週刊まちづくり/15号(99/07/24号)



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□□□□◆週刊まちづくり◆□□□□ ---Weekly Machi-Zukuri---
99/07/24(毎週土曜日発行)             15号(配信数136)
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【※等幅フォント半角70文字の設定でお願いします】
週まち(週刊まちづくり)ホームページ

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┃今号の内容                  ┃
┃     1 まちコラム           ┃
┃     2 まちづくり本          ┃
┃     3 まちづくり伝言板        ┃
┃     4 まちづくりカレンダー      ┃
┃     5 編集部からのお知らせ      ┃
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 前号でもお知らせしましたが、週まちHPが少しづつ更新されています。一
度是非ご覧ください。さて、週まち編集部では、作業を手伝ってくださる方を
募集しています。主にお願いしたいことは、情報収集(WEBページ中心)とバ
ックナンバーのHP化の部分です。もし週まちの読者の方(特に学生の方)で
手伝ってもいいよ!という方は、編集部までご連絡ください。一緒に週まちを
作ってみませんか?
 あと週まちへの投稿も募集しています。テーマは、まちづくりに関係すると
思われるものならなんでも結構です。(何が「まちづくり」か?は投稿する方
の判断にお任せします。これがおもしろいのですが・・・。)
(週刊まちづくり編集部)

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◆1 まちコラム◆
「計画づくりにおける参加型アプローチ」【その6】=<吉村輝彦>=
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 さて、議論はまた、違った方向に行くかもしれませんが、今回は「エンパワ
ーメント」について考えてみます。

 日本のまちづくりの分野では、まだ、「エンパワーメント」という言葉はほ
とんど使われていないように思われます。しかし、「エンパワーメント」に関
わる分野で議論される内容は、参加型まちづくりに多くの関連する事項があり
ます。今回は、その一部分について触れてみたいと思います。以下では、久木
田純「エンパワーメントとは何か」を引用しながら、見ていくことにします。

 さて、地域開発におけるエンパワーメントの概念は、「経済開発中心の開発
戦略」から「人間中心の開発戦略」というパラダイムシフトの文脈の中で考え
られてきています。ここでは、開発の目的は、「貧困の悪循環から脱却し、人
間としての潜在能力を最大限に発揮できるような自由で公正な社会を創るこ
と」になります。

 さて、パラダイムシフトの結果の「人間中心の開発戦略」では、「開発の目
標として人間そのものの発達と能力の向上が重視され、経済発展はそれを促進
する副次的な目標」となるとのことです。これは、若干、前回に引用したJICA
の捉え方とは異なってくると言えます。

 そして、「これまで受け身の客体としてコントロールされてきた地域住民が
開発のプロセスについて能動的な主体として参加し、重要な決定を下すこと
で、それをコントロールし、その結果としてプロセスへのオーナーシップと自
己責任を持つようなアプローチへの変化してきた。開発目標やプライオリティ
は地域住民によって決定され、計画立案や実施も地域住民を主体とした参加型
である」と指摘されています。

 ここまで来ると、参加型まちづくりの文脈で語られる内容とほぼ共通してく
ることに気がつきます。

 すなわち、全く正反対の立場から考えてみると、住民がプロセスについて受
動的な主体として参加し、行政に単に意見を聴取されるような形では、行政が
過大に期待しているような「パートナーシップによるまちづくり」「住民と行
政との新たな関係」は程遠いことになります。同時に、計画策定プロセスにお
いて、ワークショップを行うことにより、協働が実現していたからといって、
すぐに上述した関係になるわけでもありません。

 じゃあ、どうすればいいのか。行政側の問題も多いことを承知の上、ここで
は、市民サイドの問題から見ていきます。

 久木田純氏は、個人としての能力に加えて、参加による集団行動は、それを
うまく行うために様々な技能の習得を個人に要求することになるとしていま
す。具体的なものとして、例えば、「集団レベルでの問題の明確化、目標と戦
略の設定、合意の形成、外部のリソースの利用、他集団との交渉・調整能力、
支援団体との関係形成、成員の参加を促す機構、参加の度合いを高める構造へ
の内部変革、集団内部でのリソースやパワーの分配方法、民主的に決定を行う
力、どのような変革が行われたかを評価する力、紛争解決能力など」を指摘し
ています。

 すなわち、参加は何らかの学習を必要としていることになります。問題はこ
うした参加をするための前提としての能力がどのように形成されるかである
(JICAの言葉を使えば、Capacity Building)。もちろん、プロセスの前段階
として学習的な要素を設定することも必要ですし、プロセスを通して分かって
くる様々な状況を新たにインプットしながら活動内容を柔軟に変更、修正して
いく「学習過程アプローチ」も必要になってくるでしょう。ここで重要なの
は、固定的な参加システムでは十分ではないということです。渡辺俊一氏は、
参加型まちづくりについて述べていることの一つとして、市民にとっての参加
の困難点は、「分からない」「まとまらない」「エゴになる」ことであり、さ
らに、「参加は学習を要し、学習は支援を要する」と指摘しているが、こうし
たことを踏まえた参加型アプローチが必要になってくるのであろう。
(週刊まちづくり編集部・国連地域開発センター)

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◆2 まちづくり本◆
=<今川晃・高橋秀之・田島平伸
     「地域政策と自治 住民と行政との新たな関係」公人社2800円>=
                              (吉村輝彦)

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 今回ご紹介するのは、計画行政あるいは環境政策分野に関わる住民と行政と
の関係に焦点をあてたもので、まちづくりとも密接に関わる領域の話です。既
に、「まちづくりフォーラム・ひの」の会誌「湧水」でもとりあげられている
ので、ご存知の方もいるかもしれません。

 都市計画の分野においては市民版マスタープランのような提案型の活動が行
われてきていますが、本書では、その環境版とも言える様々な試みが紹介され
ています。
・日野市の環境基本計画(市民版 日野・まちづくりマスタープランにも言及)
・市民によるローカルアジェンダ21・かしわ
・市民がつくる志木市の環境プラン
などの事例が詳しくでています。ただし、おそらく分量の問題だと思います
が、そのプロセスや内容については概略にとどまっているところもあり、今後
のさらなる検討が期待されます。

 帯には、本書の目的として、「私たちの生活に身近な事例や生活とは無縁で
はない政策について検討することによって、新しい時代の『かたち』を描くこ
と、を挙げています。そして、主要なテーマとして、行政と住民との新しい関
係をどのように構築するのか、環境などの避けられない価値を私たちは地域社
会を形成する政策問題としてどのように認識するのかを掲げています。最近
は、行政と市民とのパートナーシップという言葉が様々な場面で使われてきて
いますが、本当のパートナーシップとは何なのかそろそろ真摯に検討していか
なければいけない時期なのかもしれません。

 個々の事例についての政策決定過程、市民サイドの本当の活動や意識などま
だまだ知りたいと思うもの、あるいは、今後の在り方など議論すべき問題はい
ろいろあるとは思いますが、その一つのきっかけとはなるものだと思います。
(週刊まちづくり編集部・国連地域開発センター)

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◆3 まちづくり伝言板◆
=<都市計画キャラバンのお知らせ(茨城県古河市)>(伊達美徳さん)=
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○古河の都市計画キャラバン(予告)
都市計画家協会は、毎年、地方都市において、地域の人たち、行政担当者、
都市計画家が一緒になって、その地域や街のことを考える「都市計画キャラバ
ン」と称しするイベントを行っています。
今年は11月6日(土)に、利根川と渡良瀬川が交わる中世からの城下町・
茨城県古河市で、「人の集まる都市へ:古河方式を探る」というテーマのシン
ポジウムを行う予定です。

●古河の歴史イベント(予告)
都市計画家協会では、古河市の都市計画キャラバンのプレイベントを、古河
市で行います。
市内での場所や日程の詳細は、決まり次第お知らせしますが、あらまし次の
通り。
9月11日(土)
11:00ー13:00 消えた古河城を街と川に探して歩く遠足
14:00−17:00 古河の都市史ミニシンポジウム
「川と街の中に消えた古河城を探す」
話題提供者 中村良夫氏(景観工学・京大教授)ほか。
18:00−19:30 懇親会
参加費は、懇親会のほかは、無料です。

(伊達計画文化研究所・慶応義塾大学講師)

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=<シアトル市・近隣計画プログラムの実態>(坂口陽子さん)=
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 7月1日から10日間、米国シアトル市にて、住民・市職員・議員・プラン
ナーにヒアリング調査を行いました。

 シアトル市は、人口54万人。全米の暮らしたい都市のランキングで常に上
位にあり、人気の高い都市です。日本の都市計画マスタープランあるいは総合
計画にあたるコンプリヘンシブプランがあり、その地区別方針にあたる37の
近隣計画があります。

 日本では市民参加が論点になっていますが、シアトルでは住民が近隣計画を
作成し、行政が公定するという、かなり先進的なシステムです。各住民組織は
市から約1千万円の予算を直接受け取り、自由に使い方を任されて、コンサル
タントを雇ったり、手紙やイベントなどのアウトリーチを行いながら、計画を
作っていました。

 今回おもしろかったことで、レニエ・ビーチという地区には、白人中産階級
とアフリカ・アジア系の低所得者の両方が住んでいて、この近隣計画作成によ
って、両者の間に亀裂が生じました。これは、この機会にきれいな地区に変え
たいという、白人たちの考えによって、新駅の開設と共に、低所得者の汚い住
宅地を開発することになったからです。アフリカ・アジア系も最初は住民組織
に参加していましたが、合意など到底できず、もし、この近隣計画がなけれ
ば、曖昧なまま今まで通り、生活していけたはずです。表面上は、アウトリー
チも適切に行われ、参加の機会も与えているにも関わらず、来なかった方が悪
いと判断されます。

 予想では、すごくシステマティックなプログラムかと思っていましたが、実
際は手探りの状態で、日本と同様に予算不足や広域計画との整合性、住民組織
に重い負担がかかって住民が疲れてしまっていたり、様々な問題を抱えている
ことが分かりました。このプログラムが本当に成功したかどうかは、地区によ
って、あるいは評価軸によって異なるようです。

(東京理科大学修士課程)

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=<練馬まちづくりの会 発表会第一日目報告>(杉崎和久)=
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 さて、毎号で繰り返していますが、これも編集者の特権?ということでお許
しください。前号でお知らせした練馬まちづくりの会の発表会が今日(24日)
からはじまりました。今日は、梅雨明けのいい天気(いやいい天気過ぎました
ね)の中で活動発表会を行いました。

 活動発表会という名であるために、商店街の空き店舗を使った会場の壁に
は、これまでのWSやまち歩きの成果が張りつめられています。しかし、床に
敷き詰められた拡大した住宅地図(ガリバーマップ)や、会場の前に置かれた
車椅子などを見ていただければ、おわかりの通りに、「まち」に出て、思い切
り「まち」を楽しんでしまおう趣旨です。とにかく、石神井のまちを体で体験
するプログラムがたくさん用意されています。

 入口には、地元の児童館と造形教室のこどもたちによって作られたトーテム
ポール(これがとにかくかっこいいのだ!)が置かれており、商店街を歩いて
いる人たちの目を奪います。「何をやっているんだ?」とちょっとゆっくりと
会場の前を歩くと、ついつい引き込まれてしまいます(引き込んでしまいま
す?)。商店街の放送からもまちづくりの会発表会のお知らせが、流れてきま
す。そんなこんなで石神井公園のまちのみなさんの協力によって、活動発表会
の第一日目が終わりました。

 明日(25日)は、発表会の最終日です。みなさん、もしお暇なら是非とも石
神井公園へお越しください。

暫定版練馬まちづくりの会HP開設中

(お詫び)前号の伝言板での文章の中で「石神井公園駅北口」と書いてありま
したが、「石神井公園駅南口」の誤りです。お越しの際はお間違えなく、いら
してください。

(練馬まちづくりの会・週刊まちづくり編集部)

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◆4 まちづくりカレンダー◆
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◎:新しく紹介するイベント
■:以前紹介したイベント([●●号]は掲載号)
□:追加情報のあるイベント
☆:配信のタイミング上前号に掲載できなかったもので、掲示板に掲載したイベント

バックナンバーは、以下に掲載中

創刊準備1号|第2号|第3号|第4号|第5号|第6号|第7号|第8号|第9号|第10号|
|第11号|第12号|第13号|第14号|

◇◇イベント情報◇◇
─<関東>──────────────────────────────

7/23(金)-26(月)
■震災サバイバル キャンプイン’99 1000人の仮設市街地づくり[第8号][第10号]

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7/24(土)
■(松戸)『江戸川・坂川シンポジウム'99』
江戸川の自然環境を考える会
[第10号]

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7/24(土)25(日)
■練馬まちづくりの会
ガリバーマップでまちウォッチ+第一回活動発表会
[第11号]

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7/28(水)
■都市計画家協会懇話会
     【大熊久夫((財)計量計画研究所研究部長)
                 「変貌する都市 大連の近況報告」】
[第14号]

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7/28(水)
◎比較住宅政策研究会
    【岸本幸子氏(パブリック・リソース・センター設立準備事務局)
     「アメリカのインターミディアリー(資金仲介組織)から学ぶ」】

【時間】18:30-20:30
【場所】住宅・都市整備公団本社3階307会議室
【内容】全米各地で活躍するコミュニティ・デベロップメント・コー
    ポレーション等のNPOを資金面からサポートする3種類の
    資金仲介組織(コミュニティ・ファンデーション、ユナイテ
    ッドウエイ、オルタナティブ・ファンド)について、研修、
    視察をして今年7月始めに帰国した講師より、3種類の異な
    る組織の機能、運営方法等について紹介していただきます。
    そして、日本で地域型ファンドを構築する際に、何を学ぶこ
    とができるのか、どう応用するべきなのか、日本型地域ファ
    ンドの理念と戦略はどうあるべきなのか等について提案をい
    ただき、議論をする予定です。
【参加費】500円
     *参加希望者は、資料及び会議室の準備の都合がありますの
      で、あらかじめファックスかパソコン通信等で下記の事務
      局までご連絡下さい。なお、ご連絡がなく出席の場合は、
      資料等が用意できないことがあります。
     事務局:海老塚良吉(社団法人 日本住宅協会 業務部長)
     Fax 3265-8230 E:mail ryou.ebizuka@nifty.ne.jp
【提供】日本住宅協会の海老塚さんからお寄せいただきました。

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7/29(木)
□NPO認証記念講演<LETS・エコマネーについて>[
第13号]

→千葉まちづくりサポートセンター【CoCoRo座】(タイトル変更?)

7/29(木)
■第3回まちなみ景観講演会「日英の建築家を招いて」[第14号]

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7/30(金)
◎納涼懇談会

【時間】19:15-
【場所】中野区まちづくり公社2階(JR中野駅南口徒歩3分)
【参加費】入場無料、飲料水有料
【問合せ】桜井直樹さん(eugene@mx1.alpha-web.ne.jp)
【内容】このたび、中野区桃園地域を通る大久保通りの一部に歩道が
    設置されることになりました。どんな歩道ができるのか非常に楽し
    みですが、既存部分には問題点も多い。そこで、歩道設置のこと
    で、都の考え、住民の想い、区の立場、対策会議の見解等、それぞ
    れの立場から率直なご意見を出していただき、課題を整理し、方針
    の立て方等について、少しでも議論が深まればと考えます。そこ
    で、きたる7/30に懇談会を開きたいと思いますので是非、お友達を
    お誘い合わせの上奮ってご参加ください。まちづくりに関心のある
    方なら、どなたでも出席できる開かれた場にしたいと思います。
【提供】中野のまちづくりを考える会の桜井さんからお寄せ頂きました。

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7/30(金)〜8/1(日)
◎日本建築士会連合会第11回まちづくり塾【「村上美奈子の探検塾」
         〜防災から始まった−コミュニケーションデザイン〜】

【場所】東京都杉並区「セシオン杉並」、蚕糸の森公園他
【参加費】35000円(宿泊費、受講料、資料代、昼食代、夕食代等)
※但しホテルと会場、見学先の往復交通費は自己負担となります。
【定員】30名(先着順)
【主催】(社)日本建築士会連合会まちづくり委員会
【申込】社団法人 日本建築士会連合会「まちづくり塾」係
    〒108-0014 東京都港区芝5-26-20 建築会館5階
     TEL 03-3456-2061/FAX 03-3456-2067
     (開催日が迫っておりますので、まずは下記へご連絡下さい。)
【内容】本会まちづくり委員会主催の第11回まちづくり塾を「防災
    まちづくりとコミュニケーションデザイン」をテーマに開催します。
     この塾は、まちづくりに着実な実績を上げている地域を訪れ、そ
    のまちづくりの中で大切な役割を果たしている建築士を塾長にお迎
    えし、合宿形式で徹底的にそのノウハウを学ぼうというものです。
     実際にまちづくりに関わってみると、計画に携わった設計者が建
    物の設計を行う場合は少ないといえます。さらに物理的な都市空間
    自体が目的ではなく、そこに息づいているコミュニティーに新たな
    秩序の仕掛けをつくり、結果コミュニケーションを育てることがま
    ちづくりのまちづくりたるところであると気づかされます。通常、
    学校の敷地は塀で囲まれています。仮にその塀をはずしたら、防災
    まちづくりの機能上パターン化された現在の学校建築計画論は使え
    ず、新たな方法論の組立が必要になります。塀をはずすことは、ま
    ちづくりの仕掛けとなり、新たなデザインも問われることになりま
    す。
     阪神・淡路大震災を機会に東京では防災まちづくりとしての密集
    市街地の整備が最重点課題となっています。それより以前から杉並
    区では関東大震災を教訓として防災対策としての取り組みを始めて
    いました。これによって新たなコミュニケーションデザインの可能
    性を生み出しました。蚕糸の森公園と杉並第十小学校による「防災
    ・学校公園」、地区計画による「不燃化まちづくり」、杉並区不燃
    化基礎調査による杉並区「知る区ロード」。それらを探検しなが
    ら、初期段階の計画づくりから携わっておられる村上美奈子先生を
    塾長にお迎えし、参加者全員で新たなコミュニケーションの可能性
    をつくりだす仕掛けを体験し、まちづくりの真髄について考えます。
    建築士ならではのまちづくり技術を身につけ、あるいは鍛えようと
    いう意欲あふれる皆さんのご参加を心よりお待ち申し上げます。
【提供】伊達美徳さんからお寄せいただきました。

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8/4(水)
■「住まいと街づくり塾」公開シンポジウム
     「性能」と「デザイン」の融合─省エネからエコロジーへ
[
第14号]

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8/7(土)
■第7回市民・福祉のまちづくり点検ワークショップ[第11号]

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8/18(水)
■都市計画家協会懇話会
     【中林一樹氏(東京都立大学教授)
            「震災サバイバルキャンプイン'99の実践顛末」】
[第14号]

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9/9(金)→9/3(金)が正確な日程です。
□り・らいふ木密市街地研究会
     「共同化を中心とした地区整備ー街区レベルの実践ディベート」
[第14号]

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10/29(金)-30(土)
■東京都立大学都市研究所主催開学50周年記念国際シンポジウム
【「グロバリゼーションと都市」】
[第12号]

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11/10(水)
■東京都立大学都市研究所主催開学50周年記念公開講演会
【「高齢社会の生活環境改善−バリアフリーからユニバーサルデザインへ」
[第12号]

─<東海>──────────────────────────────
-7/24(土)
■名古屋都市センター企画展
【都市解読(reading the city)名古屋を読むキーワード】
[第10号]

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7/31(土)
■NPOプラザまつり[第14号]

─<関西>──────────────────────────────
-8/21(土)
■INAXギャラリー大阪人間住宅〜環境装置の未来形[第10号]

───────────────────────────────────
7/26(月)
■日本都市計画学会関西支部自主研究
都市マスタープラン研究会中間報告会
[第10号]

───────────────────────────────────
8/7(土)
■建築とまちづくり実践フォーラム
     「住み続けていくための生活空間の再生/木造民家編」
[第14号]

─<その他>─────────────────────────────
7/24(土)-25(日)
■「湧水保全交流フォーラム・遊佐会議」[第13号]

◇◇定例会◇◇

■第2火曜日・・・中野のまちづくりを考える会
■第2水曜日・・・おぎくぼ塾
■第2金曜日・・・練馬まちづくりの会
      ・・・まちまちサロン(奇数月)
■第2土曜日・・・小金井まちづくりの会(8月は変則的です!!
現在のところ、8/7と8/21を予定しています。)
※あくまで曜日は原則ですので、お出かけの際には、確認をしてください。

◇◇連続講座◇◇

■暮らしと住まいの市民学校(くらすま塾)99のご案内[第8号]

■SDゼミ「住空間を考える」全5回[第10号]

◇◇その他◇◇
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◆5 編集部からのお知らせ◆
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○情報やご意見をお寄せください
 ●「こんなことありました」というエピソード
 ●こんな本を読みました(「まちづくり本」のコーナー)
 ●研究会やイベントの参加者募集
 ●コンサルタントのバイト、WSの学生のお手伝い募集募集

○週まちのネットワーク
「週まち」に頂いた情報はこれらのML等にも掲載される可能性のあることを
予めご了承ください。
    ・松戸まちづくりメーリングリスト
    ・まちまちメーリングリスト(まちまち通信)
    ・ニフティサーブ「川のフォーラム」
○お知り合いで配信希望の方がいらっしゃいましたら、お知らせください。
○情報をお寄せください。みなさんがまちづくりに関係あると思われることな
らなんでも結構です。みなさんの手元にある情報を是非お寄せください。
(メール・FAXどちらでもOKです)
○転載に関してはみなさんの自発的な判断におまかせいたします。
○今後の配信を希望されない方はそのまま、ご返信ください。


週刊まちづくり第15号(1999年7月24日発行)
発行:週刊まちづくり編集部(吉村・杉崎)
E-mail:machi@sa.uno.ne.jp
FAX:052-917-1210(吉村)
URL:http://member.nifty.ne.jp/Teru2/w-machi/




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