週刊まちづくり/94号(2001/1/28号)


週刊まちづくり/94号(2001/1/28号)



■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
□□□□◆週刊まちづくり◆□□□□ ---Weekly Machi-Zukuri---
2001/01/28(毎週日曜日発行)             94号(配信数591)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【※等幅フォント半角70文字の設定でお願いします】
週まち(週刊まちづくり)ホームページ

 最近遅れ気味の週まちですが、ここは一気に遅れを取り戻すべく、続けざま
 の配信です。年度末も控えて、イベントも各地で繰り広げられているようで
 す。身近なイベント情報を是非お寄せください。
 また、HPのリニューアルを検討中です。目玉はできればリンク集にと考え
 ております。みなさんの活動のHPを是非ご紹介ください。

☆☆【今週の週まち】☆☆☆☆☆☆
1.まちコラム
   「気まぐれコラム」【その31】
    <雪が降って、だからいったじゃないの>
   「若葉区民大学」報告
2.まちづくり本
3.まちづくり伝言板
4.週まちリンク集充実中(ホームページ紹介)
5.まちづくりカレンダー
6.公募関係
7.編集部からのお知らせ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
◆1 まちコラム◆
「気まぐれコラム」【その31】=<伊達美徳>=
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<雪が降って、だからいったじゃないの>
 先週のこと、南関東のわがまちにも、久し振りに雪が積もった。15センチ
以上はあったろうか、まことに風情のある街になった。喜んで家のまわりをか
けまわり、雪かきと称する雪遊びをしたら、風情ならぬ風邪をひいた。

 今日(010204)の朝日新聞・地域総合欄に、「車社会のもろさ見え隠
れ」とて、雪による悪影響のしわ寄せは子供と高齢者に大きいことを報道して
いる。
 要するにスプロールした街では、除雪車が行き届かないから、車に頼ったい
つもの生活ができなくなって困っているということである。

 青森市でも、除雪車が来ないとの苦情が、役所にわんさと来ているそうであ
る。ところが道路に不法駐車があって、除雪車が動けないし、街が広がりすぎ
て、とても行き届かないのである。
 中心街の人口密度は、40年前の半分になっているそうであるが、昔からの
中心街に市民が住んでいれば、除雪も効率的に行き届くだろうにと、よそ者は
思う。

 雪は、昔から青森には降っているのであって、その街の人はよく知っている
はずなのに、自動車屋の口車に乗せられて、郊外に郊外へとスプロール住宅地
に移った、いわば自分から選んだ災害なのである。
 そこが地震災害とは大いに異なる。どうも、知らず知らずかも知れぬが、市
民が自ら招いた災害である。

 長距離物流が途絶えるから、スーパーやコンビニに食料が少なくなっている
とも報じている。だから、地域の生産構造や生活構造を失うような、拡大分散
型まちづくりをやってはならないのである。
 「もの・まちづくり」や「ファッションタウン」の原点を見たような気がし
ている。

 除雪対策費で、年間行政予算を食い込んでいる状況も報じられている。雪を
どかすのは、公共事業だから地元土建業はちょっとは潤ったろうが、それ自体
はなにも生まないで元の状態に戻すだけだから、はっきり言えばどぶに捨てる
カネである。
 とにかくドブ捨てカネを少なくするには、スプロールしている市街地を凝縮
することである。

 このことは、前から言っていることだが、人口減少、高齢社会、食糧危機、
エネルギー危機の21世紀日本が、今からとりかかるべき都市政策である。は
しなくも、久し振りの大雪が、その問題を浮き彫りにしてくれた。
 しかし、また直ぐ忘れて、自動車と田んぼ住宅を売りつけ、買うような気が
する。

 この大雪で、介護が行き届かなくて多くの犠牲者が出るとでもいうよな、人
柱が立たないと、人の心も政策も変わらないか。
 外圧と人柱が日本を動かすなんて、なさけない。
        (また同じこと言ってる都市計画家 010204) 

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
「若葉区民大学」報告=<三矢勝司>=
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
 2000年10月から、2001年2月までに、全8回開催された「若葉区民大学ー
明日の若葉区を考えるー」が終了した。「若葉区民大学」というのは、千葉市
若葉区の千城台公民館と大宮公民館が共催で実施した連続講座の名称。
 大宮公民館の布施さんから、ボーンセンターにご依頼を受け、三矢が担当者
として応対した。業務内容は、全8回の連続講座の進め方に関するアドバイス
と、そのうち1、2回目と最後の8回目の講座を「まちづくり」を題材に、と
いうことで受け持つことであった。
 相談を受けた時点で、3、4、5、6、7回の講座の内容や講師が決まって
いたので、それほど全体をコーディネートしたと言うわけではありませんが、
講座を受講者参加型で実施してきた効果が、それなりにあったと思うので、ご
報告。

■参加者構成
 参加者人数は、募集の段階で40人の制限をしたが、これを上回る申し込み
があったらしい。
 公民館の講座という性格もあってか、参加者の構成は、高齢者(特に後期高
齢者)の割合が非常に高かった。しかし、とある主婦(高野さん)が、自分の
子ども(社会人と学生)を引き連れて参加していただいたり、40代の女性も
5分の1程度いたし、男女比のバランスが良かった為、全体が和らげられてい
た。
 おおらかで、しかも物事を熱心に取り組む人々(若葉区民の性質だと思う)
であったためか、全体8回の講座にほとんど休む人もなく、最終回には、ゲス
トや観衆を含め70人程度が集まった。

■プログラム内容
 1回目は、参加者への呼びかけの文章を事前に配布して「わたしがまちで暮
らす上で、一番大切なもの」を紹介できるもの(写真やイラストでも可)を持
ち寄って紹介しあおう、というプログラムで、参加者全体のコミュニケーショ
ンを図ったり、問題意識の共有を行った。

 2回目は、「まちの縁側に学ぶ」と題して市川市の市民を講師としてコーデ
ィネートした。市川市では、99年から行政が主催してきた、ボランティア・
市民活動推進懇話会(座長は延藤先生)という市民参加の仕掛けを、三矢個人
としてお手伝いしてきた経緯でつながりがあり、そこで立ち上がった「まちの
縁側構想」を実践されている市民の一人・小川さんに、「市民と行政の連携の
実践例」という位置づけで、お話をいただいた。当日は、栗原事務局長も、参
考意見をもらうために同席してもらった。
 この時点で、8回目の最終回では、1、2回目でお互いが仲間になってきた
(5チームを編成)ことを活かして、これからの3〜7回の講座の中味を参考
にしたり、深めたりしながら、「明日の若葉区」への提案を持ちよりあい、発
表する場を最終回の第8回に行うことを提案した。

 第8回は、言ってみれば「まちづくりコンクール」の公民館版を実施。延藤
先生に、市民が主体的にまちを育てていくイメージを、全国の事例を参考に紹
介。それを引き受けて、受講者がチーム毎に発表した。
 当日、コメンテーターとして、延藤先生の他に、千葉市企画調整局の方や、
若葉区公民館運営審議会からも人を呼び、外部の人からの評価や励ましの言葉
を受けた。
 ゲストとして、近所の小倉小学校の環境グループ(総合的学習のグループ)
が20人ばかり大挙して現れ、1年の成果を発表。地域に入り込んで実施した
インタビューなども、核心をついたものであった。
 歌をピアノのリズムにのせて願いを発表するグループ、ゴミ問題を丹念に調
べたグループ、町中の挨拶について提案したグループ、モノレールの駅を楽し
くする提案、更科の歴史的散歩道を見直したグループ、公民館運営に関して若
葉区中の公民館を調べたグループなどと、多様であった。
 締めくくりに、延藤先生から「この活動を継続発展しつつ、区レベルでまち
づくり提案を持ち寄る、まちづくりコンクールへの展開」が、提案された。

 先に挙げた高野さんは、市川市で提起された「まちの縁側」という仕組み
を、実際に自分の隣の空き家を利用して実践されている方で、2回目の後で小
川さん(市川市民)と共に見学に行ったり、8回目が終わってから延藤先生も
見学に行ったりして、新しいつながりが生まれた。
 今回最大の眼目は、大宮公民館の布施さんとのつながりであり、彼女の公民
館教育への熱意や実行力に依存することなくして、今回の若葉区民大学の成功
は無かったと思う。
                  (千葉まちづくりサポートセンター)

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
◆2 まちづくり本◆
(今週はおやすみです)
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
◆3 まちづくり伝言板◆
(今週はおやすみです)
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
◆4 週まちリンク集充実中◆
(今週はおやすみです)
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
◆5 まちづくりカレンダー◆
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

◎:新しく紹介するイベント
■:以前紹介したイベント([●●号]は掲載号)
□:追加情報のあるイベント
☆:ホームページ版での新情報
<ちょい>:20代によるまちづくりを考える<ちょいまち>メンバーが関
        わっているイベント

バックナンバーは、以下に掲載中

|第81号|第82号|第83号|第84号|第85号|第86号|第87号|第88号|第89号|第90号|
|第91号|第92号|第93号|

◇◇イベント情報◇◇
─<関東>──────────────────────────────
1/28(日)
■第2回「府中建築文化フォーラム」
  まちとまちデザイン 市民シンポジウム シンポジウム
[第91号]

■ジャン・マサオカ氏(コンパスポイント・ノンプロフィットサービス事務
  局長)「アメリカにおける政策提言型NPOの活動」
[第92号]

───────────────────────────────────
1/29(月)
■デヴィッド・ギアーズ氏(アラメダ郡ヘルスケア局長)
  「パートナーシップにおける行政の役割」
[第92号]

■アーノルド・パーキンス氏(ハックルベリー・ユースプログラム理事)
  「青少年文化とNPO」
[第92号]

───────────────────────────────────
1/30(火)
■第3回水網緑網都市会議「玉川上水緊急通水検討会」[第90号]

■デヴィッド・ギアーズ氏(アラメダ郡ヘルスケア局長)
  「社会状況の変化と共に変化する行政の役割」
[第92号]

───────────────────────────────────
1/31(水)
■比較住宅政策研究会
  カン ヒョクシン(千葉大学社会科学研究科)「韓国における分譲マンシ
  ョンの建替え事業の現況」
[第92号]

===================================
2001/2/1(木)
■板橋まちづくりセンター準備会 第7回「まちづくりサロン」
  山口哲朗(富士短期大学助教授)「I.T.とまちづくり〜コミュニティ
  ツールの変化は、まちづくりをどう変える?〜」
[第91号]

■土木学会土木計画学ワンデーセミナーシリーズ24
  「交通安全対策のフロンティアー道路安全監査システムー」
[第91号]

───────────────────────────────────
2/3(土)
■NPO国際シンポジウム
  NPOサポートセンターの役割を考える
  全米最大NPOサポートセンター事務局長を迎えて
   NPO支援センターってなに?どんなことができるの?アメリカの先進
   事例からつかみ取りたい!
[第91号]

───────────────────────────────────
2/8(木)
■「NPOと自治体の協働の仕組み」
   〜自治体とNPOとのパートナーシップをどう築いて行くべきか〜
[第91号]

───────────────────────────────────
2/9(金)
■「21世紀・自然エネルギ−シンポジウム」―自然エネルギーがひらく地域
  の新世紀―
[第93号]

■Japan 2001 日英ナショナル・トラスト 「HENRO(遍路)展」記者会見[第93号]

───────────────────────────────────
2/14(水)
■おぎくぼ塾2月例会
  飛田 春雄さんとその仲間たち「住宅用太陽光発電の現状と課題」
[第93号]

───────────────────────────────────
2/17(土)
■暮らしと住まいのネットワークセンター(KSNC)第4回フォーラム
  『21世紀の新しいコミュニティの創造!〜ひとの輪から始まるまちづく
   り〜』
[第92号]

■子どもの健やかな成長と大人の役割「冒険遊び/地域調べ/引きこもり・
  不登校〜みんなで語ろう」--社会福祉・医療事業団助成事業--
[第93号]

───────────────────────────────────
2/18(日)
■東京湾まち育てコンテスト
  市民による提案、作品発表、公開審査会、総括シンポジウム
[第84号]

───────────────────────────────────
2/21(水)
■第158回 都市経営フォーラム『ウエルカム・人口減少社会』[第93号]

───────────────────────────────────
2/22(木)
■「エコのもりセミナー」and「杜の会」シンポジウム
  21世紀の社会システムと森の役割―森づくりから始まる人づくり、まち
  づくり−
[第93号]

───────────────────────────────────
2/23(金)
■建築学会環境工学委員会都市設備・環境管理小委員会 リモートセンシン
  グWG
  シンポジウム「都市・建築分野におけるリモートセンシングの応用」
[第89号]

───────────────────────────────────
2/24(土)
■かつしかまちネット まちづくり条例学習会
  第5回 他地域のまちづくり条例(大和市の場合を例に)
[第90号]

───────────────────────────────────
2/24(土)-25(日)
◎市民による市民のための資金調達システム研究会
  日米アジアのウイメンズファンド/フォーラム&ワークショップ

 【時間・場所】
  2/24(土)13:30-16:45
       東京ウイメンズプラザ ホール (03-5467-1711)
       東京都渋谷区神宮前5-53-67
       営団地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線 表参道下車 B2出
       口 徒歩7分
  2/25(日)13:00-16:30
       中央区女性センター ブーケ21(03-5543-0651)
       東京都中央区湊1-1-1  
       営団地下鉄日比谷線・JR京葉線 八丁堀下車 A2/B3出
       口 徒歩3分
 【費用】一般3000円、学生1500円
     (両日参加の方は、一般2500円、学生1000円)
 【主催】特定非営利活動法人パブリックリソースセンター
 【問合・申込】特定非営利活動法人パブリックリソースセンター◆
        〒104-0003 東京都中央区新川1-28-4-502 
        Tel&Fax 03-5540-6256
      E-Mail: public.r.c@mbd.nifty.com
        下記項目(申込)フォームをご記入の上、FAXまたはEメール
        にてお申し込みください。
        参加費は当日申し受けます。
        申し込み締め切り 2/21日(水)
 【内容】現在、個人の価値観や生き方が大きく変わろうとしています。この
     変化に社会システムが対応しきれず、問題が生じるときに、市民自
     身や市民の組織がいち早く対応を始めるという動きは、福祉、環
     境、教育、女性、人権など多くの領域でみることができます。しか
     し、多くの場合、このような社会変革型の、草の根の活動が使うこ
     とのできる"資金"は慢性的に不足しています。「市民のための資
     金」を、寄付や投融資等多様な手段を通じて、生みだしていくこと
     が必要とされています。
     本フォーラムでは、女性問題というひとつの領域を切り口に、市民
     ひとりひとりが、生活や社会をより良くするための活動を資金的に
     支え、参加していくためには、どのようなシステムが必要なのか、
     どのようにして仕組みをつくっていくことができるのか。フォーラ
     ムとワークショップを通じ、考えていきます。
    ・第一日 ウイメンズファンドフォーラム
     第一日目では、多くの市民から寄付を集めNPOに助成金として再配
     分する米国のウイメンズファンドと、低所得の女性の自立のための
     事業に小規模融資を行うフィリピンの銀行の事例を学び、日本にお
     ける多様な資金システムの可能性を模索します。
     Program
     ・総合司会 平岩千代子(電通総研副主任研究員・パブリックリソ
           ースセンター理事)
     ・コーディネーター 雨森孝悦(国際交流の会とよなか理事・パブ
               リックリソースセンター理事)
               岸本幸子(パブリックリソースセンター事務
               局長)
     ・基調講演 「市民による市民のための資金調達システム」ロバー
           ト・ボスウエル(NCRP 創立者)
     ・問題提起 「日本の女性団体の現状と課題」有馬真喜子(財団法
           人 横浜市女性協会 理事長)
     ・実践報告1「アメリカのウイメンズファンド?寄付助成型組織の
           躍進」キャロル・モルナー(ウイメンズファンディン
           グネットワーク創立者)
     ・実践報告2「フィリピンのカードバンク?事業融資銀行の活躍」
           ロレンツア・デ・トレス(カード・バンク専務理事)
     ・パネルディスカッション、質疑応答
    ・第二日 ウイメンズファンド ワークショップ
     二日目のワークショップでは、市民から寄付を集め、助成を行う組
     織に焦点をあてます。アメリカのウイメンズファンドの経験から、
     寄付調達組織の立ち上げとその戦略について、参加者を交えて、よ
     り具体的な仕組みづくりの戦略を考えていきます。
     女性問題に限らず、寄付開拓に関心のある方はぜひご参加くださ
     い。
 【申込フォーム】
  ◆申込書
  (プリントアウトしてFAXまたは必要事項を記載してE−mailでお
   送りください)
   出 席(○を付けてください)  ・2/24 フォーラムのみ
      ・2/25 ワークショップのみ
      ・2/24&2/25両日
   氏 名
   所 属
   住所
   TEL
   FAX
   E-Mail

───────────────────────────────────
2/25(日)
■ひと・いえ・まち遊学フォーラム[第91号]

 【時間】10:30-12:30
 【場所】神奈川地区センター 体育室(横浜市神奈川区)
     JR京浜東北線東神奈川駅・京浜急行仲木戸駅下車徒歩6分
     地図は、http://www.yokohama-haikara.comをご覧下さい。
 【定員】100名(先着順)
 【費用】無料
 【申込方法】ファクシミリまたは郵便で、住所、氏名、電話番号を記入して
       以下までお送りください。
 【申込先・問合先】〒231-0062 横浜市西区桜木町5-24-3サンワビル4F
          平山正義氏
          TEL:045-201-7062 FAX:045-201-7176
 【内容】映画「となりのトトロ」の舞台になった家が文化住宅(洋館付き和
     風住宅)です。和風住宅の玄関脇に天井の高い洋間がついているの
     で、遠くからでも一目でわかります。
     昭和初期に全国的に流行して、函館から福岡まで広く建てられまし
     た。建てられてから70年近く経ち、あと30年経つと「100年住宅」
     になります。
     よこはま洋館付き住宅を考える会が中心になって立ち上げたプロジ
     ェクト「ひと・いえ・まち遊学フォーラム実行委員会」では、「ま
     ちの宝物」として、これからも大切に住み続けていただくための非
     営利の支援ネットワークづくりや、たくさんのひとにそのすばらし
     さを知っていただくための現地見学会や体験学習などの市民活動に
     ついて考えるシンポジウムを企画しました。
    (1)基調報告(文化住宅の魅力と横浜の文化住宅についての報告)
      ・兼弘彰:よこはま洋館付き住宅を考える会
    (2)パネルディスカッション(文化住宅などの近代建築を大切に保
       存・活用するためのディスカッション)
    <発表者>
     千森督子:黒江ワイワイ連絡協議会/和歌山県海南市黒江地区
     伴正憲:NPO法人ヴォーリズ建築保存再生運動一粒の会/滋賀県
     近江八幡市
     伊郷吉信:文京歴史的建物の活用を考える会(文京たてもの応援
     団)/東京都文京区
     中村武:NPO法人街・建物・文化再生集団(RAC)/群馬県前
     橋市
     平山正義:よこはま洋館付き住宅を考える会/神奈川県横浜市
     <コーディネーター>
     吉野裕之:財団法人ハウジングアンドコミュニティ財団
    *会場内の一画に展示コーナーを設け、文化住宅の模型や写真、昭和
     初期の生活用具、 フランス瓦などの展示を行います。
    *また、当日の午後(13:30〜15:00)に、横浜・神奈川区白幡地区の
     文化住宅現地見学会(定員15名:要申込)も予定されています。

■高架化する中央線にふさわしいみどりの環境を考えるワークショップ[第92号]

◎八王子,日本バイエル水銀汚染調査報告会

 【時間】13:30〜
 【場所】横山事務所(JR八王子駅より徒歩15分
     甲州街道沿い,西八王子から高尾へ向かって左側。
     西八王子から高尾駅行きのバスで5つ目の横山事務所前。
 【連絡先】フォー・ザ・チルドレン 田口 操
      T&F 0268-43-0021
 【内容】西八王子にある日本バイエル農薬工場の跡地土壌に含まれる高濃度
     水銀の除去を荏原製作所が請負い作業を実施したところ、結果的に
     高濃度の水銀が住宅地に飛散し、幼児、子供を中心に地域住民に著
     しい健康被害が発生しました。
     これについては、被害住民らは事業者のみでなく八王子市、東京
     都、環境庁などに救済を要望してきましたが、ことごとく無視され
     ています。
     昨年秋、この日本バイエル社農薬工場から周辺住宅地への水銀汚染
     に関連し、環境総合研究所(東京都品川区)に実態調査の依頼がき
     ました。
     研究所では、工場を中心に8つの方位それぞれについて50m間隔
     で約50ヶ所の土壌を試料採取し、水銀、鉛、砒素の3つの重金属
     類について米国環境保護庁(EPA)のMethod6000-7000シリーズの原子
     吸光法をもちいて、濃度を分析し、さらにその結果を解析すること
     により地域全体のそれら重金属類の汚染の実態、濃度分布を明らか
     にしました。
     この度その調査報告会を以下の要領で行います。明確に農薬工場か
     らの水銀汚染の実態が見て取れます。当日は水銀だけでなく重金属
     汚染や土壌汚染に関心のおありのかたがたの参加も期待します。
    ・当日の報告内容
      西八王子水銀汚染調査報告
       池田こみち 環境総合研究所副所長
       鷹取 敦  環境総合研究所主任研究員
      今後日本における土壌処理
       田口 汎  環境カウンセラー
 【提供】山崎求博さん(足元から地球温暖化を考える市民ネット・えどがわ
     事務局)よりお寄せいただきました。

===================================
2001/3/2(土)-3(日)
■第4回まちづくり博覧会[
第93号]

───────────────────────────────────
3/7(水)
■日本建築学会関東支部 住宅問題専門研究委員会
  シンポジウム「ミニ戸建て住宅とまちづくり」
[第93号]

───────────────────────────────────
3/8(木)
■日本建築学会 都市計画委員会 都市形成・計画史小委員会
  公開研究会「欧米との比較からみた日本の近代都市計画」
[第87号]

───────────────────────────────────
3/12(月)
■建築学会地震防災総合研究特別研究委員会 防災対策原資小委員会
  連続ミニシンポジウム 「地震防災対策を効果的に行うために」
  第3回「震災時の被災危険度低減策を地域のまとまりで考える−火災延焼
  防止を中心に−」
[第89号]

───────────────────────────────────
3/16(金)
■「知恵のネットワーキング−地域づくり活動支援助成2000−」報告会[第93号]

───────────────────────────────────
3/27(火)
■建築学会地震防災総合研究特別委員会都市構造防災化小委員会
  公開研究会第10回「21世紀の都市防災・復興方策へ〜阪神・淡路大震災を
  超えて〜」
[第89号]

─<東海>──────────────────────────────
2001/2/2(金)
■まちづくり市民講座「都市における緑」
  「花とガーデニング」
   園芸と緑のまちづくり 須磨佳津江
   花の歴史とガーデニング 小笠原亮
[第87号]

───────────────────────────────────
2/2(金)〜2/3(土)
■第2回総合的学習フォーラムin西尾〜子どもが動く、町が変わる
  「町に親しみ、町と高め合う子どもの育成」
[第88号]

───────────────────────────────────
2/3(土)
■わくわく市民活動ゼミナール(福井)
  野嶋慎二(福井大学工学部建築建設工学科講師)「市民と行政の協働ワー
  クショップ〜新たな公益事業の創造・その2〜」
[第85号]

───────────────────────────────────
2/8(木) ■土木学会土木計画学ワンデーセミナーシリーズ24
  「交通安全対策のフロンティアー道路安全監査システムー」
[第91号]

───────────────────────────────────
2/9(金)
■まちづくり市民講座「都市における緑」
  「ランドスケープと環境」
   公園デザインと公園づくり 村岡政子
   都市の緑と生態系 武内和彦(東京大学教授)
[第87号]

───────────────────────────────────
2/17(土)
■わくわく市民活動ゼミナール(福井)
  田中尚輝(NPO事業サポートセンター事務局長)「ミッションと人・物
  ・金」
[第85号]

───────────────────────────────────
2/18(日)
■子どもも大人も育つまちづくり〜守山区、中川区、中村区の事例を中心に[第93号]

===================================
2001/3/4(日)
■わくわく市民活動ゼミナール(福井)
  近藤守(行政書士石川県)、内田一彦(県生活企画課 NPO法担)「NPO
  法人をつくろう」&NPOコンパ(福井)
[第85号]

─<関西>──────────────────────────────
1/27(土)〜28(日)
■観光バリアフリーフォーラム奈良[第91号]

───────────────────────────────────
1/31(水)
■地震にまけない世界へ向けて 21世紀国際ワークショップ[第91号]

===================================
2001/2/3(土)
■NPO法人設立記念2001地域デザイン研究会フォーラム
  「これでいいのか、まちは、暮らしは、人は
   ・・・今から変える 心豊かに住める都市・地域・まち」
[第91号]

───────────────────────────────────
2/9(金)
■「NPOと自治体の協働の仕組み」
   〜自治体とNPOとのパートナーシップをどう築いて行くべきか〜
[第91号]

───────────────────────────────────
2/16(金)
■都市環境デザイン会議公開セミナー 第1回
  アメリカにおける<反スプロール運動>に学ぶ
[第93号]

───────────────────────────────────
2/17(土)
■ドーンフェスティバル 〜21世紀へ夢えがくグループフェスク2001〜
  「政策決定、参加への一歩」 ─ 私たちの場合 ─ 
[第93号]

◎シンポジウム「水と緑の健康都市の自然保護は財政を救う」

 【時間】13:30-
 【場所】箕面・らいとぴあ21
     箕面駅から千里中央行きバス、千里中央駅から箕面駅行きバスとも
     に萱野小学校前下車
 【共催】箕面北部の自然と開発を考える府民の会/社団法人大阪自然環境保
     全協会
 【参加費】800円
 【問合】06-6374-3376(大阪自然環境保全協会事務局)
 【内容】講師:五十嵐敬喜(弁護士・法政大学教授)
        中村敦夫(参議院議員・公共事業チェック議員の会会長)

───────────────────────────────────
2/23(金)-24(土)
■大阪市社会教育主事会 市民交流事業
  “市民の社会参加を後押しする「まなび」〜「市民=主役」が力を発揮す
  るための、新たなチャレンジ〜”
[
第93号]

───────────────────────────────────
2/24(土)
◎第5回市民参加のまちづくり・ワークショップinみのお
  箕面市の市民参加のまちづくり(その1)−先端の実験を支えるもの−

 【時間】13:30-16:30
 【場所】箕面文化センター7階会議室(阪急箕面線箕面駅歩3分・サンプラ
     ザ内)
 【費用】500円
 【主催】箕面文化ファーム
 【内容】まちづくり理念条例・市民参加条例を持つ自治体として世に知られ
     た箕面市。市民参加にも早くから取り組んできて、多くの先行的実
     験を重ねてきています。そのなかからいくつかの具体的な事例を取
     り上げながら、さらに参加を実質的なものにしていくための方策に
     ついて考えます。
     仕掛けた行政の人、参加しつつ主体的な市民活動に発展させて箕
     面!目が離せません。
    ・報告
     1.「都市景観づくりと山麓保全計画への市民参加」(箕面市都市計
      画部まちづくり推進課 吉田譲二)
     2.「箕面新都心まちづくりにおける参加の仕組みとシカケ」(箕面
      市都市計画部萱野中央整備推進課 広瀬幸平)
    ・参加 さまざまな会議や委員会に参加した市民の方たち
    ・コーディネーター 久隆浩(近畿大学理工学部助教授)

===================================
2001/3/2(金)
■日本都市計画学会関西支部 平成12年度第2回都市計画講演会
  地域通貨とまちづくり〜滋賀県草津市の地域通貨「おうみ」の実践〜
[
第89号]

─<その他>─────────────────────────────

===================================
2001/2/14(水)
■せんだい・みやぎNPOセンター(宮城・仙台)
  NPO実践講座 パワーアップコース「地域通貨」
[第92号]

─◇◇定例会◇◇──────────────────────────
■第2火曜日→(現在は不定期)
      ・・・中野のまちづくりを考える会
■第2水曜日・・・おぎくぼ塾
■第2金曜日・・・練馬まちづくりの会
      ・・・まちまちサロン(奇数月)
→【問合せ先】(有)プラネット 越野 圭子
                 E-mail:VZB14263@nifty.ne.jp
■第2土曜日・・・小金井まちづくりの会
※あくまで曜日は原則ですので、お出かけの際には、確認をしてください。

─◇◇展示会・展覧会◇◇───────────────────────
【開催中】

(関東)

(東海)

(関西)

─◇◇連続講座◇◇──────────────────────────

(関東)
■世田谷パブリックシアター「地域の物語ワークショップ2000」[第77号まちづくり伝言板]
  【日程】<写真班>2000/11/12(日)〜2001/3/25(日) 全19回予定
      <演劇班>2000/11/5(日)〜2001/3/10(土) 全22回予定

■効果的広報教えます〜環境NGOのための情報戦略講座[第93号]
 【日時】2/8(木)、2/15(木)、2/22(木)の全3回
     時間は、午後6時半から
 【会場】日本環境協会(東京都港区西新橋)

(東海)

(その他)
■「第一回世界震災復興ドキュメンタリー映像祭」[第91号]
 【日程・場所】
  (1)2001/1/29〜2/2:13:00〜 上映会 長田区新長田アスタホール
     1/30(火)13:00〜 上映会+フォーラム 
  (2)2001/2/9〜2/13:13:00〜 上映会 兵庫区新開地まちづくりスク
                  エア多目的ホール
     2/11(祝) 13:00〜 上映会+フォーラム
  (3)2001/2/16〜20:13:00〜  上映会 灘区動物園ホール
     2/17(土) 13:00〜 上映会+フォーラム

─◇◇学会・学術関係(2000年度)◇◇──────────────────────

◇2000年度日本建築学会大会学術講演会:9月8日(金)〜10日(日) 日本大学(郡山市)
◇土木学会平成12年度全国大会:9月21日(木)〜23日(土) 東北大学川内北キャンパス講義棟
◇日本計画行政学会第23回全国大会:9月22日(金)〜23日(土) 広島大学東千田キャンパス
◇日本社会情報学会第15回全国大会:9月29日(金)〜30日(土) 一橋大学西キャンパス
◇環境経済・政策学会2000年大会:9月30日(土)〜10月1日(日) つくば国際会議場

◇2000年度日本地理学会秋季学術大会:10月7日(土)〜10日(火) 鹿児島大学
◇地理情報システム学会第9回研究発表大会:10月11日(水)〜13日(金) 工学院大学(新宿校舎)
◇日本シミュレーション&ゲーミング学会第12回(2000年)全国大会:10月21日(土)〜22日(日) 名古屋大学
◇(土木学会)第28回環境システム研究論文発表会:10月26日(木)〜27日(金) 名古屋大学
◇日本都市計画学会中部支部第11回研究発表会:10月27日(金) 名鉄トヨタホテル
◇日本環境共生学会第3回学術大会(研究発表大会):10月28日(土) 名古屋大学 工学部
◇第20回交通工学研究発表会:10月30日(月)〜31日(火) 砂防会館別館会議室

◇日本地域学会第37回年次大会:11月3日(金)〜4日(土) 東北学院大学 土樋キャンパス
◇第35回日本都市計画学会学術研究論文発表会:11月11日(土)〜12日(日) 金沢大学
◇第10回地域安全学会研究発表会:11月17日(金)〜19日(日) 静岡県地震防災センター
◇日本不動産学会秋季全国大会(第16回学術講演会):11月18日(土)〜19日(日) 立命館大学(京都)
◇(土木学会)第23回土木計画学研究発表会:11月23日(木)〜25日(土) 足利工業大学
◇環境情報科学センター第14回環境研究発表会:11月28日(火) 日本大学会館

◇都市住宅学会第8回学術講演会:12月1日(金)〜3日(日) 広島工業大学広島校舎
◇応用地域学会14回研究発表大会:12月2日(土)〜3日(日) つくば国際会議場

─◇◇その他◇◇──────────────────────────
■サンフランシスコ発〜NPOボランティア体験プログラム[86号伝言板]
 【実施場所】米国サンフランシスコ・ベイエリア
 【実施期間】第1回目2001/2/8(木)〜3/1(木)
       第2回目2001/3/8(木)〜3/29(木)

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
◆6 公募関係◆
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

<活動助成>─────────────────────────────

<研究・論文公募>──────────────────────────

<コンペ>──────────────────────────────
 ■人人ニュータウン ひたち野中央[86号伝言板]
「脱・都会派の夢」くらしと住まいのコンクール開催について
 【事前登録】締切2001/1/31(水)
 【スケジュール】
  1.応募締切:2001/2/28(水)消印有効
  2.結果発表:2001年4月下旬(予定)
  3.表彰式および作品展示など:2001年5月頃(予定)
 (現地見学会:2001/1/13(土)、見学会申込み締切:2000/12/15
  (金)必着)

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
◆7 編集部からのお知らせ◆
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

○情報やご意見をお寄せください
 ●「こんなことありました」というエピソード
 ●こんな本を読みました(「まちづくり本」のコーナー)
 ●研究会やイベントの参加者募集
 ●コンサルタントのバイト、WSの学生のお手伝い募集募集

○週まちのネットワーク
「週まち」に頂いた情報はこれらのML等にも掲載される可能性のあることを
予めご了承ください。
    ・松戸まちづくりメーリングリスト
    ・まちまちメーリングリスト(まちまち通信)
    ・ニフティサーブ「川のフォーラム」
○お知り合いで配信希望の方がいらっしゃいましたら、お知らせください。
○情報をお寄せください。みなさんがまちづくりに関係あると思われることな
らなんでも結構です。みなさんの手元にある情報を是非お寄せください。
(メール・FAXどちらでもOKです)
○転載に関してはみなさんの自発的な判断におまかせいたします。
○今後の配信を希望されない方はそのまま、ご返信ください。


週刊まちづくり第94号(2001年1月28日発行)
発行:週刊まちづくり編集部(吉村・杉崎・山崎・小林)
E-mail:machi@sa.uno.ne.jp
FAX:052-917-1210(吉村)
URL:http://member.nifty.ne.jp/Teru2/w-machi/
(C) Copyright 週刊まちづくり編集部(Editorial Board of Weekly Machi-Zukuri)
1999-2000 All rights reserved.




ニフティサーブトップページ メンバーズホームページ ニフティ会員のホームページ メンバーズホームページフォーラム


お問い合わせはこちらまで