週刊まちづくり/21号(99/09/04号)



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□□□□◆週刊まちづくり◆□□□□ ---Weekly Machi-Zukuri---
99/09/04(毎週土曜日発行)             21号(配信数164)
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【※等幅フォント半角70文字の設定でお願いします】
週まち(週刊まちづくり)ホームページ

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┃今号の内容                  ┃
┃     1 まちコラム           ┃
┃     2 まちづくり本          ┃
┃     3 まちづくり伝言板        ┃
┃     4 まちづくりカレンダー      ┃
┃     5 編集部からのお知らせ      ┃
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さて、週刊まちづくりも20号を越えました。こうして継続的に毎週なんとか発
行できているのもみなさんのご支援の賜物だと思います。他の人へ存在を伝え
ていただいたり、情報を提供していただいたりと、ご協力ありがとうございま
す。今後とも、よろしくお願いします。
また、気楽に不定期に書いて頂いている連載コラムやまちづくり伝言板など
に、是非、日頃思っていることや週まちへの要望などを書いて頂ければと思い
ます。今後とも、よろしくお願いします。

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◆1 まちコラム◆
「気楽なコラム 不定期編」【その1】=<矢崎早人>=
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(強烈な個性で共感する人々の夢を実現するテーマタウン)

昨今、臨海部の産業地帯を中心として大規模な産業遊休地が発生し、その土地
利用転換をどう図っていくかが課題となっている。議論されている具体的な解
決策のいくつかは、研究開発型企業などの新産業の立地を図る、リサイクル拠
点などの環境産業の立地を図る、また、暫定的な利用として商業・アミューズ
メント施設にするといったところである。どれもが妥当だという気はするが、
どれについても自信を持って押したいという気持にはなれない。「暫定利用」
という言葉は割と新鮮に聞こえるが、これは逆に言えば次のビジョンが打ち出
せないことの表れでもある。このような臨海部の産業遊休地の土地利用転換に
限らず、これだけめまぐるしく状況が変わる世の中で、長期的な展望が見えな
い不安から、都市づくりも拙速の方向に傾いている危機感がある。

そんな中で、私が興味をひかれるまちづくりのコンセプトがある。それは「テ
ーマタウン」とも呼べそうなテーマパーク型まちづくりであり、そのテーマに
共感する人達の夢を実現するまちづくりである。その具体例を2つ挙げたいと
思う。一つは長崎のハウステンボス、もう一つはアメリカのセレブレイション
である。

ハウステンボスは「日経アーキテクチュア」の最新号にも紹介されているが、
その一般的な認識はオランダの街なみを再現したテーマパークであろう。しか
し、その基本構想は「千年の街をつくる」というものであり、将来的には人口
1万人程度の人が定住する街を作ろうとしている。また、公約として2007年に
は入場料を取らない普通の街として解放することにもなっており、現在は50
0名程度の住民がいるそうである。敷地はもともと長崎県が工業団地を作ろう
として失敗した埋立地である。そこにオランダの街なみを持ってきたのは、長
崎とオランダの歴史的なつながりと、国土の40%を干拓によって造られている
オランダとの類似性である。また、ハウステンボスはエコロジーの面からもそ
の取り組みが注目されているが、それは洪水や堤防決壊などの水との長い戦い
の歴史の中で育んだオランダのエコロジカルなまちづくりの概念への着目とも
言えそうである。今後の展開としては、高齢者の方たちが住めるような住宅を
整備して、日中は園内の案内係などのアルバイトをしながら、ハウステンボス
で老後を過ごしてもらうことを考えているそうである。テーマパークとしても
国内第4位の入場者数のあるハウステンボスだが、テーマタウンという視点か
ら捉えると、その個性、独自性はより鮮明になる気がする。

セレブレイションはフロリダ州オーランドの郊外に位置するニュータウンであ
る。ディズニーワールドから8km南方にある約1980haの開発は、そのウォルト
ディズニー社によって進められている。ここでのテーマは「ニュー・アーバニ
ズム」であり、古き良きアメリカの時代を感じさせる小都市居住の理想型を作
ろうというものである(ディズニーランドの中に人が住むわけではない)。同
社は以前よりテーマパークではなく街をつくりたいという意欲があり、それが
ディズニー氏の夢であったと言われている。ニューアーバニズムとは、アメリ
カの都市を近隣の人々が互いに親しく行き来し、どの家の芝もきれいに刈りそ
ろえられたような、小さく緊密なコミュニティに戻そうという思想のキャッチ
・コピーである。街なみはトラディショナルスタイル(クラシカル、ビクトリ
アン、コロニアル等)の建築物で構成される新築のアメリカン・タウンを目指
している。売り込みに関しては、マスメディアでの宣伝も行わず、価格は周辺
より2割くらい高いそうであるが、人気があり住宅地は多くの待機者がいる。
また、来街者も多く見られるそうである。

これらのようなテーマタウンの建設は、中途半端なやる気では実現が難しく、
事業化への強い決断力が必要だと思われる。しかし、それが本物の取り組みで
あればあるほど、共感する人は心を打たれるのではないだろうか。個性的なま
ちづくりが求められている昨今、地方自治体レベルだけでそれを押し進めるの
ではなく、もう少し小さくて身近なレベルで、さらに対象をしぼってみるのも
面白い。これらテーマタウンの建設により、まちづくりの幅はもっと広がるの
ではないだろうか。
(日本開発構想研究所)

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◆2 まちづくり本◆
今回はお休みです。
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()

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◆3 まちづくり伝言板◆
=<只見小学校改築(福島県)のなかで「形は残らずとも、心に残るなら」>
                          (三矢勝司さん)=

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■設計者の思い
 福島県の只見町といえば、大変な豪雪地帯である。そんな町にある只見小学
校の改築(体育館を除く校舎全体の改築)にあたり、設計担当を行うことにな
った邑建築事務所が、市民参加の手法をとり入れる方針をとったために、千葉
大の延藤先生(研究室)と僕が、その改築プロジェクトに合流することになっ
た。
 設計士の豊田さん(邑建築事務所)が「体育館のステージ両脇に設置された
階段の空間構成は、この小学校の宝だ。改築後のランチルームに是非とも実現
しよう」として、当初案(A-1)には、同じ構成の、例えるなら、オペラ座の
玄関ホールにあるような階段案が、盛り込まれていた。

■子ども・先生・地域の人々が設計に参加する中で
 ”しっぺいんねいかい(地元の方言で、やってみようかの意)”と名付けら
れた、ユーザー参加のワークショップは、99年5月から始まった。その中で、
次々に出てくる、願い、思い、要求、制約、が付加されていき、A-2、B-1、
B-2、、案と、どんどん対案(オルタナティブ)が生み出されていった。より
充実した建築プランが生まれていく一方で、7月末におおよその基本設計図が
完成した頃には、先に挙げた階段は、消えゆく運命を辿った。

■今ある小学校の魅力を引き継ぐ建築作法
 従来型の設計手法ならば、無い形は、無であり、何も残さないが、参加の手
法だからこそ、見出しうる展望があると思う。
 それは、只見小に携わる地域の人々への期待である。
 確かに、今回取り壊されずに残った体育館は、10年くらい後には、改築さ
れることになると思う。その時、きっと地域の人々から「しっぺいんねいかい
を開いて、体育館改築を話し合おう」と言ってくれるなら、校舎改築では、な
し得なかったあの階段の実現もきっと実現すると期待を抱く。
 こんなことも、あり得ない話ではない。というのも、今回地元でしっぺいん
ねいかいを開た後の、地域の方々との会食の中で、「この方法(ワークショッ
プ方式)はいいね」とか、「今後、公共の建物を作るときには、しっぺいんね
いかいを絶対開こう」などの声を聞くにつれ、僕らの期待は、はっきりとした
確信に変わっていく。
 それは、地域のみんなで、今ある環境の魅力を大切にしながら、建築物や、
それにまつわるシステムを考える方法を体験した人々への期待。形は残せなか
ったけど、心に残す「文化創造型建築手法」の序曲かもしれない。
(コミュニティ・アーキテクト)

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◆4 まちづくりカレンダー◆
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◎:新しく紹介するイベント
■:以前紹介したイベント([●●号]は掲載号)
□:追加情報のあるイベント
☆:配信のタイミング上前号に掲載できなかったもので、掲示板に掲載したイベント

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◇◇イベント情報◇◇
─<関東>──────────────────────────────
-10/24
◎よこはま洋館付き住宅を考える会【フランス瓦住宅/桜ヶ丘29番館
                 (昭和初期建築の洋館付き住宅)公開】

    【開館時間】10:00-16:00(金・土・日のみ)
    【会場】長崎邸(横浜市保土ヶ谷区桜ヶ丘1−11−29)
        ※保土ヶ谷駅西口より徒歩20分
         横浜駅西口ダイヤモンド地下街F階段14番乗り場より
         または保土ヶ谷駅西口1番乗り場より
         または天王町駅前、星川駅前より
           25系統バス、バス停『桜台小前』下車
    【入場料】200円
    【主催】よこはま洋館付き住宅を考える会
    【内容】住みやすく落ち着いたたたづまい。しっかりした作りで座っ
        ていると、ゆっくりとした時間の流れを感じることができ、
        ほっとできる気持ちを味わうことができる歴史ある家。それ
        がフランス瓦住宅です。一度足を運んでみませんか。パネル
        展示や実物ではジェラール瓦、ガスストーブ、ミシン、ちゃ
        ぶ台、冷蔵庫、柱時計などを展示し、昭和の初期の暮らしを
        再現しています。
    【提供】まちまちネットMLより

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9/4(土)
■日本造園学会関東支部 第61回支部例会
        「生き物空間の具体的管理−管理技術にみる課題−」
    【鈴木孜氏(東京都・パークエコロジー研究会)
             「公園の生き物空間における管理技術の課題」】
[
第20号]

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9/4(土)-9/5(日)
■自治体議員・市民向けセミナー【市民政策ワークショップ in東京】[第19号]

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9/5(日)
■エコロジー住宅市民学校特別講座
     【『土のワークショップ』のご案内
               −土のかまどを作って、ピッツァを焼こう】
[第20号]

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9/9(木)
◎千葉まちづくりサポートセンター露天風呂(交流会)
             【村山和彦「体で覚えるエコマネー実践講座」】

    【時間】18:30-21:00
    【場所】千葉大学西千葉キャンパス工学部10号館3F311号室
    【入湯料(参加費)】300円
    【内容】
     18:30 ボーンセンターからのお知らせ
         事務局より
     18:40 体で覚えるエコマネー実践講座
         1)新しいPeanuts(エコマネー)の使い方
         2)Peanutsを使った豊かな生活、しっとりとしたコミュニ
          ティ−、起業のすすめ
         3)LETS(Local Excange Trading System)地域通貨とか
         4)ピーナッツ会員申込受付
     20:10 質疑応答
     20:40 延藤センセの「まとめ」

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9/10(金)-9/11(土)
■建築学会関東支部都市計画部会 リレー見学会・座談会
              「まちづくりの新しい展開1―ぐんま新治村」
[
第16号]

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9/10(金)
■第7回江戸東京たてもの園セミナー「町とたてものは変わる」[第18号]

◎まちまちサロン

    【時間】18:00-22:00
    【場所】(有)プラネット(五反田)
    【問合せ先】越野さん(プラネット)まで(03-3490-0193)
    【内容】「まちなみまちづくり市民ネットワーク」の会員同士の交流
        の場。ただし、会員に限らず非会員も自由に参加できます。
     ※まちまちサロンならびにまちまちネットについては週まち7号で
      紹介をしていただいています。

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9/11(土)
■第7回江戸東京たてもの園セミナー「町とたてものは変わる」[
第18号]

■都市計画家協会古河都市計画キャラバン・プレイベント(歴史編)
                「川と街の中に消えた古河城郭を探す」
[第19号]

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9/12(日)
■第7回江戸東京たてもの園セミナー「町とたてものは変わる」[第18号]

■まちづくりフォーラム日野 オープンフォーラム
                   【都市マスタープランと市民参加】
[第19号]

■エコロジー住宅市民学校特別講座
     【『土のワークショップ』のご案内
               −土のかまどを作って、ピッツァを焼こう】
[第20号]

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9/15(水)
■クーネ&練馬まちづくりの会「新しいまちづくり・住まいづくり」
    【光岡明子氏・新藤絹代氏(生活クラブ北欧福祉ツアー)
                     「北欧の「グループホーム」」】
[第19号]

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9/18(土)
■茨城県真壁町街並み見学会[第20号]

■エコロジー住宅市民学校特別講座
     【『土のワークショップ』のご案内
               −土のかまどを作って、ピッツァを焼こう】
[第20号]

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9/19(日)
■まちづくりサロン・むさしの「おぎくぼ塾について」[第17号]

■エコロジー住宅市民学校特別講座
     【『土のワークショップ』のご案内
               −土のかまどを作って、ピッツァを焼こう】
[第20号]

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9/20(月)
■建築技術支援協会NPO法人化記念シンポジウム
     【市民社会と建築技術を結ぶ絆 NPO活動の可能性】
[第19号]

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9/22(日)
■おぎくぼ塾定例会【星昭氏「アドレス考現学」】[第20号]

■美術・建築研究会
        【各務謙司(建築家)「イエメンの建築・都市・生活」】
[第17号]

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9/29(月)
■第141回都市経営フォーラム【水島信氏(建築家・在ミュンヘン)
         『ドイツの街づくり・その実際ー街づくりと官民の義務】
[第20号]

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10/13(火)
■おぎくぼ塾定例会【飛田春雄氏(仮題)「神社の話し」】[第17号]

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10/21(木)-22(金)
◎都市計画学会 第23回都市計画セミナー
     【環境共生都市づくりの実践
       <環境共生都市の実現に向けた多面的、総合的施策の展開>】

    【会場】国立オリンピック記念青少年総合センター
    【定員】300名
    【参加費】正会員20000円 学生会員4000円
         非会員22000円 一般学生6000円
        (賛助会員、法人正会員は一口につき2名まで正会員扱い)
    【問合せ】都市計画学会 都市計画セミナー担当 堀越義章
         TEL 03-3261-5407 FAX 03-3261-1874
    【振込先口座】東京三菱銀行麹町支店 普通0096589
           社団法人 日本都市計画学会
         上記振込人欄に「セミナー」と付記し、お振込み下さい。
    【内容】(時間、講師、事例等に一部変更する場合があります)
    (1日目)
    9:30 受付開始
    9:50 開会 会長挨拶 黒川 洸
    10:10 基調講演 武内和彦(東京大学教授)
           「循環と共生の都市づくり」
    11:10 望月明彦(建設省都市局都市計画課建設専門官)
       「環境負荷の小さい都市づくり」
    12:10 昼食(60分)
    13:10 谷津龍太郎(環境庁地域環境部地球温暖化対策推進室長)
       「循環型地域づくり」
    14:10 木野正登(通産省資源エネルギー庁石炭・新エネルギー
            部新エネルギー対策課技術班長)
       「地域新エネルギー」
    15:10 小川嘉一(神奈川県県土整備部県土整備総務室
                      環境共生都市整備担当)
       「環境と共生する都市づくり誘導指針―総合的誘導施策―」
    16:10 講演者調整中(住宅・都市整備公団)
       「環境共生の住宅地づくり (八王子ニュータウン)
                        ―水と緑の保全創出―」
    17:10 第1日目終了
    (2日目)
    9:30 卯月盛夫(早稲田大学専門学校教授)
       「ドイツにおける環境都市整備―環境共生都市整備―」
    10:30 井伊和子(世田谷区建設・住宅部住宅課長)
       「環境共生住宅と住民のライフスタイル―環境共生住宅―」
    11:30 James Falbey(Regional Chief Engineer -Japan
            Director of Engineer - Hilton Tokyo Bay)
       「環境対策重視の都市施設―公共施設の目指すべき方向―」
    12:30 昼食(60分)
    13:30 竹林征雄 ((株)荏原製作所 エンジニアリング事業本部
             ゼロエミッション統括 理事)
   「ゼロ エミッション型まちづくりに向けて
                       ―省エネ・リサイクル―」
    14:30 中島正人(金沢市都市政策部担当次長)
       「都市交通の誘導施策とまちづくり―景観整備等―」
    15:40 パネルディスカッション
          コーディネーター 丸田頼一(千葉大学教授)
          パネラー 中島正人(金沢市都市政策部)
               竹林征雄((株)荏原製作所)
               青山俊介 ((株)EX都市研究所)他
    17:30 閉会挨拶 矢島 隆
  【出典】
都市計画学会HPより

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10/29(金)-30(土)
■東京都立大学都市研究所主催開学50周年記念国際シンポジウム
【「グロバリゼーションと都市」】
[第12号]

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11/9(火)
■日本学術会議50周年記念シンポジウム
               【都市と都市計画−世紀末から新世紀へ】
[第18号]

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11/10(水)
■東京都立大学都市研究所主催開学50周年記念公開講演会
【「高齢社会の生活環境改善−バリアフリーからユニバーサルデザインへ」
[第12号]

■おぎくぼ塾定例会【松浦由紀「コミュニティーと心理学」】[第17号]

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11/16(火)
■日本学術会議50周年記念シンポ「中山間地域の価値と暮らし」[第18号]

─<東海>──────────────────────────────
−9/26(日)
■アートポート'99 「倉庫を創庫に!夏の祭典」[第17号]

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9/13(月)
■NPO学習会【柏木はるみ氏(NPO団体TSU・アイリス代表・PSC
            (パートナーシップサポートセンター)理事・三重
                 県文化振興事業団女性センター職員)】
[第20号]

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9/17(金)
■全国女性建築士オープンステージ「環境と共生する住まい」[第17号]

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9/25(土)
◎交流講座「近代建築を活かしたまちづくりを学ぶ」現地交流3
    【『伊勢 ふたつのまちづくり』〜蔵を活かした「河崎のまち」
                 ・参拝でにぎわう「おはらいまち」〜】

    【時間】9:15集合 17:00帰着予定
    【集合場所】地下鉄「市役所」5番出口付近
       (名古屋市役所西庁舎南道路)※現地までバスで移動します。
    【募集人数】40人
     (どなたでも申し込めます。定員になり次第締め切ります。)
    【参加費】3000円(当日徴収・昼食代別)
    【申込方法】電話又はFAXで下記まで。FAXの場合は、ご氏名・ご住所
          ・連絡先を記入してください。
        ※電話は月から金の午後2時から7時の間にお願いします。
    【申込先】白壁アカデミア事務局 TEL&FAX 052-930-7668
    【内容】“伊勢”は、長い歴史を伊勢神宮とともに歩んできたまちで
        す。江戸末期から明治初期にかけて伊勢参宮が爆発的に流行
        したいわゆる「おかげ参り」の時代。そのかげには、江戸の
        商業を牛耳ったとも言われる「伊勢商人」の存在を忘れては
        なりません。彼らがつくりあげた町が「河崎」です。
        『河崎のまち』は、川を利用した海上運搬をもとに商業の町
        として栄え、現在も多くの問屋が点在する町ですが、今は昔
        栄えた町並みも日々変化し「蔵」を再生・活用する試みが進
        められています。『おはらいまち』は、古くから伊勢神宮の
        門前町として栄えてきた町が、6年前の遷宮に合わせ改修さ
        れた町です。ただ現在の町並みは、意図して造られ、改修以
        前は現在の河崎同様に町としてのまとまりには、薄さも感じ
        られました。
        昔は、互いに伊勢の顔であった『おはらいまち』と『河崎の
        まち』のふたつの町を歩き、そこで行われているまちづくり
        を見て感じてほしいと企画いたしました。
        このふたつのまちづくりに深く携わってみえる建築家・高橋
        徹さんにコーディネーターを務めていただきます。
        一緒に伊勢のまちづくりを歩いてみませんか?
    【提供】都市研究所スページアの浅野健よりお寄せいただきました。

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9/28(火)
◎東海地域シンポジウム「財政制約下での地域開発プロジェクト」

   【時間】13:00-15:30
   【場所】(財)名古屋都市センター11階大研修室
       名古屋市中区金山町1−1−1 (金山南ビル)
   【人員】50名(先着順で締め切らせていただきます)
   【申込方法】氏名、所属、連絡先(住所、電話番号及びFAX番号)を明
         記のうえ、FAXでお申込み下さい。
   【申込期限】平成11年9月17日(金)
   【問合せ先】財団法人 名古屋都市センター 調査課 中薗
         TEL:(052)678-2216/FAX:(052)678-2211
   【内容】基調講演・パネリスト 黒川和美氏(法政大学経済学部教授)
       コーディネーター 奥野信宏氏(名古屋大学経済学部教授)
       パネリスト 竹内伝史氏(岐阜大学地域科学部教授)
             加藤秀樹氏(構想日本代表)
             筧喜八郎氏(日本開発銀行地域開発企画部長)
       当センターでは、日本開発銀行並びに財団法人日本経済研究所
       との共催により、東海地域シンポジウムを上記の通り開催する
       ことといたしました。
       「財政制約下での地域開発プロジェクト」というテーマの下、
       黒川和美法政大学教授より基調講演を頂き、引き続き奥野信宏
       名古屋大学教授をコーディネーターとして、有識者によるパネ
       ルディスカッションを予定しています。つきましては、ご多忙
       の折とは存じますが、是非ご参加賜りますようご案内申しあげ
       ます。
   【出典】
名古屋都市センターHPより

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9/30(木)
■第2回みえNPOパートナーシップフォーラム
                 「協働Rを創りあげるワークショップ」
      第1回【協働をはばむものは何か?協働事業の阻害要因を探る】
[第20号]

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10/14(木)
■第2回みえNPOパートナーシップフォーラム
                 「協働Rを創りあげるワークショップ」
     第2回【こうすれば一緒にやっていける!!
                     阻害要因の解決策を見つける】
[第20号]

─<関西>──────────────────────────────
9/4(土)
■地域活動推進員講座「フィールドで学ぶNPO講座」
                  〜ディスカバー こうべまちづくり〜
   【第1回 辻信一さん(阪神グリーンネット、神戸復興塾)
              「復興まちづくりとコミュニティーづくり」】
[第18号]

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9/11(土)
■地域活動推進員講座「フィールドで学ぶNPO講座」
                  〜ディスカバー こうべまちづくり〜
   【第2回 日比野純一さん(神戸アジアタウン推進協議会)
                 「多文化・多民族社会のまちづくり」】
[第18号]

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9/18(土)
■地域活動推進員講座「フィールドで学ぶNPO講座」
                  〜ディスカバー こうべまちづくり〜
   【第3回 慈憲一さん(味泥下町活性化協議会会長、六甲技研所長、
                 naddism編集室)「散歩でまちづくり」】
[第18号]

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9/24(金)
◎第1回都市計画講演会【奥野卓司(関西学院大学社会学部教授)
          「都市の第3空間ー情報社会における場所の意味ー」】

    【時間】14:30-16:30
    【場所】阪急グランドビル26階 貸会議室
       (阪急梅田駅直近 TEL06−6315−8368)
    【参加費】1000円
    【申込方法】下記の事務局へFAXでお申し込みください。
          日本都市計画学会関西支部事務局
          FAX06-6647-1920
    【内容】情報化が進むと働き方や学び方、遊び方が変わり、こうした
        変化が都市空間の構成にも影響を与えてくるのではないだろ
        うか。
        講師の奥野先生は、情報人類学の立場から、情報と都市の関
        係について数多くの調査研究を行なわれている。今回の講演
        会では、現代の情報社会が与える都市環境への影響を社会学
        的、文化的視点からお話頂く。
        情報社会における都市のあり方を考えるときに、多くの示唆
        が得られるであろう。
    【出典】
都市計画学会関西支部HPより

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9/25(土)
■地域活動推進員講座「フィールドで学ぶNPO講座」
                  〜ディスカバー こうべまちづくり〜
   【第4回 田村太郎さん(多文化共生センター代表)
                  「歩いて訪ねる神戸のなかの世界」】
[第18号]

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10/2(土)
■地域活動推進員講座「フィールドで学ぶNPO講座」
                  〜ディスカバー こうべまちづくり〜
   【第5回 野崎隆一さん(遊空間工房代表、神戸東部市街地白地地域復
               興支援チーム、神戸復興塾)
             「住民主体で進める住まい再建とまちづくり」】
[第18号]

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10/9(土)
■地域活動推進員講座「フィールドで学ぶNPO講座」
                  〜ディスカバー こうべまちづくり〜
   【第6回 三谷真さん(関西大学助教授、長田の良さを生かしたまちづ
              くり懇談会)
              「まちと商業の再生を考える」】
[第18号]

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10/16(土)
◎都市環境デザインフォーラム関西
   【「参加型都市環境デザインを探る」(神戸のまちづくりから)】

   【時間】10:00-5:00
   【場所】神戸市立まちづくり会館(元町駅より徒歩10分)
   【参加費】都市環境デザイン会議会員1000円/一般2000円
        学生1000円/懇親会5000円
   【内容】被災地神戸で震災復興市民まちづくりの事例を取り上げ、参加
       型環境デザインの本質を探る実践・実験・理論について共に語
       り集うフォーラム
    (午前)問題提起
    小林郁雄(フォーラム委員長/コー・プラン)「実践 Session-1」
    吉田 薫(まちづくりワークショップ)  「実験 Session-2」
    丸茂弘幸(関西大学)           「理論 Session-3」

    (午後)※〈Session-1,2,3を同時進行〉
    「実践(レポート&トーク) Session-1」
     「住民とのまちおこし(兵庫県村岡町)」
         中村典男(兵庫県村岡町教育委員会)
         大矢京子(都市環境計画研究所)
     「参加型まちづくりの苦闘(東灘区岡本地区)」
         西崎敬四郎(美しい街岡本協議会会長)
         後藤祐介(ジーユー計画研究所)
     「権利者参加の意味と限界(六甲道再開発地区)」
         倉橋正己(神戸市都市計画局アーバンデザイン室長、
                     前・六甲道南再開発事務所長)
         有光友興(環境開発研究所)
    「実験(ワークショップ) Session-2」
     公園づくりファシリテーター…中村伸之(ランドデザイン)
     まちづくりファシリテーター…森川稔(アーバンスタディ研究所)
     再開発ファシリテーター…堀口浩司(地域計画建築研究所)

    「理論(ディスカッション) Session-3」
     参加の方法と技術
     <創造>と<公共>のはざ間
     かたち・文化・政治論 者 
       小浦 久子(大阪大学)
       松久 喜樹(大阪芸術大学)
       宮前 洋一(スペースビジョン研究所)
      & YOU!

    報告とまとめ
      田端 修(住環境学研究所)
      松久喜樹(大阪芸術大学)
      榊原和彦(大阪産業大学)
   【出典】
都市環境デザイン会議関西ブロックHPより

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11/29(月)
■建築学会シンポ「都市・建築の色彩評価−その新しい研究動向」[第17号]

─<その他>─────────────────────────────
9/19(日)-9/20(月)
■建築学会【広島の民家と町並み・集落見学会
            「広島県沿岸部・島嶼部の民家と町並み・集落」】
[第17号]

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10/7(木)
■日本学術会議50周年記念シンポ
                「生物の多様性:原生林と都市の自然」
[第18号]

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10/8(金)-10(日)
■第22回全国町並みゼミ臼杵大会
        「まちなみ・環境・まちづくり 今ふたたび臼杵から」
[第19号]

─◇◇定例会◇◇──────────────────────────
■第2火曜日・・・中野のまちづくりを考える会
■第2水曜日・・・おぎくぼ塾→9月は22日です。
■第2金曜日・・・練馬まちづくりの会
      ・・・まちまちサロン(奇数月)→9月は10日(金)です。
■第2土曜日・・・小金井まちづくりの会→9月は18日(土)です。
※あくまで曜日は原則ですので、お出かけの際には、確認をしてください。

─◇◇連続講座◇◇──────────────────────────
■暮らしと住まいの市民学校(くらすま塾)99のご案内[第8号]

■洋館付き住宅(文化住宅)の住まいと暮らし[第19号]

─◇◇学会関係◇◇──────────────────────────
 ■日本建築学会大会(中国)[第17号]

  【会期】9/17(金)-19(日)
  【会場】広島大学(東広島市鏡山1丁目)

 ■日本計画行政学会第22回全国大会[第17号]

  【会期】9/17(金)-18(土)
  【会場】東京大学工学部

 ◎土木学会全国大会【テーマ:土木の再発見、再構築、新展開】

  【会期】9/22(水)-24(金)
  【会場】広島大学(広島県東広島市)
  【問合せ】土木学会平成11年度全国大会事務局 0824-24-6921
   http://www.hiroshima-cdas.or.jp/jscecb/gakkai/index.html

 ◎日本環境共生学会第2回学術大会

  【会期】9/25(土)
  【会場】日本大学経済学部2号館
      水道橋駅(徒歩2分)、神保町駅(徒歩6分)
  【参加費】無料
  【内容】
   特別講演会「アジアの経済発展と環境共生(仮題)」
    【時間】13:00-15:00
    【講師】黄明燦(韓国 建国大学教授 前国研究院院長)
        田中啓一(日本大学教授.日本学術会議会員・幹事
                地球環境研連(HDP)専門委員長)
        伊藤達雄 (日本環境共生学会会長)
        竹内一樹 (日本大学経済学部長)
  【問合せ】日本環境共生学会  東京事務局((株)TALO都市企画内)
       TEL:03-3201-3901 FAX:03-3201-3890
       http://www.ja-hes.gr.jp/

 ◎日本地域学会第36回年次大会

  【会期】10/2(土)-3(日)
  【会場】熊本大学法学部
  【内容】共通論題:(未定)
      一般論題: 立地,人口移動,地域経済,等の
                      地域学一般の課題すべて
      総会: 10/2(土) 13:30-(予定)
      シンポ: 10/2(土) 14:30-(予定)
   http://jsrsai.envr.tsukuba.ac.jp/index_jap.html

 ◎地理情報システム学会第8回研究発表大会

  【会期】10/7(木)-9(土)
  【会場】工学院大学(新宿校舎)
  【参加費】正会員、学生会員、賛助会員 4,000円
       非会員 3,000円
   http://www.gisa.t.u-tokyo.ac.jp/docs/taikai-j.html

 ◎日本都市計画学会第34回学術研究論文発表会

  【会期】11/13(土)-14(日)
  【会場】慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
      神奈川県藤沢市遠藤 5322
  【内容】13(土) 論文発表/ワークショップ(午後)/懇親会(夕刻)
      14(日) 論文発表
     (ワークショップ内容)
      1. 都市基盤整備公団が行う新たな街づくり
      2. アジアの都市計画
      3. 中心市街地問題と交通政策
      4. まちづくりの主体と合意形成
      5. 防災・復興まちづくり研究
      6. 市民によるプランづくりと参加型計画論
      7. 地方都市におけるマスタープラン
  【出典】
都市計画学会HPより

─◇◇その他◇◇──────────────────────────
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◆5 編集部からのお知らせ◆
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週刊まちづくり第21号(1999年9月4日発行)
発行:週刊まちづくり編集部(吉村・杉崎・山崎)
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