mail okazaki@jusoken.or.jp         TEL03-3484-5381、fax03-3484-5794         ★定員:60名(申し込み先着順)     【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     7年前より「住まい・まち学習」実践報告・論文公募を実施し、これ     までに教育・都市計画・建築・造園・美術・市民活動など幅広い分野     の方から160編を越える論文が寄せられている。     今回も、学校・地域などで行われている「住まい・まち学習」の実     践・研究の成果を募集する。寄せられた実践報告・論文をもとに、     『「住まい・まち学習」実践報告・論文集』として発行するとともに、     分野・学会を越えた意見交換の場として「発表会」を開催する。     ★プログラム     「住まい・まち学習」実践報告・論文10編の発表と全体討論     HP:http://www.jusoken.or.jp/jukyoiku.htm     【情報提供者】岡崎愛子さん((財)住宅総合研究財団) ─<東海>────────────────────────────── 2006/3/5(日) ■文化のみちワークショップ   「文化のみち 再訪〜それぞれにとっての文化のみち。その原点〜」[307号] ─────────────────────────────────── 3/7(火) ■(社)土木学会態度行動変容研究小委員会景観分科会・地域風土インフラス   トラクチャー研究会 共催,(財)名古屋都市センター 後援 シンポジウム   「景観法時代におけるインフラストラクチャーのデザインとマネジメン   ト」[308号] ─────────────────────────────────── 3/8(水) ■「まちづくり交付金制度等」講習会[308号] ─────────────────────────────────── 3/9(木) ■シンポジウム「地域デビューで輝く団塊世代」   〜団塊世代提案型地域づくりモデル事業 成果報告会〜[308号] ■財団法人名古屋都市センター 平成17年度特別研究員 成果報告会[309号] ─────────────────────────────────── 3/16(木) ■(社)日本都市計画学会中部支部   国際交流講演会「米国の都市住宅政策と都市再生」   講演者:都市政策研究所(ニューヨーク)所長 青山公三氏[309号] ─────────────────────────────────── 3/17(金)-19(日)(2泊3日) ■第4回UNCRDスタディキャンプ   「持続可能な開発にむけて〜グローバリゼーションと地域コニュニティ」[304号] ─<関西>────────────────────────────── 2006/3/11(土) ■ひょうご公園フォーラム in ありまふじ   −有馬富士公園夢プログラム屋台村・ひょうご公園屋台村同時開催−[306号] ─────────────────────────────────── 3/19(日) ◎第17回御蔵学校「阪神・淡路大震災11年まちの復興を見て、そしてこれか   らできること」     【時間】11:00〜     【場所】御蔵通古民家集会所     【費用】受講料:1000円(※懇親会:1500円程度)     【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     震災11年を経た今、復興事業に残った課題を現場で感じ、その経緯     と解決策を考えます。     これから震災が起ころうとしている“他地域への具体的課題(初動期     の大切さ、都市計画事業+α)”のリアリティの再現を行うと共に、     “神戸被災地11年目への具体的課題(都市計画事業+α)”のリアリ     ティの再現(空き地等)洗い出し     そして、神戸のまちへ、そして自分のまちへ。     ★スケジュール     ・第1部      11:00〜趣旨説明・震災復興まちづくり御蔵地区の事例区画整理の      概要説明(まち・コミ)      12:00〜皆で楽しい昼食懇親会(出石野菜パン)後、まち歩き     ・第2部      13:00〜災害直後の初動期まちづくり先進事例に学ぶ      尼崎市築地地区の事例 山口憲二(まち計画山口研究室)      14:00〜 講演「(仮)震災11年目のまちづくりを見て」      塩崎賢明(神戸大学教授)      15:00〜 パネルディスカッション「区画整理+αor住民の初動期活      動の大切さ」      パネラー:塩崎賢明(神戸大学教授)、内田恒(元神戸市都市計画      局区画整理部長、現財団法人神戸都市問題研究所)、竹内千恵子      (前我が町の会・地元住民)      コーディネーター:吉田昌(アーバンプランニング研究所・御蔵地      区地元コンサルタント)      17:00〜  囲炉裏を囲んでのあっとホームな懇親会      シアトルワシントン大学都市計画系大学院生到着後、歓迎懇親会      ※ご意見、ご質問承ります。まち・コミ(m-comi@bj.wakwak.com)      まで      ※シアトルワシントン大学都市計画系大学院生は、その後26日ま      で長田で復興まちづくりのプランを考えるため勉強されます。      ★HP http://machicomi.blog42.fc2.com/blog-entry-88.html      【情報提供者】宮定さん(まち・コミュニケーション) =================================== 2006/4/2(日) ◎コムケア関西交流会『どうしたらつながりたい人とつながれるの?』     【時間】13:30-16:30     【場所】大阪NPOプラザ 3階 I会議室         http://www.onp.or.jp/contact/index.html     【費用】無料     【主催】おんなの目で大阪の街を創る会         http://www.geocities.jp/e_machitukuro/     【申込】以下の内容をご記入の上、メールまたはFAXにてお申し込         みください。         ・代表者名・所属(あれば)・参加人数・連絡先(メールア         ドレスまたは電話・FAX番号)・通訳・保育などサポート         が必要な方はその旨お書きください。         e_machitukuro1993@yahoo.co.jp         FAX 06-6925-1459(酒井)         ★締切:3月15日(水)          3月15日(水)以降、当日参加もOKですが、その場合、          上記サポート体制が整いません。ご了承ください。     【問合】TEL 078-856-0721(水野)     【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     自分たちだけでは解決できないような問題にぶつかったとき、     おそらくどなたかにアドバイスをいただくでしょう。     「的確なアドバイスをくれる人とどうして知り合えたの?」     「どうやって強力な助っ人になってもらったの?」     ・団体にとってのとっておきの人     ・とっておきのその人と知り合ったわけ     ・その人が心を動かしてくれたのは?     ・その人は私たちにとってこんなに大切!などなど、     実際に活動をしているみなさんの生の声を     聞くことで、新たな解決策が見つかるかも・・・     ★プログラム      各団体からの発表      交流広場      5時〜懇親会(自由参加・参加費実費)       テーマ:この人と出会えたから 私たちの今がある―伝えたいね       ん この気持ち     HP:http://homepage2.nifty.com/comcare/pdf/ccf_osaka.pdf     【情報提供者】山本一馬さん(街角企画) ─<北海道>───────────────────────────── ─<東北>────────────────────────────── ─<甲信越>───────────────────────────── ─<北陸>────────────────────────────── 2006/3/25(土)-26(日) ■第3回 新潟県観光カリスマ会議 −地域活性化の秘訣を語る−   新潟県観光カリスマ会議主催[310号] ─<山陰>────────────────────────────── ─<中国>────────────────────────────── ─<四国>────────────────────────────── ─<九州>────────────────────────────── ─<アメリカ>──────────────────────────── ─◇◇定例会◇◇─────────────────────────── ─◇◇展示会・展覧会◇◇─────────────────────── (関東) (東海) (関西) (その他) ─◇◇連続講座◇◇────────────────────────── (北海道) (関東) ■まちづくり実践講座(理論から行動へ)[298号]     【期間】後期:12月3日〜3月11日     【場所】さいたま新都心産学交流プラザ(JRさいたま新都心駅徒歩3分) ■すぎなみ大人塾〜自分を振り返り、社会とつながりを見つける大人の放課   後〜[300号] ■昭和のくらし博物館 2006年 土曜夜間講座 第7回・火鉢を囲んで建築の歴史[306号]     【日時】03/11(土)、03/18(土)     【時間】18:00-20:00(後半30分は質疑応答)          20:00〜講師を囲んでの懇親会(参加費500円)を予定。     【場所】昭和のくらし博物館 座敷 ■NPO法人 ひ・ろ・こらぼ コーディネーター体験講座 初級編[310号]     【日程】4月1日(土) 8日(土) 15日(土)     【場所】小金井市公民館本館(福祉会館)3階学習室AB         (JR武蔵小金井駅南口から徒歩5分) (東海) (甲信越) (関西) (北海道) (中国) (その他) <ツアー(海外)> <インターンシップ他> ─◇◇その他◇◇────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆6 公募関係◆ ───────────────────────────────────────── ◇◇プロポーザル◇◇───────────────────────── ◇◇活動助成◇◇─────────────────────────── ■近畿労働金庫「防災・減災・被災地支援プログラム 一般助成」[310号]     【申込期間】2006年2月15日(水)〜3月31日(金)*当日必着 ◇◇人材派遣助成◇◇───────────────────────── ◇◇参加者募集◇◇────────────────────────── ◇◇委員募集◇◇─────────────────────────── ◇◇意見募集◇◇─────────────────────────── ◇◇パブリックコメント募集◇◇──────────────────── ◇◇提案募集◇◇─────────────────────────── <研究・論文公募>────────────────────────── ◇◇論文公募◇◇─────────────────────────── ◇◇懸賞論文◇◇─────────────────────────── ◇◇作品論文◇◇─────────────────────────── <コンペ・コンテスト作品>────────────────────── <アイデア公募>─────────────────────────── <設計協議>───────────────────────────── <調査地区募集>─────────────────────────── <入居者募集>──────────────────────────── <意見募集>───────────────────────────── <事例募集>───────────────────────────── <賞募集>────────────────────────────── <提案募集>───────────────────────────── <テーマ募集>──────────────────────────── <その他>────────────────────────────── ◇◇職員募集◇◇───────────────────────────── ◇◇視察旅行◇◇───────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ─◇◇学会大会インフォメーション(2006年)◇◇────────────────── ───────────────────────────────────────── ◇は2005年の日程。 日本地理学会:春季学術大会:3/28(火)〜30(木):埼玉大学 農村計画学会:春期大会:?/?(土):東京大学 経済地理学会:第53回大会:5/27(土)〜29(月):東北学院大学土樋キャンパス 日本シミュレーション&ゲーミング学会:2006年度春季全国大会:2005/5/20(土)〜21(日):東京工業大学キャンパスイノベーションセンター 環境自治体会議:第14回環境自治体会議:5/24(水)〜26(金):鹿児島県指宿市 ◇日本造園学会:全国大会:2005/5月下旬:東京大学 日本NPO学会:第8回年次大会:6/3(土)〜4(日):新潟市朱鷺メッセ 土木計画学研究発表会:第33回研究発表会春大会:6/10(土)〜11(日):東北大学青葉山キャンパス ◇日本計画行政学会中部支部大会: ◇国際開発学会春季大会:第6回:2005/6/11(土):文教大学:申込〆切3/22 土木史研究発表会:第26回研究発表会:7/7(金)〜8(土):足利工業大学 日本環境学会:第32回研究発表会:6/17(土)〜18(日):島根大学 日本評価学会:春季第3回全国大会開催:6/24(土):国際基督教大学 ◇第19回PRSCO東京大会:2005/7/25(月)〜28(木):日本大学 国際都市計画シンポジウム:2006年度:8/18(金)〜21(月):台湾・国立台湾科技大學 日本建築学会:9/7(木)〜9(土):神奈川大学 環境アセスメント学会研究発表会:9/1(金)〜3(日):武蔵工業大学環境情報学部(横浜キャンパス) 土木学会:全国大会:9/20(水)〜22(金):立命館大学びわこ・くさつキャンパス ◇環境科学会:2005年会:2005/9/8(木)〜9(金):名古屋大学 ◇日本計画行政学会:2005/9/9(金)〜11(日):名古屋産業大学他 ◇日本社会情報学会:第20回全国大会:2005/9/12(月)〜14(水):京都大学 全国町並み保全連盟:第29回全国町並みゼミ:10/6(金)〜8(日):八女大会 ◇日本地域学会:第42回年次大会:2005/10/8(土)〜10(月):鳥取大学 ◇環境経済・政策学会:2005年大会:2005/10/9(日)〜10(月):早稲田大学 ◇日本環境共生学会: ◇地理情報システム学会:第14回研究発表大会:2005/10/13(木)〜14(金):大阪工業大学 ◇日本不動産学会:秋季全国大会(第21回学術講演会):2005/10/15(土)〜16(日):東北大学 ◇日本都市計画学会中部支部研究発表会: 土木学会環境システム研究論文発表会:第34回発表会:10/10(火)-11(水):京都大学 日本都市計画学会:第41回学術研究論文発表会:11/18(土)〜19(日):琉球大学 ◇都市住宅学会:第13回学術講演会:2005/11/25(金)〜27(日):つくばカピオ ◇国際開発学会:第16回全国大会:2005/11/26(土)〜27(日):神戸大学 ◇環境情報科学センター:第19回環境研究発表会:2005/11/29(火) ◇応用地域学会:第19回ARSC研究発表大会:2005/12月:明海大学 ◇土木学会:景観・デザイン研究発表会:2005/12/10(土)〜11(日):日本大学駿河台キャンパス ───────────────────────────────────────── ◆7 編集部からのお知らせ◆ ───────────────────────────────────────── ○情報やご意見をお寄せください  ●「こんなことありました」というエピソード  ●こんな本を読みました(「まちづくり本」のコーナー)  ●研究会やイベントの参加者募集  ●コンサルタントのバイト、WSの学生のお手伝い募集募集 ○お知り合いで配信希望の方がいらっしゃいましたら、お知らせください。 ○情報をお寄せください。みなさんがまちづくりに関係あると思われることな  らなんでも結構です。みなさんの手元にある情報を是非お寄せください。  (編集部メール:w-machi@machi-shuu.net) ○掲載されている情報の転載に関してはみなさんの自発的な判断におまかせい  たします。また、コラムの転載に関しては、執筆者の確認を必要としますの  で、編集部までご連絡ください。 ○今後の配信を希望されない方はお手数をお掛けいたしますが、編集部までご 連絡ください。


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