週刊まちづくり/267号(2004/10/03号)


週刊まちづくり/267号(2004/10/03号)




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□□□□◆週刊まちづくり◆□□□□ ---Weekly Machi-Zukuri---
2004/10/03(毎週日曜日発行)         267号(配信数1475)
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 ★★【週まち編集部より】★★   ○週まち編集部のメールアドレスを変更しました。 【旧アドレス】machi@sa.uno.ne.jp 【新アドレス】w-machi@machi-shuu.net ☆☆【今週の週まち】☆☆☆☆☆☆ 0 週まち関連イベント情報 1.まちコラム ・ちょいまち!!の「この人に逢いたい企画」  第10回「山中英生氏 編」(その2)指定管理者制度は地域づくりを拓いていくか(その3)神楽坂を代表する二大商店会の異質な個性とまちづくりへの貢献・4 2.まちづくり伝言板 ・「石田頼房先生を囲んで都市計画研究について語る会」についてアルバイト募集 3.まちづくり本 4.週まちリンク集充実中(ホームページ紹介) 5.まちづくりカレンダー 6.公募関係 7.編集部からのお知らせ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

───────────────────────────────────────── ◆0 週まち関連イベント情報◆ ───────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆1 まちコラム◆ ちょいまち!!の「この人に逢いたい企画」第10回 「山中英生氏 編」(その2)            =<三矢かつし>= ───────────────────────────────────────── 平成元年(1989)、未だ湯水の如く公共事業にお金が投入されていた時代に、 32歳の山中さんは、京都を出て徳島大学に都市景観の先生として赴任すること となる。この大学にきたことが、その後の山中さんのあり方を大きく前進させ ることとなった。 徳島大学にきて担った役割は、夜間の短期大学部の学生の教務担当、つまり卒 業させることが仕事であった。土木の専門性をお持ちであると共に、教育者と しての手腕をお持ちである事は、市民参加や合意形成を手がける上での重要で あると感じさせてくれる。 大学でのポジションも恵まれていた。大学の研究室の教授の方は、コンクリー ト工学を専門としており、交通計画を専門とする山中先生との間には研究活動 としての接点は少ない。故に、上司との距離が適切にあり、自由に発言し行動 することが出来たのだ。 しかも、上司の仕事の中でも山中さんの能力を必要とする場面だけに登用され るという、幸福な仕事環境があったというのだから羨ましい。 当時行った仕事では、「中規模の街路をどうするか」に関する調査活動を紹介 いただいた。道路計画は、そこにまつわる建物との調整プロセスでもある。建 て替え計画との連動、接道状況と地価の分析、都市の骨格となる道路の整備、 などをどのような形で進めて行くべきか、コンピュータシミュレーションを、 パソコンの技術の高い学生らと進めた。そこでは、景観シミュレーションも行 っていた。 そんな、半ばコンピュータにどっぷり漬かった世界から、市民参加型まちづく りとの出会いを果たしたのは、平成5年(1993)のことであった。「この人に 逢いたい企画第1回」で登場いただいた林泰義氏が代表を務める(株)計画技 術研究所出身の島博司氏がやってきたのだ。 「徳島県の広告物条例策定」の業務で東京からやってきた島氏が、都市景観を 扱う山中先生を委員会に巻き込んだ。この業務の最中、東京と徳島を行き来し ていた島氏は、やがて独立して徳島にやってくることとなり、現在ではこの地 方におけるNPO活動の中心的人物の一人(とくしまNPOフォーラム、徳島市のNP O支援センターなど)であるそうだ。 島氏の働きかけで、1994年には徳島にて初めてワークショップを活用した公園 (建て替えが進む住宅地内の公園)の改修計画づくりが試みられた。これは、 地元の建築士会との連携で実施されたもので、山中さんがワークショップに出 会う機会となった。「ワークショップ」や「東京都世田谷区の市民参加型まち づくり」をよく知らなかった地元建築士の方々も、これを一つの勉強の機会と して経験することとなった。 しかし、こうしたコミュニティを大切にした先見的取り組みは、地方に受け入 れられなかった。その後、コミュニティセンターを市民参加で計画する場面も あったが、地元関係者の間では「市民参加は大変だ」という捉え方がされ、積 極的な事業展開にいたらず、暫くワークショップが開催されることはなかった。 ただし、それは新しい状況前のお休みの時期であったようだ。 一方で、山中氏の研究活動においても、地区交通計画を検討する際に、国の役 人をしていた友人からから「自転車交通の研究」をするように進められ、それ が現在大きな研究課題の一つとなっているという。 といった議論を経て、山中氏は「主体性がなく、流されている」というのが実 感らしい。知らない間に専門家として祭り上げられ、地元の自治体職員から相 談を持ちかけられている、という状況らしい。「相談の始まりは、何の専門家 でもない。本当にどうしよう、というところから始まるんだよ」という言葉を 聞くとき、僕らも自分の状況との共通性を感じた次第である。 おまけに「いい加減、断らないとダメだ。昔はのめりこめたけど、最近は若手 に任せるようにしている」という追い詰められ方は、今回の「山中さんに逢い たい企画」ホスト役である寺内先生(国士舘大学、交通計画)ともほとんど同 じであるため、会場には笑いが起きた。つづく。 (まちしゅう副代表/論説主幹) ───────────────────────────────────────── 指定管理者制度は地域づくりを拓いていくか(その3)                           =<吉村輝彦>= ─────────────────────────────────────────  週まち読者からの指定管理者制度に関わる情報提供です。 ・管理委託と指定管理者制度の現状と課題−東京23区の施設設置条例の分析か ら−:東京都23区の現状を分析したものです。 →http://www.la-npo.org/shucho/news/kyodo/news_kyodo20040813b.html ・長野NPOセンターの指定管理者制度:市との意見交換なども記載されていま す。 →http://www.npo-nagano.org/topics/topics11/index.html +++++++++++++++++++++++++++++++  総務省によれば、指定管理者制度は、民間事業者の能力を活用し、多様化す る住民ニーズに対応し、効率的・効果的・能率的に公の施設の管理を実現する ことに重きがある。さて、何をもって、効率的・効果的・能率的というのか、 慎重に検討する必要がある。  一方で、指定管理者制度は、自治体にかなりの自由裁量度があり、これをい かに戦略的に活用するかどうかは自治体の姿勢に依存している。  つまり、指定管理者制度を、単なる民間事業者への規制緩和と捉えるのか、 あるいは、新しい公共やコミュニティ・ガバナンスの実現のために手段と捉え るのか、まさに、自治体の対応次第であり、同時に、市民・NPOセクターの力 量次第でもある。  さて、指定管理者制度は、どのように導入と業務の範囲を定め、指定を行う ことになっているのか?以下では、制度のポイントをいくつか記述する。 【1】条例の制定  個々の公の施設に指定管理者制度を導入する場合には、次の事項ならびにそ の他必要な事項を条例で定めることになっている。 (1)指定管理者の指定の手続き(申請、選定、事業計画の提出など) (2)指定管理者が行う管理の基準(休館日、開館時間、使用制限の要件) (3)業務の具体的範囲(施設・設備の維持管理、個別の使用許可)  条例を制定する、すなわち、この段階で議会の議決が求められている。つま り、条例をいかに作成するかにおいて、多様な主体の意思を反映させることも 不可能ではない。内容的には、選定方法(選定委員会など)、選定基準をどこ まで規定するかが、公正さや透明性の確保の観点から問われてくる。 【2】指定方法  条例に従って、議会の議決を経て、期間を定め、個々の指定管理者を指定し、 指定管理者が施設の管理を行う。  指定するためには、管理者を募集し、選定する作業が必要になる。 【3】利用料金制度  公の施設の利用に係る料金を指定管理者が自らの収入として収受することが できる。利用料金を導入するかは選択であるが、利用料金を指定管理者が定め る場合、条例で定められた枠組み(金額の範囲、算定方法など)に従い、あら かじめ地方公共団体の承認を受けなければならない。  管理運営の費用は、(1)全て設置者である地方公共団体からの支出金で賄 う、(2)一部を地方公共団体からの支出金で、残りを利用料金で賄う、 (3)全て利用料金で賄う、の方法が考えられる。  ただ、収益が出た場合に、「公の施設」として、それをどのように還元すべ きか、また、その場合、次年度以降の委託料はどのように考えるべきかなど課 題も多い。 【4】事業報告書の提出  指定管理者に指定された団体は、毎年度終了後、事業報告書を提出する。こ れによって、施設の目的に沿った利用をチェックすることが可能となる。ただ、 この過程での議会の関与は明示されているわけではない。 【5】指示、指示の取消、業務の停止命令  地方公共団体の長は、指定管理者に対し必要な指示を行なうことができる。 指定管理者が指示に従わない場合等指定の継続が不適当な場合には、指定を取 消し、または、管理業務の全部又は一部の停止を命令する。  さて、指定管理者制度の法改正によって、自治体は、今後どのように対応し ていかなければならないのか。  既存の管理委託されてきた施設は、指定管理者に移行するか、直営の選択を する必要がある。(経過措置があり、改正法施行後3年以内(平成18年9 月)までに指定管理者制度へ移行する。)  また、現在、直営している施設も指定管理者への移行が検討されることにな るだろう。  新たに管理を外部に委ねる施設は、その時点で適用することになる。  いずれにしても、住民の福祉の増進する目的をもつ「公の施設」が果たすべ き「公共」の役割に鑑み、住民サービス、住民の公平な利用、そして、適切な マネジメントの観点から(単なる行財政改革という観点からではなく)、再評 価を行うことが不可欠である。 #週まち読者のみなさんからの「指定管理者制度」に関わる情報を募集してい ます。実例などの情報をお持ちの方は、是非、吉村輝彦まで (teru2.yoshimura@nifty.ne.jp)。 ───────────────────────────────────────── 神楽坂を代表する二大商店会の異質な個性とまちづくりへの貢献・4=<平松南>= ───────────────────────────────────────── (要約)神楽坂には、坂下と坂上にふたつの主要な商店会がある。協働し合う 所もあるが、微妙に対抗する所もある。 この二つの商店会の個性と、超高層マンション問題や新たに神楽坂に進出した 全国チェーンの居酒屋白木屋の巨大看板問題騒ぎを巡る商店会とまちづくりの 会の反応を紹介する。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− Sの前にある葬儀屋さんでは照明の光が朝まで眩しい。神楽坂上信号から見る と、5つの看板はまるで不夜城がそびえているように見える。 朝5時まで営業しているので、客の出入りも騒々しい。 「わがもの顔だ」 街の多くの人が思った。 怒ったのは神楽坂商店街振興組合の理事長も同じだった。さっそくねじ込んだ。 しかし店長はのらりくらりとして埒があかない。 私たちはある日理事長と相談して、新宿区に介入してもらおうということにな った。 わたしは手始めに新宿区の担当部署に電話した。応対に出た職員は、熱心には なしを聞いてくれた。多分わたしが神楽坂商店会の会員であり、神楽坂地区ま ちづくりの会を名乗ったからだと思う。神楽坂商店街は新宿区の目玉の商店街 であり、まちづくりの会は、10年活動しているからそこそこ信用もある。わた しは30分も長電話をした。 いろいろとやり取りした後、新宿区はSの大看板が適法かどうかを調査するこ とになった。 数日後、区から電話があった。 「違反はありません」 そういわれたが、わたしたちはそれだけでは引き下がれなかった。 さらに対応策を練った。そしてまちづくりの会のS会長が新宿区の担当課へ神 楽坂側の要望書を提出しにいった。ガラス屋さんの御主人だけに、ヘルメット をかぶってさっそとバイクを飛ばしていった。 要望書には、Sの看板がいかに街に不釣り合いであるかということが書かれて いる。新宿区は神楽坂がお江戸の情緒を残した粋なまちと認識しており、また 神楽坂には官民一帯となって作り上げてきた街並み協定が策定され、街の人々 は多かれ少なかれ遵守してきたことにもふれた。 Sは神楽坂人気に依拠して出店したわけだが、神楽坂が人気を獲得するまでの 商店会や住民のロングヒストリーを忘れてはいけないということもそえておい た。 文章ははわたしが起草したが、添付書類に、もし私たちを袖にするようなこと があれば、マスコミにうったえてでも世論を喚起していくと付け加えた。 わたしの出身が講談社であるから週刊現代はもとより、友人知人がいる地元週 刊新潮、朝日新聞など大手新聞、テレビなどの名前を列記した。のちに朝日新 聞社社会部のO記者は実際に現地を見に来てくれた。 さすがにこの別紙には新宿区もひるみ「これは相手にはわたせません」と坂本 さんにいった。 後日談だが、この別紙はsの親会社にわったていて、交渉のときに先方はこれ にたいして反発してきた(続く)。 (季刊まちの総合誌「神楽坂まちの手帖」編集長)  連絡先:神楽坂まちの手帖ニュースwww.keyakisya.com ───────────────────────────────────────── ◆2 まちづくり伝言板◆ 「石田頼房先生を囲んで都市計画研究について語る会」について ───────────────────────────────────────── さて11月13日〜14日に広島国際大学で開催される、本年度の「日本都市 計画学会大会」にはご参加なさるでしょうか? じつは、その前夜、都市計画史分野で最初の建築学会大賞を受賞された石田頼 房先生を囲んでじっくり、都市計画研究について伺い、質問し、議論する場を 計画しました。 これは、私ども有志が自主的に計画したものですが、特に若い研究者のかたを 含む、どなたでもご参加いただけると幸いです。会場では、極めてインフォー マルに石田先生を囲み、車座になって自由に議論の輪を広げたいと考えていま す。 都市計画研究の面白さ、コツ、奥深さが分かる楽しい一時になると思います。 ぜひご出席くださるよう、心からお誘い申しあげます。 よびかけ人:秋本福雄、石丸紀興、安田 孝、渡辺俊一 【日時】11月12日(金)18時から20時ごろ 【場所】広島国際大学(呉キャンパス)1号館2階第3会議室 (JR新広駅から徒歩8分) 【費用】無料 (ただし各人食事・飲物を持参してください。「飲物みやげ」歓迎) 【申込・問合】東京理科大学 渡辺研究室 院生・後藤純 mail:town_and_country_planning@yahoo.co.jp tel&fax:04-7123-4785(office) 責任者:渡辺俊一(東京理科大学理工学部建築学科教授) ※1.mailでのお問い合わせ、お申し込みが確実です。 ※2.当日参加もお待ちしておりますが、なるべく正確な人数を把握し たいため事前申し込みをお願いいたします。 【提供】後藤純さん(東京理科大学)よりお寄せいただきました。 ───────────────────────────────────────── アルバイト募集 ───────────────────────────────────────── 私たちまちづくり観光機構は、吉祥寺まち案内所のスタッフ部分(吉祥寺コン シェルジュ)の運営を行っております。 現在、48名のコンシェルジュがいらっしゃいまして、吉祥寺の顔としてご活 躍くださっております。 この度は、案内所窓口のボランティアではなく事務所で事務局の作業をお手伝 いしてくださるアルバイトの方を募集いたします。 【募集要項】 時間;10:00から19:00 休憩60分 勤務日数;週2日から5日 (土・日・祝日出勤もあり)  月最低 8日以上の勤務希望 給与;まず2ヶ月の短期雇用契約。この期間は800円。本採用の際    には昇給あり。 待遇;交通費支給 応募資格;コンピューターの操作ができる方(ワード、エクセル程      度) 【問合】まちづくり観光機構 事務局 0422−23−1512まで 【提供】岩田洋和さん(まちづくり観光機構)よりお寄せいただきました。 ───────────────────────────────────────── ◆3 まちづくり本◆ (今週はお休みです) ───────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆4 週まちリンク集充実中◆ ───────────────────────────────────────── 週まちリンク集には大きく下記のような2種類があります。ご紹介いただく際 は【個人・組織・団体などの名前/URL/紹介者のお名前/(できれば一言 メッセージ)】を記載の上、編集部までお寄せください。 (1)週まちのネットワーク編────────────────────────────  ・みなさまの活動や所属しているグループや組織、あるいは個人のページに   ついてのご紹介をよろしくお願いいたします。  ・基本的には自薦とさせていただきます。   ※紹介者のお名前を掲載させていただくことによって、週まちを通じて各    活動に関心を持たれた方を少しでも近い関係でつながればことをめざし    ています。 (2)おすすめサイト紹介編────────────────────────────  ・自分が直接関わっているわけではないが、知人が関係している場合、ある   いは使える、面白いサイトなどをご紹介ください。 なお、リンク集は週まちHPのトップページからリンクされています。 ───────────────────────────────────────── ◆5 まちづくりカレンダー◆ ─────────────────────────────────────────

◎:新しく紹介するイベント ■:以前紹介したイベント([●●号]は掲載号) □:追加情報のあるイベント ☆:ホームページ版での新情報 <ちょい>:20代によるまちづくりを考える<ちょいまち>メンバーが関         わっているイベント バックナンバーは、以下に掲載中

|第251号|第252号|第253号|第254号|第255号| |第256号|第257号|第258号|第259号|第260号|第261号|第262号|第263号|第264号|第265号|第266号|

◇◇イベント情報◇◇ ─<関東>────────────────────────────── 2004/10/1(金)-3(日) ■埼玉・住まい・まちづくり交流展2004[263号] ■第12回全国雑木林会議多摩大会[264号] ─────────────────────────────────── 10/4(月)-7(木) ■ちば地域通貨まつり2004−まちの活性化とコミュニティの再生−[264号] ─────────────────────────────────── 10/6(水) ■参加と協働を考えるサロン おでかけサロンin熊谷  県北発 市民活動と協働のとりくみ−NPOくまがやの取り組みについて[265号] ■都市再生機構研究報告会[266号] ─────────────────────────────────── 10/7(木) ■たあとるセミナー「政策提案とNPO」[261号まちづくり本] ■第110回一木会    大久保隆行((株)ユー・シー・コーディネート代表取締役)「大型    コープ住宅の入居後の暮らしぶり、10年後、15年後、20年後の様子と    コープ手法の<参加>による街づくり」[265号] ■第1回メダカの学校    重松健(日本橋学生工房)「イタリア/オランダに学ぶ水辺都市戦略」[265号] ─────────────────────────────────── 10/8(金) ■震災10年が問うNGO・NPO〜国際協力への提言〜[264号] ─────────────────────────────────── 10/12(火) ■住宅都市国際協力研究会    ピーター・カマウ(筑波大学大学院環境科学研究科土地利用研究室)     「ケニア、ナイロビのスコッター地域の住宅事情と課題」[265号] ─────────────────────────────────── 10/13(水) ◎「この多様な世界で文化の自由を」『人間開発報告書2004』日本語版発    表記念シンポジウム 【時間】14:30-17:30(受付14:00より) 【場所】UNハウス3階 ウ・タント国際会議場      渋谷区神宮前5-53-70 【申込】以下から http://www.undp.or.jp/news/HDRsympo2004.html 【問合】FAX:03-5467-4722 TEL:03-5467-8239 Email:hdrsympo2004@infoasia.co.jp 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  国連開発計画(UNDP)発行の『人間開発報告書』は、貧困の撲滅、 環境の改善、人間の尊厳などについて、具体的な数字を挙げながら、 今何をなすべきかについて具体的提言をしつつ、本年、創刊から15年 目を迎えました。本年度の『人間開発報告書2004』は、「この多様な 世界で文化の自由を」という表題を掲げ、文化の多様性を尊重するこ とこそが私たち人類の共存共栄を可能にし、人間開発を進める基本的 条件であると論じております。  シンポジウムでは、マーク・マロックブラウン国連開発計画(UND P)総裁の基調講演が行われます。基調講演に引き続くパネルディス カッションでは、様々な分野の専門家が参加して、文化の自由と多様 性について議論する予定です。 ★プログラム 総合司会:近藤猛(UNDP東京事務所 次席代表) 14:30 - 14:35 開会の挨拶 近藤誠一、外務省広報文化交流部長 14:35 - 14:55 基調講演 マーク・マロックブラウンUNDP総裁 4:55 - 17:00 パネル討論 モデレーター:廣野良吉 成蹊大学名誉教授 パネリスト:ピーター・バラカン(ブロードキャスター)、カルマ・ ウラ(ブータン研究センター所長)、草野厚(慶応義塾大学総合政策 学部教授兼政策・メディア研究科委員)、蟹瀬令子((株)イオンフォ レスト代表取締役社長・「ザ・ボディショップ」社長) 17:00 - 17:30 質疑応答 【出典】同イベントの案内から ◎おぎくぼ塾2004 10月例会    牧野千穂「街を巡って」 【時間】19:00〜20:30 【場所】杉並産業商工会館 第1集会室 杉並区阿佐ヶ谷南3−2−19 (JR阿佐ヶ谷駅南口下車3分。場所がわからない方は駅前 の交番で杉並産業商工会館の場所を聞いてください。) 【費用】通信費・会場費として500円 【申込】会場予約の都合上、10月12日までにご出欠をお知らせ下さい。 TEL 03−5377−7166 FAX 03−5377−7167 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 卓越した描写力を自在に駆使して幻想的な作品を生み出した牧野邦夫 (1925〜86年)さんという洋画家がいました。その画家のモデルとし て、また最良のパートナーだった牧野千穂さんのお話です。お二人は、 喧騒に満ちていても静謐な気分に浸れるような街にいることを愛し、 全力を傾けたワークを、およそ3年周期の個展という形で結実させる と潔く離れ、別の街に移動したそうです。(牧野邦夫さんに関する ホームページより) 私たちの多くは都市生活者として、日常の街に触れています。画家邦 夫さんが何を見ようとしていたのか。その妻・千穂さんがどのような 想いを添えていたのか。今回は千穂さんのご好意により、牧野作品の うちの街を題材としたものを中心にしたDVDによる鑑賞をしながら、 芸術の秋を堪能してみませんか。 【提供】山田清さんよりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 10/15(金) □東京理科大学都市計画研究室presents   連続公開シンポジウム&バトルトーク   第2回 イギリス都市計画研究からのメッセージ[262号伝言板] 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 東京理科大学渡辺研究室では、本年度で最終年を迎えるにあたり、研 究室の学生が中心となり渡辺俊一教授「比較都市計画研究40年からの メッセージ」と題して、連続公開シンポジウムを開催する運びとなり ました。 第1回のシンポジウムでは、討論者に秋本福雄氏(東海大学教授)、 平山洋介氏(神戸大学教授)、司会者に杉崎和久氏(東京大学大学院 博士課程(大方・小泉研究室))を向かえて「アメリカ都市計画史研 究」についての議論を深めることができました。またアメリカ都市計 画研究にとどまらず、比較研究とその方法や理論と実践の関係につい てなど「研究とはなにか?」にまで踏み込んだ非常にアカデミックな 議論が行われました。 第2回は、まちづくりの先駆者である広原盛明氏(京都府立大学名誉 教授)とイギリス留学経験もありイギリス都市計画の第一人者である 中井検裕氏(東京工業大学教授)をゲストに迎え、英国田園都市やイ ンナーシティの問題、またアメニティなどのキー概念などを通して、 日本の都市計画を鋭くえぐる議論が行われると思います。 今回も若い世代を中心に多世代をつなぎ喧々諤々議論を行い、過去を 振り返りつつ過激に都市計画の未来を展望して頂きます。みなさまの ご参加をお待ちしております。 発題:渡辺俊一(東京理科大学教授) 討論者:広原盛明(京都府立大学名誉教授)、中井検裕(東京工業大 学教授) 司会者:吉村輝彦(国際連合地域開発センター) ■日本建築学会都市計画委員会ミニシンポジウム    −阪神淡大路震災、復興の10年−[266号] ◎比較住宅政策研究会    池田幹雄(東京都福祉保健局生活福祉課自立支援係長)「東京の路上生    活者施策」 【時間】19:00-21:00 【場所】新宿アイランドタワー19階都市公団東京支社第1902会議室 東京都新宿区西新宿6-5-1 (新宿駅西口から徒歩10分、丸の内線西新宿駅地下道で接続、 徒歩3分) (地図:http://homepage1.nifty.com/ebizuka/iland.JPG) 【費用】500円(参加費は、研究会終了後の講師を含めた飲み会の費 用や研究会の運営経費として利用します。) 【申込】参加希望者は、資料及び会議室の準備の都合がありますので、 あらかじめEメールで前日までにご連絡下さい。なお、ご連 絡がなく出席の場合は、座席や資料等が用意できないことが あります。申し込み後に欠席等する場合も、お手数ですが メールでご連絡下さい。 事務局:海老塚良吉 ryou.ebizuka@nifty.com 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 東京の路上生活者施策の中心は、常用雇用就労による自立を目指す 「自立支援事業」であり、緊急一時保護センター、自立支援センター を需要に応じて設置してきています。路上生活者問題に対しては、生 活保護制度が大きな役割を果たしてきていますが、居住問題に対応す るために、東京都は、新たな支援策として、3年間で2000室を借上げ、 低家賃で路上生活者に貸し付ける住宅を機軸とした新たな取り組みを 開始しました。これらの施策について報告いただき、議論します。 参考文献:『ホームレスと住まいの権利―住宅白書2004-2005』日本 住宅会議編、ドメス出版、2004年6月発行 【提供】海老塚良吉さんよりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 10/16(土) ■環境科学会セミナー   「自然再生事業をどのように進めるか〜パートナーシップとアダプティブ   マネージメント〜」[257号] ■第17回住教育フォーラム[264号] ■「涸れることなき  古くて  新しいもの」    -ナナオ・サカキ×ピーター・バーグ×辻信一 鼎談[264号] ■これからのまちづくり制度のあり方を徹底討論    まちづくり制度改革シンポジウム&ディスカッション[265号] ■日・英のまちづくり中間セクターが語る地域の知恵と誇り    Local knowledge exchange for empowering community capacities in    rural communities:Learning from Scotland and Japan.[266号] ■コミュニティビジネスシンポジウム[266号] ─────────────────────────────────── 10/19(火) ■第16回住宅月間協賛・まちなみシンポジウム    「ここまできた、環境にやさしい住まいづくり−住まい、そして暮らし    はどこまで地球環境にやさしくなったか−」[266号] ─────────────────────────────────── 10/22(金)-23(土) ■都市再生機構 都市住宅技術研究所特別公開[266号] ─────────────────────────────────── 10/23(土) ■SAHS住まい・場づくり実践塾   第4回 梅津政之輔(太子堂地区まちづくり協議会) 「住民参加による太   子堂のまちづくりに学ぶ」[255号伝言板] ■都市デザイン会議関東ブロックキャラバン    関東における近代産業の発展と盛衰、その遺構の現状と都市デザイン    第7回:企業城下町日立の未来を占う[264号] ─────────────────────────────────── 10/26(火) ■平成18年度まちづくりフロンティア2004「これからの都市再生と魅力ある   まちづくり」     F−4「まちづくりの現場から考える」−歴史ストックを活かしたまちづく   りー[251号] ─────────────────────────────────── 10/28(木) ■シンポジウム「美術館が都市を変える」[266号] ─────────────────────────────────── 10/29(金) ■第5回「建築紛争の現状と課題」講演会    −戸建住宅を巡る建築訴訟の現状−[266号] ─────────────────────────────────── 10/29(金)-31(日) ■ちば 建築とまちづくり展‘04[265号] =================================== 2004/11/1(月) ■国際ワークショップ「都市建築ストックの賦活・更新」[266号] ─────────────────────────────────── 11/20(土) ■SAHS住まい・場づくり実践塾   第5回 延藤安弘(まちの縁側育み隊代表)「まちの縁側育み隊の活動に   学ぶ」[255号伝言板] ─────────────────────────────────── 11/26(金) ■東京理科大学都市計画研究室presents   連続公開シンポジウム&バトルトーク   第3回 日本都市計画史研究からのメッセージ[262号伝言板] ─────────────────────────────────── 11/30(火) ■平成18年度まちづくりフロンティア2004「これからの都市再生と魅力ある   まちづくり」   F−5「マンション新時代を読む」−関係法令整備のプロセスとこれか   ら・そして事例研究―[251号] =================================== 2004/12/11(土) ■SAHS住まい・場づくり実践塾   第6回 楽多ビルの方々「障害者とともに生きるための場『楽多ビル』に   学ぶ」[255号伝言板] ─────────────────────────────────── 12/17(金) ■平成18年度まちづくりフロンティア2004「これからの都市再生と魅力ある   まちづくり」   F−6「まちづくりと地域ストックの活かし方」−コンバージョン・新し   い技術と手法・そして地域の活性化―[251号] =================================== 2005/1/12(水)-13(木) ◎(社)日本都市計画学会 『景観法 その実践に伴う課題と克服の手    法』〜ふつうのまちの景観法活用法〜 【場所】早稲田大学国際会議場 (東京都新宿区西早稲田1-20-14) 【費用】2日間参加:正会員17,000円/非会員19,000円/ 学生会員5,000円/一般学生7,000円 1日のみ参加:正会員9,000円/非会員10,000円/ 学生会員3,000円/一般学生4,000円 【申込】参加希望の方は、下記参加申込みページあるいはFAXにてお 申し込み下さい。参加受理通知と合わせて参加票と請求書等 を返信致します。詳細は、以下まで http://wwwsoc.nii.ac.jp/cpij/events/28seminar.html ※締切:12月13日(月) 【問合】 社団法人日本都市計画学会事業委員会都市計画セミナー担 当 TEL:03-3261-5407/FAX:03-3261-1874 E-mail:seminar@cpij.or.jp 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− わが国で初めての景観に関する総合的な法律として、「景観法」が制 定され、年内に施行されることになります(景観地区等一部を除く)。 そこで、今年度の都市計画セミナーは「景観」をテーマとした講演、 全国の自治体で適用しうる事例報告、景観法の課題と展望に関するパ ネルディスカッションで構成し、今後の良好な景観の形成につなげて いくことを趣旨としております。 会員の方々並びに自治体、企業、団体等の方々のご参加をお待ちいた しております。 ★プログラム 1月12日(水) 9:30 受付開始 10:20 開会挨拶 10:30〜11:20 基調講演『景観とまちづくり』鳴海邦碩(大阪大学大 学院教授) 11:25〜12:35 講演『景観法の狙いと可能性』梛野良明(国土交通省 都市・地域整備局都市計画課) 14:00〜14:50 事例報告『近江八幡の景観を守り育てていくために』 深尾甚一郎(近江八幡市) 14:55〜15:45 事例報告『屋外広告物整備事業』河島和博(岐阜市) 15:50〜16:40 講演『ふつうのまちの景観法』松原隆一郎(東京大学 大学院教授) 16:50 閉会 2005年1月13日(木) 9:30 受付開始 10:00〜10:50 事例報告『世田谷区風景づくり条例』岡嵜均(世田谷 区) 10:50〜11:45 事例報告『京都市の最近の景観行政の新しい動き』 寺本健三(京都市) 13:00〜13:50 講演『欧米の景観計画〜日本との比較から』西村幸夫 (東京大学大学院教授) 14:05〜16:45 パネルディスカッション『景観法の課題と展望』 コーディネータ:西村幸夫 パネリスト:倉田直道(工学院大学教授)、小浦久子(大阪大学大学 院助教授)、寺本健三、伊藤寛(福島県三春町元町長) 17:00 閉会 【出典】同イベントの案内から ─────────────────────────────────── 1/21(金) ■東京理科大学都市計画研究室presents   連続公開シンポジウム&バトルトーク   第4回 日本現代都市計画研究からのメッセージ[262号伝言板] ─<東海>────────────────────────────── 2004/10/7(木) ■豊田市ITS情報センターオープン記念シンポジウム    「地域の公共交通とITSを考える」[266号] ─────────────────────────────────── 10/12(火)-15(金) ■第1回団地再生卒業設計賞展[265号伝言板][266号] ─────────────────────────────────── 10/13(水) ■社団法人地域問題研究所第34回総会記念シンポジウム    「コミュニティ・イノベーション」〜地域ブランディングの時代〜[266号] ─────────────────────────────────── 10/15(金) ■第1回団地再生卒業設計賞展シンポジウム「ストック活用における建築    デザインの可能性」[265号伝言板] ─────────────────────────────────── 10/17(日) ■天白・もりのフォーラム「フィールドサーキット」   「赤とんぼと湿地の秋の花」[262号伝言板] ─────────────────────────────────── 10/23(土) ■天白・もりのフォーラム「フィールドサーキット」   「どんぐりまつり」[262号伝言板] ■名古屋都市センターまちづくり見学会    赤レンガ建物と幻の街道“紺屋海道”(半田市)    〜南吉のふる里のまちづくりを学ぶ〜[266号] ■親と子の建築講座    広小路まちなみ探訪 −作ってみよう!歴史的建築物[266号] ─────────────────────────────────── 10/24(日) ■天白・もりのフォーラム「フィールドサーキット」   「遠くへ行きたい!〜木の実の不思議〜」[262号伝言板] ─────────────────────────────────── 10/30(土) ■名古屋市都市景観セミナー    都市の景観―その手法と今後の展望―    景観条例20年・景観法元年 「これまでとこれから」[266号] =================================== 2004/11/3(水) ■スタートアップ・トークセッションーココロの温度が1℃上がる、ソー    シャルアントレプレナー達の挑戦ー[264号伝言板] ─────────────────────────────────── 11/5(金) ◎講演会「マンションの大規模修繕/リノベーション」 【時間】13:00-17:00 【場所】(財)名古屋都市センター11 階 460-0023 名古屋市中区金山町一丁目1番1号金山南ビル内 【費用】無料。講演資料を御希望の方:1,000円。 『集合住宅のリノベーション』3,800円を会場にて販売いた します。 【主催】日本建築学会・経済委員会・集合住宅管理小委員会 【申込】以下の参加申込書を10月22日(金)までにご返送していただき ますようお願いします(返送方法はFAX、郵送、emailいずれ でも結構です)。 椙山女学園大学・生活科学部・生活環境デザイン学科・村上 研究室 山口あて FAX:052-782-7265 郵送:464-8662 名古屋市千種区星が丘元町 17-3 email:muraken@he.sugiyama-u.ac.jp ※定員:80名(先着順) <参加申込書> 氏名 勤務先 連絡先 TEL(自宅・勤務先) FAX(自宅・勤務先) E-mail ※この申込書は、会場の準備の都合等から、事前に参加人数 を把握するために提出していただくものです。勤務先及び連 絡先については差し支えのない範囲内でご記入ください。 【問合】椙山女学園大学・生活科学部・生活環境デザイン学科・村上 研究室 担当:山口、松本(tel:052-781-4529) 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  今日、ハウジングの重点は、フロー(新建設)からストック(既存 住宅)対策に変わりつつあり、その中で集合住宅のリノベーションが 注目されています。日本における集合住宅・マンションのリノベーシ ョンは、公営住宅など公的な賃貸住宅を中心に試みられており、つい で民間のマンションでも、住戸内のリフォームに加えて共用部分を対 象としたリノベーションが、現在の大規模修繕の経験を踏み台として 取り組みが増すと思われます。その技術的、組織的な方法を総括しな がら発展の方向を模索し提示していくことは、重要な課題です。  このため、日本建築学会建築経済委員会集合住宅管理小委員会では、 2001年度から集合住宅のリノベーションに関する調査研究を行ってお り、この3年間の委員会活動の成果をまとめ、このたび『集合住宅の リノベーション』(技報堂出版)として出版の運びとなりました。本書 では、第1編で民間マンションを扱い、大規模修繕からリノベーショ ンへと繋がる多彩な事例、増築も含めた大小様々なリノベーションを 紹介しており、第2編では公的な賃貸住宅で実施されているリノベー ションについて、マスハウジング期のストックをどのように活用して いくかというアイデアを紹介、第3編では欧米を中心に海外のリノベ ーション事例をとりあげ、わが国が学ぶべきものは何かという視点か ら考察しています。  本書で扱ったリノベーションについて、集合住宅の管理や補修の実 務に関わっておられる方々、計画や設計、工事の専門家、そして年数 を経た集合住宅に住む方々に向けて広く情報を提供し、この情報を刺 激として将来素晴らしいリノベーション事例を作っていただくため、 講演会を企画いたしました。 ★プログラム 司会:米野史健(国土交通省国土技術政策総合研究所) (1)趣旨説明(1:00-1:20):米野史健 (2)マンション長命化のための大規模修繕とグレ-ドアップ(1:20-  2:00)田辺邦男(関東学院大学) (3)マンションのグレ-ドアップと性能改善・屋外環境改善(2:00-  3:00)星川晃二郎(汎建築研究所) 休憩(3:00-3:10) (4)マンションのリノベーションに関わる法制度(3:10-4:00)長谷川洋  (国土交通省国土技術政策総合研究所) (5)海外事例にみる改善アイデア(4:00-4:50)村上心(椙山女学園大学  生活科学部) (6)まとめ(4:50-5:00)三宅醇(東海学園大学人間健康学部) *講師は都合により変更することがあります。 【提供】村上心さん(椙山女学園大学)よりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 11/6(土) ■天白・もりのフォーラム「フィールドサーキット」   「自然観察教室」[262号伝言板] ─────────────────────────────────── 11/7(日) ■天白・もりのフォーラム「フィールドサーキット」   「子どもの遊び場を体験!〜焼き芋パーティ〜」[262号伝言板] ─────────────────────────────────── 11/13(土) ■天白・もりのフォーラム「フィールドサーキット」   「自然観察・竹林路整備〜秋の草花観察〜」[262号伝言板] ─────────────────────────────────── 11/14(日) ■天白・もりのフォーラム「フィールドサーキット」   「秋の川を感じよう〜秋の河川敷の草花観察〜」[262号伝言板] ─────────────────────────────────── 11/20(土) ■天白・もりのフォーラム「フィールドサーキット」   「バードウォッチング〜野鳥の宝庫・荒池から〜」[262号伝言板] ─────────────────────────────────── 11/20(土)-21(日) ■ソーシャルアントレプレナーシップ養成講座    ーCompassion(寄り添うココロ)から生まれる、あなただけのシゴトー[264号伝言板] ─────────────────────────────────── 11/21(日) ■天白・もりのフォーラム「フィールドサーキット」   「自然の恵みに感謝!〜木の実でジャムづくり〜」[262号伝言板] ─────────────────────────────────── 11/23(火) ■天白・もりのフォーラムシンポジウム「みぢかな自然が学校だ!」[262号] ─<関西>────────────────────────────── 2004/10/5(火) ■04年第8回都市環境デザインセミナー    三宗司郎(建築家・昭和設計 代表取締役社長)「中国の都市開発と環    境デザイン〜現状から展望と課題を探る〜」[264号] ■日本のすまいの未来を考える    すまい・まちづくりフォーラム関西21 2004年シリーズ    「木の文化で都市の再生は可能か」第14回[266号] ─────────────────────────────────── 10/11(月) ■パネルディスカッション「大阪市民のオアシスはZOOっとここ!」    −市民と行政の協働 私たちの場合−[265号] ─────────────────────────────────── 10/16(土) ■雨水利用セミナー「防災・災害と雨水」[263号] ─────────────────────────────────── 10/19(火) ■日本のすまいの未来を考える    すまい・まちづくりフォーラム関西21 2004年シリーズ    「木の文化で都市の再生は可能か」第15回[266号] ─────────────────────────────────── 10/30(土)-31(日) ■第13回都市環境デザインフォーラム関西「歴史と向き合う街とは、癒     しの風景とは」[264号] =================================== 2004/11/27(土) ■第2期 道路環境市民塾―続・クルマ依存社会を考える―   第2回「測定・体験・R43公害〜考えよう阪神間の交通と未来像〜」[260号] ■雨水利用セミナー「ヒートアイランド現象と雨水地下浸透」[263号] =================================== 2005/1/22(土) ■第2期 道路環境市民塾―続・クルマ依存社会を考える―   第3回「ある日突然!道路建設の話が・・・。あなたならどうする?〜私   の街に大きな道路が通ったならば〜」[260号] =================================== 2005/3/12(土) ■第2期 道路環境市民塾―続・クルマ依存社会を考える―   第4回「西淀川で交通まちづくりを考える〜まちの“たからもの”再発見   フィールドワーク&ワークショップ〜」[260号] ─<北海道>───────────────────────────── ─<東北>────────────────────────────── 2004/11/1(月) ■シンクタンクふくしまセミナー2004    テーマ『地方分権時代の行政経営を考える〜変える人が得をする仕組み    へ〜』[266号] ─<甲信越>───────────────────────────── 2004/10/21(木) ◎第3回福島・山形・新潟三県景観フォーラム「住民と行政が協働で行う    景観づくり」 【時間】13:30-16:30 【場所】「岩船広域教育情報センター」視聴覚ホール 村上市田端町4番25号   TEL0254-53-7511 (JR村上駅より徒歩約10分、県立桜ヶ丘高校前) 【費用】無料 【申込】参加人数を把握するため、参加申込書に必要事項を記入の上、 担当までFAX等にてお申し込みください。 10月14日(木)必着 【問合】新潟県土木部都市局都市政策課広域都市政策班 保科・木戸 TEL 025−285−5511内線3327・3333 FAX 025−285−0624 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今まで景観形成に取り組む活動は、行政に比べて住民活動が活発で 様々な景観保存運動などを展開していました。しかし、6月に景観法 が公布され、行政側も建築物等の形態意匠について変更命令が可能と なり、景観形成の規制を強化できるようになりました。今後は、住民 と行政が「協働」で良好な景観形成に取り組むことが重要となります が、今回のフォーラムを通じ「協働」の手法を探ります。 ★プログラム ・午後 1:30から 3:00 あいさつ・基調講演  基調講演:岡崎篤行(新潟大学工学部建設学科助教授)「歴史的町  並みの保全と景観づくり」 ・午後 3:10から 4:40 パネルディスカッション  パネルディスカッション      ・テーマ   「住民と行政が協働で行う景観づくり」      ・コーディネーター 新潟大学工学部建設学科 岡崎篤行助教授      ・パネリスト 福島県:三瓶一壽((有)三春設計舎代表取締役)            山形県:佐藤奈己(外堀堰再生・保存の会 事務局)            新潟県:吉川真嗣(村上町屋商人会会長) 【提供】岡崎篤行さん(新潟大学)よりお寄せいただきました。 =================================== 2004/11/8(月)-11(木) ■「INTA・新潟」国際都市政策会議   経験から学ぶ。ヨーロッパと日本における都市の創造[261号] ─<北陸>────────────────────────────── 2004/10/9(土)-10(日) ■NPOフォーラムin福井   「協働のまちづくりにおける地域の役割、そしてNPOの役割」[260号] ─<山陰>────────────────────────────── ─<中国>────────────────────────────── ─<四国>────────────────────────────── ─<九州>────────────────────────────── 2004/10/22(金) ◎日本不動産学会設立20周年記念事業    シンポジウム「持続可能な都市再生を支える不動産学」 【時間】13:30-16:50 【場所】福岡県福岡市・アクロス福岡(地下2階)イベントホール 【申込】参加を希望される方は、FAXまたはe-mailで名前・所属・連 絡先(住所)をお知らせください。折り返し参加章をお送り します。 定員(300名)になり次第、申し込みの受付は終了させていた だきますのでご了承ください。 社団法人日本不動産学会 事務局 松枝 100-0004 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル836区 TEL 03-3213-1844 FAX 03-3213-2397 E-Mail:jares@js4.so-net.ne.jp 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  都市再生事業を日本経済の活力を再創造する政策手段として政府は 重視して多くのプロジェクトを推進している一方において、地球温暖 化の防止をねらった京都議定書の推進など「持続可能な開発」 (Sustainable development)へも本格的にコミットしている。都市 再生も環境保全も市場機構による選択と市民の価値を反映する公共的 な意思決定による選択を整合させて、公共選択を積み重ねて実現して いく必要がある。都市づくりと環境づくりをあわせ、土地や建物の売 買や活用を通じて実現していくことに関わる不動産学の研究成果を一 般市民に公開し、不動産学の研究の社会的貢献の理解を深めていくこ とを目的とする。 ★プログラム 13:30-13:40  開会宣言(司会進行者挨拶)  三橋博巳(日本不動産学会常務理事、日本大学教授) 13:40-14:10  基調講演「持続可能都市への再生のあり方」 松野仁(都市再生機構理事) 14:25-16:30   パネル討論「持続可能社会づくりを支える学術活動のあり方」 座長:野村好弘(日本不動産学会会長、明治学院大学教授) パネリスト:細江守紀(日本不動産学会理事、九州大学大学院教授) 、廣崎利洋(アスクプラニング会長)、原科幸彦(日本不動産学会常務 理事、東京工業大学大学院教授)、松岡俊和(北九州市環境局計画課 長)、福岡市の都市計画担当官 16:30-16:50  総括 熊田禎宣(日本不動産学会常務理事、千葉商科大学教授) 【出典】同イベントの案内から ─<アメリカ>──────────────────────────── ─◇◇定例会◇◇─────────────────────────── ─◇◇展示会・展覧会◇◇─────────────────────── (関東) (東海) (関西) (その他) ─◇◇連続講座◇◇────────────────────────── (北海道) (関東) ■遊育プログラム根っこ編2004「遊び場のプロを目指せ!」[261号] 【期間】9/2(木)〜12/9(木) 各回参加も可能 全14回 ■特定非営利活動法人えどがわエコセンター 環境学習リーダー養成講座[263号] 【日時・期間・内容】  10月9日(土)、10月16日(土)、10月23日(土)、10月30日(土)  11月6日(土)、11月13日(土)、11月20日(土)、2月(予定) ■第3回まちづくりコーディネーター養成講座「人とまちと自転車の心地    よい関係づくりを考える」[264号] 【日程】10/23(土) (東海) ■まちの縁側大楽延藤安弘楽長がおくるわくわくプロジェクト  【まち育てコーディネーター(エンギニア)養成塾】[252号伝言板] 【日程】10/8(金)・11/12〈金〉・12/10(金) 1/14〈金〉・2/11〈金〉・3/11(金) ■中濃まちづくりNPO志縁塾[254号] 【期日】2004年7月10日〜10月9日(約3ヶ月間) 10/9(土)13:30〜15:30 ■なごや環境塾2004 参加者募集[255号] 【日程】10/2(土)、10/16(土)、11/6(土)、12/11(土) 原則10時から16時30分 (甲信越) ■新潟まち遺産の会連続公開講座「町並み保全型まちづくりの理念と手    法」[264号] 【日程】10/9(土)、11/20(土)、12/4(土) (関西) ■まちづくり実践大学XU 〜夢を形にするちから〜          「探ってみよう!わたしたちのまちの姿U」[261号] 【日時】ワークショップ:10/6(水)、10/13(水)、10/20(水) 13:00〜15:00   ワークショップ成果発表…10/27(水)18:30〜21:00 (北海道) (中国) (その他) <ツアー(海外)> <インターンシップ他> ─◇◇その他◇◇────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆6 公募関係◆ ───────────────────────────────────────── ◇◇プロポーザル◇◇───────────────────────── ◇◇活動助成◇◇─────────────────────────── ■第13回「住まいとコミュニティづくり活動助成事業」公募[265号伝言板] 【公募期間】2004年10月1日から12月1日まで。12月1日必着。       (11月30日までの消印有効) ◇◇参加者募集◇◇────────────────────────── ◇◇委員募集◇◇─────────────────────────── ◇◇意見募集◇◇─────────────────────────── ◇◇パブリックコメント募集◇◇──────────────────── ◇◇提案募集◇◇─────────────────────────── <研究・論文公募>────────────────────────── ◇◇懸賞論文◇◇─────────────────────────── <コンペ・コンテスト作品>────────────────────── <調査地区募集>─────────────────────────── <意見募集>───────────────────────────── <事例募集>───────────────────────────── <提案募集>───────────────────────────── ■鳩の街商店街・お店づくり提案を募集します[263号伝言板] 【応募登録締切】10月11日(月) <テーマ募集>──────────────────────────── <その他>────────────────────────────── ◇◇職員募集◇◇───────────────────────────── ◇◇視察旅行◇◇───────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ─◇◇学会大会インフォメーション(2004年)◇◇────────────────── ───────────────────────────────────────── ●:中部地域で実施。 土木計画学研究発表会:神戸大学:6/5(土)〜6(日) ●日本計画行政学会中部支部大会:金沢市民芸術村:6/11(金) 国際開発学会春季大会:北九州国際会議場:7/3(土) 土木史研究発表会:岡山大学:7/3(土)〜4(日) 日本建築学会:北海道大学:8/29(日)〜8/31(火):投稿受付終了 ●土木学会:愛知工業大学:9/8(水)〜10(金):投稿受付終了 国際都市計画シンポジウム:北海道大学:9/11(土)〜12(日):投稿受付終了 日本地域学会:早稲田大学:9/11(土)〜12(日) 日本社会情報学会:電気通信大学:9/16(木)〜17(金):5/28申込〆切、7/16原稿〆切 日本計画行政学会:慶応大学湘南藤沢キャンパス:9/18(土)〜19(日) 環境経済・政策学会:広島大学:9/25(土)〜26(日) 環境科学会:関西学院大学:9/30(木)〜10/1(金):6/30〆切 ●日本環境共生学会:常滑市:10/1(金)〜2(土):6/30申込〆切、7/31原稿〆切 地理情報システム学会:工学院大学:10/5(火)〜7(木) 環境アセスメント学会研究発表会:沖縄大学:10/16(土)〜17(日):8/2申込締切、9/15:原稿締切 ●日本都市計画学会中部支部研究発表会:大同工業大学:10/29(金) 環境システム研究論文発表会:東洋大学:10/30(土)〜31(日) 日本都市計画学会:広島国際大学:11/13(土)〜14(日):5/7原稿〆切 環境情報科学センター:日本大学会館:11/18(木):5/10応募〆切、6/7原稿〆切 日本不動産学会:福岡大学:11/20(土)〜21(日) 国際開発学会:JICA国際協力総合研修所:11/27(土)〜28(日):7/23応募〆切、10/13原稿〆切 ●都市住宅学会:椙山女学園大学:12/3(金)〜5日(日):5/31応募登録〆切、6/30原稿〆切 ───────────────────────────────────────── ◆7 編集部からのお知らせ◆ ───────────────────────────────────────── ○情報やご意見をお寄せください  ●「こんなことありました」というエピソード  ●こんな本を読みました(「まちづくり本」のコーナー)  ●研究会やイベントの参加者募集  ●コンサルタントのバイト、WSの学生のお手伝い募集募集 ○お知り合いで配信希望の方がいらっしゃいましたら、お知らせください。 ○情報をお寄せください。みなさんがまちづくりに関係あると思われることな らなんでも結構です。みなさんの手元にある情報を是非お寄せください。 (メール・FAXどちらでもOKです) ○掲載されている情報の転載に関してはみなさんの自発的な判断におまかせい  たします。また、コラムの転載に関しては、執筆者の確認を必要としますの  で、編集部までご連絡ください。 ○今後の配信を希望されない方はお手数をお掛けいたしますが、編集部までご 連絡ください。 ==続・こっそりコラムのような編集後記(5週目)== ・言葉は難しいというはなし。あたりまえなのだが。  まちづくりに限らず、福祉や環境あるいは教育など地域のさまざまな課題の  存在に他の人よりも少し早めに気づいて、行動をする。そしてその課題の存  在を少しでも多くの人に知ってもらいたい。そんな時に使ってしまう言葉に  「啓発」という言葉がある。恥ずかしながら、この言葉はあまり使わない方  がいいらしい。また、「啓蒙」という言葉についてはよりふさわしくないと  いうことを数ヶ月前に知った(こちらも恥ずかしながら)。 ・ちなみに広辞苑によると  【啓発】知識をひらきおこし理解を深めること。  【啓蒙】無知蒙昧な状態を啓発して教え導くこと。  つまり、上下関係が前提となっていることがよくない。 ・そうなると、どんな言葉を使っているんだろうとネットで検索してみると、  全国のさまざまな審議会などで同様の議論がされていることがわかった。そ  こでは「意識の浸透」「理解の普及」「理解を深める」などと言い換えてい  るようだ。果たしてその言い換えはわかりやすいのか?  そこで、普及という言葉を調べてみると「広く一般に行きわたること。また  は行きわたらせること」。さてさて、「行きわたらせる」?。 ・一方で、「PR」という言葉も使われるわけだが、これに関して、同様に広  辞苑には「企業体または官庁などが、その活動や商品などを広く知らせ、多  くの人の理解を高めるために行う宣伝広告活動。または、広く一般的にも言  う。」となっている。しかし、これは現在の日本での多くの理解であるが、  「パブリック・リレーションズ」の語源は「社会との関係づくり」であるわ  けだから、本来は一番適切な言葉かも知れない。 ・つまり、まちづくりが多様な人々の対話が前提となることは自明であるが、  その中で言葉は対話のためのシグナルとして考えたとき、間違った現在の語  法と現状と本来あるべき語源のどちらで表現をするか、とても身近な悩まし  い問題と改めて考えてしまったのでした。(す)


週刊まちづくり第267号(2004年10月3日発行)
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