週刊まちづくり/231号(2003/12/28号)


週刊まちづくり/231号(2003/12/28号)




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□□□□◆週刊まちづくり◆□□□□ ---Weekly Machi-Zukuri---
2003/12/28(毎週日曜日発行)         231号(配信数1369)
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【※等幅フォント半角70文字の設定でお願いします】 <※週まちURLの変更をしました※

  ★「緊急トーク 都市再生関連法改正を問う!」掲示板開設中    まだまだ、議論が盛り上がっています。是非、ご参加ください。     ※他にも都市再生関連法改正(建築基準法改正も含む)に関す  る議論が様々なサイトで行われています。       ☆藤沢市市民電子会議室「建築基準法改正YesNo会議室」   ☆東大都市計画研究室「まちづくり会議」 ☆☆【今週の週まち】☆☆☆☆☆☆ 0 週まち関連イベント情報 1.まちコラム ・文化のみち・リレーコラム・その1 2.まちづくり伝言板 ・ワークショップ『文化のみちの明日を語る』〜あなたの大切にしたいものは?〜ぼらんぽパーク2004ボランティア募集住まい・まちづくり活動推進協議会の「情報交流会」の発足と入会のご案内 3.まちづくり本 4.週まちリンク集充実中(ホームページ紹介) 5.まちづくりカレンダー 6.公募関係 7.編集部からのお知らせ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

───────────────────────────────────────── ◆0 週まち関連イベント情報◆ ───────────────────────────────────────── =<週まち共催イベント>=======================

=<週まち後援イベント>=======================

=<週まち協力イベント>=======================

───────────────────────────────────────── ◆1 まちコラム◆ 文化のみち・リレーコラム・その1=<吉村輝彦>= ───────────────────────────────────────── 今号から新しい形のコラムを始めたいと思います。 今号の伝言板にあるように、NPO法人まちしゅうの企画協力により、ワークシ ョップ「『文化のみち』の明日を語る」が開催されますが、そもそも、文化の みちってご存じですか? 名古屋城から徳川園にいたる一帯は、江戸時代には武家の屋敷町でした。その 後、明治の先端産業ゾーンであり、大正ロマンの屋敷町となりました。まさ に、名古屋の歴史と文化の香りを漂わせるエリアであり、この地区が「文化の みち」と呼ばれています。。先日、ローカル番組で取り上げられましたが、ト ヨタやソニーのルーツがここにあり ます。。 さて、文化のみちの中心エリアの一つが、白壁・主税・橦木です。この中で、 白壁という名前にピーンとくる方がいるかもしれません。 そうです。国立マンション判決を受けて出た名古屋地裁の判断の対象となった のが、ここ白壁エリアにおけるマンション建設でした。 このエリアは、名古屋市の歴史的な町並み保存事業の対象であり、町並み保存 地区に指定されています。。 一方、シラカベーゼという言葉があるように、相対的に高級なイメージ感も与 えています。 が、近年は、様々な開発が進み、昔ながらの面影や建築物が失われてきていま す。一方で、このエリアでは、様々な市民活動も展開されています。ここを舞 台に2004年は、名古屋がきっと熱くなる! 次号は松田和彦さんにバトンを引き継ぎます。(まちしゅう) ───────────────────────────────────────── ◆2 まちづくり伝言板◆ ワークショップ『文化のみちの明日を語る』〜あなたの大切にしたいものは?〜 ───────────────────────────────────────── 大正期のお屋敷、十軒長屋 線路の脇の地蔵堂 高速道路の下に立つ大楠 百人の人がいれば、百通りの「文化のみち」があり それぞれの人にとっての「大切にしたいもの」が あるのではないでしょうか。 あなたにとっての「文化のみち」とは? あなたが「大切にしたいもの」は何でしょう? 川上貞奴邸の復元やマンション建設ラッシュで まちがどんどん変わってゆく今こそ、 いっしょに考えましょう。 あなたの、私の大切なものを守り、育ててゆくために わたしたちに何ができるのかを・・・。 プログラム 1 文化のみち物語 2 “私が大切にしたい「文化のみち」”ワークショップ 3 文化のみちの明日を語る 日時:2004年1月18日(日)午後1時30分〜4時30分 会場:ウィルあいち セミナールーム6  名古屋市東区上竪杉町1番地 052−962−2511 参加費:1000円(資料代・お茶代込み) 参加申込:松田 和彦      (kmatuda@sc.starcat.ne.jp FAX 052-853-6250)まで。      お名前、ご住所、ご所属をご連絡ください。 主催:文化のみちワークショップ実行委員会 企画協力:NPO法人まちしゅう 【提供】松田和彦さん(文化のみちワークショップ実行委員会)からお寄せ頂 きました。 ───────────────────────────────────────── ぼらんぽパーク2004ボランティア募集 ───────────────────────────────────────── ボランティアをしたいと思っている人も、NPOで活動している人も楽しめる イベントです。 【日時】2/8(日)10:00-17:00 【場所】なごやボランティア・NPOセンターほか 【活動日】※次の1〜2のとおり。いずれか1回でも可。 1.1月の第4週に1回、2.2月の第1週に1回 3.2月7日(イベント前日)、4.2月8日(イベント当日) 【仕事内容】事前:会場の装飾品などの飾りつけ作成・準備   前日・当日:備品作成、会場設営、撤収、会場案内 ※ボランティア説明会(なごやボランティア・NPOセンターで行います) ・1月22日(木)18:30〜20:00 ・1月24日(土)10:30〜12:00 ・1月25日(日)13:00〜14:30 上記のいずれか1回は必ず参加してください。 【応募方法】 応募用紙(別紙)に必要事項を記入の上、郵送、FAX、電子メール または下記まで持参してください。 ※詳細は、こちらから募集要項をダウンロードし、ご覧下さい。 http://www.n-vnpo.city.nagoya.jp/volunpopark2004/vol_bosyuu.pdf 【応募締切】2004年1月21日(水)まで 【応募資格】ボランティア・NPO活動に関心のある方(中学生以上) 【申込・問合先】 なごやボランティア・NPOセンター 〒460-0008 中区栄1-23-13 伏見ライフプラザ12階 TEL:052-222-5781、FAX:052-222-5782   e-mail:n-vnpo@proof.ocn.ne.jp ぼらんぽパーク2004実行委員会事務局担当:青木・君塚 【提供】なごやボランティア・NPOセンターよりお寄せいただきました。 ───────────────────────────────────────── 住まい・まちづくり活動推進協議会の「情報交流会」の発足と入会のご案内 ───────────────────────────────────────── 住まい・まちづくり活動推進協議会では、住まい・まちづくり活動の活性化を 図ることを目的として情報交流会が発足しました。 情報交流会は、「住まい・まちづくり活動団体」や「団体を設立しようとして いるグループ」が会員となり、協議会のホームページを通じてその団体概要や 活動概要、PR情報の発信や、ホームページ上の掲示板に意見や情報を書き込 むことにより情報交流会員相互及び協議会会員との情報交換をしていただけま す。 協議会では19日(金)から情報交流会員として「住まい・まちづくり活動団 体」や「団体を設立しようとしいるグループ」の入会をご案内しています。入 会申込方法は協議会ホームページの「情報交流会への入会のご案内」コーナー に掲載されていますのでご覧いただき、住まい・まちづくり活動団体等の皆様 の積極的な参加をお待ちしております。 なお、この協議会は、全国市街地再開発協会とともにH&C財団が事務局を担 当しています。 ★詳細 http://www.aihc.jp/koryukai/1.html ★住まい・まちづくり活動推進協議会のHPも併せてご覧下さい。 http://www.aihc.jp 【提供】吉野裕之さん(財団法人ハウジングアンドコミュニティ財団)よりお 寄せいただきました。 ───────────────────────────────────────── ◆3 まちづくり本◆ (今週はお休みです) ───────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆4 週まちリンク集充実中◆ ───────────────────────────────────────── 週まちリンク集には大きく下記のような2種類があります。ご紹介いただく際 は【個人・組織・団体などの名前/URL/紹介者のお名前/(できれば一言 メッセージ)】を記載の上、編集部までお寄せください。 (1)週まちのネットワーク編────────────────────────────  ・みなさまの活動や所属しているグループや組織、あるいは個人のページに   ついてのご紹介をよろしくお願いいたします。  ・基本的には自薦とさせていただきます。   ※紹介者のお名前を掲載させていただくことによって、週まちを通じて各    活動に関心を持たれた方を少しでも近い関係でつながればことをめざし    ています。 ■NPO福祉マンションをつくる会  http://www.fukushi-m.com/  <紹介者>山田礼子さん 老後の介護や若い世代の子育て、障害を持った人や一人暮らしをする 人のサポートなど、ふれあいが希薄になった地域社会では支えきれな いことがでてきています。「住みたい地域に安心して住み続ける」た めに、住まい手自身が話し合い、学 び、知恵を出し合って、新しい かたちのコミュニティを「福祉マンション」を中心に してつくって いくことを目指しています。 また、女性・高齢者・障害者の自立のための住まいや地域の仕事づく りも目標としています。 ■(社)コミュニティネットワーク協会  http://www.conet.or.jp/  <紹介者>山田礼子さん 社団法人コミュニティネットワーク協会は、阪神大震災の復興支援を 機に、1999年に総務省の認可を経て設立した社団法人です。セミナー やフォーラムの開催、交流誌の発行などを通し、地域コミュニティづ くりを支援する団体として自治体や企業、NPOなどと連携しながら活 動を続けています。 ■暮らしと住まいの情報センター http://www.kurashi-sumai.org/index.html  <紹介者>山田礼子さん 「暮らしと住まいの情報センター」は、21世紀の新しい住まいと暮 らしをトータルに、皆さんと一緒にコーディネートしていく情報発信 のスポットです。現在、東京ではふるさと暮らし情報センター、名古 屋・大阪では高齢者住宅情報センターがオープンしています。 (2)おすすめサイト紹介編────────────────────────────  ・自分が直接関わっているわけではないが、知人が関係している場合、ある   いは使える、面白いサイトなどをご紹介ください。 なお、リンク集は週まちHPのトップページからリンクされています。 ───────────────────────────────────────── ◆5 まちづくりカレンダー◆ ─────────────────────────────────────────

◎:新しく紹介するイベント ■:以前紹介したイベント([●●号]は掲載号) □:追加情報のあるイベント ☆:ホームページ版での新情報 <ちょい>:20代によるまちづくりを考える<ちょいまち>メンバーが関         わっているイベント バックナンバーは、以下に掲載中

|第204号|第205号| |第206号|第207号|第208号|第209号|第210号| |第211号|第212号|第213号|第214号|第215号| |第216号|第217号|第218号|第219号|第220号| |第221号|第222号|第223号|第224号|第225号| |第226号|第227号|第228号|第229号|第230号|

◇◇イベント情報◇◇ ─<関東>────────────────────────────── 2004/1/7(水) ■比較住宅政策研究会   寺尾仁(新潟大学工学部助教授)「フランス保守政権下の都市再生・住宅   立法」[230号] ─────────────────────────────────── 1/10(土) ■東洋大学国際共生社会研究センター   ワークショップ「持続可能な地域開発に向けて」[225号] ■「まちじゅう**(こめこめ)マッブ」特別まちあるきフィールドワーク   無意識の地域を発見するフィールドワーク − ライフスライスカメラに   よる試み[230号] ─────────────────────────────────── 1/15(木) ■平成15年度普及啓発事業 中心市街地活性化シンポジウム[228号] ─────────────────────────────────── 1/17(土) ■ドキュメンタリーフィルム「障害者イズム」上映会(東京・江戸川)[224号] ─────────────────────────────────── 1/19(月) ■都市住宅学会シンポジウム「コンバージョンとまちづくり」[226号] ─────────────────────────────────── 1/20(火) ■練馬区まちづくり講座   第7回 地域からのまちの復興を考える−貫井地区の住民参加の取り組み[225号] ─────────────────────────────────── 1/21(水) ■住宅都市国際協力研究会   山崎龍二(都市基盤整備公団千葉ニュータウン事業本部)「マレーシアの   都市開発事情」[230号] ─────────────────────────────────── 1/22(木)-23(金) ■第19回環境工学連合講演会   総合テーマ:「環境共生技術の最前線」[226号] ─────────────────────────────────── 1/23(金) ■住宅・まちづくりフロンティア2003   平成15年度 住宅まちづくり専門家養成講座   「都市居住のゆくえ」   永島恵子(東京都住宅局住宅政策室企画担当課長)「住宅白書を開く」   浅見泰司(東京大学空間情報科学研究センター教授)「持続可能社会と住   環境のマネジメント−」[204号] ■ミニシンポジウム「論争・ミニ戸建て」[226号] ─────────────────────────────────── 1/30(金) ■日本建築学会シンポジウム「既存ペンシルビル連結による都市再生」[226号] ─────────────────────────────────── 1/31(土) ◎日本大学都市空間研究会主催講演会   山縣洋(山縣洋建築設計事務所)「(仮)ハイパービルディング OMAで   の活動を通して」 【時間】16:00-17:30 【場所】日本大学お茶の水理工学部5号館5階スライド室 【費用】1000円 【主催】日本大学都市空間研究会 【提供】安盛隆士さんよりお寄せいただきました。 =================================== 2004/2/2(月) ■日本建築学会まちづくり支援建築会議運営委員会   第1回シンポジウム「まちづくり支援と専門家の役割」[228号] ─────────────────────────────────── 2/20(金) ■住宅・まちづくりフロンティア2003   平成15年度 住宅まちづくり専門家養成講座   「住まい・まちづくりの先進事例」   春日敏男(世田谷区都市整備部都市整備課長)「新しい公共と地域行政の   役割」   浅海義治(世田谷まちづくりセンター)「世田谷区のまちづくり活動か   ら」[204号] ─────────────────────────────────── 2/27(金) ◎日本建築学会建築計画委員会住宅小委員会   第3回 ライフスタイル・住文化公開研究会   「都心居住の最新ライフスタイル動向−高層居住の視点から−」 【時間】18:00〜20:30 【場所】文化女子大学A館18階(渋谷区代々木3-22-1) 【費用】無料 【申込】E-mailまたはFaxにて「催し物名称、氏名、勤務先、同電話、 Fax」を明記して、下記までお申し込み下さい。 ※定員:50名(申し込み先着順) 【問合】日本建築学会事務局研究事業部 森田 E-mail:morita@aij.or.jp Fax:03-3456-2058 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 近年、都心居住推進の動きが活発です。都心では多くの超高層住宅建 設が進捗し、史上最大ともいわれる集合住宅供給により都心への人口 回帰が始まっています。最近の都心住宅の特色は、付加価値として共 用施設と管理体制を充実させ、特定でない多様なライフスタイルをも つ都心生活者に対応する住戸プランとして豊富なバリエーションをも っていることです。このような計画は、都市型住宅の萌芽期にみられ た数少ない個性的な都心居住者に向けたものとは大きく異なったもの です。 そこで、今回の公開研究会では、都心居住の最新のライフスタイル動 向について、「高層居住」に焦点をあて、都心立地の高層・超高層住 宅の最新事例の計画や健康影響に関する研究についてご講演いただき ます。参加者を交えて、都心居住、高層居住に関心をおもちの様々な 立場の方々と意見交換する場にしたいと考えています。 ★プログラム 18:00-18:05 司会:花里俊廣(筑波大学) 18:05-18:20 主旨説明・最近の計画研究の動向 浅沼由紀(文化女子大学) 18:20-18:50 事例1 六本木ヒルズレジデンス/角田朋哉(森ビル株式会社) 18:50-19:20 事例2 アクティ汐留/石渡廣一(都市基盤整備公団) 19:20-19:50 研究レポート 「高層居住による健康影響」織田正昭(東京大学大学院) 19:50-20:00 休憩 20:00-20:30 質疑・討論 【出典】日本建築学会の案内から =================================== 2004/3/11(木) ■集合住宅フォーラム「新たな価値づくりのための集合住宅計画論−事業に   係わる先進事例から得られるヒント−」[228号] ─<東海>────────────────────────────── 2004/1/10(土) ■みんなで一緒に考えよう!電子市役所[228号] ◎都市計画講演会   都市再生と居住地のデザイン−イギリスの事例を中心に− 【時間】13:30-16:30 【場所】名古屋都市センター・大研修室 名古屋市中区金山町一丁目1 番1 号 金山南ビル内 【問合】日本建築学会東海支部 T:052-243-6244/F:052-261-0251 【主催】(社)日本建築学会東海支部都市計画委員会 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (社)日本建築学会東海支部都市計画委員会では、毎年2 回の講演 会を開催しておりまして、今年の後期分として、「都市再生と居住地 のデザイン」と題しまして、本委員会の名城大学教授の海道先生と鹿 児島大学の教授で建築家の松永先生をお招きして、それぞれの角度か ら講演をいただいた後で、テーマについて対談で深めていただく企画 をしました。 日本においても、中心市街地など都市の再生はきわめて現代的な課題 であり、今回のイギリスの事例を中心にした内容は大変参考になると 考えております。みなさまの参加をお待ちいたしております。 講演1 :名城大学都市情報学部 教授 海道 清信 「イギリス都市の発展と再生」 講演2 :鹿児島大学工学部建築学科 教授・建築家 松永 安光(近代 建築研究所) 「アーバンビレッジの方法とデザイン」 【提供】松山明さん(名古屋都市センター)よりお寄せいただきまし た。 ─────────────────────────────────── 2004/1/17(土) ■NPOフェスタあいち2004[228号] ─────────────────────────────────── 1/25(日) ■なごや・まちコミ映像祭2003審査発表会[228号] ─────────────────────────────────── 1/31(土) ◎NPO法人・まちづくり支援協会「リング」第一回シンポジウム   「名古屋はどのような都市でありたいのか?―名古屋の未来ビジョンを考   える――」 【時間】午後1時開場 【場所】名古屋都市センター大研修室 (JR金山駅南、金山南ビル11階) 【費用】無料 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 人に思いがあるのと同じに、その土地固有の風土・地勢・歴史・文 化・人情など、土地柄ゆえの「都市の思い」というものがあるのでは ないでしょうか。名古屋はどのような都市でありたいのでしょうか。 これからの都市再生の時代にあたり、名古屋自身に内在する未来ビジ ョンの声に耳を傾けることが大切です。 名古屋は美しい都市でありたいのだと思います。また、潜在する環境 資源を活かした個性的な都市でもありたいのだと思います。 経済原則に依存しすぎの都市形成は、そういう「都市の思い」に反す ることが少なくありません。一方、未来ビジョンと言えば、わたした ちは自治体の総合計画を思い浮かべがちです。地域住民の個別の希望 も重要です。いろいろな立場と「都市の思い」とは、どのようにして 良い関係を作ることができるのでしょうか。そのことを真剣に考えな がら、都市の未来ビジョンに思いを馳せることがとても重要な時期に きています。 このシンポジウムでは、広く名古屋の市域全体を視野におさめなが ら、名古屋の未来ビジョンを探ります。 講演では、名古屋市企画部長の羽根田英樹氏をお招きし、名古屋にお ける都市ビジョンの変遷と昨今の都市再生に関する話題を提供してい ただきます。 鼎談では、羽根田氏に加え、都市計画学を専門とされる大村謙二郎 氏、建築意匠学を専門とされる瀬尾文彰氏の三方に、名古屋の未来ビ ジョンについて語りあっていただきます。 懇親会では、暮れなずむ街を見おろしながら、名古屋という都市の 「囁き」に、みんなで耳を傾けてみてはどうでしょうか。 1:20−1:25 挨拶:瀬尾文彰 NPOリング理事長 1:25−2:10 講演「名古屋のマスタープラン」           講師:羽根田英樹 名古屋市総務局企画部長 2:15−3:45 鼎談「名古屋はどのような都市でありたいのか?」           大村謙二郎 筑波大学教授、都市住宅学会副会長           羽根田英樹 名古屋市総務局企画部長           瀬尾文彰  大同工業大学教授、NPOリング理事長 懇親会: ラウンジにて、(参加費1000円)  5時閉会 【提供】兼田敏之さん(名古屋工業大学)よりお寄せいただきまし た。 =================================== 2004/3/25(木)-26(金) ■平成15年度環境教育指導者育成事業   環境教育リーダー研修基礎講座〜やってみよう環境教育〜[225号] ─<関西>────────────────────────────── 2004/1/24(土)-25(日) ■『トヨタ・アートマネージメント(TAM)講座vol.51:大阪セッション』[230号] =================================== 2004/2/7(土) ◎NPO地域デザイン研究会2004フォーラム   「環境先進都市『大阪』へのアプローチ」〜できることから始めよう!〜 【時間】13:30-17:00 【場所】大阪市立難波市民学習センター 講堂 大阪市浪速区湊町1−4−1 OCATビル4F 【費用】1000円(一般) 500円(会員) 【主催】NPO地域デザイン研究会 【申込】参加を希望される方は、氏名、所属団体/企業名、連絡先 (電話番号、FAX番号、E-mail)をご記入の上、 FAXもしくは、E-Mailにてお申込ください。 FAX:06-6533-3817 E-Mail:office@npo-rdi.com TEL:06-6535-2882 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 21世紀のキーワードの1つが「環境問題」。地球温暖化問題などを背 景に、まちづくりや都市づくりには「環境共生」や「循環型」による 具体策の組み込みが欠かせません。たとえば、都市のヒートアイラン ド化防止、都市の交通、エネルギー資源の有効活用、製品のリデュー ス・リユース・リサイクル、廃棄物の減量化、環境技術の開発、社会 経済活動やライフスタイルの変革など、課題は山積しています。     こうした課題に対応し、大阪で人々の活動を支える環境豊かな都市を 築いていくためには、行政・市民・企業・NPOなどそれぞれの分野で の大胆な取組と、互いの連携が求められています。     今回のフォーラムでは、研究者や首長らに集まっていただき、環境先 進都市「大阪」への道筋、何が障害になっているか、それを取り除き     何から始めるか、について考えます。 ・基調講演:「エコデザインで循環型環境都市を/キーワードはライ  フサイクルシンキング」      講師:池上俊郎(京都市立芸術大学教授<環境デザイン研究室>、      NPO法人エコデザインネットワーク副理事長)−エコデザインによ  り、循環型・環境共生型社会をめざし活躍中 ・パネルディスカッション「こうすればできる 環境先進都市『大  阪』」      パネリスト:池上俊郎(京都市立芸術大学教授)、海東英和(滋賀  県新旭町長)−菜の花プロジェクト、小風力発電など環境施策を住  民と共に推進、花嶋温子(大阪産業大学人間環境学部講師)−分  別・保管・収集など廃棄物管理システムと「ごみ箱」について研究  、堀内治(鹿島建設)−ウエットコンクリート、カニ護岸パネルな  ど生態系に配慮した土木構造物を開発      コーディネーター:平峯悠(NPO法人地域デザイン研究会理事長) ※詳細は、NPO法人地域デザイン研究会ホームページをご覧下さ  い。http://www.npo-rdi.com/ 【提供】鎌田徹さん(特定非営利活動法人地域デザイン研究会)より お寄せいただきました。 =================================== 2004/3/9(火) ◎日本建築学会 公開研究会   「環境心理生理からのアプローチによる住区・街路の計画と評価」 【時間】13:00-17:00 【場所】大阪市立大学文化交流センター大セミナー室 大阪市北区梅田1-2-2-600 大阪駅前第2ビル6階 【費用】会員1,000円 会員外2,000円 登録メンバー1,500円  学生500円(当日徴収) 【申込】大阪大学 山中 yamanaka@arch.eng.osaka-u.ac.jp 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 都市や地域におけるまちづくりや街路設計の場において、環境心理生 理評価に基づくアプローチを導入する試みについて事例や文献をもと に紹介するとともに、行政、住民、研究者が連携するための問題点や 環境評価手法について議論することを目的とする。 ★プログラム 1.環境工学的アプローチによる住民主導型まちづくりの支援 大阪市立大学 鈴木広隆 2.街路の温熱環境評価 大阪市立大学 鍋島美奈子 3.地域環境評価に関連する環境心理生理研究の動向 地域環境評価と心理生理WG 【出典】日本建築学会の案内から ─<北海道>───────────────────────────── ─<東北>────────────────────────────── ─<甲信越>───────────────────────────── ─<北陸>────────────────────────────── ─<中国>────────────────────────────── 2004/1/16(金) ◎中心市街地活性化シンポジウム「観光資源を活用した中心市街地活性化」 【時間】13:00-16:30 【場所】鳥取県民文化会館第一会議室 鳥取県鳥取市尚徳町101-5 【費用】無料 【主催】中国経済産業局、中心市街地実態調査・普及啓発事業実行委 員会 【申込】FAX:082-249-5598  株式会社成研  波出石 or 大石 E-mail : hadeishi@seiken-hiroshima.co.jp 【問合】中心市街地活性化シンポジウム開催事務局 株式会社 成 研  担当  波出石 or 大石         TEL 082−543−5551 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ★プログラム (1) 挨 拶 (2) 基調講演 ・第1部「中心市街地活性化と交通・観光」中国運輸局企画振興部長  三好紳介 ・第2部「観光資源を活用したまちづくり」伊勢商工会議所会頭 濱  田益詞 ・第3部「お笑い健康道場を活用した中心市街地の活性化と観光振  興」鳥取県経済同友会観光開発委員長 福本 登 (3) パネルディスカッション  テーマ「観光資源を活用した中心市街地活性化の方法について」  コーディネーター:国立徳山高専 助教授   パネリスト:松江商工会議所振興課長 江沢勉、尾道市産業文化部  商工課長 柏原悟、柳井商工会議所副会頭 坪野功 【提供】熊野稔さん(国立徳山高専)よりお寄せいただきました。 ─<四国>────────────────────────────── ─<九州>────────────────────────────── ─<アメリカ>──────────────────────────── ─◇◇定例会◇◇─────────────────────────── ■第2水曜日・・・おぎくぼ塾 ■第2金曜日・・・練馬まちづくりの会       ・・・まちまちサロン(奇数月) →【問合せ先】(有)プラネット 越野 圭子                  E-mail:VZB14263@nifty.ne.jp ■第2土曜日・・・小金井まちづくりの会 ※あくまで曜日は原則ですので、お出かけの際には、確認をしてください。 ─◇◇展示会・展覧会◇◇─────────────────────── (関東) (東海) (関西) (その他) ─◇◇連続講座◇◇────────────────────────── (北海道) (関東) ■東京大学先端まちづくり学校(社会人向け)まちづくりゼミナール[212号] 【日時】2004年:1/24(土)(両ゼミナールを同時開催) ■「すぎなみコミュニティカレッジ」(杉並区教育委員会)  杉並まちじゅう**(こめこめ)マップ―地域の情報を読み取り、加工し、  発信していく「地域情報コーディネータ」養成講座―[225号] 【日程】1/10(土)、1/17(土)、 1/24(土)、 1/31(土)、2/7(土)、2/14(土) (東海) (関西) (北海道) (中国) (その他) <ツアー(海外)> <インターンシップ他> ─◇◇その他◇◇────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆6 公募関係◆ ───────────────────────────────────────── ◇◇プロポーザル◇◇───────────────────────── ◇◇活動助成◇◇─────────────────────────── ◇◇参加者募集◇◇────────────────────────── ◇◇委員募集◇◇─────────────────────────── ◇◇意見募集◇◇─────────────────────────── ◇◇パブリックコメント募集◇◇──────────────────── <研究・論文公募>────────────────────────── ■第5回「住まい・まち学習」実践報告・論文募集  テーマ:「住まい・まち学習−次代の住まい手・つくり手を育む[226号] 【締切日】2004年2月13日(消印有効) ◇◇懸賞論文◇◇─────────────────────────── <コンペ>────────────────────────────── <調査地区募集>─────────────────────────── <意見募集>───────────────────────────── <作品募集>───────────────────────────── <提案募集>───────────────────────────── ■第2回土地活用提案競技(アイディア・コンペ)[223号伝言板] 【作品提出】平成16年1月16日〜1月30日。 【応募登録】応募登録を受付け中(平成15年11月14日必着) ■第3回ハウスアダプテーション・コンクール事例募集[226号] 【締切】2004年1月30日(消印有効) <テーマ募集>──────────────────────────── ◇◇職員募集◇◇───────────────────────────── ◇◇視察旅行◇◇───────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ─◇◇学会大会インフォメーション(2003年)◇◇────────────────── ───────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆7 編集部からのお知らせ◆ ───────────────────────────────────────── ○情報やご意見をお寄せください  ●「こんなことありました」というエピソード  ●こんな本を読みました(「まちづくり本」のコーナー)  ●研究会やイベントの参加者募集  ●コンサルタントのバイト、WSの学生のお手伝い募集募集 ○週まちのネットワーク 「週まち」に頂いた情報はこれらのML等にも掲載される可能性のあることを 予めご了承ください。     ・松戸まちづくりメーリングリスト     ・まちまちメーリングリスト(まちまち通信)     ・ニフティサーブ「川のフォーラム」 ○お知り合いで配信希望の方がいらっしゃいましたら、お知らせください。 ○情報をお寄せください。みなさんがまちづくりに関係あると思われることな らなんでも結構です。みなさんの手元にある情報を是非お寄せください。 (メール・FAXどちらでもOKです) ○転載に関してはみなさんの自発的な判断におまかせいたします。 ○今後の配信を希望されない方はそのまま、ご返信ください。 ==こっそり編集後記?コラム?(9週目)== ・年末からはじめた編集後記ですが、すっかりコラム風になってしまいまし  た。とりあえず、まちづくりの現場でその時々で感じたことを表現してみま  した。まだまだ、多くの課題がありますよね。  その一方で、「参加って「何への参加」なんだろう?」「合意って「誰の合  意」なんだろう?」ということをメタレベルでの課題は、各地でまちづくり  あるいは住民参加によるさまさまな取組が行われているにも関わらず、あま  り変わっていないようか気がします。  個人的に4年近く関わっている東京都某区における取組。まちづくり協議会  による計画提案を経て、個別事業への動きがはじまりました。その中で鉄道  連続立体交差事業に伴う、駅前広場の検討が行われています。行政が当初か  ら考えていたプランに対して、疑問を投げかける意見が出され、検討をする  ワークショップが開かれました。とはいえ、簡単に結論が出るわけではあり  ません。しかし、突然区担当者から「駅前広場に関しては、すでに(まちづ  くり協議会発足前)に行政決定していた」なるコメントが出されました。  問題はプラン妥当性ではなく、数年間の地域と行政による信頼関係の上に成  立していた協議会やワークショップといった取組そのものをあっさりと否定  してしまうことにあると思っています。  具体的な事例を出してしまいましたが、つまり現在では参加型まちづくりは  「仕組み」の中には取り入られてはおらず、行政担当者などの熱意や信頼に  依拠しており、「決める」場面とは断絶されているといえるのではないで  しょうか?  ずっと言われ続けていますが、現場での対話の技術を高めることと同時にま  ちづくりの仕組みの中に取り入れていくことに対して何をフィードバックで  きるかを考えて行かなくてはと考える年末です。来年はそんなことを積極的  に考えたいなと思っております。よろしくお願いいたします。(す)    あっという間の一年でした・・。今年は、都市計画家協会から賞を頂くな  ど、いろいろと充実した週まちの一年でした。。  これもまた、みなさんのご支援の賜物だと思っています。  さらなる展開に向かって、引き続きやっていこうかと思っています・・・・  名古屋エリアで何かやろうかな・・・みなさんの提案もお待ちしていま  す。・。・・・(よ)


週刊まちづくり第231号(2003年12月28日発行)
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