週刊まちづくり/20号(99/08/28号)



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□□□□◆週刊まちづくり◆□□□□ ---Weekly Machi-Zukuri---
99/08/28(毎週土曜日発行)             20号(配信数160)
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【※等幅フォント半角70文字の設定でお願いします】
週まち(週刊まちづくり)ホームページ

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┃今号の内容                  ┃
┃     1 まちコラム           ┃
┃     2 まちづくり本          ┃
┃     3 まちづくり伝言板        ┃
┃     4 まちづくりカレンダー      ┃
┃     5 編集部からのお知らせ      ┃
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◆1 まちコラム◆
「気まぐれコラム」【その7】=<伊達美徳>=
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<郊外道路を森で囲め>
 前回はバイパス道路のむちゃくちゃさを糾弾したのであった。そのつづきで
ある。

 外部から都市中心部を訪ねて自動車でやってくる人々は、これらバイパス道
路を通って街に入ってくるから、いわば玄関先のアプローチの位置を占めてい
る。

ところがその道沿いの商業施設なっどは、前回に述べたような恥知らずの勝
手な装いで醜い風景をつくりあげている。

 これから訪ねるまちが実はどんなにすばらしい美しい街でも、そのイメージ
が入り口のところからだいなしになっている。

そもそもから考えても、バイパス道路の沿道土地利用は、交通機能のために
必要な最低限の施設の外は、立地は規制するべきである。

だから提案するのであるが、その道の周りは、市街地とあるいは農地との
バッファーゾーンとして、しっかりとした樹林の緑の森で囲うべきである。

 ドイツのアウトバーンがそのよいお手本である。

 こうすれば、運転者にも憩いをもたらし、既存の田畑や既成市街地への影響
を緩和し、街の玄関としての美しい風景を形成することになる。バイパス道路
本来の機能も生きるはずだ。

このような提案に対して、道路を整備する関係者から、それでは農地の地主
たちが道路用地を売ってくれないから、バイパス道路はつくりは難しくなり困
るという声が聞こえてきそうだ。

そうした「難しいからできない」として、街の中心部の道路整備を後回しに
してきた結果が、今の中心市街地空洞化という都市問題を招いたのである。

 やりやすいことをやり、やるべき事を後回しにしてきたツケなのである。行
うべきことは、難しくとも時間をかけて行うべきである。

と同時に、農業政策としても、市街地アクセスのための道路沿いの農地に対
しては、中山間部と並んで保全策を講じるべきである。いや考えようによって
は中山間地よりも重要だろう。

 中山間地の農地は、耕作放棄したなら植生遷移(植物の生態が次第に移り変
わっていく自然現象)に任せておけば、自然の樹林に戻っていくはずだ。

 ありがたいことに日本の気候風土はそういうもので、ほうっておくと潜在し
ていた自然植生に戻ってきて森になり、決して砂漠になったりはしないのだ。

 ところが市街地隣接農地は、保護しないでおくと、汚い安売り店舗や見苦し
い駐車場や不細工な工場になり、それらが撤退するとお化け屋敷となり、まっ
たくのところ砂漠になるよりも始末に悪い(それほどでもないか)。

 ここの農地保全にこそ、直接補償を入れるべきだと考えるのであるが、農業
政策の方々はいかがお考えか。

 今回もまだ、中心部にいたらない。ではまた。
(都市計画家)

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◆2 まちづくり本◆
今回はお休みです。
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◆3 まちづくり伝言板◆
=(村松紀明さん)=
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 旧盆も過ぎました。
 まもなく処暑です。
 待ち遠しかった夕立が降るようになり(このところまた御無沙汰ですが)、
少しだけ立秋を実感できるようになりました。しかし、その雨は集中豪雨とな
り、丹沢湖周辺では犠牲者を出し、また(僕が微力ながらまちづくりを支援し
ている)川崎市の多摩川堤外地・戸手4丁目地区も大きな痛手を受けました。
新聞やテレビでも報道されましたが、床上浸水の被害は、下水道のないこの地
区にとりわけ大きな爪痕を残しました。

 翌日に(実際の避難のときに行かないのは「単なる役立たず、見物人」、と
ても後ろめたい思いでした)現地へ行ってみましたが、そこにあったのは孫さ
ん、大倉先生、新井君らの汗だくの笑顔と、泥を被った家財道具、とりわけ電
気製品の山と、運び出された畳、床を洗い流す住民たちの姿。
 炎天下、足元を小さい蟹が元気に這いまわるのが、妙に印象に残りました。
 コーヒー牛乳色の多摩川は流れも速く、家具とおぼしき木片がしきりと上流
から流れていました。

 現場には川崎市の環境局(昔の清掃局)のバキュームカーが数台来ていて、
住民に歓迎されていました。ぬかるみのなかの作業は(4駆などでない)作業
車には大変な手間だったようですが、作業員(市職員)は、我々ホワイトカラ
ー共にはない明るさ・逞しさで、住民に道を譲ってもらい、廃物の家具の山を
避けてUターンし、作業を進めていました。
 くみ取ってもらった家の主婦は「これ、気持ちだから持っていって」といっ
て、遠慮する作業員のポケットに××をねじ込んでいました。「他のときじゃ
ないもの、こういうときに来てくれて、ほんとにありがたいのよ。それだけだ
から。」
「○○さんち、避難して留守だけど、場所わかるからくみ取ってやってよ。」

 川崎市職員も捨てたもんではない、と思った次第です。
 ヨルダン寮(川に突き出たキリスト教会)は、幸いにも(床上浸水して、家
具はめちゃめちゃになりはしましたが)流失は免れました。孫さんをはじめ、
ここに集う群雄共は、ますます意気盛んです。ただし、先立つものがありませ
ん(と思います)。もしこのメールをご覧いただいて、今夜のビールを半分に
減らして、その分をカンパしよう、とお考えの方は、ぜひ直接ヨルダン寮にお
届け下さるか、あるいはメールで孫さん(sonyougu@tky2.3web.ne.jp)にご連
絡のうえ、可能な方法でご支援ください。

 また、建築やまちづくりにご関心をお持ちの方は、ぜひ現地をご覧になり、
川崎市が抱える問題市街地の改善のために、ご意見をお寄せください。
 村松宛でも、孫さん宛でも結構です。
 よろしくお願いします。
(川崎市役所)

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=<新海池公園の公園改修工事への市民提案ワークショップ
              (名古屋市緑区)>(三矢勝司さん)=

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 僕は、学生時代に、「参加のまちづくり」という地域の人、利用者と共に建
物やまちをつくっていくことを勉強してきました。現在はフリーの身で、主
に、小学校の建て替えの住民参加(福島県只見小学校)、公営の集合住宅づく
り(鳥取県営環境共生団地)への参加のプロジェクトに携わっています。
 今回は、市民と共に計画案をつくるという意味では、僕の原点に当たる、市
民発意で始まった参加のまちづくりの実践例として、名古屋での事例を紹介し
ます。

 名古屋に、お母さんらの集まりで「どんぐり」という、新海池公園(新海池
を取り囲む面積4ヘクタールの大きな公園)を主なフィールドにして、小学生
の自分の子どもや地域の子ども達と共に伝承遊びや自然を相手にした遊びをか
れこれ5年間展開してきた、市民グループがありました。
 97年、彼女たちが、延藤安弘先生(当時、名城大学教授)の「地域の公園を
コミュニティガーデンに」という提案を雑誌で見て関心を寄せて、研究室に遊
びに来て以来、延藤研究室とお母さん達の交流が始まりました。
 98年の春から、このどんぐりを中心に、地元の市民活動に熱心な方々や、地
元の町内会長さん、老人会長さんを交えて、「新海池公園コミュニティガーデ
ン愛護会」が活動を始めていました。みんなで椎茸菌を育てたり、草花育て、
かぶと虫の育成、竹でパンを作って食べるなど、それぞれの活動で培ってきた
知恵や技が活かされた企画が展開されてきています。
 そんなおり、99年年明け早々に、「どんぐり」の中心的なお母さんから、一
本の電話がかかってくることから、僕が、今回紹介したい公園改修工事への市
民参加が始まりました。
 新海池公園内にある広場が、市の土木事務所によって改修されるという情報
を聞きつけたので、それに向けて、市民からの提案を作りたい。そのためにワ
ークショップの企画・運営を僕にして欲しいということでした。主催は、愛護
会です。
 それを聞いて、僕は、土木事務所の設計担当者を巻き込んで、住民・行政が
一緒に計画案を作り上げていくことを画策したのですが、土木事務所がのって
来なかったので、まず市民だけで案づくりをすることにしました。
 改修工事の都合上、3月末までに市民提案を持っていけば、向こうとしても
検討できる時期だ、ということで、3月末の10日間で3回の集まり(ワーク
ショップ)を実施し、「現状の地形を活かした」、新海池公園全体の使い方を
考えて、今回の広場は、「小さな子どもやその親、高齢者が憩える」ことを基
本的な狙いとした計画案ができました。それをもとに、どんぐりのお母さんの
一人の家族総出で作ってくれた柔らかい感じのする模型を持参して、土木事務
所に交渉に行きました。

 7月にようやく、土木事務所から、市民提案を取り入れた改修工事案につい
て、説明会が開かれました。
 これを受けて、休憩所デザインと樹の配置と種類についてつめた検討(つな
がりのある植木職人さんを呼んでアドバイスを受ける)をするためのワークシ
ョップを実施しました。また、土木事務所との交渉を持ちました。

 現実問題として、市の土木事務所として住民参加に取り組んでいるのではな
く、あくまで、住民の自主的な活動という位置づけで、交渉にのぞんでいるの
で、十分な「パートナーシップ型」とは言えない状況があります。しかし、結
果として、公園デザインに市民の声が活かされた物になったことを重要な成果
と言いたい。来年2月には工事完了。完成が楽しみです。
 一方で、名古屋都市センターが、今年度からこうした活動を支援するための
基金を、「まちづくり基金」という形で始めてくれたのは、非常に追い風にな
っていると思います。

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=<古河市で歴史イベント>(伊達美徳)=
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都市計画家協会本年度の「都市計画キャラバン」は、「都市観光」をメイン
テーマに、茨城県古河市で2000年2月開催予定で、これはプレイベントのひと
つです。

古河は利根川と渡良瀬川の合流点に位置する街です。河川が古河の都市形成
の歴史に大きな役割をはたしています。

地政学的な見方では、中世15世紀半ばに、足利成氏が鎌倉から逃げ出し
て、非公認のままに古河公方を名乗りながらも、1世紀の間、それなりに勢力
を保ちえたのは、関東管領の勢力圏から隔てる利根川という大バリアのゆえで
あり、渡良瀬川を堀とした城郭の堅固なまもりにあったのでしょう。

その城下町と城郭は、近世の土井氏に受けつがれて、さらに水運による流通
拠点の立地を生かして経済的な発展をバックに都市形成はすすみます。それが
今の古河の都市骨格の基本になっています。

ところが、近代20世紀に入ったとたんに、渡良瀬川の大改修により街はお
おきく削られ、古河城は跡形もなく消滅してしまいます。古河にとっては都市
形成史上の大転換をしたのです。

 それは古河が悩まされつづけてきた水害への徹底的な対策なのですが、そこ
には日本近代産業社会の産みの苦しみである足尾鉱毒事件があったのです。か
の田中正造翁は、古河にも縁の深い人だったのです。

そして現代となり、鉄道・道路・河川いずれも高い機能をもって整備されて
きたし、これからも続いて行きます。

 今では、使いやすい機能的な施設整備ばかりでなく、古河固有の歴史の積み
重なりの文化的な表現として、歴史博物館とその周辺や総合公園など、新たな
方向が見えてきています。

次の時代に向かって、古河のまちづくりが模索されているようです。

古河の街の歴史を、古河の古河たるゆえんである古河城天守とその城郭がな
ぜ消えたのか、川と街の両方の視点から追うと、あらたな古河の未来の何かが
見えてきそうです。

それが都市観光につながると期待しております。
(都市計画家協会理事、古河キャラバン委員会歴史イベント担当)

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=<小金井・まちづくりの会/定例会報告>(吉村輝彦)=
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「小金井・まちづくりの会」の8月定例会が8/21(土)に行われました。今回
は、「小金井・まち会」が発足して1年半たったということで、昨年度の活動
報告と今年度から小金井市で策定が始まる都市マスタープランについてどう取
り組むかが話題になりました。

さて、まず、活動報告ですが、「町街な人々 臨時増刊号」ということで、報
告書みたいな形で今までの活動や歩みをまとめました。編集に携わってくれた
方の献身的な努力で、立派なものができました。これを読めば、今までの「小
金井・まち会」の歩みは分かると思います。当初、目指していた政策提案的な
ものには程遠いかもしれませんが、今年度それを行っていける基盤づくりには
なったと思います。1冊500円で頒布しますので、興味のある方は下記まで連
絡を下さい。(市民活動の運営はかなり経済的に厳しいものなので。。)

ところで、この日は隣の部屋で「アメニティータウンの会」も行われていたの
で途中で合流するという形をとり、かなりのにぎわいを見せました。まず、中
野区、杉並区、練馬区、日野区における都市マスについての市民の関わりが報
告されました。中野区の都市マス策定において行われた地域協議の経験、杉並
区における市民版マスタープランと行政版との関係、練馬・まちづくりの会の
活動の今後の展望、日野まちづくりマスタープランを作った後のまちづくりフ
ォーラムの活動等、いろいろと経験交流ができたのかなと思います。この世界
は狭いもので、僕にとっては、「あっあの時お会いしましたよね」という人が
いっぱいいました。時間の関係で小金井市の都市マス策定に対する「小金井・
まち会」の取り組み方については、十分な議論ができませんでしたが、これは
今後しっかりと取り組んでいきたいと思います。

今後は、こうした各地の市民活動団体の重層的なネットワークと知識・経験交
流を通じて、よりよいものができていければという感じです。

次回の定例会は9月18日(土)で、ワークショップを予定しています。詳細
は後日、まちづくりカレンダーに掲載します。
◇連絡先/土肥 妙子 042-384-5905(TEL) 042-381-2422(FAX)
(週刊まちづくり編集部・小金井まちづくりの会)

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◆4 まちづくりカレンダー◆
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◎:新しく紹介するイベント
■:以前紹介したイベント([●●号]は掲載号)
□:追加情報のあるイベント
☆:配信のタイミング上前号に掲載できなかったもので、掲示板に掲載したイベント

バックナンバーは、以下に掲載中

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◇◇イベント情報◇◇
─<関東>──────────────────────────────

8/29(日)
■クーネ&練馬まちづくりの会「新しいまちづくり・住まいづくり」
   【甲斐徹朗氏(チームネット代表)「経堂エコロジーヴィレッジの試み」】
[第19号]

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8/31(火)-9/1(水)
■日本住宅協会【住宅問題夏期大学講座】[第17号]

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9/3(金)
■り・らいふ木密市街地研究会
     「共同化を中心とした地区整備ー街区レベルの実践ディベート」
[第14号]

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9/4(土)
◎日本造園学会関東支部 第61回支部例会
        「生き物空間の具体的管理−管理技術にみる課題−」
    【鈴木孜氏(東京都・パークエコロジー研究会)
             「公園の生き物空間における管理技術の課題」】

    【時間】13:00-15:30
    【会場】東京農業大学 18号館2階 1821教室
        経堂駅(小田急線)下車徒歩15分
        用賀駅(新玉川線)下車バス10分
        (世田谷区民会館行、農大前下車)
    【問合せ】企画 倉本宣氏(明治大学農学部)関東支部幹事
     TEL・FAX 044-934-7154/e-mail kura@isc.meiji.ac.jp
    【内容】第61回支部例会のテーマを「生き物空間の具体的管理−管理
        技術にみる課題−」としました。現地見学会等の活動を含め
        過去約3年間にわたる活動から集積した課題について例会で
        確認し、今後対象空間別に技術的な課題の解決策を検討しよ
        うと考えています。当日は、今後取り組もうとしている具体
        的な課題の紹介も行い、方向性について会場からご意見がう
        かがえる会にしたいと考えます。
    【提供】タム地域環境研究所の秋山さんよりお寄せいただきました。

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9/4(土)-9/5(日)
■自治体議員・市民向けセミナー【市民政策ワークショップ in東京】[
第19号]

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9/5(日)・9/12(日)・9/18(土)・9/19(日)
◎エコロジー住宅市民学校特別講座
     【『土のワークショップ』のご案内
               −土のかまどを作って、ピッツァを焼こう】

    【集合時間】10:00 北総公団線千葉ニュータウン中央駅改札口
    【参加費】無料(但し、飲食が伴う場合は、実費を徴収させていただ
            きます)
    【申込】参加申込に必要事項を記入の上、下記まで
        エコロジー住宅市民学校事務局
        165-0024中野区松が丘2-10-15-R105(株)チームネット内
        TEL03-3386-8381/FAX03-3386-8382
    【主催】エコロジー住宅市民学校
    【共催】住宅・都市整備公団千葉ニュータウン事業本部
    【内容】(日程)
     9/5 かまどの骨組みとなる日干しレンガを大量生産します
     9/12 日干しレンガを積み上げ、かまどをつくります。
     9/18・19 かまどを完成させ、日をくめます。
           ピッツァの試食です。

        このワークショップは、私たちの身近な素材である「土」を
        使って、日干しレンガづくり、それを積み上げてかまどをつ
        くり、実際に、そのかまどでピザパイを焼いてみようという
        ものです。
        今回、住宅・都市整備公団の千葉ニュータウン事業本部との
        共催という形で、このワークショップが実現しました。実施
        会場は、千葉ニュータウンの市民農園となります。千葉ニュ
        ータウンは、自然環境を生かした新しい街づくりを進めてい
        ます。街並みの見学も兼ねてご参加頂ければと思います。
        ワークショップは、下記のように4日間に渡り、実施されま
        す。全体に参加されてこそ、大きな達成感を感じることがで
        きると思いますので、できるだけ多くの日程に参加いただけ
        ればと思います。もちろん、部分的な参加も歓迎いたしま
        す。
     【提供】三矢勝司さんよりお寄せいただきました。

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9/10(金)-9/11(土)
■建築学会関東支部都市計画部会 リレー見学会・座談会
              「まちづくりの新しい展開1―ぐんま新治村」
[
第16号]

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9/10(金)
■第7回江戸東京たてもの園セミナー「町とたてものは変わる」[第18号]

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9/11(土)
■第7回江戸東京たてもの園セミナー「町とたてものは変わる」[第18号]

■都市計画家協会古河都市計画キャラバン・プレイベント(歴史編)
                「川と街の中に消えた古河城郭を探す」
[第19号]

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9/12(日)
■第7回江戸東京たてもの園セミナー「町とたてものは変わる」[第18号]

■まちづくりフォーラム日野 オープンフォーラム
                   【都市マスタープランと市民参加】
[第19号]

◎エコロジー住宅市民学校特別講座
     【『土のワークショップ』のご案内
               −土のかまどを作って、ピッツァを焼こう】

    ※詳細は9/5参照

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9/15(水)
■クーネ&練馬まちづくりの会「新しいまちづくり・住まいづくり」
    【光岡明子氏・新藤絹代氏(生活クラブ北欧福祉ツアー)
                     「北欧の「グループホーム」」】
[
第19号]

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9/18(土)
◎茨城県真壁町街並み見学会

    【時間】10:30〜15:00
    【場所】真壁町中央公民館
     (JR下館駅よりバスにて30分程度、終点一つ手前で下車)
    【内容】千葉工業大学 河東義之先生講演と町並みウオッチング
        15:00以降日本ナショナルトラスト民家町並みサークルの面
        々と地元で保存運動を続けておられる方々との意見交換会
        が予定されています。
    【問合せ】藤原信一郎さん
         shinichirou_fujiwara@nomurakougei.co.jp
    【提供】藤原信一郎さんよりお寄せ頂きました。

◎エコロジー住宅市民学校特別講座
     【『土のワークショップ』のご案内
               −土のかまどを作って、ピッツァを焼こう】

    ※詳細は9/5参照

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9/19(日)
■まちづくりサロン・むさしの「おぎくぼ塾について」[
第17号]

◎エコロジー住宅市民学校特別講座
     【『土のワークショップ』のご案内
               −土のかまどを作って、ピッツァを焼こう】

    ※詳細は9/5参照

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9/20(月)
■建築技術支援協会NPO法人化記念シンポジウム
     【市民社会と建築技術を結ぶ絆 NPO活動の可能性】
[
第19号]

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9/22(日)
■おぎくぼ塾定例会【星昭氏「みちと文化」】[第17号]
□おぎくぼ塾定例会【星昭氏「アドレス考現学」】

    【時間】19:00-20:30
    【場所】東京電力杉並支社会議室
      杉並区阿佐ヶ谷南1−47−17(阿佐ヶ谷地域区民センターが
      ある建物の4階会議室です。そのまま4階まで直行して下さい。)
    【参加費】通信費・会場費として500円+放課後の部活費
    【申込】会場の都合上、8/10までに出欠を下記までお知らせ下さい。
        TEL03-5377-7166/FAX03-5377-7167
    【内容】今月は工業デザイナーの星昭さんから話題を提供していただ
        きます。外国生活の体験豊富な星さんは、暮らしの場である
        「まち」と「みち(道路)」の関係について、日本とアメリ
        カで大きな違いがあることが気になっていました。アメリカ
        のまちの多くがアドレスを表すのにみちが重要な指標になっ
        ているのに対して、日本の場合、そうはなっていません。こ
        れは、人々の暮らしのありようやまちの成り立ち、地理把握
        の概念などと大いに関係がありそうです。星野流の切り口を
        元に、「まち」−「みち」−「アドレス」などについて様々
        な見地から考えてみたいと思います。どうぞお誘い合わせの
        上ご参加下さい。
    【提供】山田清さんよりお寄せいただきました。

■美術・建築研究会
        【各務謙司(建築家)「イエメンの建築・都市・生活」】
[
第17号]

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9/29(月)
◎第141回都市経営フォーラム【水島信氏(建築家・在ミュンヘン)
         『ドイツの街づくり・その実際ー街づくりと官民の義務】

    【時間】15:00-17:00
    【会場】日中友好会館 後楽国際ビルディング・地下1階大ホール
    【問合せ】日建設計・都市経営フォーラム事務局
         東京都文京区後楽2-1-3(日建設計東京計画事務所内)
         Email:toshikei@nikken.co.jp
    【内容】今回はドイツ・ミュンヘン在住の建築家 水島信氏をお迎え
        します。水島氏は芝浦工業大学卒業後、1972年以降ドイ
        ツ・ミュンヘンで建築設計に携わられ、この間、1981年
        にはミュンヘン工業大学建築学部を卒業、現在、バイエルン
        州建築家協会登録の建築家として活躍されています。
        「街並みにも責任を持つ」建築家の目を通して、ドイツの街
        づくりの実際、Bプランの運用などを豊富なスライドを使っ
        てご紹介いただくとともに、「まちづくりと官民の義務」と
        いう、その根底にある考え方についても、語っていただく予
        定です。

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10/13(火)
■おぎくぼ塾定例会【飛田春雄氏(仮題)「神社の話し」】[
第17号]

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10/29(金)-30(土)
■東京都立大学都市研究所主催開学50周年記念国際シンポジウム
【「グロバリゼーションと都市」】
[第12号]

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11/9(火)
■日本学術会議50周年記念シンポジウム
               【都市と都市計画−世紀末から新世紀へ】
[第18号]

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11/10(水)
■東京都立大学都市研究所主催開学50周年記念公開講演会
【「高齢社会の生活環境改善−バリアフリーからユニバーサルデザインへ」
[第12号]

■おぎくぼ塾定例会【松浦由紀「コミュニティーと心理学」】[第17号]

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11/16(火)
■日本学術会議50周年記念シンポ「中山間地域の価値と暮らし」[第18号]

─<東海>──────────────────────────────
−9/26(日)
■アートポート'99 「倉庫を創庫に!夏の祭典」[第17号]

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8/28(土)
■市民がつくる市民塾「白壁アカデミア」特別講座2
     『1985→1997 西尾前市長とともに振り返る名古屋・12年』
    特別対談 西尾武喜前名古屋市長×白壁アカデミア世話人・谷岡郁子
[第18号]

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9/13(月)
◎NPO学習会【柏木はるみ氏(NPO団体TSU・アイリス代表・PSC
            (パートナーシップサポートセンター)理事・三重
                 県文化振興事業団女性センター職員)】

    【時間】10:00-12:00
    【会場】緑生涯学習センター第2・3集会室(名古屋市緑区)
    【会費】無料
    【主催】あすの緑区を考える会
    【問合せ】上羽  TEL&FAX052-895-6829
    【内容】三重県津市の『TSU・アイリス』の喫茶経営からNPO事務
        所開設に至るまでの経緯を聞きながらNPOについて考えま
        しょう。
    【出典】名古屋都市センターHPより

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9/17(金)
■全国女性建築士オープンステージ「環境と共生する住まい」[
第17号]

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9/30(木)
◎第2回みえNPOパートナーシップフォーラム
                 「協働Rを創りあげるワークショップ」
      第1回【協働をはばむものは何か?協働事業の阻害要因を探る】

    【時間】18:45-21:00
    【場所】三重県庁講堂
    【参加費】無料
    【定員】70名(定員を超えた場合お断りすることがあります)
    【申込】9月23までに電話、FAX、E-Mailで下記までご連絡ください。
        三重県NPO室
        tel.059-224-2644 fax.059-224-2072
        E-mail:open@mienpo.net
    【提供】三重大学の浜田容輔さんよりお寄せいただきました。

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10/14(木)
◎第2回みえNPOパートナーシップフォーラム
                 「協働Rを創りあげるワークショップ」
     第2回【こうすれば一緒にやっていける!!
                     阻害要因の解決策を見つける】

    【時間】18:45-21:00
    【場所】三重県庁講堂
    【参加費】無料
    【定員】70名(定員を超えた場合お断りすることがあります)
    【申込】9月23までに電話、FAX、E-Mailで下記までご連絡ください。
        三重県NPO室
        tel.059-224-2644 fax.059-224-2072
        E-mail:open@mienpo.net
    【提供】三重大学の浜田容輔さんよりお寄せいただきました

─<関西>──────────────────────────────
9/4(土)
■地域活動推進員講座「フィールドで学ぶNPO講座」
                  〜ディスカバー こうべまちづくり〜
   【第1回 辻信一さん(阪神グリーンネット、神戸復興塾)
              「復興まちづくりとコミュニティーづくり」】
[
第18号]

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9/11(土)
■地域活動推進員講座「フィールドで学ぶNPO講座」
                  〜ディスカバー こうべまちづくり〜
   【第2回 日比野純一さん(神戸アジアタウン推進協議会)
                 「多文化・多民族社会のまちづくり」】
[第18号]

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9/18(土)
■地域活動推進員講座「フィールドで学ぶNPO講座」
                  〜ディスカバー こうべまちづくり〜
   【第3回 慈憲一さん(味泥下町活性化協議会会長、六甲技研所長、
                 naddism編集室)「散歩でまちづくり」】
[第18号]

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9/25(土)
■地域活動推進員講座「フィールドで学ぶNPO講座」
                  〜ディスカバー こうべまちづくり〜
   【第4回 田村太郎さん(多文化共生センター代表)
                  「歩いて訪ねる神戸のなかの世界」】
[第18号]

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10/2(土)
■地域活動推進員講座「フィールドで学ぶNPO講座」
                  〜ディスカバー こうべまちづくり〜
   【第5回 野崎隆一さん(遊空間工房代表、神戸東部市街地白地地域復
               興支援チーム、神戸復興塾)
             「住民主体で進める住まい再建とまちづくり」】
[第18号]

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10/9(土)
■地域活動推進員講座「フィールドで学ぶNPO講座」
                  〜ディスカバー こうべまちづくり〜
   【第6回 三谷真さん(関西大学助教授、長田の良さを生かしたまちづ
              くり懇談会)
              「まちと商業の再生を考える」】
[第18号]

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11/29(月)
■建築学会シンポ「都市・建築の色彩評価−その新しい研究動向」[第17号]

─<その他>─────────────────────────────
9/19(日)-9/20(月)
■建築学会【広島の民家と町並み・集落見学会
            「広島県沿岸部・島嶼部の民家と町並み・集落」】
[第17号]

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10/7(木)
■日本学術会議50周年記念シンポ
                「生物の多様性:原生林と都市の自然」
[第18号]

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10/8(金)-10(日)
■第22回全国町並みゼミ臼杵大会
        「まちなみ・環境・まちづくり 今ふたたび臼杵から」
[第19号]

─◇◇定例会◇◇──────────────────────────
■第2火曜日・・・中野のまちづくりを考える会
■第2水曜日・・・おぎくぼ塾→9月は22日です。
■第2金曜日・・・練馬まちづくりの会
      ・・・まちまちサロン(奇数月)
■第2土曜日・・・小金井まちづくりの会→9月は18日です。
※あくまで曜日は原則ですので、お出かけの際には、確認をしてください。

─◇◇連続講座◇◇──────────────────────────
■暮らしと住まいの市民学校(くらすま塾)99のご案内[第8号]

■洋館付き住宅(文化住宅)の住まいと暮らし[第19号]

─◇◇学会関係◇◇──────────────────────────
 ■日本建築学会大会(中国)[第17号]

  【会期】9/17(金)-19(日)
  【会場】広島大学(東広島市鏡山1丁目)

 ■日本計画行政学会第22回全国大会[第17号]

  【会期】9/17(金)-18(土)
  【会場】東京大学工学部

─◇◇その他◇◇──────────────────────────
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◆5 編集部からのお知らせ◆
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 ●「こんなことありました」というエピソード
 ●こんな本を読みました(「まちづくり本」のコーナー)
 ●研究会やイベントの参加者募集
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週刊まちづくり第20号(1999年8月28日発行)
発行:週刊まちづくり編集部(吉村・杉崎・山崎)
E-mail:machi@sa.uno.ne.jp
FAX:052-917-1210(吉村)
URL:http://member.nifty.ne.jp/Teru2/w-machi/




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