週刊まちづくり/274号(2004/12/05号)


週刊まちづくり/274号(2004/12/05号)




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□□□□◆週刊まちづくり◆□□□□ ---Weekly Machi-Zukuri---
2004/12/05(毎週日曜日発行)         274号(配信数1500)
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 ★★【週まち編集部より】★★   ○週まち編集部のメールアドレスを変更しました。 【旧アドレス】machi@sa.uno.ne.jp 【新アドレス】w-machi@machi-shuu.net ☆☆【今週の週まち】☆☆☆☆☆☆ 0 週まち関連イベント情報 1.まちコラム ・日系アメリカ人マツモトシスターズと神楽坂の父が夢見たブラジル移民・2変える事と変わる事 2.まちづくり伝言板 ・指定管理者制度の活用モデルづくり実験(その5)(社)地域問題研究所 研究会開催の案内  指定管理者制度のあり方を考える〜新たな地域自治の実現にむけて 3.まちづくり本 ・石塚雅明「参加の「場」をデザインする まちづくりの合意形成・壁  への挑戦」(学芸出版社) 4.週まちリンク集充実中(ホームページ紹介) 5.まちづくりカレンダー 6.公募関係 7.編集部からのお知らせ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

───────────────────────────────────────── ◆0 週まち関連イベント情報◆ ───────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆1 まちコラム◆ 日系アメリカ人マツモトシスターズと神楽坂の父が夢見たブラジル移民・2=<平松南>= ───────────────────────────────────────── 神楽坂のわたしの父は、昭和20年代前半に、新宿区早稲田鶴巻町から神楽坂 に一家を挙げて移転した。しかしその当時父は神楽坂の発展を予測できず、海 外雄飛をつねに夢見ていた。晩年神楽坂をこよなく愛した「不二家ぺコちゃん 焼」の創業社長が体験した戦争と戦後とは? −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 移民とはなにか。 これは、民衆の側から見れば江戸時代の逃散(ちょうさん)つまり食べていけ ないため国をすてることであり、国家の側から見れば棄民つまり食べさせられ ないため民衆を捨てるのである。 いまの若い人人には信じられないことだが、日本には飢えと餓死が長い間存在 していた。江戸時代は当たり前であるが、わずか数十年前の戦前でも、天候異 変による飢饉があると、東北や北陸のような貧しい地方では、飢えを凌ぐため に女こどもの人身売買が横行した。 いま好色な日本人男性のセックス観光の対象になっているフィリピン、タイな どの女性たちがそうであるように、貧しい農村地方の家族は、身内の子女を都 市や外国に売ったのである。 神楽坂を初めとして花柳界や遊郭には、こうした悲しい女たちが身を沈めてい た。 かつて貧しかった日本国は、鎖国をといた早い時機から国策として移民を奨励 した。 明治の中期には、アメリカ西海岸地方や中米に日本人の集団移民がはじまった。 移民を決意した人々は、日本の生活に見切りをつけ、財産を処分し、親類縁者 に別れを告げて、遠い異国への長い船旅に出発していった。 アメリカ移民は、白人が嫌がる重労働すなわち鉄道敷設、森林の伐採、開墾開 拓の苛酷な労働に従事した。 今日日本に出稼ぎに来ているアジアや中近東系の外国人と同じであった。 アメリカ移民の後は、関東軍の差し金で昭和12年に満州国という幻の傀儡国 家が誕生すると、満蒙開拓団という仰々しい名前の下に、多くの人々が中国北 部へ移住した。人身売買された女たちも、その流れに身を任せていくものもい た。 貧しい者たちだけではなかった。このころは、日本の軍隊の一時的な快進撃と 目覚しい戦果に鼓舞されて、海外雄飛という言葉も盛んにいわれだしてきた。 若者は、八紘一宇といういかがわしいスローガンに翻弄されて、南洋や満州に 夢を馳せた人々も多かった。 わたしの父もそんなひとりだった。 昭和17年夏インドネシアでの農園経営を夢に見て、新宿区早稲田の店と母、 妻、長男、次男をのこし、軍属としてインドネシア本島のマラン洲に出発した。 その次男が私だった。私はまだ母の胎内にいた。 新宿区内には家作を何軒か持ち、私の祖母と大きな小間物屋も経営していたの で、わざわざインドネシアに農場をもとうなどと考えなくても良かったと思う のだが、戦前の大陸雄飛、海外躍進の異常な熱気は、いまのわたしたちには想 像もつかない。 戦後は自由主義を標榜し共産党にもシンパシーをもつほどリベラルであった父 も、戦前はムッソリーニをまねて黒シャツを着ていたこともあった。 ヒトラーや東条英機ではなくムッソリーニだったところが、いかにも父親らし いところである。晩年カンツオーネの歌唱に凝ってよく素人舞台にたったが、 その芽生えはこのころからであったようだ(続く)。 (季刊まちの総合誌「神楽坂まちの手帖」編集長)  連絡先:神楽坂まちの手帖ニュースwww.keyakisya.com ───────────────────────────────────────── 変える事と変わる事=<三矢勝司>= ─────────────────────────────────────────  市民活動やNPO活動の際によく出てくる「人材育成」や「啓蒙活動」という ものに関して、最近思い考えてしまうことがある。僕個人としては、いわゆる NPOという世界に触れて8年くらいになるが、当初はこれらの言葉に非常に違和 感を覚えたものである。  というのは、どうも「人材育成」や「啓蒙活動」というのは、上から物を言 っている印象がぬぐえず、必然的に上下関係を前提とし、上のものが下の者に 指導し、教え込むという構図が思い描かれてしまうからだ。折角、市民活動や NPOというのなら、もう少し人間的な関係、じわじわと気づいていく流れ、薫 習(※)的な感性の覚醒を目指したい。  とはいえ、近代化のスピード重視(インスタントに早く人材を育成する)の 世界が厳然として存在することも事実で悠長な事をいっていられないし、一方 で「ワークショップは気付きのプロセス」とも呼ばれることから、そこには多 少期待を持ちたい。  詰め込み型知識伝達は、大量生産大量消費の社会(60年代以降)を担うマニ ュアル従属型人間を大量供給する時代には非常に適した方法論であった。端的 に言うと「自分で考えない」方法論。正確に言うと、物も情報も人も不足する 大量生産時代の初期においては、マニュアル開発時期であり、後に述べる「状 況応答型人間」も多く登場した。しかし90年代は、マニュアルが完成・氾濫し、 大量消費時代の限界期・晩期だったのではないか。  限界期という転換の時期を経て、21世紀が「環境」「福祉」「コミュニテ ィ」といった大雑把に言うと「予測不能なもの」を対象としたサービスを提供 することが社会的命題となり、「画一的社会サービス供給を行う中央集権型官 僚システム」では賄えない領域が顕在化した。そこで「多彩な社会サービス供 給を行う自立分散型NPOシステム」の充実が求められるようになったというの が、いわゆる市民社会到来論と考える。  この認識と冒頭の「人材育成」「啓蒙」といった概念は、どのような関係に あるか。  結論から言うと、それを意味する内容が変わったのではないか。つまり、60 年代式の「人材育成」「啓蒙」は、上下関係を前提としたそれであり、これか らは、人間相互の相乗関係を前提としたそれに変わってくる必要がある。前提 は変わるけれども、言葉としては同じもの(人材育成、啓蒙)がやはり必要な のではないか。そんな風に最近僕は思っている。  おまけに、捉えるべき人間像も難易度が高い。大量消費社会が「受動的人 間」を必要としたといって、これからは「積極的人間」を必要とするというス ローガンは、10年以上前に言われていた。そうじゃない。僕なりに解釈すると 「状況断絶型人間」から「状況応答型人間」への転換というのが正しい。環境 や社会の状況に対して、無反応で「考えない(考えずにマニュアルに迎合する か、他人を無視して自分の主張を押し通す)」思考回路から、状況に対して 「どうすればいいのかを考える」。強いて言うならば、「受動的な姿勢」と 「積極的な姿勢」の場合分け(ハイブリッドな思考)が肝要だ。  しかしながら、「予測不能なもの」を対象とする仕事をする上では、「水平 的関係」や「相互作用的」「相乗関係」を「強要する・啓蒙する」必要がある というジレンマが存在する。まちづくりの現場では、「垂直的」「分断的関 係」を前提とする人々と格闘する事が多いのが現実であり、ワークショップの 哲学や手法が広まってきたとはいえ、どうもスッキリする場面に出会うことは 少ない。  「予測不能なもの」に耐え忍ぶ気力が、まちづくりの専門家には必要なので す。 ※薫習 「くんじゅう」仏教用語で、物に香りが染みつくように、人々の精神・身体の すべての行為が人間の心の最深部に影響を与えること。(大辞林 第二版) [参考文献] 『いちばん大事なこと』養老孟司著、集英社、2003年 ───────────────────────────────────────── ◆2 まちづくり伝言板◆ 指定管理者制度の活用モデルづくり実験(その5) ───────────────────────────────────────── このコーナーでは、千葉県立幕張海浜公園における再整備・管理運営計画づく りへの取り組みをご紹介しながら、『現場のニーズに応じた指定管理者制度の 効果的な活用』のあり方について、誌上での議論を提案しています。 ご意見・ご感想や情報をお待ちしています。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆今回は、前回に引き続き、「幕張海浜公園まつり」についてご紹介します。 ◆県民有志による公園利用・運営の実験イベント「幕張海浜公園まつり」は、 これまで約1年間のうちに3回行われました。主な実施内容は次の通りです。 いずれも県民有志が自主的に企画・運営してきたものばかりで、開催費用も 県民有志の出資や参加費によって賄われてきました。 ○インラインスケートフェスティバル ○マウンテンバイク講習会 ○デイキャンプ(野外料理、炊き出し) ○売店+インフォメーションサービス ○ドッグランと犬のしつけ教室 ○アート (公園内の草木や器物を使ってアート作品を作成) ○ダンスフェスティバル ○隣接する松林の調査・間伐実験(普段は立入厳禁の防風林) ◆これらは一見してどこの公園でも行えそうな内容ですし、実際にこれまでも 何のトラブルもなく、毎回数千人が楽しむイベントとして成功してきました。 イベントの際に行ったアンケート調査でも、今後もこのようなイベント・企画 の継続を求める意見が大半を占めました。 ◆しかし、現在の公園管理の原則から言えば、公園占用、火気管理、営業行為、 安全管理、器物破損、騒音問題などの理由から普段は許可されない行為ばかり です。その許可を得るための手続きには、前回に「売店」運営を例にご紹介し た苦労を、企画の数だけ強いられることになりました。 ◆そしてもう一つ、現在の公園管理のしくみには、「幕張海浜公園まつり」の ような積極的な公園利用を妨げるような、大きな障害があることが明らかにな りました。それは、公園利用の交渉相手が三者いるということです。 ◆県立公園の整備・利用・管理を統括している「公園緑地課」と、公園利用の 許認可の窓口である「地域整備センター」、県から公園管理を委託されている 「まちづくり公社」の三者です。 ◆企画の段階で、この三者に対して個別に公園利用の条件を確認し、調整を図 らなければなりません。三者の統一見解は示されず全て個別対応です。 イベントの実施体制とプログラムは、新たな条件が示されるたびに二転三転す ることを強いられ、その総合調整を行う事務局はもとより、個々の担当者も膨 大な負担が強いられるしくみになっているのです。 ◆「幕張海浜公園まつり」の企画・運営を担い、実際にこれらの問題を体験し てきた『運営委員会(県民有志)』のメンバーたちは、現在のこうした公園管 理体制に大きな不満を抱き、回を重ねるごとに「現在のしくみは逆に公園を使 わせまいとしているようなものだ」とか、「社会的な目的のために身銭を払っ て協力しているのに、テキ屋と同じ扱いをするのならもう協力できない」 といった声も聞かれるようになりました。 ◆そんな中、『運営委員会』の事務局を担ってきたNPOから、公園管理体制の 改善策として、県民自らが公園運営を担う「パークマネージメント」の概念が 提案され、その実現に向けて『指定管理者制度』の活用が議論されるようにな りました。 ◆次回からは、いよいよ幕張海浜公園における『指定管理者制度』をめぐる議 論についてご紹介します。 なお、僕はこのプロジェクトに県民有志のひとりとして参加しており、個人の 責任において情報提供とご提案をさせていただいております。 【提供】神谷秀美さん(kamiya@manu.co.jp)よりお寄せいただきました。 ───────────────────────────────────────── (社)地域問題研究所 研究会開催の案内  指定管理者制度のあり方を考える〜新たな地域自治の実現にむけて ─────────────────────────────────────────  市町村合併や地方分権といった行政システムの再編成が進められる中、「公 共=行政」といった従来型の公共概念ではない、「新しい公共」の概念が重要 になってきています。すなわち、これまで行政が担っていた施策・事業を主体 的・自律的な市民活動に委ねていく地域分権・市民分権のあり方が求められて いるといえます。  昨年度の9月に施行された「指定管理者制度」は、民間事業者の能力を活用 し、多様化する住民ニーズに対応し、効率的・効果的・能率的に公の施設の管 理を実現することを目的としています。平成18年9月までの導入に向けて、今 後自治体の動きが本格化していくものと思われます。  ただ、単なる民間委託/民間開放、規制緩和という視点からの「指定管理者 制度ありき」ではなく、「指定管理者制度をいかに使い、何を目指していくの か?」、つまり新しい公共をどう実現するか、地域づくりにどう貢献していけ るのかという視点から戦略的に考える必要がありそうです。  指定管理者制度は、自治体のあり方、公共性のあり方、官民の役割分担やNP Oと行政の協働(パートナーシップ)等のあり方を見つめ直すきっかけとなり 得るものであると考えられます。  本研究会では、今後の新たな地域社会を見据えた指定管理者制度のあり方に ついて、参加者の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。  ご興味のある方のご参加を是非ともお待ちしております。 【研究会の進め方】  東海地域を中心とした指定管理者制度導入事例研究(自治体担当者、事業者 等から事例報告を含む)、参加者からの事例報告、グループワークによる検証 等(約2時間を予定) 【期間及び回数】  平成16年12月〜平成17年6月、平日夜間、計7回程度を実施予定  ※平成17年7月に研究成果報告会を開催予定 【開催場所】(社)地域問題研究所 会議室 【参加者】20名程度(参加者の皆さんから問題提起や事例報告をもとに運営し ていきます) ※募集〆切:12月10日(金) ※定員を大幅に上回る場合には、募集を締め切らせていただくことがあります のであらかじめご了承ください。 《第1回研究会 開催のご案内》 【日程】12月13日(月)18:30-20:30(※終了後に交流会を予定) 【会場】(社)地域問題研究所 会議室 【内容】研究会の趣旨説明、参加者自己紹介、研究会の進め方について意見交 換 【申込み・問合せ】(社)地域問題研究所 副主任研究員 池田 〒460-0003 名古屋市中区錦1-10-27 カネヨビル4F Tel:(052)232-0022、Fax:(052)232-0020 E-mail: ikeda@chimonken.or.jp ※会場の都合により、なるべく事前にお申込み頂きますよう宜しくお願い致し ます。 【提供】池田哲也さん(地域問題研究所)よりお寄せいただきました。 ───────────────────────────────────────── ◆3 まちづくり本◆ 石塚雅明「参加の「場」をデザインする まちづくりの合意形成・壁  への挑戦」(学芸出版社) ───────────────────────────────────────── 【概要】A5変型判 200頁 2004年11月30日発売 【価格】定価2205円(本体2100円) 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「まちづくり」への住民の関わり方は、異議申し立てにはじまり、提 案、協働へと、この40年で進化を遂げてきた。しかし行政への住民参 加の「場」は現在、本当に成熟しているのであろうか。本書では、住 民参加の先進実例や、ワークショップを成功させるためのポイント紹 介から、あらためて参加の「場」のあるべき姿を問い直す。 ★目次など、詳細情報は以下のURLで公開中     http://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/ISBN4-7615-2352-2.htm 【提供】永井美保さん(学芸出版社)よりお寄せいただきました。 ───────────────────────────────────────── ◆4 週まちリンク集充実中◆ ───────────────────────────────────────── 週まちリンク集には大きく下記のような2種類があります。ご紹介いただく際 は【個人・組織・団体などの名前/URL/紹介者のお名前/(できれば一言 メッセージ)】を記載の上、編集部までお寄せください。 (1)週まちのネットワーク編────────────────────────────  ・みなさまの活動や所属しているグループや組織、あるいは個人のページに   ついてのご紹介をよろしくお願いいたします。  ・基本的には自薦とさせていただきます。   ※紹介者のお名前を掲載させていただくことによって、週まちを通じて各    活動に関心を持たれた方を少しでも近い関係でつながればことをめざし    ています。 (2)おすすめサイト紹介編────────────────────────────  ・自分が直接関わっているわけではないが、知人が関係している場合、ある   いは使える、面白いサイトなどをご紹介ください。 なお、リンク集は週まちHPのトップページからリンクされています。 ───────────────────────────────────────── ◆5 まちづくりカレンダー◆ ─────────────────────────────────────────

◎:新しく紹介するイベント ■:以前紹介したイベント([●●号]は掲載号) □:追加情報のあるイベント ☆:ホームページ版での新情報 <ちょい>:20代によるまちづくりを考える<ちょいまち>メンバーが関         わっているイベント バックナンバーは、以下に掲載中

|第251号|第252号|第253号|第254号|第255号| |第256号|第257号|第258号|第259号|第260号| |第261号|第262号|第263号|第264号|第265号| |第266号|第267号|第268号|第269号|第270号| |第271号|第272号|第273号|

◇◇イベント情報◇◇ ─<関東>────────────────────────────── -2004/12/27(月) ◎2004吉阪隆正展「頭と手」 【時間】9:00 - 19:30 土曜/日曜開館 最終日は16:00まで 【場所】建築会館・建築博物館ギャラリー http://www.taka2004.com/map.html 【費用】入場無料 【主催】2004吉阪隆正展 実行委員会 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− より良い環境を創造していくためには、建築設計においても、都市デ ザインにおいても、その環境を総合的にとらえようとする発見的な思 想方法とともに、幅広い行動力が必要である。技術的な知識や感覚的 な対応だけでは、現代の複雑な環境創造に立ち向かうことはできない。 そのような総合的なものの見方、具体的な生活の観察から建築や都市 へのアプローチの仕方まで、実践的な環境や空間への提言などを通し て、独特な思想と行動を切り開こうとした先達が、吉阪隆正(1917〜 1980年)であった。 吉阪隆正の活動の範囲はひろく、建築と都市に関わる設計者であると ともに、早稲田大学の教授、理工学部長を歴任した教育者でもあり、 ル・コルビュジェの弟子として、わが国近代建築の潮流に多大な影響 を与えた先駆者でもあった。また日本建築学会長や日中建築技術交流 協会長として、建築と社会との交流や国際交流に積極的に関わった。 さらに一七巻に及ぶ著作集をもつ文筆家であり、著名な山岳人でもあ った。 その吉阪隆正が没して四半世紀が経った。混沌をきわめる現代こそ、 吉阪的な発想と対象へのアプローチが求められているのではないか。 これまでも吉阪隆正にかかわる幾つかの出版や展示会はあったが、今 回私たちは、その偉業をここでもう一度確認するとともに、歴史とし て伝える準備を整え、そして何よりも、「いかに吉阪隆正を若い世代 の人々に伝えていくか」をテーマに「展覧会」「シンポジウム」「出 版」を企画した。 ★http://www.taka2004.com/index.html 【提供】山崎義人さん(神戸大学)よりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 12/4(土)-5(日) ■異世代協働による地域づくりフォーラム    異世代協働って知ってる? やってる? 気づいてる?〜子どもも若者    も大人も主役の地域づくり〜[272号] ─────────────────────────────────── 12/6(月) ■日英まちづくりフォーラム「NPOなどによる地域再生事業 ソーシャル    エンタープライズを支える仕組み」[271号] ■土地総合研究所 第104回講演会    越澤明(北海道大学大学院教授、工学研究科都市環境工学専攻)「都市    景観の形成と中長期的な都市計画の課題−景観緑三法の制定を踏まえ    て」[271号] ─────────────────────────────────── 12/07(火) ■比較住宅政策研究会    吉冨拓人(横浜国立大学大学院国際開発研究科博士課程)「北京におけ    る都市再開発事業と居住環境の変化」[272号] ◎夜話 「記憶から記録へ」    「自邸の四半世紀」遠藤勝勧・三宅豊彦・吉阪正邦 【時間】18:00〜20:00 【場所】建築会館・喫茶アゴラ ★http://www.aij.or.jp/jpn/hall/agora/ 【費用】学生:500円、一般:1,000円 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「夜話」では、親しい方々をお呼びして、吉阪隆正の記憶を、率直に 語っていただく。建築家、都市計画家、教育者、山岳人…。吉阪の広 範な活動を捉まえるために、全部で10回のテーマを設定した。空気の ように自明だった事柄こそが、かえって残りにくい。吉阪をめぐる新 たな事実や、生々しい言葉は、文書や図面の記録を補い、情報に命を 吹き込むだろう。各人の体験の総合は、参加者にも新鮮な印象を与え るに違いない。喫茶アゴラを会場とした、親密な雰囲気の会である。 企画の都合上、当初のパネリストは、限定された方にお願いを予定し ている。しかし、それ以上に、知己の皆さまには、できるだけ来訪し ていただきたい。「記憶から記録へ」という試みに対し、多くの皆さ まのご協力を願ってやまない。 【提供】山崎義人さん(神戸大学)よりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 12/8(水) ■シンポジウム「伝統都市の現在−近代から現代へ」[269号] ■おぎくぼ塾 2004    川崎陽子「ベトナムから世界が見える」[273号] ─────────────────────────────────── 12/9(木) ◎夜話 「記憶から記録へ」    「国立西洋美術館ができるまで」鬼頭梓・藤木忠善・松隈洋 【時間】18:00〜20:00 【場所】建築会館・喫茶アゴラ ★http://www.aij.or.jp/jpn/hall/agora/ 【費用】学生:500円、一般:1,000円 【提供】山崎義人さん(神戸大学)よりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 12/11(土) ■SAHS住まい・場づくり実践塾   第6回 楽多ビルの方々「障害者とともに生きるための場『楽多ビル』に   学ぶ」[255号伝言板] ■持続可能な社会を協働で築こう!    −持続可能な開発のための教育の10年さいたま地域ミーティング[273号] ■ろうきん・NPO共同フォーラム(A SEED JAPAN共催)    「社会的事業のための金融システムを考える−市民・金融機関・行政の    自覚とアクション!!」[273号] ◎夜話 「記憶から記録へ」    「地球を駆ける」今村俊輔・小倉董子・望月真一 【時間】18:00〜20:00 【場所】建築会館・喫茶アゴラ ★http://www.aij.or.jp/jpn/hall/agora/ 【費用】学生:500円、一般:1,000円 【提供】山崎義人さん(神戸大学)よりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 12/12(日) ◎住民主体のまちづくりを全否定する高裁判決は許せない!    市民の力を結集する緊急集会 【時間】13:00-(開場12:30) 【場所】桐朋学園講堂 国立市中3−1−10 【費用】資料代:500円 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・講演      山本和敏(大東文化大学法科大学院教授、元裁判官)「大藤判決は  何を語ったか」−国立マンション訴訟が問うもの−  佐高信(経済評論家)「国立マンション運動の意義」 ・報告:景観・マンション問題に取り組む各地からの報告 【提供】黒崎晋司さんよりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 12/13(月) ■日本建築学会・建築法制委員会・市街地環境基準小委員会    第1回研究会「市街地環境基準と高さ規制−トップダウンとしての建    築ルールのあり方」[272号] ─────────────────────────────────── 12/14(火) ■「エコツーリズムってなんだろう会議・特別編」    <ボスニア・ヘルツェゴビナにおけるエコツーリズム>   〜エコツーリズムは民族紛争地域に平和をもたらすか?JICAの平和支援    プロジェクト報告〜[273号] ◎夜話 「記憶から記録へ」    「U研究室の方法」植田実・田中彌壽雄・富田玲子・樋口裕康 【時間】18:00〜20:00 【場所】建築会館・喫茶アゴラ ★http://www.aij.or.jp/jpn/hall/agora/ 【費用】学生:500円、一般:1,000円 【提供】山崎義人さん(神戸大学)よりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 12/16(木) ◎夜話 「記憶から記録へ」    「1970年代の経験」内田文雄・齊藤祐子・塩脇 裕 【時間】18:00〜20:00 【場所】建築会館・喫茶アゴラ ★http://www.aij.or.jp/jpn/hall/agora/ 【費用】学生:500円、一般:1,000円 【提供】山崎義人さん(神戸大学)よりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 12/17(金) ■平成18年度まちづくりフロンティア2004「これからの都市再生と魅力ある   まちづくり」   F−6「まちづくりと地域ストックの活かし方」−コンバージョン・新し   い技術と手法・そして地域の活性化―[251号] ◎元気出せ飯田橋まつり−寒さなんて吹き飛ばせ!飯田橋サンタからの贈    り物」 【時間】17:00−21:00 【場所】アイガーデンエア3号道路周辺 (飯田橋駅東口より徒歩8分) 【費用】入場無料 【主催】飯田橋商店街振興組合 http://www.ne.jp/asahi/iidabasi/sanpo/ 【問合】山崎雄大(法政大学人間環境学部2年) 電話090-5338-1596 FAX  03-5420-5160 E-mail momopanman@hotmail.com        【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・目的:特に学生を中心とした今まで飯田橋に来たことのない人たち  に足を運んでもらい、会社員、学生など普段互いに交流のない人た  ちを結ぶ。そして、祭り終了後も続く人と人とのつながりをつくる。  また、学外での発表の場が少ない学生団体に発表の場を設ける。 ★スケジュール ・開場 17時 〜 ・イベント内容                       輝け!アイガーデンの一番星(ACI企画)17時30分〜19時  法政大学ジャズ研究会演奏 17時30分〜18時30分  クイズ「目指せ!飯田橋博士GO」正解発表輝け!18時30分〜19時  外山喜雄とデキシーセインツ        19時10分 〜  抽選会         19時50分 〜   ホテルメトロポリタンエドモントペアーディナー券5組様     ホテルグランドパレスペアーディナー券5組様   東京ディズニーシーペアチケット10組様  外山喜雄とデキシーセインツ        20時30分 〜  閉会 21時予定 ★商店街出店・出展ブース ・「ACIプレゼンツ!あったか停留所」(実施団体:法政大学ACI  プロジェクト)  ACIが飯田橋は東京の中心ということで、東京の魚、野菜を使っ  た大鍋風料理を作り販売します。ブース内にはACIの活動紹介も  含めた飲食スペースも設け、いろいろな人が交流ができるようにし  ます。 ・輝けアイガーデン ! ACIシアター      大学には様々な活動をしている学生団体があり、日々活動をしてい  ます。しかし、大勢の前で発表ができる機会は少なく、発表のでき  る場を求めています。いろいろな学生団体に発表の場を提供します。  当日、会場には大ステージの他に路上でも公演ができるスペースを  設け、学生団体に公演をしていただきます。 ・クイズ「目指せ!飯田橋博士GO」  飯田橋に関する問題を出題。問題数は10問、解答は五択を予定。形  式は、ブースなどで問題用紙を会場にいる人に配り18時30分までに  問題を解いてもらい、18時30分からステージで正解発表を行う。成  績優秀者には賞品贈呈予定。 ※ACIプロジェクトの紹介  ACIプロジェクトは、法政大学の学生により2001年に結成されたグ  ループで、人と人とのつながりをつくることを目的に飯田橋の地域  で活動をしています。  飯田橋周辺には法政大学や東京理科大学などの大学やたくさんのオ  フィスがあり、たくさんの人が飯田橋駅を利用しています。ところ  が、駅を利用するだけで、魅力あるお店やスポットなどがあるにも  関わらず街に足を運ぶことはありません。  私たちは人と人とのつながりを作るため、まずは一人でも多くの人  に飯田橋に足を運んでもらうために情報誌の発行やイベントを実施  しました。  法政大学ACIプロジェクト  http://aci-project.hp.infoseek.co.jp/ 【提供】山崎雄大さん(法政大学)よりお寄せいただきました。 ◎シンポジウム「21世紀の吉阪隆正」 【時間】18:00〜20:30 17:30受付開始 【場所】建築会館・建築会館ホール ★http://www.taka2004.com/map.html 【費用】学生:500円、一般:1,000円 【申込】当日会場先着受付 定員350人 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 重村力の講演の後、内藤廣の司会により、建築家、評論家、建築史家 によるディスカションを行う。現在、吉阪をいかに受け止めることが できるのか。あえて、これまであまり吉阪を語っていなかった方々を 迎えることで、刺激的な議論を期待した。言葉は次の世代に受け止め られ、引き継がれていくだろう。 ★プログラム ・一部講演:重村力(建築家、神戸大学教授) ・二部パネルディスカッション  パネリスト:伊東豊雄(建築家)、五十嵐太郎(建築評論家、中部  大学助教授)、倉方俊輔(建築史家)  司会:内藤廣(建築家、東京大学大学院教授) 【提供】山崎義人さん(神戸大学)よりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 12/18(土) ◎第2回くらすま塾    荒尾博(住まい創りのプロデューサー、民間地震対策研究会主幹会員)    「東京で大震災が起きたら、、、あなたの家は大丈夫?「大地震と住ま    いを考える。」」 【時間】14:00〜16:00 【場所】四谷地域センター集会室2 新宿区内藤町87 番地1 四谷区民センター11階 【費用】 会員1500円、非会員2000円、学生1000円 【申込】 事務局へのFAX(03-3225-9138) または E-mail(info@kurasuma.org )でお送りください。 お名前 ご住所 電話番号 FAX番号 種別(会員/非会員/学 生) 所属 ※詳しくはHPをご覧ください。 http://www.kurasuma.org/seminor/2004-12-18.html ★定員:25名(申込先着) 【問合】くらしと住まいネット事務局 電話:03-3358-9556 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− この81年間、東京・首都圏は大地震が起きていません。この間、戦争 で東京大空襲はありましたが、それからも59年間の無風は、戦後の高 度成長を妨げず、日本を世界有数 の先進国になったことを思えば 「奇跡」としか言いようがありません。 関東に関連する地震と言えば、東海地震がありますが、切迫している と報道されて30年あまり、震源域自体が駿河湾以西と東京の震度はせ いぜい5程度と思うのでしょうか? そんな中、阪神大震災から10 年 弱、今回新潟県中越地方で大きな直下型地震が発生してしまいました。 逆断層型と垂直に近いズレの結果、1Gを越える1500ガルの加速度、 最大震度7まで記録された地震の連発と想像を絶する激しい地震で、 斜面が多い山間部では建物、道路もろとも崩れ、多くの方が被災され 避難生活を余儀なくされています。また、この地域は日本有数の豪雪 地帯でこれからが冬本番と言うときですから、本当に大変なことだと 思います。今回、震災建築物応急危険度判定士のボランティア出動要 請はなく、行 政関係や近隣県の判定士が活動する報道を見ていまし た。 阪神淡路大震災の時は、地震直後の神戸に私は立ち、南北に蛇行しな がら市内を歩き回りました。腕に震災建築物応急危険度判定士の腕章 を付けていましたので、いろいろな方から声をかけられ、建物を調べ て施主の方に現状の解説(被害の状況等)をしましたが、率直に思っ たことは関東の大工さんは頭の隅に「地震が来る」と思い、関西の大 工さんは「地震は来ない」と思っていた節が倒壊現場に現れていると 言うことでした。また、被害地域の地盤には大きな特徴があり、同時 に地震の種類により大きな差があることを感じたのです。私は民間の 立場で地震減災を研究する会に参加していろいろ調べています。今回 は私の独断と偏見的な立場で地震と減災について考えてみたいと思い ます。 【提供】柴田葉子(NPOくらしと住まいネット事務局)よりお寄せ いただきました。 ─────────────────────────────────── 12/20(月) ◎夜話 「記憶から記録へ」    「大学人として」尾島俊雄・後藤晴彦・戸沼幸市・穂積信夫 【時間】18:00〜20:00 【場所】建築会館・喫茶アゴラ ★http://www.aij.or.jp/jpn/hall/agora/ 【費用】学生:500円、一般:1,000円 【提供】山崎義人さん(神戸大学)よりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 12/21(火) ◎夜話 「記憶から記録へ」    「まちつくりの方法論」地井昭夫・重村力・原昭夫・藤井敏信 【時間】18:00〜20:00 【場所】建築会館・喫茶アゴラ ★http://www.aij.or.jp/jpn/hall/agora/ 【費用】学生:500円、一般:1,000円 【提供】山崎義人さん(神戸大学)よりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 12/22(水) ◎夜話 「記憶から記録へ」    「都市計画への展開」倉田直道・関 研二・田中滋夫・濱田甚三郎 【時間】18:00〜20:00 【場所】建築会館・喫茶アゴラ ★http://www.aij.or.jp/jpn/hall/agora/ 【費用】学生:500円、一般:1,000円 【提供】山崎義人さん(神戸大学)よりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 12/24(金) ◎夜話 「記憶から記録へ」    「吉阪隆正が遺したもの」川添登 他 【時間】18:00〜20:00 【場所】建築会館・喫茶アゴラ ★http://www.aij.or.jp/jpn/hall/agora/ 【費用】学生:500円、一般:1,000円 【提供】山崎義人さん(神戸大学)よりお寄せいただきました。 =================================== 2005/1/12(水)-13(木) ■(社)日本都市計画学会 『景観法 その実践に伴う課題と克服の手    法』〜ふつうのまちの景観法活用法〜[267号] ─────────────────────────────────── 1/21(金) ■東京理科大学都市計画研究室presents   連続公開シンポジウム&バトルトーク   第4回 日本現代都市計画研究からのメッセージ[262号伝言板] ─────────────────────────────────── 1/24(月) ■第23回都市再開発講演会「2030年の東京」[273号] ─<東海>────────────────────────────── 2004/12/10(金) ■日本都市計画学会中部支部第3回都市計画系研究室紹介大会[273号] ─────────────────────────────────── 12/11(土) ■都市計画講演会「都市計画支援ツールと防災まちづくり支援」[271号][273号] ─────────────────────────────────── 12/13(月) ◎(社)地域問題研究所 第1回研究会    「指定管理者制度のあり方を考える〜新たな地域自治の実現にむけて    〜」[274号伝言板] ─────────────────────────────────── 12/14(火) ■愛知住まい・まちづくりコンサルタント協議会    平成16年度 公開シンポジウム『自立する市民の公共施設運営の将来    像−指定管理者制度をにらんで−』[271号] ─────────────────────────────────── 12/18(土) ■地球環境市民大学校    環境NGOと市民の集い in なごや[272号] ■第4回 指定管理者制度研究会 分野別研究「子育て・子育ち」編    「なぜ幼保一元化を実現できたか? 〜公設民営への道」[273号] ─<関西>────────────────────────────── 2004/12/18(土) ■JUDI(都市環境デザイン会議)関西ブロック    2004年度第10回都市環境デザインセミナー    美しい(良質な)景観をつくる方法 景観マテリアルメーカーとの協働    の視点から[273号] =================================== 2005/1/22(土) ■第2期 道路環境市民塾―続・クルマ依存社会を考える―   第3回「ある日突然!道路建設の話が・・・。あなたならどうする?〜私   の街に大きな道路が通ったならば〜」[260号] =================================== 2005/3/12(土) ■第2期 道路環境市民塾―続・クルマ依存社会を考える―   第4回「西淀川で交通まちづくりを考える〜まちの“たからもの”再発見   フィールドワーク&ワークショップ〜」[260号] ─<北海道>───────────────────────────── ─<東北>────────────────────────────── ─<甲信越>───────────────────────────── ─<北陸>────────────────────────────── ─<山陰>────────────────────────────── ─<中国>────────────────────────────── ─<四国>────────────────────────────── ─<九州>────────────────────────────── ─<アメリカ>──────────────────────────── ─◇◇定例会◇◇─────────────────────────── ─◇◇展示会・展覧会◇◇─────────────────────── (関東) (東海) (関西) (その他) ─◇◇連続講座◇◇────────────────────────── (北海道) (関東) ■遊育プログラム根っこ編2004「遊び場のプロを目指せ!」[261号] 【期間】9/2(木)〜12/9(木) 各回参加も可能 全14回 ■特定非営利活動法人えどがわエコセンター 環境学習リーダー養成講座[263号] 【日時・期間】2月(予定) ■すぎなみコミュニティカレッジ    まちじゅう**マップ2004 まち自慢の種を探そう[268号]    方南・和泉編 【日程】12/14(火)、 1/11(火)、1/25(火)    西北編 【日程】12/21(火)、 1/18(火)、2/1(火) (東海) ■まちの縁側大楽延藤安弘楽長がおくるわくわくプロジェクト  【まち育てコーディネーター(エンギニア)養成塾】[252号伝言板] 【日程】12/10(金)・1/14〈金〉・2/11〈金〉・3/11(金) ■なごや環境塾2004 参加者募集[255号] 【日程】12/11(土)、原則10時から16時30分 ■名古屋都市センター連続講演会「エコビジネス最前線〜環境を仕事にす    るってどういうこと?〜」の開催について[271号] 【日時】第3章 12/09(木) 18:00〜20:00 (甲信越) (関西) (北海道) (中国) (その他) <ツアー(海外)> <インターンシップ他> ─◇◇その他◇◇────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆6 公募関係◆ ───────────────────────────────────────── ◇◇プロポーザル◇◇───────────────────────── ◇◇活動助成◇◇─────────────────────────── ◇◇参加者募集◇◇────────────────────────── ◇◇委員募集◇◇─────────────────────────── ◇◇意見募集◇◇─────────────────────────── ◇◇パブリックコメント募集◇◇──────────────────── ◇◇提案募集◇◇─────────────────────────── <研究・論文公募>────────────────────────── ◇◇論文公募◇◇─────────────────────────── ■(財)住宅総合研究財団 第6回「住まい・まち学習」実践報告・論文公募[269号伝言板] 【締切】2005年2月10日(木)(消印有効) ◇◇懸賞論文◇◇─────────────────────────── <コンペ・コンテスト作品>────────────────────── <設計協議>───────────────────────────── ■都市建築の発展と制御に関する設計競技−緑地や公共空間を創出する都市建  築の原型−[271号] 【期日】登録期限:12月20日 提出期限:2005年1 月7 日午後5時必着 審査日程:1次審査は非公開,2次公開審査2005年1月29日 (土)13:00〜17:00目処(建築会館ホール) <調査地区募集>─────────────────────────── <意見募集>───────────────────────────── <事例募集>───────────────────────────── <提案募集>───────────────────────────── ■錦三丁目25番街区有効利用提案募集[272号伝言板] 【スケジュール】・応募登録期間  :平成16年11月26日まで        ・質問受付期間 :平成16年11月30日まで        ・応募作品〆切  :平成17年 1月14日まで <テーマ募集>──────────────────────────── <その他>────────────────────────────── ■日本都市計画家協会第3回日本都市計画家協会賞 【募集期間】2004年11月1日(月)〜2005年1月31日(月)[271号伝言板] ■第4回なごや・まちコミ映像祭ビデオ作品募集[273号] 【締切】2005年2月25日 ◇◇職員募集◇◇───────────────────────────── ◇◇視察旅行◇◇───────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ─◇◇学会大会インフォメーション(2004年)◇◇────────────────── ───────────────────────────────────────── ●:中部地域で実施。 土木計画学研究発表会:神戸大学:6/5(土)〜6(日) ●日本計画行政学会中部支部大会:金沢市民芸術村:6/11(金) 国際開発学会春季大会:北九州国際会議場:7/3(土) 土木史研究発表会:岡山大学:7/3(土)〜4(日) 日本建築学会:北海道大学:8/29(日)〜8/31(火):投稿受付終了 ●土木学会:愛知工業大学:9/8(水)〜10(金):投稿受付終了 国際都市計画シンポジウム:北海道大学:9/11(土)〜12(日):投稿受付終了 日本地域学会:早稲田大学:9/11(土)〜12(日) 日本社会情報学会:電気通信大学:9/16(木)〜17(金):5/28申込〆切、7/16原稿〆切 日本計画行政学会:慶応大学湘南藤沢キャンパス:9/18(土)〜19(日) 環境経済・政策学会:広島大学:9/25(土)〜26(日) 環境科学会:関西学院大学:9/30(木)〜10/1(金):6/30〆切 ●日本環境共生学会:常滑市:10/1(金)〜2(土):6/30申込〆切、7/31原稿〆切 地理情報システム学会:工学院大学:10/5(火)〜7(木) 環境アセスメント学会研究発表会:沖縄大学:10/16(土)〜17(日):8/2申込締切、9/15:原稿締切 ●日本都市計画学会中部支部研究発表会:大同工業大学:10/29(金) 環境システム研究論文発表会:東洋大学:10/30(土)〜31(日) 日本都市計画学会:広島国際大学:11/13(土)〜14(日):5/7原稿〆切 環境情報科学センター:日本大学会館:11/18(木):5/10応募〆切、6/7原稿〆切 日本不動産学会:福岡大学:11/20(土)〜21(日) 国際開発学会:JICA国際協力総合研修所:11/27(土)〜28(日):7/23応募〆切、10/13原稿〆切 ●都市住宅学会:椙山女学園大学:12/3(金)〜5日(日):5/31応募登録〆切、6/30原稿〆切 ───────────────────────────────────────── ◆7 編集部からのお知らせ◆ ───────────────────────────────────────── ○情報やご意見をお寄せください  ●「こんなことありました」というエピソード  ●こんな本を読みました(「まちづくり本」のコーナー)  ●研究会やイベントの参加者募集  ●コンサルタントのバイト、WSの学生のお手伝い募集募集 ○お知り合いで配信希望の方がいらっしゃいましたら、お知らせください。 ○情報をお寄せください。みなさんがまちづくりに関係あると思われることな らなんでも結構です。みなさんの手元にある情報を是非お寄せください。 (メール・FAXどちらでもOKです) ○掲載されている情報の転載に関してはみなさんの自発的な判断におまかせい  たします。また、コラムの転載に関しては、執筆者の確認を必要としますの  で、編集部までご連絡ください。 ○今後の配信を希望されない方はお手数をお掛けいたしますが、編集部までご 連絡ください。 ==続・こっそりコラムのような編集後記(12週目)== □前回に引き続き。「わかりやすい」といっても、ですね。参加型まちづくり において「情報の非対称性」の課題は大きな課題。たとえ、優れたワークショ ップのプログラムがあっても、有能はファシリテーターがいても、前提となる 情報が共有されていなければ、創造的な対話をすることは難しい。 □さて、わかりやすい情報提供。タイミングとわかりやすい表現。え、、これ こそ情報操作? そうなのだろうか? □最近では、データが満載の分厚い資料が配付されたり、膨大なPDFファイ ルがWEBに掲載されたり。基礎情報を共有するという点ではとても大事。で も、これを読み込める人は少ない。 □では、どうするか。いや、両方やればいいのでは。メディアに限らず、情報 の種類もひとつに絞る必要はない。いずれにしても、情報共有の方法がまちづ くりにおける対話の場で目前に残された課題の一つであることをもっと意識す べきでは。コストの問題? まずは信頼関係が大事でしょう。(す)


週刊まちづくり第274号(2004年12月5日発行)
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