週刊まちづくり/18号(99/08/14号)



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□□□□◆週刊まちづくり◆□□□□ ---Weekly Machi-Zukuri---
99/08/14(毎週土曜日発行)             18号(配信数152)
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【※等幅フォント半角70文字の設定でお願いします】
週まち(週刊まちづくり)ホームページ

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┃今号の内容                  ┃
┃     1 まちコラム           ┃
┃     2 まちづくり本          ┃
┃     3 まちづくり伝言板        ┃
┃     4 まちづくりカレンダー      ┃
┃     5 編集部からのお知らせ      ┃
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◆1 まちコラム◆
「つれづれなる連載」【その1】=<吉村輝彦>=
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 この「週まち」も多くの人に配信するようになりつつあり、コラムも伝言板
もあんまり気楽に書けなくなるという懸念もあるかもしれません。が、ここ
は、ふと感じたことを書く場と思って下さい。そして、気楽に読んでいただけ
ればと思います。今回から「つれづれなる連載」も「計画づくりにおける参加
型アプローチ」と同時並行的に進めたいと思います。必ずしも、特定のテーマ
に関わらないもので、ふと思うことを書いてみます。世間は夏休みのようでも
ありますし、ちょっと気楽にと。。

 今回は、朝日新聞の8/8(日)朝刊の読書欄の「書棚から」に掲載されたも
のを紹介します。評論家の松山巖氏が書いたものです。

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 先月25日の朝刊で高山英華氏の逝去を知ったが、報じる記事の小ささに少々
驚いた。
 氏は戦前、旧満州、大同の計画に参加し、戦後は首都圏総合計画、新宿副都
心計画、東京オリンピック、大阪万博、各地のニュータウンなどの都市計画を
主導。また東大都市工学科を創設したから、氏の弟子、孫弟子たちが、現在、
市町村に至るまでの都市行政を指導している。
 つまり氏が戦後日本の都市風景におよぼした力は良くも悪くもあまりに大き
い。
 だから記事の扱いに驚いた。
 それはしかし、氏も、育てた都市計画家たちも、行政の陰に隠れて顔が見え
ないためだ。都市環境は誰にとっても重要な問題である。だが、都市計画家は
知られない。彼らは行政と住民をつなぐ立場にあるのだが。
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 本文では、この後に、ケビン・リンチのことに言及し、彼の仕事も一般的に
は評価が低い。多くの人は彼の名さえ知らないのではあるまいか、と指摘して
いる。ケビン・リンチはともかくとして、この都市計画家に対する認識はこれ
また良くも悪くも今の現状を如実に示しているように思われます。

 さて、日本には、日本都市計画家協会というものがあります。その「設立趣
意書」を見てみます。

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(略)
 21世紀にむけての私達の大きな主題は、これからの都市社会を身近な人間的
視点から、又広く地球的視野からいかに感性豊かに構想し、具体的に組み立て
てゆくか、また、それによって 都市の持つ問題群をいかに乗り越えてゆける
かであり、都市の次世代に向けてのリストラクチャリング(再生)と発展のた
めの戦略と具体策の構築--
これは広い意味での「都市計画」と呼んでもいいでしょう--が目指されなけれ
ばなりません。
 そして、そのためには、日々様々な立場からこのような広い意味での都市計
画に関係し、もしくは関心を持つ人々、21世紀の都市社会のあり様に想いを致
す人々がまずその叡知とエネルギーを結集してこの主題を追求していく必要が
あります。都市計画の専門家をはじめ、これに関心を持つ文化人、経済人、学
界、官界等多方面の有志が結集し、自由で実践的な活動を通じて、新しい次世
代の都市計画を社会的に確立してゆくことが不可欠だと考えられます。そして
このような運動を通じて、豊かな構想力、行動力をもった〈都市計画家〉の社
会的存立基盤を高め、またその育成を図ってゆく必要があります。

 「日本都市計画家協会」は都市計画に関わる人達の個々の社会的働きかけに
とどまらず、広く社会的に問題提起し、行動の輪を広げて行く一方、地域社
会、国際社会における幅の広い交流を推進し、21世紀にむけての都市づくりム
ーブメントの核となろうとするものです。
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 ここでは、単にフィジカルな都市計画を扱うものとしてではなく、現実には
まちづくりの文脈で扱うものを対象とした様々な人々の知恵を結集していくと
いうことでしょう。

 しかし、現実には、都市づくりの中で、都市計画家の姿は一般的には、見え
にくいと言えるのではないでしょうか?そもそも、都市計画家って何?都市計
画家って何をするの?都市計画家って誰の見方なの?なんていう疑問も出てき
そうです。

 建設省も、「公共事業のアカウンタビリティの向上を目指して」「コミュニ
ケーション型国土行政の創造に向けて」といった新しく見えることをやろうと
しています(現実の評価は別にして)。市民活動団体も様々な力を蓄積してき
ました。そして、今の世の中なんだか風雲ただならぬ様相を示している中で、
本当に都市づくりムーブメントの核になれるのかが問われているのではないで
しょうか。都市計画家はいったい何をなすべきか?
といいながら、やっぱり根本的な問題として、都市計画家は何をする人なんで
しょうか?
(週刊まちづくり編集部・国連地域開発センター)

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◆2 まちづくり本◆
今回はお休みです。
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◆3 まちづくり伝言板◆
=<「MONOまちづくり」のご紹介(その2)>(矢崎早人さん)=
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 前回のご報告から少し間があいてしまいましたが、今回はMONOまちづくりの
具体例として多治見市を取り上げたいと思います。多治見市は美濃焼の里とし
て知られる岐阜県南部の人口約10万人の都市です。美濃焼の歴史は平安時代
から始まり、安土桃山時代には織田信長の保護を受け、日本の製陶の中心とな
っていました。現在、多治見市、瑞浪市、土岐市、笠原町を含む東濃地域で
は、全国の陶磁器生産量の約半分を生産しています。また、1986年からは
この3市1町で世界の陶磁器を集めた「国際陶磁器フェスティバル美濃」を開
催しています。

 美濃焼に関する施設としては、岐阜県陶磁器資料館や岐阜県陶磁器試験場、
多治見市陶磁器意匠研究所があります。また、美濃焼を活かしたまちづくりと
しては、駅前広場や各道路沿いに陶芸作品を設置したり、タイルを用いた土岐
川の護岸整備を行ったりしています。ソフト面では、数多くの陶器まつりが開
催されているほか、観光者のための作陶教室もいくつか開かれています。

 このように、多治見市では陶磁器産業とそれを活かした観光産業の振興が行
われてきました。そして、MONOまちづくりへの今後の取り組みとしては2つの
構想があります。一つは「オリベストリート構想」で、新しい商業空間の創出
に向けて市が単独で取り組んでいます。オリベストリートのオリベは古田織部
のことで、千利休の高弟で信長、秀吉、家康に仕えた戦国の武士です。斬新で
自由な発想という古田織部の精神を活かした再開発修景事業などを進めていま
す。もう一つは、県の広域事業として計画されている「国際陶磁器テーマパー
ク(仮称)」です。日本の美濃焼から世界の美濃焼をコンセプトに、2000
年度末のオープンを目指しているそうです。

 私自身は多治見市へは2度ほど訪れたことがあります。2回しか訪れたこと
がないのにあまり大きなことは言えませんが、多治見市の中心部は多くの駐車
場が存在して、商店街も衰退気味です。観光者としては、今ひとつインパクト
が弱く、これからという感じがします。しかし、多治見市訪問の際にとても印
象的だったのは、小学校の給食の食器に陶器を使用していることでした。「○
○産業のまち」というのを、まずは住民自らが認識すること、それがMONOまち
づくりの第一歩ではないかと感じました。
(日本開発構想研究所)

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=<歴史資産を活かしたまちづくりのとりくみ(名古屋から)>
                          (石田富男さん)=

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 名古屋の都心に近いところに武家屋敷の城下町の面影を残す白壁(しらか
べ)・主税(ちから)・橦木(しゅもく)地区があります。1985年に名古屋市
の町並み保存地区に指定されましたが、広い敷地を維持していくことは容易で
はなく、徐々にマンションなどに変わりつつありました。

 このような状況の中で空家になっていた住宅を借り受け、人が気楽に立ち寄
って自由に話しのできる場をつくろうという市民の取り組みが生まれました。
「橦木館」の名が付けられた建物は1996年1月から5年間の期間限定で所有者
から借り受け、趣旨に賛同する建築士事務所やギャラリー・喫茶などが店子と
して入るほか、オープンスペースとして様々な市民活動の場として活用されて
います。「橦木塾」として、人々が集まり住む、楽しい町にしようと、共に学
び、語り合うことを目的とした様々な催しが行われたり、大工などの職人さん
から<しごと>の周りを語ってもらったり、秋には文化月間として、日本家屋
を舞台とした演劇やお茶会など様々な文化行事も行われています。

 愛知建築士会においても「建築資産をまちづくりに活かす」をテーマとして
取り組んでおり、「国際建築トリエンナーレ’97in愛知」ではこの地区を
中心にシンポジウムや見学会、展示会など様々な取り組みが行われました。

 さらに、ここでの大学公開講座がきっかけとなって、「21世紀の知の集積」
を図る市民塾「白壁アカデミア」が1998年10月に生まれました。ここでは、公
開講座と参加型の研究講座を行っており、現在その第2弾として、「近代建築
を活かしたまちづくりを学ぶ」をテーマに現地に出向いて視察を行う交流講座
などを行う公開講座と「白壁地区周辺のレトロ建築を探る」など6つの研究講
座が開催されています。

 また、加藤邸という古いお屋敷を舞台に未来の創造をめざす「自習舎」のと
りくみも始まっています。4月には加藤邸を舞台に陶・金属・水などによるイ
ンスタレーションの展示会も開催されました。6月には美濃・瀬戸・常滑・萬
古の4地域が集う「やきもの交流サミット」も開催されました。古いお屋敷を
活用しレストランや手づくりギャラリーを開くところも生まれています。

 市民の取り組みがきっかけとなって、名古屋市では橦木館の建物を名古屋市
文化財に指定したり、旧豊田佐助邸の公開活用や名古屋城から徳川園までの一
帯(その中間に白壁地区がある)を「文化のみち」と位置づけ、楽しみながら
歩いて歴史を感じられるよう整備する構想もたてています。

 大都市名古屋において歴史資産を保存することは容易ではありませんが、市
民と行政の取り組みがうまく重なりあうことがその鍵を握っているといえるで
しょう。名古屋には見るべきところがないと思われがちですが、一度、名古屋
城から徳川園あたりまでを歩いてみて下さい。名古屋にもこんなところがあっ
たんだと、名古屋を見る目が変わってくるはずです。
((株)都市研究所スペーシア)

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◆4 まちづくりカレンダー◆
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◎:新しく紹介するイベント
■:以前紹介したイベント([●●号]は掲載号)
□:追加情報のあるイベント
☆:配信のタイミング上前号に掲載できなかったもので、掲示板に掲載したイベント

バックナンバーは、以下に掲載中

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|第11号|第12号|第13号|第14号|第15号|第16号|第17号|

◇◇イベント情報◇◇
─<関東>──────────────────────────────

8/18(水)
■都市計画家協会懇話会
     【中林一樹氏(東京都立大学教授)
            「震災サバイバルキャンプイン'99の実践顛末」】
[第14号]

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8/20(金)
◎比較住宅政策研究会
    【川崎あや氏(まちづくり情報センター・かながわ事務局長)
       「神奈川のまちづくりにおけるインターミディアリー活動」】

    【時間】18:30-20:30
    【場所】日本住宅協会会議室
    【参加費】500円
    【問合せ】事務局:海老塚良吉(日本住宅協会 業務部長)
         102-0083 千代田区麹町 3-2 麹町共同ビル3階
         Tel 03-3265-8201 Fax 3265-8230
         E:mail ryou.ebizuka@nifty.ne.jp
        *参加希望者は、資料及び会議室の準備の都合がありますの
         で、あらかじめファックスかパソコン通信等で事務局まで
         ご連絡下さい。なお、ご連絡がなく出席の場合は、資料等
         が用意できないことがあります。
    【内容】まちづくり情報センター・かながわ(通称アリスセンター)
        は神奈川県内の市民活動をサポートしたり、まちづくりに関
        する情報の収集、発信を行っています。横浜市南区中村地区
        での地域住民の福祉活動の実践を生かしながら、今後のまち
        づくりを考える活動やその他の比営利組織によるまちづくり
        活動の紹介等をしていただき、日本でのインターミディアリ
        としての活動のあり方について議論を行います。

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8/21(土)
■小金井・まちづくりの会8月定例会
[第17号]

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8/23(月)
■第140回都市経営フォーラム【榛村純一氏(掛川市長)
          『分権化推進と活性化戦略の秘密=小都市経営22年』】
[第16号]

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8/27(金)-8/28(土)
◎第6回高齢者・障害者のための住環境研修会
              「介護保険と福祉サービス・住環境整備」

    【時間】10:00-16:30
    【場所】工学院大学・第5会議室(東京都新宿区西新宿)
    【問合せ】青山環境デザイン研究所/電03-3370-9011
    【参加費】受講料2万8000円(交流会費税別)
    【内容】
     27日:基調講演・太田貞司(北海道女子大)
    パネルディスカッション 天野久美子・福田潤・溝口千恵子
     28日:講演・廣地一弘(BIC)
    【出典】
日経アーキテクチュアHPより

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8/31(火)-9/1(水)
■日本住宅協会【住宅問題夏期大学講座】[第17号]

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9/3(金)
■り・らいふ木密市街地研究会
     「共同化を中心とした地区整備ー街区レベルの実践ディベート」
[第14号]

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9/10(金)-9/11(土)
■建築学会関東支部都市計画部会 リレー見学会・座談会
              「まちづくりの新しい展開1―ぐんま新治村」
[第16号]

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9/10(金)
◎第7回江戸東京たてもの園セミナー「町とたてものは変わる」

    【時間】19:00-
    【場所】武蔵野公会堂(パープルホール)(東京都武蔵野市)
    【参加費】500円
    【講師】伊郷吉信・米山勇
    【問合せ】建報社内江戸東京セミナー事務局/03-3818-1961
         ※要往復はがきにて予約
    【出典】
日経アーキテクチュアHPより

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9/11(土)
◎第7回江戸東京たてもの園セミナー「町とたてものは変わる」

    【時間】10:00-
    【講師】深井雅海10:00-/河東義之14:30-
    ※詳細は10日と同じ

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9/12(日)
◎第7回江戸東京たてもの園セミナー「町とたてものは変わる」

    【時間】10:00-
    【講師】山村博美10:00-/青木信夫14:00-
    ※詳細は10日と同じ

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9/19(日)
■まちづくりサロン・むさしの「おぎくぼ塾について」[
第17号]

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9/22(日)
■おぎくぼ塾定例会【星昭氏「みちと文化」】[第17号]

■美術・建築研究会
        【各務謙司(建築家)「イエメンの建築・都市・生活」】
[第17号]

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10/13(火)
■おぎくぼ塾定例会【飛田春雄氏(仮題)「神社の話し」】[第17号]

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10/29(金)-30(土)
■東京都立大学都市研究所主催開学50周年記念国際シンポジウム
【「グロバリゼーションと都市」】
[第12号]

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11/9(火)
◎日本学術会議50周年記念シンポジウム
               【都市と都市計画−世紀末から新世紀へ】

    【時間】12:30-17:30
    【場所】日本学術会議大講堂(港区六本木7-22-34)
    【主催】日本学術会議社会環境工学研究連絡委員会,都市地域計画専
        門委員会,農村計画学研究連絡委員会,地域計画専門委員会
    【問合せ・連絡先】研連委員・東京都立大学 高見沢邦郎
            (TEL 0426-77-2811)
    【内容】
     12:30-12:35 開会挨拶:主旨説明
      都市地域計画専門委員会委員長高野公男(東北芸術工科大学教授)
     12:35-13:10 問題提起「21世紀の都市計画を確立するための
                             課題は何か」
      伊藤滋(慶應義塾大学大学院教授,日本学術会議会員)
     13:10−13:50 「都市と文明:都市は自らの姿をどう描くか」
      井尻千男(拓殖大学日本文化研究所長)
     13:50−14:30 「都市と虚実:異文化の導入による都市空間の形成」
      山口昌男(札幌大学学長)
     14:30−14:45 (休憩)
     14:45−15:25 「都市と情報:情報メディアによる
                      電子ネットワーク社会の到来」
      西垣 通(東京大学社会科学研究所教授)
     15:25−16:05 「都市と環境:生命体としての都市」
      中村桂子(JT生命誌研究館副館長)
     16:10−17:25 討論:「21世紀の都市計画を確立するには」
      伊藤 滋,井尻千男,山口昌男,西垣 通,中村桂子
     コーディネーター:村橋正武(立命館大学教授)
     17:25−17:30 閉会挨拶:都市地域計画専門委員会幹事
      大西 隆(東京大学教授)

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11/10(水)
■東京都立大学都市研究所主催開学50周年記念公開講演会
【「高齢社会の生活環境改善−バリアフリーからユニバーサルデザインへ」
[
第12号]

■おぎくぼ塾定例会【松浦由紀「コミュニティーと心理学」】[第17号]

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11/16(火)
◎日本学術会議50周年記念シンポ「中山間地域の価値と暮らし」

    【時間】13:00-17:00
    【場所】日本学術会議(東京都港区六本木7-22-34)
    【問合せ】 03-3403-6291(Ex.2406)
    【出典】
日本学術会議HPより

─<東海>──────────────────────────────

−9/26(日)
■アートポート'99 「倉庫を創庫に!夏の祭典」[第17号]

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8/21(土)
◎中部自然住宅推進ネットワーク第5回総会と記念講演
     【黒田武儀氏(エコワールドコーポレーション代表)
                     「夢千年の暮らしを考える」】

    【時間】13:30-16:30
    【場所】ウィル愛知
    【会費】一般2,000円
    【連絡先】中部自然住宅推進ネットワーク
         052-776-7709/cn-net@na.rim.or.jp
    【出典】
あいち☆すまい・まちづくり情報広場HPより

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8/28(土)
◎市民がつくる市民塾「白壁アカデミア」特別講座2
     『1985→1997 西尾前市長とともに振り返る名古屋・12年』
    特別対談 西尾武喜前名古屋市長×白壁アカデミア世話人・谷岡郁子

    【時間】14:00-15:30
    【会場】加藤邸(名古屋市東区主税町・東税務署隣)
    【参加費】1500円(事前の申し込みは必要ありません)
    【問合先】白壁アカデミア事務局 (052)930−7668(電話・FAX共)
         ※電話は月から金の午後2時〜7時にお願いします。
    【内容】1985年から1997年って、名古屋に何があったんだっけ…、色
        々ありすぎて、すぐには思いだせない人もいるでしょう。こ
        の間、名古屋では、世界デザイン博覧会(1989)が開催され、
        市の施設としては、市美術館(1988)、名古屋港水族館
        (1992)、ナディアパーク(1996)、ナゴヤドーム(1997)などが
        オープンしました。また、市のホームページ(1996)も開設さ
        れています。
        今回は、この期間、名古屋市長を務めた西尾武喜さんをお招
        きし、12年間の市長時代や、期待される21世紀の市民像など
        について、対談形式で語っていただきます。
        会場は、昭和初期建築の数寄屋風民家・加藤邸です。
        どなたもご自由にご参加ください!
       ※講座終了後、ライトパーティーを開きます。こちらも続けて
        ご参加ください!(無料)
    【提供】(株)都市研究所スペーシアの浅野健さんからお寄せ頂きま
        した。

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9/17(金)
■全国女性建築士オープンステージ「環境と共生する住まい」[
第17号]

─<関西>──────────────────────────────
-8/21(土)
■INAXギャラリー大阪人間住宅〜環境装置の未来形[第10号]

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8/7(土)
■建築とまちづくり実践フォーラム
     「住み続けていくための生活空間の再生/木造民家編」
[第14号]

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8/20(金)-8/22(日)
◎第5回御蔵学校「震災5年目のまちの明日」

   【日程】
    8/20(金)夜 集合
     21(土)午前 (1)震災と御蔵
           まち・コミュニケーションスタッフより
        13:00(2)復興公営と地域
           講師:長谷部治氏
            (社団法人神戸市長田区社会福祉協議会主事)
        16:00(3)復興まちづくりと住宅再建
           講師:小林郁雄氏
            (阪神大震災復興市民まちづくり支援ネットワーク)
              平山洋介氏(神戸大学発達科学部助教授)
        19:00(4)討論会・交流会
     22(日)09:00(5)真野地区のまちづくり
           現地にて:清水光久氏(真野地区まちづくり推進会)
        11:00(6)震災の経験を生かす術
           講師:田中保三((株)兵庫商会代表取締役/
                             まち・コミ顧問)
        13:00(7)ワークショップ
        15:00頃解散
    【参加費】全参加:一般/一万円 学生/七千円(宿泊・交流会込み)
     部分参加:一講座千円 交流会三千円
     ※定員30名/オプショナルコース相談のります
    【主催】阪神・淡路大震災 まち支援グループ/
       まち・コミュニケーション
    【問合せ・申込】まち・コミ
            〒653-0014 神戸市長田区御蔵通5-5兵庫商会3F
            TEL 078-578-1100/FAX 078-576-7961
            e-mail m-comi@cx.airnet.ne.jp

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8/24(火)
◎とよなかまちづくりフォーラム【永田得祐さん
     「全員合意の住まいづくり〜新千里西町K-A団地の建替えの歩み」】

    【時間】18:30-20:30
    【会場】豊中商工会議所 大会議室
    【申込・問合せ】豊中市政策推進部まちづくり支援室
            TEL06-6858-2198/FAX06-6853-1215

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9/4(土)
◎地域活動推進員講座「フィールドで学ぶNPO講座」
                  〜ディスカバー こうべまちづくり〜
   【第1回 辻信一さん(阪神グリーンネット、神戸復興塾)
              「復興まちづくりとコミュニティーづくり」】

   【時間】14:00-16:00
   【内容】松本地区のまちづくり会社などを廻り、住民の立場から考えた
       まちづくり計画、コミュニティーづくりについて考える
    神戸復興塾では下記のような内容で、神戸市内をフィールドワークし
    ながら様々な視点から実践的にNPOを学べる講座を開催いたしま
    す。市民自らの手で行うまちづくりやNPO活動に興味のある方は、
    ぜひご参加ください。(定員20名)
    第1回目の講座の前に、オリエンテーション(13:00〜14:00)を行
    い、第6回の後に総括としてアンケートなど(12:00〜13:00)を行い
    ます。ご連絡いただきましたら、集合時間などご連絡いたします。
   【参加費】無料
   【問合せ、申込先】神戸復興塾
          〒650-0011神戸市中央区下山手通1-12-26藤本ビル4B
          TEL 078-326-7887  FAX 078-326-7890
          e-mail:QWS02330@nifty.ne.jp
   【提供】小林郁雄さんよりお寄せいただきました。

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9/11(土)
◎地域活動推進員講座「フィールドで学ぶNPO講座」
                  〜ディスカバー こうべまちづくり〜
   【第2回 日比野純一さん(神戸アジアタウン推進協議会)
                 「多文化・多民族社会のまちづくり」】

   【時間】10:00-12:00
   【内容】地域の放送局として地域の外国人向けの情報を放送している
       「FMわぃわぃ」や鷹取カトリック教会などをまわり、外国人
       と共生する「まち」づくりについて考える
       ※詳細は9/4(第1回)を参照

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9/18(土)
◎地域活動推進員講座「フィールドで学ぶNPO講座」
                  〜ディスカバー こうべまちづくり〜
   【第3回 慈憲一さん(味泥下町活性化協議会会長、六甲技研所長、
                 naddism編集室)「散歩でまちづくり」】

   【時間】10:00-12:00
   【内容】灘の町を歩いて普段気付かないような町の素顔を楽しみながら
       まちづくりについて考える。
       ※詳細は9/4(第1回)を参照

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9/25(土)
◎地域活動推進員講座「フィールドで学ぶNPO講座」
                  〜ディスカバー こうべまちづくり〜
   【第4回 田村太郎さん(多文化共生センター代表)
                  「歩いて訪ねる神戸のなかの世界」】

   【時間】14:00-16:00
   【内容】古くから海外の文化の玄関だった神戸。混在する様々な異文化
       を訪ね、まちづくりへの展開を探る。
       ※詳細は9/4(第1回)を参照

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10/2(土)
◎地域活動推進員講座「フィールドで学ぶNPO講座」
                  〜ディスカバー こうべまちづくり〜
   【第5回 野崎隆一さん(遊空間工房代表、神戸東部市街地白地地域復
               興支援チーム、神戸復興塾)
             「住民主体で進める住まい再建とまちづくり」】

   【時間】10:00-12:00
   【内容】JR住吉駅→カサベラ西岡本→ネオウイング→魚崎北町コレクテ
       ィブを廻り、復興過程における住まいの問題やまちづくりにつ
       いて考える
       ※詳細は9/4(第1回)を参照

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10/9(土)
◎地域活動推進員講座「フィールドで学ぶNPO講座」
                  〜ディスカバー こうべまちづくり〜
   【第6回 三谷真さん(関西大学助教授、長田の良さを生かしたまちづ
              くり懇談会)
              「まちと商業の再生を考える」】

   【時間】10:00-12:00
   【内容】ケミカルシューズ工場、長田商店街などを廻り、長田の持つ良
       さ、持ち味を生かしたまちづくりについて考える
       ※詳細は9/4(第1回)を参照

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11/29(月)
■建築学会シンポ「都市・建築の色彩評価−その新しい研究動向」[
第17号]

─<その他>─────────────────────────────
9/19(日)-9/20(月)
■建築学会【広島の民家と町並み・集落見学会
            「広島県沿岸部・島嶼部の民家と町並み・集落」】
[第17号]

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10/7(木)
◎日本学術会議50周年記念シンポ
                「生物の多様性:原生林と都市の自然」

    【時間】13:30-16:30
    【場所】 秋田市千秋公園 「ジョイナス」
        秋田県秋田市千秋公園1-1
    【問合せ】03-3403-6291(Ex.2406)
    【出典】
日本学術会議HPより

─◇◇定例会◇◇──────────────────────────
■第2火曜日・・・中野のまちづくりを考える会→8月は3日(開催済)
■第2水曜日・・・おぎくぼ塾
■第2金曜日・・・練馬まちづくりの会→8月は6日(開催済)
      ・・・まちまちサロン(奇数月)
■第2土曜日・・・小金井まちづくりの会→>8/21(土)を予定
※あくまで曜日は原則ですので、お出かけの際には、確認をしてください。

─◇◇連続講座◇◇──────────────────────────
■暮らしと住まいの市民学校(くらすま塾)99のご案内[第8号]

─◇◇学会関係◇◇──────────────────────────
 ■日本建築学会大会(中国)[第17号]

  【会期】9/17(金)-19(日)
  【会場】広島大学(東広島市鏡山1丁目)

 ■日本計画行政学会第22回全国大会[第17号]

  【会期】9/17(金)-18(土)
  【会場】東京大学工学部

─◇◇その他◇◇──────────────────────────
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◆5 編集部からのお知らせ◆
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○情報やご意見をお寄せください
 ●「こんなことありました」というエピソード
 ●こんな本を読みました(「まちづくり本」のコーナー)
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らなんでも結構です。みなさんの手元にある情報を是非お寄せください。
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○今後の配信を希望されない方はそのまま、ご返信ください。


週刊まちづくり第18号(1999年8月14日発行)
発行:週刊まちづくり編集部(吉村・杉崎・山崎)
E-mail:machi@sa.uno.ne.jp
FAX:052-917-1210(吉村)
URL:http://member.nifty.ne.jp/Teru2/w-machi/




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