週刊まちづくり/51号(2000/04/01号)


週刊まちづくり/51号(2000/04/01号)



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□□□□◆週刊まちづくり◆□□□□ ---Weekly Machi-Zukuri---
2000/04/01(毎週土曜日発行)             51号(配信数309)
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【※等幅フォント半角70文字の設定でお願いします】
週まち(週刊まちづくり)ホームページ

   昨年4月16日に“創刊準備1号”という謙虚な創刊号でスタートした
  週刊まちづくりは1周年を迎えます。編集部の力不足をみなさんのご
  協力によってサポートしていただき、なんとか継続できたものと感謝
  しております。とあまり書きすぎると1周年記念で書くことがなくな
  りますので・・・。
  次々号は創刊1周年号となります。そこで、みなさんの週まちに関す
  るさまざまなコメントお寄せいただければと思っております。週まち
  への提案、「私は週まちをこんな風に使っています」、「私も週まち
  を読んでいます」などなど、できるだけ多くの方のコメントをお待ち
  しております。よろしくお願いいたします。

 <週まち掲示板にも是非お立ち寄りください。>
  実は最近はうまくリンクできていませんが、週まちHPの伝言板にも
  いろいろな情報が寄せられています。是非一度ご覧になってくださ
  い。
  週まちHP掲示板はhttp://www60.tcup.com/6015/teru2.html

☆☆【今週の週まち】☆☆☆☆☆☆
1.まちコラム
   「夢公園コンテストは『少し無茶』を実現する(三矢かつし)
   「フィリピン報告シリーズ」【その1】(吉村輝彦)
2.まちづくり伝言板
     『まちづくりブック伊勢』まちづくりブック伊勢制作委員会
                            (浅野聡さん)
     小金井・まちづくりの会 4月定例会のお知らせ(吉村輝彦)
     『まちづくり交流トーク』のお知らせとお願い(中村陽子さん)
3.まちづくりカレンダー
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◆1 まちコラム◆
夢公園コンテストは『少し無茶』を実現する(三矢かつし)
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■かれこれ、まる3年
 緑区の市民の方々とは、僕が名城大学(名古屋)の大学院生だった頃から関
わらせてもらっているので、まる3年のつきあいとなる。
 振り返れば、僕にとってここは、市民参加の専門性を学ぶフィールドであ
り、市民参加の手法・作法を開発するフィールドともなっている。
 というのは、地域の元気な方々に対して、僕が少し無茶な、思い切った提案
をしても、僕の想像力以上の発想をもって共に実行してくれるため、関わって
いて疲れないし、おもしろいという関係があるからだ。
 思うに、僕と緑区の市民グループのような豊かな関係になれることが、参加
のまちづくりを進めていく上で非常に重要だと思う。こうした関係が、波及し
ていく現場として、新海池公園の夢公園コンテスト(2000年1月23日開催)を
見直す時、非常に感慨深い。

■夢公園コンテスト
 99年3月に、10日間で3回という、嵐のようなワークショップを端に発
し、新海池公園改修工事計画への市民参加は始まった。これを通じて、行政・
市民による創造的試みが展開されてきた。
 その進展の一こまが、今回の新海池コミュニティガーデン公園愛護会主催の
夢公園コンテストである。
 そのきっかけは、99年の夏に開催された、延藤先生(千葉大)の講演会に
来ていた、原さん(愛護会代表)が、先生のスライドをみた後で言った、こん
な一言であった。
 「今度、延藤先生を呼んで、新海池公園をテーマに、まちづくりコンクール
をやりたいですね。」

■市民主催のまちづくりコンクール
 延藤先生のお供で、福島県いわき市のまちづくりコンクール(まちづくりへ
の自由な提案を持ちかけあい、公開の場でお互いの評価を行う企画)を見に行
ったことがあったし、まあなんとかなるかな、というくらいの気持ちで、この
企画の支援をすることになった。
 通常、世田谷(東京)にしても、いわき市、あるいは高山市(岐阜県)で
も、行政の仕掛けとして行われるのが通例なので、市民グループ主催で、ほん
とに作品が集まるかどうかに心配があった。
 そんな不安も抱えつつ、新海池公園での活動や、計画への提案、公園の魅力
を持ち寄る、『夢公園コンテスト』ー新海池公園でこんなことしたいなーが始
まった。

■新しい人々との出会い
 結果的に、地元の小学校からクラス単位で参加してくれたり、本物のデザイ
ナーを含め、中学生、おじさん、おばさんやら、お年をめした方まで、本当に
多様な層から集まった。表現手法もイラスト、模型、俳句から、写真、CGま
で本当に雑多であった。作品が展示会場中を埋め尽くすと、なかなか壮観だ。
 その中味自身の評価はもちろんだが、こうした企画の支援者として今回の企
画の意味を考えてみたい。
 まず、企画者側としては、「具体的な提案の中味と、それを担う人のセット
で出会える」ので、今後の展開を組み立てるときに、非常に手応えがある。
 一方、応募してくれた人にとっては、「今まで接点の無かった人と出会い、
同時に思いを表明できる」のが、とても有益なことだと思う。
 それは、冒頭僕が書いた様な立場、つまり、「少し無茶な、思い切った提案
をしても、それを自分の想像力以上の発想で共に実行してくれる集団との出会
い」が成立するからこそ刺激的だ。
 「まちづくりコンクールを、市民の手作りで展開することは、双方にとって
確実な前進である」ということを、今後の進展の中で実証できたらと思う。
(コミュニティ・アーキテクト)

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「フィリピン報告シリーズ」【その1】(吉村輝彦)
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吉村@週まち編集部、国連センターです。
2週間程、海外出張でフィリピンに行っていたため、その間、週まちを杉崎さ
ん、山崎さんに任せきりになってしまいました。どうも、ありがとうございま
した。

なにはともあれ、フィリピンでは、怒とうの日々でした。
日程としては、名古屋→マニラ(3泊)→セブ(3泊)→マニラ(3泊)→ナ
ガ(1泊)→ダエト(1泊)→レガスピ(1泊)→マニラ(1泊)→名古屋と
いうふうになりました。
今回は、国連センターでの2つのプロジェクト「Human Security and
Regional Development」及び「Human Security and Urban Environment
Managament」の関係で行きました。
「Human Security(人間の安全保障)」は、国連開発計画(UNDP)の人間開発
報告書の1994年版で示された考え方です。従来、安全保障の概念は、国家との
つながりで論じられ、安心して日常生活を送りたいという普通の人々に対する
正当な配慮はなおざりにされてきた側面がある。この後者の側面を重視しよう
というのが、「人間の安全保障」と言えるでしょう。

報告書を引用すれば、
  「人間の安全保障」という考え方は、人々の自立に重きを置く。すべて
  の人は最低限の必要を満たし、生計のための機会を与えられるべきであ
  る。そうすれば、人々は解放され、自分自身の能力を開発し、彼らの地
  域社会、国家、ひいては世界の開発に全面的に貢献することができる。
  「人間の安全保障」は、参加型開発にとって不可欠の要素である。
とあります。
とはいいながら、この概念は、包括的なものであり、センターでは、ある程度
関心領域を特定していて、それが「地域開発」と「都市環境管理」です。た
だ、実際には、両者はオーバーラップすることも多いのも事実です。貧困緩和
やスラム改善などがメインの関心であり、それをGO-NGO-POのパートナーシッ
プによっていかに実現していくかが課題となっています。
中心的な調査は、セブ及びナガでのGO-NGO-POのパートナーシップによる環境
改善、PRRM(Philippine Rural Reconstruction Movement)によるビコール地
域での活動、NEDA V(National Economic and Development Authority V)に
よるビコール地域での活動などです。GO、NGO、POへのヒアリング調査と資料
収集が中心です。

しかしながら、あいにくの天候不順と飛行機に関わるいくつかのアクシデント
によって、当初の予定通りには行きませんでした。
たとえば、セブに行くのに、交通渋滞に巻き込まれて、空港に到着が遅れ、チ
ェックインができずあえなく、一便遅らせることになったり、ナガに行くの
に、いきなり現地の天候不良(大雨)で、フライトがキャンセルになり、マニ
ラにもう一泊するはめになったりと(マニラ/ナガ間は、1日に1便なの
で)。
メトロマニラの交通渋滞はいつものこととはいえ、すごいものです。日本のよ
うな交通マナーが必ずしもあるわけではなく、タクシードライバーのテクニー
クには、いつも関心します。今回、初めてLRTにも乗りましたが、徐々に乗
降客が増えてきているとはいえ、余裕はあります。

セブ市及びナガ市でのGO-NGO-POのパートナーシップによる環境改善はベスト
・プラクティスにも選ばれるなど、有名な事例です。(まだ、日本語ではあま
り紹介されていませんが。)
今回の調査では、セブ市及びナガ市において、元市長、現市長、市役所都市貧
困層担当部局、NGO(セブ市では、Pagtambayayong Foundationの
Mr.Francisco L.Fernandezさん、Lihok Pilipina FoundationのMs.Teresa
Banaynal-Fernandezさんに、ナガ市では、COPE(Community Organization of
the Philippine Enterprise)-FoundationのJOCELYN G. VICENTE-ANGELESさん
に大変お世話になりました)、POのそれぞれの方とのJoint Meetingを開催し
ました。合わせて、たまたまセブに来ていたホルヘ・アンソレーナさんとも会
いました。

結局のところ、Simple and Effectiveなインターフェイスをいかに作り、それ
を実行するかがすべてであり、それに向かってどのようなコラボレーションを
形成するかが鍵です。なお、その形成にあたっては、選挙との兼合いは否定で
きるものではありません。
多くの元現市長は、Opennessが最も大事であると指摘していました。Openness
にしろSimple and Effectiveにしろ、思想としては、単純なことですが、それ
をどのように担保するかが問題です。行政サイドが、住民自身の活動に対し
て、ファシリテイトするという態度は、簡単なようで、そう容易ではありません。
また、NGOの方も、Opennessが重要であり、立場として、opposeから、dis-oppose、
そして、proposeと転換しないといけないとの指摘もありました。

最後に、フィールドビジットでは、on-site improvementとoff-site
improvementの両者を見ることができ、その違いみたいなものを実感しました。

いずれにしても、フィリピンに行ったのは、今回が2回目なので、行くとこ
ろ、見るところ、自分の勉強になりました。また、セブ市とナガ市において
は、将来に渡るいい関係を築けたと思いますし、数は少なかったのですが、フ
ィールドビジットを通して、改めてアジアの現状を感じました。
次号以降で、もう少し詳細に書きたいと思います。
(週刊まちづくり編集部、国際連合地域開発センター)

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◆2 まちづくり本◆
(今週はお休みです)
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◆3 まちづくり伝言板◆
<まちづくり本紹介>
『まちづくりブック伊勢』まちづくりブック伊勢制作委員会
                      (学芸出版社 1700円+税)
                            (浅野聡さん)

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伊勢市における市民ワークショップを通じ、まちを見て、歩いて、考えること
の楽しさを伝える。さらに、まちへの興味や関心を豊かなまちづくりへと実ら
せていくために、まちづくりの基本的な考え方を、中高生にも理解してもらえ
るようやさしく説いた。参加のまちづくりを力強く押し進めていく市民がつく
った市民のための本。 (PR用チラシより)
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伊勢市の都市マスタープランは、策定に取りかかってから早6年。完成まであ
と10年を要する予定で、時間をかけ、社会状況、関連計画の策定状況、市民や
行政の成長に対応しながら、総合的な市民参加のまちづくりシステムの構築を
目指して、策定が進行中です。伊勢市の都市マスについては、既刊の『市民参
加のまちづくり』(渡辺俊一編 学芸出版社)をみて頂ければ幸いです。都市
マス策定を市民参加で進めながら 、並行して、まちづくりについて学習し興
味を高めていくための本づくりを、同じく市民参加で3年間かけて進めてきま
した。この2月に発売になりましたので、興味がありましたら、ぜひぜひ、ご
覧下さい。市民に人に買って頂くために、1700円+税の手頃な値段になってい
ます。
(三重大学工学部建築学科)

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小金井・まちづくりの会 4月定例会のお知らせ(小金井・まち会)
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街なかも春めいてきて、風の薫りも変わっていて、すこし浮き立つような季節
が来ました。
小金井・まちづくりの会も、新たなスタートをきる時期に入りつつあります。

前回の懇談会では、各々が何をやりたいのかを話しあって、いくつかのプロジ
ェクトが俎上にのぼりました。
一つは、リレートークで小金井での横のネットワークを繋いでいく仕掛けとし
ても考えたい、例えば、商店街の方と農家の方と一緒にトークをする場を設け
るのも、面白いのではないか、という話しをしました。

二つは、古老に聞くシリーズで、今回の会報で第一回の古老を巡るトークを紹
介しましたが、これを今後、継続して、小金井を知る取組みを続けるという話
しがでました。

三つは、去年から助成金に応募している庭先販売所デザインについて、なぜや
るのか、意味付けをはっきりデータなどからも説明できるようにすること、ま
た、このような取組みの前提として、農家の方と話し合う機会を持つことが重
要ではないかという話しをしました。

四つは、都市マスの勉強会のフォローアップで、市民会議的な催しを市が行う
ことになったので、これに関連して、環境共生は、KMF21が勉強会を持ってい
るので、安全・安心と、自立と活力については、まち会が中心となって勉強会
を持ってはという意見がでました。

四月の懇談会では、このような、各々のやってみたい、プロジェクトを提案、
持ち寄って、今年の活動方針を決めようということになりました。

皆さん、是非、今回の定例会に参加して、これをやってみたいということを、
一緒に実現しませんか?

→イベント詳細はまちづくりカレンターに掲載
(週刊まちづくり編集部・小金井・まちづくりの会)

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『まちづくり交流トーク』のお知らせとお願い(中村陽子さん)
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 私たちはこれまで、中野区民や区にかかわる人々と中野区の「都市計画マス
タープラン(都市マス)」をどのようにしたら結んでいけるかについて議論を
してきました。
 中野区は「都市マス」を作るために住民が地域の将来像を語る場を設けるこ
とからはじめました。住民と無縁なところで進められているかのような都市計
画が、私たちの身近に感じられるものになることを期待して、私たちはそれぞ
れ地域での協議に参加し、また関心を寄せてきました。
 それは中野区に住み、区内で仕事をしている私たちも行政に任せっきりにす
るのでなく、私たち自身が中野区や地域の"将来像"とその実現のための"方向
性"を考え、そして語ることが大切だと思ってきたからです。

 このたびの中野区都市計画マスタープランの策定を受けて、私たちは同封の
ご案内のような企画をたてました。都市マス策定も一つの機会と捉え、あらた
めて中野のまちやまちづくりについても考えてみたいと思い、策定された都市
マスを知ると共に、各地域で活動していらっしゃる方々との交流の場も設けま
した。ぜひこの会合にご参加いただき、ご発言いただけますよう、よろしくお
願い致します。

 プログラムでは各活動グループの紹介を6時30分より予定しておりますの
で、会場へは6時15分までにお集り下さるよう、お願いいたします。また、第
二部の参加者交流トークは今後の活動へとつながる各グループの対話の場と考
えています。

 当日、各グループの紹介に十分時間をとることができませんので、前もって
配布資料を用意させていただきたいと思います。大変お手数ですが、別紙の用
紙にご記入の上ご返送下さい。もし当日はご都合でご出席いただけない場合も
ご記入をお願い致します。お手数ですが用紙のご返送は、4月5日(水)まで
にいただけますよう重ねてお願い申し上げます。

 添付の用紙でお知らせいただきたいことは
 1.グループの名称/2.活動内容/3.活動を始めた年/4.会員数/5.代表者の
 氏名/6.連絡先(名前・住所・TEL・FAX・メールアドレス等)
  お問合わせ・送付先: 中野のまちづくりを考える会 
             代表世話人  中村陽子 
             TEL03-3387-2367・FAX03-3387-2273
             e-mail: sosaku@rb3.so-net.ne.jp
              http://www5a.biglobe.ne.jp/~nobu-i/nmkk/
→イベント詳細はまちづくりカレンターに掲載
(中野のまちづくりを考える会)

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◆4 まちづくりカレンダー◆
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◎:新しく紹介するイベント
■:以前紹介したイベント([●●号]は掲載号)
□:追加情報のあるイベント
☆:ホームページ版での新情報

バックナンバーは、以下に掲載中

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◇◇イベント情報◇◇
─<関東>──────────────────────────────
4/6(木)
■建築家倶楽部スペシャルトーク「街は,要る」[第50号]

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4/8(土)
■春の矢切散歩 景観ラボ[第48号]

◎小金井・まちづくりの会4月定例会

    【時間】14:00〜17:00
    【場所】福祉会館学習室(JR中央線武蔵小金井駅南口下車3分)
    【問合】土肥妙子 
        TEL:042-384-5905、FAX:042-384-2422
      *お問い合わせ、参加される方は下記までご連絡ください
      (当日飛び入り参加歓迎)
    【内容】今号のまちづくり伝言板を参照してください。

◎FCD研究会「震災とまちづくり」

    【時間】15:30-18:00
    【場所】東京大学工学部都市工学科会議室
       (工学部14号館8階803号室)
        ※当日、15時30分に遅れると、14号館の一階扉が閉まってお
         ります。扉横の電話ボックスから内線で26258に連絡して
         下さい。
    【内容】震災直後からその後のまちづくりまで、我々の世代が取り組
        むべき課題とその展望について議論をしたいと考えていま
        す。阪神大震災を、おそらくは社会にでて間もなく体験した
        私たちの世代は、まちづくりに取り組む基本的な姿勢におい
        て、どのように捉えるべきなのか、捉えられるのか、非常に
        大きくて重いテーマだと思います。ふるってご参加くださ
        い。
     ・講師の紹介
      原田麻(都市環境研究所)・・昨年夏、昭和記念公園で行われ
      た震災後を想定した「サバイバル・キャンプ」について。
      後藤太一(アバン・アソシエイツ)・・台湾中部大地震の復興ま
      ちづくりワークショップとその後の状況について。
      中村正明(大成建設)・・阪神大震災後、真野に住み込み、取り
      組んだまちづくりについて。
     ※FCDとは(MeetingRoom for Future Civic Design)の略です。活
      動の目的は建築・都市・まちづくりに関わる20代から30代にかけ
      ての若手の横のつながりを作ろうという事を第一の目的としてい
      ます。企画運営は設計事務所、コンサルタント事務所、大学など
      に勤める若手を中心に行っています。 97年度は若干停滞気味で
      ありましたFCDですが、98年度より体制を立て直し、定期的に会
      を開催して行きたいと考えております。
     ・会員制の導入について
      99年度から会の活動を会員制とすることにしました。ただし、会
      員のみを対象として活動を行うというものではなく、従来通りご
      友人を誘っていただいて結構です。
      会員制を導入した理由は
      (1)積極的に活動に参加してもらう人を増やす。
      (2)会の案内などの通知の徹底
      (3)参加人数の増減により不安定であった会の活動費を安定し
         て確保する。
      の三点です。
      年会費は1500円、入会すると毎回の会費が1000円(通常は1500
      円)となります。年三回ご参加いただければ、元は取れる計算に
      なります。ちなみには今年は年六回の開催を予定しています。
    【申込((非会員用))】
      申し込みを希望される方は以下の部分のみを返信
      (ak@ud.t.u-tokyo.ac.jp)してください。()でくくった選択
      回答する部分には○をつけてご返答ください。
      例(○勤務先 or 自宅):東京都文京区・・・・・・ 
      入会を(○希望する、どちらでもない、希望しない)
       締め切りは4/3(月)です。
      <非会員用フォームここから>-------------------------
      4/8開催のFCD研究会に参加します。
       氏名:
       所属:
       住所(勤務先 or 自宅):
       電話:
       ファックス:
       E-Mail:
       入会を(希望する、どちらでもない、希望しない)

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4/11(火)
◎都市計画家協会懇話会
     黒川洸(東京工業大学教授)「三番瀬開発問題をめぐって」

         【時間】18:00-20:30
    【場所】都市計画家協会会議室
       (東京都港区愛宕1-1-9 愛宕チャンピオンビル4F)
    【費用】会費:2000円(非会員:3,000円) 軽食と飲物付
    【内容】吉野川河口堰問題をはじめ、改めて公共事業のあり方が問わ
        れています。三番瀬問題をとおし、公共事業のあり方、進め
        方の実態に迫り、公共事業の深部を探ります。
    【提供】朝岡真弓さん(日本都市計画家協会事務局)よりお寄せいた
        だきました

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4/12(水)
■おぎくぼ塾4月例会
     山田清・井上義教「仮題・子どもたちに学ぶ」
[
第43号]

◎都市計画学会第5回見学会
    「彩の国の新都心」づくり−埼玉新都心を見学する−

    【時間】14:00〜16:30 (現地解散)
    【場所】集合場所:現地案内所「彩の国8番館」
        (京浜東北線 さいたま新都心駅(仮称)より徒歩5分)
    【定員】40名程度
    【参加費】1500円
    【問合】日本都市計画学会 事業委員会 見学会係
        T:03-3261-5407
    【内容】見学場所:
        さいたまスーパーアリーナ、新駅、けやき広場、合同庁舎、
        共同溝、地下調整池、複合交通センター(建設中) 等
     ※埼玉県、都市基盤整備公団ご担当者よりご説明頂く予定です。
     ※当日、現地の都合で一部見学できない場合があります。
    【出典】
都市計画学会HPより

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4/13(木)
◎都市計画家協会懇話会
     真野博司(産業立地研究所代表)「地域おこしと産業活性化」

    【時間】18:00-20:30
    【場所】都市計画家協会会議室
       (東京都港区愛宕1-1-9 愛宕チャンピオンビル4F)
      【費用】会費:2000円(非会員:3,000円) 軽食と飲物付
    【内容】地域活性化は自治体の産業政策次第、自治体は独自の産業政
        策をもたなくてはならない。新事業創出促進法の「地域産業
        プラットホーム」の提案者に今後の活性化の方策を聞く。
    【提供】朝岡真弓さん(日本都市計画家協会事務局)よりお寄せいた
        だきました。

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4/14(金)
◎都市計画家協会視察会
     「第10回多摩ニュータウン視察会」=シリーズ最終=

    【時間】13:00−
    【集合】多摩モノレール立川北駅改札口前
    【費用】会費:2000円(非会員:3,000円) 軽食と飲物付
    【問合】日本都市計画家協会 事務局
       TEL 03-5401-3359 FAX 03-5401-3389
      E-mail vs9m-asok@asahi-net.or.jp
    【内容】多摩モノレールに乗って多摩センターへ。多摩丘陵5万年の
        履歴を埋蔵文化財センターで実感し、多摩ニュータウンの
        「今、ここに」を語り、これからの行動を考えます。
              会費2000円(非会員:3000円)
    【提供】朝岡真弓さん(日本都市計画家協会事務局)よりお寄せいた
        だきました。

◎"まちづくりフリートーク" 2000
     〜中野の20年後の姿(都市計画マスタープラン)を語ろう〜

    【時間】18:30-21:00
    【場所】中野女性会館 2階研修室
        中野区中野2-13-14 TEL03-3380-6945
    【資料代】300円
    【内容】私たちの中野の今後20年間の"まちづくり"の方針が決まりま
        した。「中野区都市計画マスタープラン」として3月29日の
        区報特別号で発表されます。
        中野の「都市計画マスタープラン」は1996年に中野の15の地
        域で住民参加の「地域協議」からスタートし、「区民協議
        会」「都市計画審議会」の討議を経て、この3月のまとめと
        なりました。
        この機会をとらえて、このマスタープランについて学び、区
        民としてそれをいかに活かし、自らの「まち」を育てていけ
        ば良いのか、考え、語る会を企画しました。多数のご来場を
        お待ちしています。
     プログラム
      ・開会のご挨拶
      ・「まち」の活動グループ紹介
      第1部
      ・都市マスとまちづくりについて 
       前野まさる(東京芸術大学名誉教授)
      ・中野区都市マスタープランの報告
       細木博雄(中野区都市計画部計画課長)
      ・他の地区の都市マスタープラン策定の紹介
       山田清(人・イエ・まちネットワーク)
       斎藤浩一(都市工学・学生)
      第2部 まちづくり交流トーク
      ※主催:中野のまちづくりを考える会
    【提供】中村陽子さん(中野のまちづくりを考える会)よりお寄せい
        ただきました。

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4/15(土)
■まつど色彩物語その2(千葉県松戸市)
     「盛男さんのまちづくりと景観講座」
[
第48号]

◎「シンポジウム戸塚のまちづくり」

    【時間】14:00〜
    【場所】横浜女性フォーラム(JR戸塚駅西口)
    【問合】戸塚区役所企画調整係
        T:045-866-8327/F:045-881-0241
        E-mail totsuka@city.yokohama.jp
    【内容】
     プログラム(敬称略)
      第1部 講演:高秀秀信横浜市長
      第2部 戸塚区都市マスタープラン素案について 
      第3部 パネルディスカッション
          有馬真喜子((財)横浜市女性協会理事長)
          黒川和美(法政大学教授)
          マリ・クリスティーヌ(異文化コミュニケーター)
          倉田直道(アーバン・ハウス都市建築研究所代表)
    【提供】関口とも子さんよりお寄せいただきました。

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4/17(月)
◎第1回21世紀都市シンポジウム「21世紀の都市と新首都」

    【時間】18:00〜
    【場所】建築家会館本館(東京都渋谷区神宮前)
    【参加費】無料
    【問合】日本建築家協会(那須野)/電03-3408-7125
    【内容】コーディネーター:隈研吾
    【出典】
日経アーキテクチュアHPより

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4/18(火)
◎21世紀における社会基盤整備のあり方に関するシンポジウム

    【時間】14:00〜16:30
    【場所】都市センターホテル(千代田区平河町2-4-1)
    【定員】500名
    【参加費】無料
    【申込】参加者氏名、所属、連絡先住所、連絡先TEL、FAX(お持ちの
        方はE-Mailアドレス)をご記入(自由書式)の上、
        下記あてFAXまたはE-Mailにてお申込みください。
        E-Mail:inf@jsce.or.jp  FAX 03-5379-0125
    【内容】基調報告とパネルディスカッション
      コーディネーター:岡村甫(土木学会会長 高知工科大学副学長)
      パネラー:清原政忠(朝日新聞社政治部記者)
            黒田あゆみ(日本放送協会アナウンサー)
            竹内佐和子(東京大学助教授)
         橋本大二郎(高知県知事)、藤田忠夫(宇部市長)
    【出典】
土木学会HPより

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4/21(金)
■土木計画学ワンデーセミナーシリーズ19
    「土木計画における公平論を巡って」
[第43号]

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4/25(火)
◎第148回都市経営フォーラム
     『地域・環境づくりにおけるグラウンドワークの役割』

    【時間】15:00〜17:00
    【場所】日中友好会館 後楽国際ビルディング・地下1階大ホール
    【参加費】無料
    【申込】氏名、所属、電話番号を記入の上、下記宛お願いします。
        日建設計都市経営フォーラム事務局 (谷口碩・齋藤亜希子)
        E-mail:toshikei@nikken.co.jp  F:03−3817−0523
    【内容】講師:千賀裕太郎(東京農工大学農学部教授)
       1.グラウンドワーク(GW)の理念と特徴
       2.英国・日本での展開−GWとしての地域づくり運動
       3.日本の地域特性とGW運動の多様性
       4.グラウンドワークトラストへの道−展望と課題
       5.滋賀県甲良町での経験から
       余談(時間があれば):日本の土地利用混乱の背景−計画哲学
                  の欠如 グリーンツーリズムの本質論
    【出典】
都市経営フォーラムHPより

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4/28(金)
◎かつしかまちまどネットワーク学習会「地域マネー」

    【時間】19:00-21:00
    【場所】葛飾区ウィメンズパル3階 洋室A
        葛飾区立石5-27-1
    【参加費】500円(資料集)
    【問合】かつしかまちかどネットワーク
        末松優子TEL03-3690-9484
    【内容】
      講師:丸山真人(東京大学大学院総合文化研究科教授)
         安部芳裕(地域通過グループ レインボーリンク世話役)
     タイムスケジュール
      18:10〜 地域マネーについて
           :ビデオ上映「エンデの遺言」(NHK)
            地域マネーとは何なのか全然解らないという方のた
            めに入門的解説としてビデオを上映します。
      19:00〜 (講義)地域マネーとは
           1.丸山真人(東京大学大学院総合文化研究科教授)
           2.安部芳裕(地域通過グループ レインボーリンク
             世話役)
      20:00〜 地域マネーについてみんなで話そう
           講師を交えて地域マネーについて語り合いましょう。
      21:00  閉会

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5/10(水)
■おぎくぼ塾5月例会
    萬羽敏郎「仮題・青葉メール」
[
第43号]

─<東海>──────────────────────────────
4/11(火)
■中部市民参加型まちづくり研究会(第2回岐阜県での試み)[第49号]

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5/26(金)
■名古屋都市センター開館1周年記念事業 「コンパクトシティへのまなざし」記念討論会
「名古屋のコンパクトシティを語る」
[第44号]

─<関西>──────────────────────────────
4/22(土)
■都市環境デザイン会議 関西ブロック第3回セミナー
     都市環境デザインを目指す若者集まれ
[第50号]

─<その他>─────────────────────────────

─◇◇定例会◇◇──────────────────────────
■第2火曜日・・・中野のまちづくりを考える会
■第2水曜日・・・おぎくぼ塾→次回は4月12日(水)
■第2金曜日・・・練馬まちづくりの会
      ・・・まちまちサロン(奇数月)
→【問合せ先】(有)プラネット 越野 圭子
                 E-mail:VZB14263@nifty.ne.jp
            ※前号のイベント情報に転載させていただいた「ま
             ちまち通信」の問い合わせ先も同じです。
■第2土曜日・・・小金井まちづくりの会→次回は4月8日(土)
※あくまで曜日は原則ですので、お出かけの際には、確認をしてください。

─◇◇展示会・展覧会◇◇───────────────────────
【開催中】
3/22(水)〜6/11(日)
■名古屋都市センター開館1周年記念事業
 「コンパクトシティへのまなざし」“Compact City”is“Tomorrow City”?
記念企画展 「コンパクトシティ名古屋」
[第44号]

─◇◇連続講座◇◇──────────────────────────
■東京2000年祭「多摩の街道と宿場」展[第46号]
 【日程】3/28−5/7
 【場所】江戸東京たてもの園(江戸東京博物館分館)
 【入園料】
   4/ 1(火)−5/ 7日(金):大人400円、小中高校生200円
    *都内在住・在学の小中学生又は65歳以上の方は無料

─◇◇学会関係◇◇──────────────────────────

─◇◇その他◇◇──────────────────────────

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◆5 編集部からのお知らせ◆
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○情報やご意見をお寄せください
 ●「こんなことありました」というエピソード
 ●こんな本を読みました(「まちづくり本」のコーナー)
 ●研究会やイベントの参加者募集
 ●コンサルタントのバイト、WSの学生のお手伝い募集募集

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らなんでも結構です。みなさんの手元にある情報を是非お寄せください。
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○今後の配信を希望されない方はそのまま、ご返信ください。


週刊まちづくり第51号(2000年04月01日発行)
発行:週刊まちづくり編集部(吉村・杉崎・山崎)
E-mail:machi@sa.uno.ne.jp
FAX:052-917-1210(吉村)
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