週刊まちづくり/232号(2004/01/04号)


週刊まちづくり/232号(2004/01/04号)




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□□□□◆週刊まちづくり◆□□□□ ---Weekly Machi-Zukuri---
2004/01/04(毎週日曜日発行)         232号(配信数1372)
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  ★「緊急トーク 都市再生関連法改正を問う!」掲示板開設中    まだまだ、議論が盛り上がっています。是非、ご参加ください。     ※他にも都市再生関連法改正(建築基準法改正も含む)に関す  る議論が様々なサイトで行われています。       ☆藤沢市市民電子会議室「建築基準法改正YesNo会議室」   ☆東大都市計画研究室「まちづくり会議」 ☆☆【今週の週まち】☆☆☆☆☆☆ 0 週まち関連イベント情報 1.まちコラム ・2004年幕開けコラム【20世紀は終わりました】文化のみち・リレーコラム・その2 2.まちづくり伝言板 ・第二回UNCRDスタディキャンプ「持続可能な開発に向けて〜参加型の まちづくり〜」参加者募集 3.まちづくり本 4.週まちリンク集充実中(ホームページ紹介) 5.まちづくりカレンダー 6.公募関係 7.編集部からのお知らせ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

───────────────────────────────────────── ◆0 週まち関連イベント情報◆ ───────────────────────────────────────── =<週まち共催イベント>=======================

=<週まち後援イベント>=======================

=<週まち協力イベント>=======================

───────────────────────────────────────── ◆1 まちコラム◆ 2004年幕開けコラム【20世紀は終わりました】=<三矢勝司>= ───────────────────────────────────────── 2003年が終わり、2004年が到来した。 個人が生きている時間のスケールからすれば、何でもない時間的変遷も、人類 史の大きな流れの中では巨大な変化が生まれている。 「21世紀」という言葉も馴染んできた近年だが、社会を考察する学術の世界で は「国家社会、企業社会、そして市民社会」への変遷があるとの指摘がある。 社会の大きな方向性や意思決定の母体(権力)が、どの属性にあるのかが、 「変わる」ということらしい。 こうした大きな変動は、概ね世界的な流れと言われるが、メディアの発達した 欧米優位の世界情勢において、この考え方がどのくらいの正確さを持つのかち ょっと不安であるのは前提としつつ、「これから日本社会はどうなっていくの か」、年の初めに考えてみたい。 ●戦場がある暮らし 20世紀が「戦争の時代」と総括したマスメディアは多い。確かに酷い時代だっ たらしい。しかし、21世紀も未だ終わらぬ戦争の時代のようにも見える。しか しながら、テロ問題を始めとして、その意味は従来のものと異なっている事は 間違いない。僕が思うに、先の「国家、企業、市民」という大枠の変遷に伴っ て、「国家の戦争」「企業の戦争」「市民の戦争」へと、殺しあう属性が変わ ったのではないか、と感じる。 毎日を恐怖と貧困に喘ぐこととなる非情なる戦争という現場は、僕がこうして のうのうとパソコンに向かって平和ボケをしている最中にも頻発している。そ れが現実だ。ところで、日本に話を限定すれば、「自殺者3万人」というのも また紛れも無い現実(現場)だ。交通事故死亡者も然り。「ゆでガエル」よろ しく、衛星中継で観察できる異国の殺し合いに一喜一憂しながら、僕ら自身の 国がとても恐ろしい現実にあることを自覚する場面は少ない。 ●世界平和とまちづくり 新年早々、重苦しい話題で申し訳ないが、ここから「まちづくり論」へと展開 したい。 世界平和の大原則は、自分の手の届く範囲(コミュニティ)をきちんと平和に することだ。自分が立脚する集団をマネジメントできない人間は殺人者とも言 える。足元の平和を疎かにしながら、屁理屈をこねて他人を攻撃する時、まち づくり協議の場(ワークショップ含む)は不毛なる戦場と化すことを僕らまち づくりのコーディネーターは知っている。 他人事の大義名分を足し合わせても、まちづくりの合意形成は生まれない。そ ういう意味では、まちづくりプランナーは、日々、世界平和を標榜する立場に ありたい。 僕なりの平和に向けた手段の一つは「自分に向き合う」「自分をデザインす る」こと。そんな、自己認識に対する内向きと外向きの両方に視野を設けた 時、「好ましい時間」が始まる。 それが、平和の実践であり、始まりなのだと思う。 「好ましい時間(harmony time)」。 僕は、これを「場所性と人間性に満ちた"良い"町」の指標にすべきだと考え る。 沢山のお金を消費することに美徳があるために、僕らは、お金に脅迫されて生 きている。この矛盾への自覚(お金から時間への視点の移行)が重要だ。「マ ネー戦争」の幻惑に騙されること無く、この恐怖と殺戮の時代を超える「価値 観」を自覚した時、ようやく「戦争の時代」は終わる。 その幻想が暴かれた時、日本のメディアが作り出した「失われた10年という19 90年代」は、「企業」の視点からすれば正しいが、「市民」の視点からすれば 「豊作の10年」に見える時が来るに違いない。 未だ20世紀の悪夢に魘されているけれども、 「好ましい時間を堅実に使っている人」 そんな優雅で力強い人間でありたい。 ───────────────────────────────────────── 文化のみち・リレーコラム・その2=<松田和彦>= ───────────────────────────────────────── リレーコラム第2弾担当の松田和彦です。都市にこだわりを持つ(特に交通計 画)名古屋人です。よろしくお願いします。 週まちの読者の皆さんには、都市計画方面に興味のある方も多く含まれている と思います。 すでにいろいろ言われていることではありますが、都市計画ってこれでいいの だろうかと考える今日この頃です。 (年頭ということもありちょっと大きく出てみます) 年末にNHKで、「映像の世紀」という番組をやっていました。 前世紀末からこれまでの社会の大きなうねりを、映像でコンパクトにまとめた 番組でした。 日本で都市計画法が定められたのは大正8年(1919)のことです。 番組によると、このころは世界ではハプスブルグ家やブルボン王朝といった19 世紀的な世界が終焉を向かえ、新たな社会のありかたを模索していた時期のよ うです。 権力者の手による統治から民主主義による統治へと、社会が大きく舵を切った 中で、日本の都市計画法はタイムリーに生まれたと言えるかもしれません。 またこのころは、ようやく日本の国力も向上し、多くの近代建築が生まれた時 期でもあります。 それからもう100年近く。都市計画制度には、時代の動きにあわせて様々な 変更が加えられてきました。 でも、周りを見渡してみると、法律には沿っているけれどホントにこれが望ま しい街だろうかと思わせられる姿に、多く遭遇します。 歴史と文化を色濃く残す「文化のみち」でいえば、静かだった低層の住宅地に もどんどん大型マンションが建ち、周辺の環境を借景して良好な環境を売り文 句にしています。 歴史の証言者である近代建築も多く消え去っています。でもこれらは、都市に とってホントはすごく大事なものだと思うのです。 今まで開発に比べ、保存にあまり熱心でなかった日本人ですが、この100年 に残すべきものを持ったと思うのです。 社会と都市計画の関連という点からは、20世紀的な成長主義の中での規制や制 度が、大きく変わりつつある今の社会や価値観に合わなくなってきているよう な気がします。 もっと地域の生活や、歴史や、独自性を大事にした21世紀的な都市計画が必要 になっている気がします。 そのためには、これから一体何を重視し何を規制するのか、改めて地域ごとの 議論が必要で、その中で「まちしゅう」のようなNPOが、ぜひ力を発揮してい けるといいと思います。(これが21世紀的なのかもしれません) 「文化のみち」は都市の課題のモデルケースです。ここで新しい都市に向け、 小さなステップを踏み出せたらすばらしいと思うのです。 昨年末に、国土交通省が「景観基本法」を準備しているという記事がありまし たが、量から質へという方向は歓迎です。 週まち前号で紹介していただいたワークショップ『文化のみちの明日を語 る』、このような思いも込めて企画に参加しています。 皆さん、ぜひ応援してください。 次号は兼松はるみさんにお願いします。 ───────────────────────────────────────── ◆2 まちづくり伝言板◆ 第二回UNCRDスタディキャンプ「持続可能な開発に向けて〜参加型の まちづくり〜」参加者募集 ───────────────────────────────────────── UNCRDスタディキャンプは、地球規模の問題を自らの問題ととらえ、地域社会 および国際社会で指導的役割を担える人材の育成を目指して、東海三県(愛 知、岐阜、三重)の学生・大学院生・社会人・留学生を対象に、国連地域開発 センターと国連センター協力会が主催する2泊3日の合宿型セミナーです。 経験豊かな講師陣と少数の限られた受講者が、膝を交えながら夜を徹して意見 交換や討議を繰り広げることで、テーマへの理解と相互交流がより一層深まる ことをねらいとしています。 【期間】2004年3月12日(金)〜14日(日)(2泊3日) 【場所】ウィルあいち     〒461-0016 愛知県名古屋市東区上竪杉町1番地 【内容】 3月12日:開会式、ワークショップ、基調講義セッション1、ナイトタイムデ ィスカッション 3月13日:セッション2、ナイトタイムディスカッション、グループ発表準備 3月14日:グループ発表、修了式 コーディネーター:小野川和延(国連地域開発センター所長)、(財)豊田都 市交通研究所・太田勝敏、北九州市立大学大学院国際環境工学研究科・乙間末 廣をはじめ、 NPO代表、政府職員、国内の国連機関職員、国連本部(NY)職 員、UNCRD職員が担当予定。 【参加資格】 次のいづれかの条件にあてはまる方で、テーマに関心のある方。 ・愛知、岐阜、三重の東海三県の大学、大学院に在籍する学生または留学生 ・東海三県在住の社会人 ・東海三県以外の大学・大学院に通う学生で、実家が東海三県にある方 専攻分野は問いませんが、日本語・英語、両方の理解力が必要です。 宿泊も含めて必ず全日程に参加してください。 【定員】20名 【参加費】宿泊・食費を含め無料。ただし、会場までの行きと帰りの交通費は 各自ご負担願います。 【応募方法】申込用紙に必要事項と、小論文を書いて、申込先 (UNCRDスタディキャンプ事務局)まで郵送にてお送り下さい。 申込要項、参加申し込み用紙、小論文用紙は以下から http://www.uncrd.or.jp/ja/studycamp/2/index.htm 【審査方法】 第一次選考:書類選考 結果は2月上旬郵送にてお知らせします。 第二次選考:面接、2月上旬UNCRD(名古屋)にて。 結果は2月中旬郵送にてお知らせします。 【応募締切】2004年2月2日(月)必着 【申込先】 〒450-0001 名古屋市中村区那古野1-47-1 名古屋国際センタービル7階 国際連合地域開発センター内 UNCRDスタディキャンプ事務局宛 【問合先】UNCRDスタディキャンプ事務局 Tel: 052-561-9532 (脇阪)/9536 (水上)/9390 (井上) Fax: 052-561-9374、E-mail: camp@uncrd.or.jp 【提供】吉村輝彦さん(国連地域開発センター)からお寄せいただきました。 ───────────────────────────────────────── ◆3 まちづくり本◆ (今週はお休みです) ───────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆4 週まちリンク集充実中◆ ───────────────────────────────────────── 週まちリンク集には大きく下記のような2種類があります。ご紹介いただく際 は【個人・組織・団体などの名前/URL/紹介者のお名前/(できれば一言 メッセージ)】を記載の上、編集部までお寄せください。 (1)週まちのネットワーク編────────────────────────────  ・みなさまの活動や所属しているグループや組織、あるいは個人のページに   ついてのご紹介をよろしくお願いいたします。  ・基本的には自薦とさせていただきます。   ※紹介者のお名前を掲載させていただくことによって、週まちを通じて各    活動に関心を持たれた方を少しでも近い関係でつながればことをめざし    ています。 (2)おすすめサイト紹介編────────────────────────────  ・自分が直接関わっているわけではないが、知人が関係している場合、ある   いは使える、面白いサイトなどをご紹介ください。 なお、リンク集は週まちHPのトップページからリンクされています。 ───────────────────────────────────────── ◆5 まちづくりカレンダー◆ ─────────────────────────────────────────

◎:新しく紹介するイベント ■:以前紹介したイベント([●●号]は掲載号) □:追加情報のあるイベント ☆:ホームページ版での新情報 <ちょい>:20代によるまちづくりを考える<ちょいまち>メンバーが関         わっているイベント バックナンバーは、以下に掲載中

|第204号|第205号| |第206号|第207号|第208号|第209号|第210号| |第211号|第212号|第213号|第214号|第215号| |第216号|第217号|第218号|第219号|第220号| |第221号|第222号|第223号|第224号|第225号| |第226号|第227号|第228号|第229号|第230号|第231号|

◇◇イベント情報◇◇ ─<関東>────────────────────────────── 2004/1/7(水) ■比較住宅政策研究会   寺尾仁(新潟大学工学部助教授)「フランス保守政権下の都市再生・住宅   立法」[230号] ─────────────────────────────────── 1/10(土) ■東洋大学国際共生社会研究センター   ワークショップ「持続可能な地域開発に向けて」[225号] ■「まちじゅう**(こめこめ)マッブ」特別まちあるきフィールドワーク   無意識の地域を発見するフィールドワーク − ライフスライスカメラに   よる試み[230号] ─────────────────────────────────── 1/14(水) ◎おぎくぼ塾1月例会   篠原ちひろ「まちづくり観光機構は何を目指すか!」 【時間】19:00〜20:30 【場所】阿佐谷会議室 洋室1!!! 杉並区阿佐谷北2-18-17 (JR阿佐ヶ谷駅北口下車5分) 【費用】500円(通信費・会場費として) 【申込】会場予約の都合上、1月13日までにご出欠をお知らせ下さい。 TEL 03−5377−7166 FAX 03−5377−7167 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− あけましておめでとうございます。ここ数年の社会の動向は停滞、混 乱などを経てようやく新しい方向が見えてきたようです。それは静か な静かなものですが、気がついた人たちの間に確実に広がりつつあり ます。そのような年の幕開けにふさわしい話題を提供していただきま す。 「まちづくり観光機構」をお聞きになったことがありますか。武蔵野 市の吉祥寺に本拠をおくまちづくりNPOです。篠原さんはここの会 員兼事務局員。ここはインバウンド観光を地域と密着した形でやって いこうとするもので、自分たちの生活地域の魅力を再発見し、その魅 力を生かした方法で文化・経済の発展に貢献し、地域の活性化を図る こと(まちづくり)、そしてそれを地域の住民にも訪れて来た人々に もおすそわけすること(観光)を目指しています。インバウンド観光 とは、従来の観光とは逆の視点で、地域に集まってきた人びとに対し ての受け入れをするという、着地型の考え方。 さて今回は、この理想に向かっていこうとする篠原さんの格闘振りを 見せていただきながら、人と地域のあり方に関する新たな視点につい て考えてみたいと思います。どうぞお誘いあわせの上ご参加くださ い。 【提供】山田清さんよりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 1/15(木) ■平成15年度普及啓発事業 中心市街地活性化シンポジウム[228号] ─────────────────────────────────── 1/17(土) ■ドキュメンタリーフィルム「障害者イズム」上映会(東京・江戸川)[224号] ─────────────────────────────────── 1/19(月) ■都市住宅学会シンポジウム「コンバージョンとまちづくり」[226号] ─────────────────────────────────── 1/20(火) ■練馬区まちづくり講座   第7回 地域からのまちの復興を考える−貫井地区の住民参加の取り組み[225号] ─────────────────────────────────── 1/21(水) ■住宅都市国際協力研究会   山崎龍二(都市基盤整備公団千葉ニュータウン事業本部)「マレーシアの   都市開発事情」[230号] ─────────────────────────────────── 1/22(木) ◎ミニフォーラム「子どもにやさしいまちのカタチinTOKYO」   〜バンクーバーの子ども・若者を育てるNPO活動〜 【時間】午後7時から(受付6時半) 【場所】麹町区民館/洋室A 千代田区麹町2-8 (地下鉄半蔵門線半蔵門駅<出口5>/有楽町線麹町駅<出 口3>」いずれも徒歩5分)  地図:http://www.city.chiyoda.tokyo.jp/sisetu/yakusho.htm#02 【費用】1000円(先着申込み40名) 【主催】ICCP(子どもの参画情報センター)、IPA(子どもの遊ぶ権 利のための国際協会) 【申込・問合】萌文社/永島まで  tel:03-3230-1689 E-mail:naga@mdn.ne.jp fax:03-3221-1038 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 私たちの暮らす地域社会が大きく変貌したのは高度成長以降です。狭 隘な共同体のしきたりや封建的な家制度から解放され古い仕組みや地 域社会の制約がなくなったとはいえ、今なお代わるべき新たなコミュ ニティの方向性を見出しているとはいえないようです。 人より物、産業活動を優先することによって得た現代社会の生活環境 は、一方ではコミュニティが育んできた受け継ぐべくたいせつなもの も失ってきました。いまどこでも人間関係が希薄で「孤独」化がすす み、子育て・子育ちに悩む親をはじめ、若者たちの居場所、乳幼児の 虐待や少年事件など、コミュニティの問題として深刻です。 支えあうコミュニティのあり方・まちづくりが切実なテーマとして問 われているのです。 今回のミニフォーラムでは、暮らしの基盤となるコミュニティの役割 に注目し、子ども・若者を育てるNPO活動を展開しているカナダの バンクーバーのSCYの事例報告をもとに「子どもにやさしいまちの カタチ」を考えていきたいと思います。 ・基調報告:子どもや若者にやさしいまちづくりとは  講師:ヴァレリー・フロンチェック(前SCY事務局長)、ボブ・  イエイツ(SCY理事) ◆SCY(Society for Children and Youth of British Colommbia) はブリティッシュ・コロンビア州を拠点にする専門家と500人のボ ランティアによる民間組織です。1974年設立以来、子どもの虐待 防止や権利擁護、親への教育、子どもの遊び、健康・福祉などを研 究、調査、実践し、政策提言を行ってきました。そのうちの事業「C YFC〜Child and Youth Friendly Communities〜子どもと若者にや さしいまちづくり」のプログラムは、いまカナダのさまざまな年で実 践されつつあります。 【提供】根本暁生さん(プレーパーク)よりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 1/22(木)-23(金) ■第19回環境工学連合講演会   総合テーマ:「環境共生技術の最前線」[226号] ─────────────────────────────────── 1/23(金) ■住宅・まちづくりフロンティア2003   平成15年度 住宅まちづくり専門家養成講座   「都市居住のゆくえ」   永島恵子(東京都住宅局住宅政策室企画担当課長)「住宅白書を開く」   浅見泰司(東京大学空間情報科学研究センター教授)「持続可能社会と住   環境のマネジメント−」[204号] ■ミニシンポジウム「論争・ミニ戸建て」[226号] ─────────────────────────────────── 1/24(土) ◎東扇町緑地公園づくりワークショップ公開発表会(川崎) 【時間】14:00開演 【場所】川崎市産業振興会館1Fホール (JR川崎駅西口または京急川崎駅から徒歩5分) 地図 http://www.kawasaki-net.ne.jp/fra_guide.html 【費用】無料 【問合】川崎市港湾局港湾整備部事業計画課 電話:044-200-3061 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 川崎港といえば埋立地、京浜工業地帯、公害、そんなイメージがあり ませんか?そんな川崎港に、今度人工砂浜を含んだ公園ができるんで す!! 場所は、川崎港臨海部の東扇島というところで、大きさが約158.000 m2と横浜の山下公園の約2倍の広さもあります。川崎市では、これま での工業地帯とは違い、市民に親しまれる港をつくろう!ということ で、市民とワークショップを開き、この公園をどのように整備してい こうか話し合ってきました。この話し合いは、3ヵ年、計11回の話し 合いをもち、整備計画図が出来上がりました!! ワークショップでは、広い砂浜が欲しいという市民のみなさんの強い 思いが聞かれました。その強い思いが行政を動かし、埋立地川崎港に 人工砂浜が現実のものとなりそうです!それだけではありません!! その他にも、潮溜まり、バーベキュー場、ボール蹴りやコンサートな どいろんなことに使える広々とした広場、そして最近話題のドッグラ ンまで、整備計画図には含まれています。そして、このたび、3ヵ年 を通じて市民のみなさんが話し合って決めてきた、素晴しい公園計画 図の発表会を行います!! 「埋立地工業地帯である川崎港で、水遊び、磯遊び、バーベキューが 本当にできるの?」そんな夢のような公園計画図を是非見てみたいと 思いませんか?沢山のご参加お待ちしています。 ★プログラム ・第1部 3ヵ年にわたる市民参加の公園づくり活動の記録           私たちの提案(整備計画図)の発表 ・第2部 基調講演:畔柳昭雄(日本大学理工学部海洋建築工学科教  授)「海辺の公園づくりと市民参加」 ※詳しくは、川崎市港湾局ホームページでも掲載中!! http://www.city.kawasaki.jp/58/58syomu/home/workshop/index.htm 【提供】コイケさんよりお寄せいただきました。(週まちHP掲示板へ の投稿) ─────────────────────────────────── 1/26(月) ◎比較住宅政策研究会   日置雅晴(キーストーン法律事務所、弁護士)「建築紛争の視点から都市   計画,建築基準法の現状を考える」 【時間】19:00-21:00 【場所】東京都立大学同窓会 八雲クラブ         ニュー渋谷コーポラス1001号室         渋谷区宇田川町12-3 電話 03-3770-2214     (地図:http://homepage1.nifty.com/ebizuka/yagumo.JPG 参照) 【費用】1000円(参加費は、会場費や研究会の運営費として利用しま す。なお、研究会の後、同会場で会費500円で簡単な懇親会 を開催します。申し込みの際に懇親会に参加希望か否かをお 知らせ下さい。) 【申込・問合】参加希望者は、資料及び会議室の準備の都合がありま すので、あらかじめメールかファックスで事務局までご連絡 下さい。なお、ご連絡がなく出席の場合は、座席や資料等が 用意できないことがあります。 事務局:海老塚良吉 E-mail:ryou.ebizuka@nifty.ne.jp 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 完成した建物の上階取り壊しを命じた明和マンション事件判決のあた えた衝撃は大きいが,現実には,裁判所が建築の差し止めを命じるの は例外的である。現在生じている様々な生の建築紛争から,そのよう な紛争を巻き起こす背後にある日本の都市制度の問題点を考えたい。 戸建て住宅の隣に30階建て超高層が建築されるケース,第1種低層 住居専用地域に7階建てマンションが建つケース,日照どころか,携 帯の電波も入らない都心のマンションのケース,大規模な公有地売却 が地域環境を破壊するケースなどを紹介し,建築基準法,都市計画法 の問題点と解決に向けた模索を報告する。 【提供】海老塚良吉さんよりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 1/30(金) ■日本建築学会シンポジウム「既存ペンシルビル連結による都市再生」[226号] ─────────────────────────────────── 1/31(土) ■日本大学都市空間研究会主催講演会   山縣洋(山縣洋建築設計事務所)「(仮)ハイパービルディング OMAで   の活動を通して」[231号] =================================== 2004/2/2(月) ■日本建築学会まちづくり支援建築会議運営委員会   第1回シンポジウム「まちづくり支援と専門家の役割」[228号] ─────────────────────────────────── 2/20(金) ■住宅・まちづくりフロンティア2003   平成15年度 住宅まちづくり専門家養成講座   「住まい・まちづくりの先進事例」   春日敏男(世田谷区都市整備部都市整備課長)「新しい公共と地域行政の   役割」   浅海義治(世田谷まちづくりセンター)「世田谷区のまちづくり活動か   ら」[204号] ─────────────────────────────────── 2/27(金) ■日本建築学会建築計画委員会住宅小委員会   第3回 ライフスタイル・住文化公開研究会   「都心居住の最新ライフスタイル動向−高層居住の視点から−」>[231号] =================================== 2004/3/11(木) ■集合住宅フォーラム「新たな価値づくりのための集合住宅計画論−事業に   係わる先進事例から得られるヒント−」[228号] ─<東海>────────────────────────────── 2004/1/10(土) ■みんなで一緒に考えよう!電子市役所[228号] ■都市計画講演会   都市再生と居住地のデザイン−イギリスの事例を中心に−>[231号] ─────────────────────────────────── 2004/1/17(土) ■NPOフェスタあいち2004[228号] ◎第2回なごや・タウンミーティング 【時間】14:00-15:00 【場所】名古屋国際会議場3号館3階国際会議室 名古屋市熱田区熱田西町1-1 【問合】名古屋市総務局企画部企画課(052-972-2207) 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 名古屋市では、平成16〜18年度の3か年についての、施策の目標や主 な事業をまとめた第2次実施計画(案)を策定し、現在(〜1月23日) パブリックコメント中です。 この計画(案)を題材に、名古屋市長と市民が話し合うタウンミーテ ィングを開催します。 計画(案)は名古屋市ホームページで、見ることができます。 詳細は、下記のとおりですが、113の施策の数値目標を掲げた計画 (案)について、市長と直接討議する貴重な機会です。入場自由です ので、是非、ご参加ください。 http://www.city.nagoya.jp/shinseiki/index.html 【提供】横地玉和さんよりお寄せいただきました。(週まちHP伝言板 への投稿) ◎愛知・名古屋 防災&ボランティアフォーラム 2004公開討論会   「徹底討論!いまこそ産官学民の協働〜耐震化推進と地域防災力向上への   提言」 【時間】13:00-16:00 【場所】NHK名古屋放送センタービル1Fプラザウエーブ21 【問合】国土交通省中部地方整備局住宅整備課 岡崎 T:052-953-8574 E-mail: okazaki-i85aa@cbr.mlit.go.jp 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− この公開討論会は、地震防災について愛知県内で様々な取組を行って おられるゲストを迎えて、まち・すまいの耐震化の推進や地域の防災 力向上に向けた産官学民の役割分担・連携について議論を行うもの で、国土交通省中部地方整備局が企画・運営します。一般的な講演会 やパネルディスカッションとは違い、シナリオ無しで延々3時間、会 場のみなさんを巻き込みながら、激論を交わします。ゲストも行政、 大学の先生・学生、NPO、学区の防災委員、PTA、企業ボランテ ィア、耐震工事の大工さん、青年会議所など多彩なメンバーで構成し ています。 お気軽にお立ち寄りいただき、一緒に『激論!』しましょう。 なおこの公開討論会は、1/17、18日の2日間にわたりオアシス 21とNHKプラザウエーブ21を会場に行われる「愛知・名古屋 防災&ボランティアフォーラム2004」(主催:愛知県、名古屋市、N HK名古屋放送局、防災のための愛知県ボランティア連絡会ほか)の 一環として開かれます。 中部地方整備局はこの両日、名古屋市・愛知県建築士事務所協会と協 力して、住宅耐震相談や耐震改修に関する展示などを実施します。ま た、このほか、会場内では防災&ボランティアに関わる色々なテーマ でフォーラムや展示イベントなどが行われる予定です。 ・参加者:福和伸夫(名古屋大学大学院教授)、春川真一(中部地方整 備局建政部長)、天野裕司(豊橋市消防本部防災対策課長)、鈴木啓之 (たくみ設計室)、鈴木盈宏(トヨタボランティアセンター)、浅井隆 (東山学区防災副部長)、岡田裕明(西尾市花ノ木小学校PTA会 長)、田口健一郎(名古屋青年会議所前理事)、原科直記(名古屋大学2 年) ・コーディネーター:栗田暢之(NPO法人レスキューストックヤード事 務局長) 【提供】松本忠さん(国土交通省)よりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 1/18(日) ■ワークショップ『文化のみちの明日を語る』〜あなたの大切にしたいものは?〜[231号伝言板] ─────────────────────────────────── 1/25(日) ■なごや・まちコミ映像祭2003審査発表会[228号] ─────────────────────────────────── 1/31(土) ■NPO法人・まちづくり支援協会「リング」第一回シンポジウム   「名古屋はどのような都市でありたいのか?―名古屋の未来ビジョンを考   える――」>[231号] =================================== 2004/2/29(日) ◎ビアンキ・アンソニー氏講演会「前例よりも前進・わしの政治」 【時間】13:30開場、14:00開始 【場所】日本福祉大学 名古屋キャンパス 北館 8階 名古屋市中区千代田 5−22−35) (地下鉄鶴舞線鶴舞駅2番出口またはJR中央線鶴舞駅公園 口より徒歩2分) 【費用】一般 500円 【申込】不 要    【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 講師:ビアンキ・アンソニー(犬山市議会議員) 平成14年に日本国籍を取得し、平成15年犬山市議会選挙でトップ当選 を果たし、議員となったニューヨーク市出身のビアンキ・アンソニー 氏が、抱負を語る。(英語による講演です) ニューヨーク市出身。ニューヨーク大学卒業(映画制作を専攻)ロサ ンゼルス・ハリウッドで様々なテレビ番組制作に携わる。ニューヨー ク市役所、愛知県県庁義務教育課勤務を経て、犬山市役所教育委員会 に勤務し、犬山市独自の英語プログラム(NET)を作成し、外国人への 英語教育専門資格取得の英語講師を犬山へ招聘。平成14年に日本国籍 を取得し、平成15年犬山市議会選挙でトップ当選を果たし、議員とな る。空手二段所有者。 モットーは「前例よりも前進、条例よりも常識」。 【提供】佐藤久美さん(英文情報誌「アベニューズ」編集長)よりお 寄せいただきました。 =================================== 2004/3/25(木)-26(金) ■平成15年度環境教育指導者育成事業   環境教育リーダー研修基礎講座〜やってみよう環境教育〜[225号] ─<関西>────────────────────────────── 2004/1/24(土)-25(日) ■『トヨタ・アートマネージメント(TAM)講座vol.51:大阪セッション』[230号] =================================== 2004/2/7(土) ■NPO地域デザイン研究会2004フォーラム   「環境先進都市『大阪』へのアプローチ」〜できることから始めよう!〜>[231号] =================================== 2004/3/9(火) ■日本建築学会 公開研究会   「環境心理生理からのアプローチによる住区・街路の計画と評価」>[231号] ─<北海道>───────────────────────────── ─<東北>────────────────────────────── ─<甲信越>───────────────────────────── ─<北陸>────────────────────────────── ─<中国>────────────────────────────── 2004/1/16(金) ■中心市街地活性化シンポジウム「観光資源を活用した中心市街地活性化」>[231号] ─<四国>────────────────────────────── ─<九州>────────────────────────────── ─<アメリカ>──────────────────────────── ─◇◇定例会◇◇─────────────────────────── ■第2水曜日・・・おぎくぼ塾 ■第2金曜日・・・練馬まちづくりの会       ・・・まちまちサロン(奇数月) →【問合せ先】(有)プラネット 越野 圭子                  E-mail:VZB14263@nifty.ne.jp ■第2土曜日・・・小金井まちづくりの会 ※あくまで曜日は原則ですので、お出かけの際には、確認をしてください。 ─◇◇展示会・展覧会◇◇─────────────────────── (関東) (東海) (関西) (その他) ─◇◇連続講座◇◇────────────────────────── (北海道) (関東) ■東京大学先端まちづくり学校(社会人向け)まちづくりゼミナール[212号] 【日時】2004年:1/24(土)(両ゼミナールを同時開催) ■「すぎなみコミュニティカレッジ」(杉並区教育委員会)  杉並まちじゅう**(こめこめ)マップ―地域の情報を読み取り、加工し、  発信していく「地域情報コーディネータ」養成講座―[225号] 【日程】1/10(土)、1/17(土)、 1/24(土)、 1/31(土)、2/7(土)、2/14(土) (東海) (関西) (北海道) (中国) (その他) <ツアー(海外)> <インターンシップ他> ─◇◇その他◇◇────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆6 公募関係◆ ───────────────────────────────────────── ◇◇プロポーザル◇◇───────────────────────── ◇◇活動助成◇◇─────────────────────────── ◇◇参加者募集◇◇────────────────────────── ◇◇委員募集◇◇─────────────────────────── ◇◇意見募集◇◇─────────────────────────── ◇◇パブリックコメント募集◇◇──────────────────── <研究・論文公募>────────────────────────── ■第5回「住まい・まち学習」実践報告・論文募集  テーマ:「住まい・まち学習−次代の住まい手・つくり手を育む[226号] 【締切日】2004年2月13日(消印有効) ◇◇懸賞論文◇◇─────────────────────────── <コンペ>────────────────────────────── <調査地区募集>─────────────────────────── <意見募集>───────────────────────────── <作品募集>───────────────────────────── <提案募集>───────────────────────────── ■第2回土地活用提案競技(アイディア・コンペ)[223号伝言板] 【作品提出】平成16年1月16日〜1月30日。 【応募登録】応募登録を受付け中(平成15年11月14日必着) ■第3回ハウスアダプテーション・コンクール事例募集[226号] 【締切】2004年1月30日(消印有効) <テーマ募集>──────────────────────────── ◇◇職員募集◇◇───────────────────────────── ◇◇視察旅行◇◇───────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ─◇◇学会大会インフォメーション(2003年)◇◇────────────────── ───────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆7 編集部からのお知らせ◆ ───────────────────────────────────────── ○情報やご意見をお寄せください  ●「こんなことありました」というエピソード  ●こんな本を読みました(「まちづくり本」のコーナー)  ●研究会やイベントの参加者募集  ●コンサルタントのバイト、WSの学生のお手伝い募集募集 ○週まちのネットワーク 「週まち」に頂いた情報はこれらのML等にも掲載される可能性のあることを 予めご了承ください。     ・松戸まちづくりメーリングリスト     ・まちまちメーリングリスト(まちまち通信)     ・ニフティサーブ「川のフォーラム」 ○お知り合いで配信希望の方がいらっしゃいましたら、お知らせください。 ○情報をお寄せください。みなさんがまちづくりに関係あると思われることな らなんでも結構です。みなさんの手元にある情報を是非お寄せください。 (メール・FAXどちらでもOKです) ○転載に関してはみなさんの自発的な判断におまかせいたします。 ○今後の配信を希望されない方はそのまま、ご返信ください。 ==こっそり編集後記?コラム?(10週目)== ・新年あけましておめでとうございます。  週まちは今年4月で6年目に突入します。これを機会にひさしぶりのイベン  ト開催なども考えていきたいと思っております。  まちづくりのネットワークってなんだろう?からはじまった週まちは、緩や  かなネットワークづくりに少しでも貢献できればというミッションに進化  し、配信を続けてきました。  顔見知り=ネットワークという静的な関係ではなく、お互いの持っている資  源(知恵・経験・技術など)を共有可能な状況になることによって、個々の  ポテンシャルが高まるというより積極的なネットワークがまちづくりにおけ  るネットワークとして重要との認識で活動をしてきましたが、最近ではその  ような機会があまりありませんでした。  今年では、少しでもそのような機会を週まちの中で実現できればと思ってお  ります。  ということで、ことしも、週まちをよろしくお願いいたします。(す)


週刊まちづくり第232号(2004年01月04日発行)
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