週刊まちづくり/275号(2004/12/12号)


週刊まちづくり/275号(2004/12/12号)




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□□□□◆週刊まちづくり◆□□□□ ---Weekly Machi-Zukuri---
2004/12/12(毎週日曜日発行)         275号(配信数1502)
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 ★★【週まち編集部より】★★   ○週まち編集部のメールアドレスを変更しました。 【旧アドレス】machi@sa.uno.ne.jp 【新アドレス】w-machi@machi-shuu.net ☆☆【今週の週まち】☆☆☆☆☆☆ 0 週まち編集部からのお知らせ ・ドキュメンタリー映画「プロジェクトY ゆふいんafterX」試写 週まち読者へのご招待プレゼント 1.まちコラム ・日系アメリカ人マツモトシスターズと神楽坂の父が夢見たブラジル移民・3岡崎で生まれた男8【えんスポ】指定管理者制度は地域づくりを拓いていくか(その9) 2.まちづくり伝言板 3.まちづくり本 4.週まちリンク集充実中(ホームページ紹介) 5.まちづくりカレンダー 6.公募関係 7.編集部からのお知らせ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

───────────────────────────────────────── ◆0 週まち編集部からのお知らせ◆ ───────────────────────────────────────── ドキュメンタリー映画「プロジェクトY ゆふいんafterX」試写 週まち読者へのご招待プレゼント ─────────────────────────────────── 2005年陽春 東京渋谷ユーロスペースにてレイトロードショー予定の 「プロジェクトY ゆふいんafterX」試写に先着3名様をご招待させていただ きます。 ★試写会日時(いずれでも可能) 2004年12月16日(木)13:00〜 2005年1月13日(木) 15:30〜 ★場所: シネカノン試写室(渋谷文化村通り東急本店前フォンティスビル3F) 【作品紹介】 22歳の新人監督が、大分県湯布院町で2004年1月に行われた町議会議員選挙に 密着取材。湯布院の若者たちが、前町長の逮捕をきっかけに町の将来や行政の あり方を真剣に考え始め、町議への出馬を決意し選挙に奮闘する姿を描いたド キュメンタリー。 ひなびた農村から、全国でも有数の癒しの温泉地となった湯布院。いち早く、 まちづくり条例を施行し、生活そのものが観光資源となる独自のまちづくりを 進める湯布院が、市町村合併、米軍演習や観光問題など、様々な問題に立ち向 かう様は、まちおこしやまちづくりにご関心をお持ちの方々にとって参考にな る作品の一つではないかと思います。 立候補した30、40代の若手候補と、陣営に加わった20代の青年たち。次の世代 のためにも、自分たちが暮らす土地の将来に責任を持とうという、アクション を起こし始めた若者たちの熱意とパワーを感じ取っていただきたい作品です。 【公開】2005年陽春 渋谷ユーロスペースにてレイトロードショーを予定して おります。*日程が決まり次第改めてご連絡いたします。 ★ユーロスペース(渋谷駅南口下車2分JTB前さくら通り上がる)  http://www.eurospace.co.jp 【前売券】1,200円・税込 (当日・一般1,500円、大学生・専門大学生1,300円のところ) ローソン、都内各プレイガイド、劇場窓口にて発売中 *プロジェクトY事務局でも販売しております。 【映画に関する問合】プロジェクトY:080-3469−4950 西本:benway55@hotmail.comまで          http://www.d-b.ne.jp/yufuin-c/y/ 【応募方法・条件】 ● 応募の条件は、観賞後100〜200時程度の感想を「週刊まちづく  り」に寄稿していただくこととさせていただきます。 (※メールマガジンには、感想と世代、性別のみ記載いたします。) ●試写会への招待希望の方は週刊まちづくり編集部 (E-mail: w-machi@machi-shuu.net)まで(氏名、年齢、ご住所、 メールアドレス、ご所属)を記載の上ご応募ください。 なお、発送をもって、先着者の発表と代えさせていただきます。 ★応募受付開始は12月11日(日)正午より 【提供】プロジェクトYさんよりご協力いただきました。 ───────────────────────────────────────── ◆1 まちコラム◆ 日系アメリカ人マツモトシスターズと神楽坂の父が夢見たブラジル移民・3=<平松南>= ───────────────────────────────────────── 神楽坂のわたしの父は、昭和20年代前半に、新宿区早稲田鶴巻町から神楽坂 に一家を挙げて移転した。しかしその当時父は神楽坂の発展を予測できず、海 外雄飛をつねに夢見ていた。晩年神楽坂をこよなく愛した「不二家ぺコちゃん 焼」の創業社長が体験した戦争と戦後とは? −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 父親の新一は、日本軍がオランダ軍を打ち破って占領統治したインドネシアに 日本国の文民として赴任した。いまのイラクでは、日本の自衛隊がかつて敵対 したオランダ軍の指揮下にあるのだから、天から眺めている新一にとっては不 思議な光景には違いない。 オランダは、海外交易と植民地支配で豊かな国であった。国土は小さいが、ス ペイン、イギリス、フランスなどの西欧諸国とともに全世界に広範囲な植民地 を築いていた。 オランダの現地政府の役人は、しゃれた洋館に住み、現地人を召し使いにして、 大型のアメリカ車を乗り回していた。この光景は、インドのイギリス人、ベト ナムのフランス人などでおなじみの光景である。 そのオランダにかわって、日本人がアメ車と洋館と召し使いにかこまれて生活 した。父もオランダ人の使用人を使っていた。 東京では人並み以上に豊かだったとはいえ、昭和10年代の日本と西欧の差であ る。30代の男盛りの父が、単身赴任のインドネシアで、統治者の片割れとして いったいどんな毎日を送っていたのであろうか。 日本が敗れ1年間の抑留生活を終えて日本に帰ってきたときも、西洋流のライ フスタイルが忘れられなかった父は、朝夕にはナイフとフォークを駆使して米 と味噌汁の食事をとっていた。そしてわたしたちこどもにもそうするように要 求した。なんとも滑稽な生活である。ビゴーなどに見つかっていたら、日本人 の醜い西洋礼賛の戯画にされるところだった。 南国の竜宮城のような3年間の占領生活は父の人生観を変え、やがてふたたび を将来の夢を南米のブラジルへと移していくのであるが、それはこの敗戦から 10年近くたってからのことである。 父が帰国した敗戦後の日本国は、アメリカの占領下にあった。 神楽坂界わいや早稲田にも米兵がジープからチョコレートやチューインガムを まきにきた。 わたしたちはその車を追って「ヘイ!サンキュ!」と卑しく手を出した。 それは、イラクの子供たちがアメリカ兵や自衛隊に群がって、おこぼれに預か ろうとする姿と同じであった。 戦争は、成人男子を腑抜けにして、こどもらを卑しくした。これが敗戦国の生 きる姿であった。 神楽坂の商店街はいまと違ってみすぼらしいものであった。商店の品揃えは魅 力に乏しく、田舎臭かった。 父の店舗は坂下の繁華な場所にあったが、それでも人通りは余りなく、ほかの まちから神楽坂にやってくるのは花柳界目当ての成り金や役人だけであった。 わたしたち少年でさえ中学の上級にもなるころには、神楽坂という出身地名が 恥ずかしく、銀座や新宿に出かけて遊んだものであった。 「きょうはギンブラそれともジュク?」なんていって粋がったりもした。 父が経営する神楽坂の店は日本茶と海苔を商っていた。いまも社名として残っ ている「東京園」が店名だった。 しかしこの一店舗では一家が支えられず、父は店を祖母と母に任せると、親戚 のお茶問屋の営業職に従事した。 ところで祖母は若いころに連れ合いを亡くしてからずっと独身を通していた。 その経過はこんなことだった。 祖母の夫つまり私の祖父小峰昇二は明治17年に栃木県に生まれたが、その地方 ではじめて東京帝国大学に進学したとして地元では知る人ぞ知るひとだった。 なにせ明治30年代の東京帝国大学である。卒業時は工学士。まだ日本では数少 ない「帝大出のガクシサマ」であった。そして東京帝大を卒業すると同時に三 井物産に入った。 戦前のサラリーマンはいまの勤め人とちがい、きわめて希少価値があった。し かも三井、三菱の社員はそれだけで世間では特別扱いされた。 しかし新婚時代の優雅な生活は祖父の病気で一変する。 ロンドン転勤の直前、医学の発達が遅れていた日本では不治の病として忌み嫌 われていた結核に侵されて、祖父は三井物産の退社を余儀なくされてしまう。 食べられる手立てがない祖父は特技の英語を活かして翻訳の仕事で活路を見出 そうとしたが、努力も空しく36歳で他界した。そのとき祖母は28歳だった。 祖母は明治の女としての意地と誇りがあった。 女手一つでこどもを育てていこう、こう決意した祖母は、建立した祖父の墓石 にみずからの戒名を刻んで、再婚の路を閉ざしてしまった。 祖父の戒名は「優徳院工譽昇雲居士」、大正8年3月14日が没年であった。その とき祖父に操をささげた若妻の戒名は「久成院徳譽貞松大姉」。貞淑の貞とい う字が、戒名に選ばれた。 菩提寺は文京区目白台下の大泉寺であった。 こんな女傑だから、人を当てにするということをまったくしなかった。 店に入ってくる物乞いにも厳しかった。こどもながらにそのあしらいには抵抗 を感じたほどだった。 戦前は女実業家として早稲田の正門通りに鉄筋三階建ての当時としては大きな 商店ビルを建て、新聞にも報道されたりしていた。資生堂の特約店をしていた ので、夏川静江という有名女優が宣伝のため祖母の店を訪問したりもした。祖 母は小さい私によくそのときの記念写真を示したものであった。とにかく勤勉 で利口な女性だった。 父は、その祖母の早稲田の店を手伝いながら、早稲田実業高校から夜間の早稲 田大学法学部に進んだ。そしてやがて結婚する。 その相手に選ばれたわたしの母は、茨城県岩井町にある味噌醤油の醸造元の長 女であった。実家は江戸時代からつづいた豊かな地方の素封家であった。 向学心のあった母は、現在の東邦薬科大学に通い、薬剤師の資格をとっていた。 田舎娘にしては開明的な女性で、長身で美しかった。 背の低い父はそんな母に一目惚れをして、プロポーズした。 母は、さらに学ぶため、当時嫁ぎ先の早稲田の店に近かったいまの法政大で勉 強させてもらうことを条件にした。 こうして新所帯をもった二人だが、父はやがて南洋に夢羽ばたかせていった。 インドネシアに出国してしまった一家の主人がいない女所帯は、祖母も母も気 丈ではあったが、いかんせん戦時下である。店も焼かれ、家作も失って、宝石 や貴金属はことごとく供出し、わずかに狭い自宅が残っただけだった(続く)。 (季刊まちの総合誌「神楽坂まちの手帖」編集長)  連絡先:神楽坂まちの手帖ニュースwww.keyakisya.com ───────────────────────────────────────── 岡崎で生まれた男8【えんスポ】=<三矢勝司>= ───────────────────────────────────────── 2004年10月、岡崎市の中心市街地である康生町の街角に「えんスポ」が開設さ れた。これは、市街地内の空き店舗を活用して開設された情報スポットであり、 主な目的は康生町に建設される生涯学習拠点施設(敷地面積約20000u、延床 面積15000u/図書館ゾーン、活動支援ゾーン、ジャズコレクションを初めと した文化創造ゾーン、及び市民交流ゾーンによる複合施設)の建築設計に関す る情報交流を行うことである。 同施設の計画は、市民検討ワークショップが開催(since2004.9)され、既に 第3回までが終わり、敷地の活かし方から、施設の主要機能に関する利用イ メージの出し合いが終わり、いよいよ基本設計が本格化する状況にある(設計 内容の進捗に関しては、また別のコラムにて報告したい)。今年度内が基本設 計の検討期間、次年度に実施設計段階を迎え、開館は平成20年(4年後)が予 定されている。公共施設建設を巡って、こうした市民検討ワークショップが開 催されることはそれほど珍しくなくなってきたが、それを補完する場として、 地域内に常設の情報交流スペースを設けるのは中々面白い試みである。 プライオリティを明確にしておくと、この「えんスポ」は、施設の設計を行う 設計事務所チームらの提案によって実現したものである。岡崎市初の全国プロ ポーザル方式を採用した設計会社選定の際に、佐藤総合計画(東京・名古屋) と千里設計事務所(岡崎)の共同事業体(プロポーザルにてグランプリを受 賞)が提案したのが今回の「えんスポ」だ。正式名称は「えんがわスポット」 で、地域の方々がふらっと寄って施設のことを歓談できる縁側のような場所と なることを目指した情報交流拠点(スポット)である。 「えんスポ」の運営主体は、上記設計事務所の共同事業体から、岡崎事務所の 方1名が常駐している。今回の施設の設計、及びその他の仕事もここで行いつ つ、来訪する市民や行政の方への応対をしているわけだ。加えて、施設づくり をコーディネートする立場にある三矢も名古屋のNPO事務所にいくよりも、 こちらの事務所の方が実家から近いので、ご一緒にデスクを並べて仕事し、え んスポの仲間入りをさせていただいている。加えて、康生地区の都市計画には 深く関わっていらっしゃる愛知産業大学の小川先生の研究室の学生さんもたま に出入りしてくれている。 従って、施設の建築設計を担う事務所のメンバーの一部とコーディネーター チームの一部(三矢、及び岡崎CDC研究会で仲間の天野君もたまに参上)、 さらに学生さんらによって「えんスポ」は運用されている状態だ(常時いるの は1人か2人程度)。  実際に運用してみると、夜中にやってくる人が意外と多く、市民が施設づく り情報に接触機会を少し拡大しているのは間違いない。近所の方が勤務先の名 古屋から帰ってきて様子を見に来ていただいたり、市民活動に熱心なおばさん が仕事帰りにぶらっとよっていただいたり、はたまたちょっとした学習会の場 を設けることで、施設整備に関連する設計者(東京・名古屋)、コーディネー ター(名古屋)から一同に会することも開催されている。時として地元設計士 らが酒をもちこんで騒いでいくこともあり、まちの混沌の一端に遭遇すること もあるユニークな場である。 ちなみに、「えんスポ」は以前メンズファッション店として活用されていた場 所で、内装をそのまま利用しており、ガラス張りであるため意外とカッコイイ。 この場所は、「情報公開、説明責任、住民参加」という新しい時代のまちづく りを進める上での基本要件を具現化しているのも見事であり、運営の手腕如何 でおそらく重要な効果を生み出すだろう。その壁には、「NEXT LEVEL.NEXT ST ANDARD」の文字が記されている。メンズファッションの革新を目指したこのお 店が、時を超えて岡崎まちづくりの革新を呼び込むとすれば、極めてユニーク な偶然だ。 ───────────────────────────────────────── 指定管理者制度は地域づくりを拓いていくか(その9)=<吉村輝彦> ───────────────────────────────────────── まず、倉敷市では、「指定管理者制度取り扱い要領(案)」について 意見・提案を募集しています(12月15日(水)17時まで)。 →http://www.city.kurashiki.okayama.jp/kaikaku/siteikanri/ 富士市では、公の施設に係る指定管理者の指定手続等に対する意見を 募集しています。(12月22日(水)まで) →http://www.city.fuji.shizuoka.jp/cityhall/soumu-b/gyousei/siteikanrisya.htm 滋賀県の県立施設の指定管理者制度導入ガイドライン →http://www.pref.shiga.jp/gyokaku/shiteikanri/guide.html 千葉県の指定管理者制度導入に係るガイドライン →http://www.pref.chiba.jp/syozoku/a_soumu/gyokaku/shiteikanri/shiteikanri.html 山口県の指定管理者制度の導入ガイドライン →http://www.pref.yamaguchi.jp/gyosei/jinji/shiteikanri-top.htm さて、本題です。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++ 上記にもあるが、ガイドラインを策定している自治体は増えている。 内容の是非はともかく、こうした努力は必要だ。 一方で、指定手続き条例を定めて、指定管理者を着実に選定していく自治体も 増えている。 先日、以下のような記事が出た。 *********************************** 2公共施設を管理代行 春日井市が「指定制度」適用へ 自治体が指定した管理者が公共施設の管理を代行する「指定管理者制度」を、 春日井市は来年四月から、文化フォーラム春日井と市民会館(ともに鳥居松 町)に適用する。市役所で十九日あった定例会見で、鵜飼一郎市長が明らかに した。二十六日開会の市議会定例会に関連条例改正案を提案する。市は管理者 の選定に公募方式を取らないため、これまでの実績からかすがい市民文化財団 を管理者にする方針。 公共施設の管理は、自治体が二分の一以上出資する法人か、農協や生協などの 公共的団体に限られていた。昨年九月の地方自治法の改正で、地方自治体の指 定を受けた「指定管理者」が公共施設の管理を認められ、民間の営利団体や企 業が参入できるようになった。 市は現在、文化フォーラム春日井と市民会館の管理を、かすがい市民文化財団 に委託しているが、両施設のギャラリーや舞台、ホールなどの使用許可は市の 業務となっている。指定管理者制度の導入後は、使用許可業務も管理者に任せ、 独創的なイベントを催してもらい、市の文化の発展につなげてもらう。 市は七月、管理者を指定する際の手続きを定めた条例を施行している。 ******************************* もちろん、指針を作れば十分、という単純な問題ではない。指針自身の内容が 広く共有されうるものになっているのか、という課題がある。 例えば、指定管理者制度を導入するかどうかという決定は、指針の一部に過ぎ ないが、以下のような判断が妥当なのかどうかも検討してみることも大切であ る。 熊本市の「公の施設の指定管理者制度に関する指針」によれば、指定管理者制 度の導入・移行に向けた基本的な考え方として、以下のように提示されている。 (1)既委託施設(339施設) 「条例整備や指定管理者の指定等の諸準備を遅くとも平成17年度末までに終え、 平成18年4月からは指定管理者制度に移行する」ことになっている。 それでは、どのように選定するのか? (1)−1 公募により指定管理者を選定(8施設) 民間企業のノウハウ等の導入により市民サービスの向上や施設の効果的かつ効 率的な運営が期待できる施設は、公募により指定管理者の選定を行う。 (1)−2 市の外郭団体等を引き続き指定管理者として選定(331施設) 施設の設置目的、利用状況、管理運営の状況、受託団体の設立経緯及び組織体 制の整備状況等を踏まえ、公募による指定管理者の選定が困難と認められる施 設は、以下の区分により、従来の受託者を指定管理者として選定する。 [1] 外郭団体等受託施設(147施設) 現在、市の外郭団体等が受託している施設のうち、(1)−1以外の施設 ただし、市外郭団体の自立的経営に向けた取り組みを行い、第2回目の選定に あたっては、原則公募制への移行を目指すという。 [2] 地域密着型施設(178施設) 地域住民が専ら使用している施設や地域住民が構成する団体が管理運営を受託 している施設 [3] 小規模施設(6施設) 管理委託費が概ね500万円以下の小規模施設 (2)新規開設施設 新規に開設する施設のうち直営によらない場合は、開設にあわせて指定管理者 制度を導入することとし、導入にあたっては、原則公募により指定管理者の選 定を行う。(地域密着型施設を除く。) (3)直営施設 市が直営で管理運営を行っている施設のうち、民間委託を推進する施設及び民 間企業のノウハウ等の導入により市民サービスの向上や施設の効果的かつ効率 的な運営が期待できる施設は、積極的に指定管理者制度の導入を図ることとし、 導入にあたっては、原則公募により指定管理者の選定を行う。 重要なことは、それでは、「公の施設」のありようを一体誰が決めていくかだ。 施設の目的が明確になっているのか、そして、施設が本当に目的に合致したも のになっているのか、などの見つめ直しのプロセスがすべてのステークホル ダーによってなされているのか、これが問題だ。 #週まち読者のみなさんからの「指定管理者制度」に関わる情報を募集してい ます。実例などの情報をお持ちの方は、是非、吉村輝彦まで (teru2.yoshimura@nifty.ne.jp)。 ───────────────────────────────────────── ◆2 まちづくり伝言板◆ (今週はお休みです) ───────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆3 まちづくり本◆ (今週はお休みです) ───────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆4 週まちリンク集充実中◆ ───────────────────────────────────────── 週まちリンク集には大きく下記のような2種類があります。ご紹介いただく際 は【個人・組織・団体などの名前/URL/紹介者のお名前/(できれば一言 メッセージ)】を記載の上、編集部までお寄せください。 (1)週まちのネットワーク編────────────────────────────  ・みなさまの活動や所属しているグループや組織、あるいは個人のページに   ついてのご紹介をよろしくお願いいたします。  ・基本的には自薦とさせていただきます。   ※紹介者のお名前を掲載させていただくことによって、週まちを通じて各    活動に関心を持たれた方を少しでも近い関係でつながればことをめざし    ています。 (2)おすすめサイト紹介編────────────────────────────  ・自分が直接関わっているわけではないが、知人が関係している場合、ある   いは使える、面白いサイトなどをご紹介ください。 なお、リンク集は週まちHPのトップページからリンクされています。 ───────────────────────────────────────── ◆5 まちづくりカレンダー◆ ─────────────────────────────────────────

◎:新しく紹介するイベント ■:以前紹介したイベント([●●号]は掲載号) □:追加情報のあるイベント ☆:ホームページ版での新情報 <ちょい>:20代によるまちづくりを考える<ちょいまち>メンバーが関         わっているイベント バックナンバーは、以下に掲載中

|第251号|第252号|第253号|第254号|第255号| |第256号|第257号|第258号|第259号|第260号| |第261号|第262号|第263号|第264号|第265号| |第266号|第267号|第268号|第269号|第270号| |第271号|第272号|第273号|第274号|

◇◇イベント情報◇◇ ─<関東>────────────────────────────── -2004/12/27(月) ■2004吉阪隆正展「頭と手」[274号] ─────────────────────────────────── 12/12(日) ■住民主体のまちづくりを全否定する高裁判決は許せない!    市民の力を結集する緊急集会[274号] ─────────────────────────────────── 12/13(月) ■日本建築学会・建築法制委員会・市街地環境基準小委員会    第1回研究会「市街地環境基準と高さ規制−トップダウンとしての建    築ルールのあり方」[272号] ─────────────────────────────────── 12/14(火) ■「エコツーリズムってなんだろう会議・特別編」    <ボスニア・ヘルツェゴビナにおけるエコツーリズム>   〜エコツーリズムは民族紛争地域に平和をもたらすか?JICAの平和支援    プロジェクト報告〜[273号] ■夜話 「記憶から記録へ」    「U研究室の方法」植田実・田中彌壽雄・富田玲子・樋口裕康[274号] ─────────────────────────────────── 12/16(木) ■夜話 「記憶から記録へ」    「1970年代の経験」内田文雄・齊藤祐子・塩脇 裕[274号] ─────────────────────────────────── 12/17(金) ■平成18年度まちづくりフロンティア2004「これからの都市再生と魅力ある   まちづくり」   F−6「まちづくりと地域ストックの活かし方」−コンバージョン・新し   い技術と手法・そして地域の活性化―[251号] ■元気出せ飯田橋まつり−寒さなんて吹き飛ばせ!飯田橋サンタからの贈    り物」[274号] ■シンポジウム「21世紀の吉阪隆正」[274号] ─────────────────────────────────── 12/17(金)-18(土) ◎「元気だしていこー!新潟」にいがた中越地域産業フェア 【時間】17日:12時〜17時 18日:10時〜17時 【場所】東京都立産業貿易センター 台東館 7階展示室他 台東区花川戸2-6-5 (東武・営団浅草駅徒歩5分、都営浅草駅徒歩8分) ★http://www.sanbo.metro.tokyo.jp/taito/tai_kotsu.html 【主催】にいがた中越地域産業フェア実行委員会(仮称):長岡商工 会議所、新潟県、中越地域各市等が参加 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 中越地域の産業、物産、伝統芸能及び観光等の紹介を通じたPR,震災 パネル展示等 【提供】斉藤哲也さんよりお寄せいただきました。 ─────────────────────────────────── 12/18(土) ■第2回くらすま塾    荒尾博(住まい創りのプロデューサー、民間地震対策研究会主幹会員)    「東京で大震災が起きたら、、、あなたの家は大丈夫?「大地震と住ま    いを考える。」」[274号] ─────────────────────────────────── 12/20(月) ■夜話 「記憶から記録へ」    「大学人として」尾島俊雄・後藤晴彦・戸沼幸市・穂積信夫[274号] ─────────────────────────────────── 12/21(火) ■夜話 「記憶から記録へ」    「まちつくりの方法論」地井昭夫・重村力・原昭夫・藤井敏信[274号] ─────────────────────────────────── 12/22(水) ■夜話 「記憶から記録へ」    「都市計画への展開」倉田直道・関 研二・田中滋夫・濱田甚三郎[274号] ─────────────────────────────────── 12/24(金) ■夜話 「記憶から記録へ」    「吉阪隆正が遺したもの」川添登 他[274号] =================================== 2005/1/12(水)-13(木) ■(社)日本都市計画学会 『景観法 その実践に伴う課題と克服の手    法』〜ふつうのまちの景観法活用法〜[267号] ─────────────────────────────────── 1/21(金) ■東京理科大学都市計画研究室presents   連続公開シンポジウム&バトルトーク   第4回 日本現代都市計画研究からのメッセージ[262号伝言板] ─────────────────────────────────── 1/24(月) ■第23回都市再開発講演会「2030年の東京」[273号] ─────────────────────────────────── 1/25(火) ◎日本建築学会 建築基準法・都市計画法特別研究委員会公開討論会    「建築基準法・都市計画法および関連制度への提言案について」 【時間】13:30-16:00 【場所】建築会館会議室 東京都港区芝5-26-20 【費用】会員1,000円、登録メンバー1,200円、会員外1,500円、 学生1,000円(資料代含む) 【申込】催し物名称、参加者氏名、所属、連絡先を明記の上、電子 メールまたはファックスにて下記宛先にお申し込み下さい。 (社)日本建築学会 事務局研究事業部 安 裕和 FAX:03-3456-2058、E-Mail:an@aij.or.jp 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 建築基準法・都市計画法などの建築を巡る法制度は時代に合わせてい くたびもの改正を経てきた。しかし今後も時代の急速な変化に対応し ていくには常に望ましい法制度のあり方を模索していく必要がある。 また新旧の制度混合による法制度の複雑化が問題となっている。 本特別委員会はこれらの問題点を整理し、建築・都市を巡る両法の望 ましい姿について特に都市計画・集団規定的視点より提言を行うこと を目的とし、2003年度より2年を期限として設置された。 本公開討論会は本委員会にて現在とりまとめ中の提言案を報告し、討 論を通じて提言内容の一層の向上を目的とするものである。 ★プログラム (1)開催挨拶: (2)主旨説明:高見沢邦郎(東京都立大学) (3)提言案について テーマの選定理由について:柳沢厚(C−まち計画室) 国・地方自治体・地域住民の役割分担の再構築:和多治(横浜国立大 学) 協議調整型ルールの導入:有田智一(筑波大学) 敷地単位を越えたルールの導入:鈴木伸治(関東学院大学) まちづくりにおける専門家の役割:柳沢厚(C−まち計画室) (4)提言案に対するコメント コメンテーター(行政法研究者・建築家・自治体関係者を予定) (5)討論 コーディネーター:中井検裕(東京工業大学) 【出典】同イベントの案内から =================================== 2005/3/15(火) ◎第13回 都市形成・計画史公開研究会:郊外住宅地の系譜と再編    ―都市化の中の工場と社宅― 【時間】13:30〜16:30 【場所】建築会館会議室 港区芝5−26−20 【費用】(資料代別) 会員:1,500円、会員外:2,500円、登録メンバー1,800円、 学生:1,000円 *登録メンバー:会員外であって本会「能力開発支援制度」 に登録された方 【申込・問合】催し物名称,参加者氏名,所属,連絡先を明記の上, ファックスにて下記宛先にお申し込み下さい。 日本建築学会事局 研究事業部 安 裕和 FAX:03-3456-2058、E-mail:an@aij.or.jp ★定員:30名(申込み先着順) 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− これまで本公開研究会では産業と都市、住宅地形成、そしてその再編 を検討してきた。 今回は「社宅(住宅地)」の観点から、「基調講演において」郊外住 宅地形成を国際的に位置づけるとともに、「ディスカッション」では 具体的な社宅開発事例、「再編事例」の検証を通じて、都市計画史、 都市計画遺産、さらに21世紀の都市計画の方向について議論し、新 たな都市像実現のための方策を検討する。 ★プログラム 司会:宇杉和夫(日本大学) 主旨説明:安田孝(摂南大学) 1.モデルヴィレッジ−ファクトリータウンの系譜 片木篤(名古屋大学大学院) 2.イギリスの労働者街・労働者住宅がもたらしたもの 藤谷陽悦(日本大学) 3.近代日本の社宅(街)形成と産業都市の成立 1)釜石、室蘭、苫小牧の社宅(街)形成と産業都市  角哲(ワンダーアーキ一級建築士事務所,青山工学・医療専門学校) 2)新居浜の社宅(街)形成と産業都市 砂本文彦(広島国際大学) ディスカッション:宇杉和夫(日本大学) 【出典】同イベントの案内から ─<東海>────────────────────────────── 2004/12/13(月) ■(社)地域問題研究所 第1回研究会    「指定管理者制度のあり方を考える〜新たな地域自治の実現にむけて    〜」[274号伝言板] ─────────────────────────────────── 12/14(火) ■愛知住まい・まちづくりコンサルタント協議会    平成16年度 公開シンポジウム『自立する市民の公共施設運営の将来    像−指定管理者制度をにらんで−』[271号] ─────────────────────────────────── 12/18(土) ■地球環境市民大学校    環境NGOと市民の集い in なごや[272号] ■第4回 指定管理者制度研究会 分野別研究「子育て・子育ち」編    「なぜ幼保一元化を実現できたか? 〜公設民営への道」[273号] ─────────────────────────────────── 12/22(水) ◎「CSRとは何か?−企業と地域社会を考える」セミナー 【時間】13:30- 【場所】伏見ライフプラザ12階 第1研修室 名古屋市中区栄1-23-13 地下鉄伏見駅徒歩6分 【費用】3000円(当日お支払ください) 【申込】必要事項(名前、所属会社(団体)または職業、電話、FA X、Email)を書き込み、なごやボランティア・NPO センターへ、Eメール、FAXなどで送信ください。 n-vnpo@proof.ocn.ne.jp ★定員:100名(受付順) 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  近年、企業の信頼を揺るがす不祥事が相次ぐなか、環境・福祉・人 権などといった多角的な視点から企業の活動を見直すために、企業の 社会的責任(Corporate Social Responsibility)に大きな関心が持 たれています。  特に、企業が事業活動を円滑に行うためには、地域社会との良好な 関係を築くことが不可欠です。  本セミナーでは、東海地方において、地域社会やNPOとの連携を 積極的に進めている企業の事例を紹介することにより、企業と地域社 会の双方にとってメリットのある関係(Win-Winの関係)を構築する ために必要となるCSR戦略について考えます。 ★プログラム 事例報告 1)「企業の社会的責任と地域社会」津田一孝(中部経済新聞社論説 委員) 2)「CSR(企業の社会的責任)とは何か」大島嘉秋(監査法人 トーマツESR部パートナー) 3)「デンソーの社会貢献活動ー地域社会やNPOとの連携を通じ て」岩原明彦((株)デンソー総務部企画室長、経団連社会的責任部 会ワーキングメンバー) コーディネーター:武長脩行(椙山女学園大学文化情報学部教授) 【提供】大西光夫さん(ボランタリーネイバーズ)よりお寄せいただ きました。 ─<関西>────────────────────────────── 2004/12/18(土) ■JUDI(都市環境デザイン会議)関西ブロック    2004年度第10回都市環境デザインセミナー    美しい(良質な)景観をつくる方法 景観マテリアルメーカーとの協働    の視点から[273号] =================================== 2005/1/08(土) ◎第15回御蔵学校「まちづくりの基盤「地域住民の親睦」とその持続と    は」 【時間】 【場所】みくら5.6.7丁目自治会館(御蔵通6丁目) ★http://park15.wakwak.com/~m-comi/map.htm 【費用】受講料:500円(資料代含む) 懇親会費:1,000円 【主催】まち・コミュニケーション 【申込・問合】まち・コミュニケーション 653-0014 神戸市長田区御蔵通5丁目92-2-101プラザ5(み くら5内一階) Tel:078-578-1100  Fax:078-576-7961 E-mail: m-comi@bj.wakwak.com 【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 阪神・淡路大震災から10年目の今年、新潟県中越地震や数々の台風な どによる水害が各地で起きました。日本中で、災害から「まち」を考 えさせられる機会が多く存在しています。 私たちは、阪神・淡路大震災の被災地の現場で、「災害時、最初の救 助者になれるのは、他の誰でもなく生き残った隣人である」というこ と、「まちやそこに住む人々の繋がりの大切さ」を実感してきました。 また、それを教訓に人と人との繋がりを作り出すようなまちづくりを 実践してきました。ただ、被災地ですら震災当初の助けあう気持ちが 薄れていっているのも事実です。 今回、台風23号による川の決壊でまちが流された“被災地”「兵庫県 出石町鳥居地区」と、火災によりまちの大半が焼失した“10年目の被 災地”「御蔵地区」の事例を通じ、もう一度原点に戻って、改めて 「まちとそこに暮らす人々の大切さ」について感じる機会を持ちます。 各地で復興まちづくりに取り組んでいる人、または今後いつ災害が起 こるとも限らないまちの人とともに、今後のまちづくりを考えましょ う。 ★プログラム  10:00〜 開校式とオリエンテーション  10:10〜 10年目の御蔵  11:00〜 まちを離れた人々の現在 語り手:元御蔵地区住民  12:00〜 昼食  14:00〜 風水害被災地から 出石町鳥居地区 語り手:広井 昌利(鳥居地区区長)、谷口晃(同地区住民)  15:00〜 パネルディスカッション「まちの大切さ」  16:00〜 交流懇親会 囲炉裏を囲んで楽しく語りあおう ・内容 第一講座「10年目の御蔵 〜人はなぜ戻ってこれなかったのか」  語り手:田中保三(御蔵通5.6丁目町づくり協議会)  震災でまちを離れた多くの人が戻って来なかった御蔵。なぜこのよ  うな状況が生まれたのか、そしてそれが御蔵の復興にどのように影  響を与えたのか。御蔵の10年間の歴史をふまえて語ります。 第二講座「まちを離れた人々の現在」  語り手:元御蔵地区住民  御蔵では現在、「まちの復興誌」作成に向けて、御蔵地区に関係す  る方に聞き取りを実施しています。震災でまちを離れた方をお招き  し、被災当時からどのような道を歩まれたのかをお聞きし、現在の  御蔵の課題と引きつけて考えます。 第三講座「風水害被災地からの報告 〜出石町鳥居地区より」  語り手:広井昌利(鳥居地区区長)、谷口晃(同地区住民)  各地で猛威をふるった台風23号。出石町鳥居地区では出石川の決壊  による洪水で、多くの家屋が傾き、浸水し、さらに土台の土がさら  われたことで復興は非常に困難な状況となっています。その様な中  でまちを、人を守るために奮闘しておられる住民の方に、被災地で  求められていること、これから出てくるであろう課題について語っ  ていただきます。 ★遠方から起こしの方へ(もちろんお近くの人も可能です。) ・宿泊:住民とボランティアで古民家を移築した御蔵通5・6・7丁目  自治会館に宿泊可能です。(一泊500円、ただし寝具等は別途リー  ス) ・御蔵学校は8日だけの予定にしていますが、ご希望の方には9日に、  まち・コミスタッフが、御蔵だけでなく、被災地神戸の様々な現場  をご案内させていただきます。「まちづくりをがんばっている人の  声が聞きたい」「被災者の声が聞きたい」「復興事業の建物がみた  い」等、申してくれれば可能な限りコーディネートさせていただき  ます。事務局までお問い合せ下さい。 【提供】宮定さん(まち・コミュニケーション)よりお寄せいただき ました。 ─────────────────────────────────── 1/22(土) ■第2期 道路環境市民塾―続・クルマ依存社会を考える―   第3回「ある日突然!道路建設の話が・・・。あなたならどうする?〜私   の街に大きな道路が通ったならば〜」[260号] =================================== 2005/3/12(土) ■第2期 道路環境市民塾―続・クルマ依存社会を考える―   第4回「西淀川で交通まちづくりを考える〜まちの“たからもの”再発見   フィールドワーク&ワークショップ〜」[260号] ─<北海道>───────────────────────────── ─<東北>────────────────────────────── ─<甲信越>───────────────────────────── ─<北陸>────────────────────────────── ─<山陰>────────────────────────────── ─<中国>────────────────────────────── ─<四国>────────────────────────────── ─<九州>────────────────────────────── ─<アメリカ>──────────────────────────── ─◇◇定例会◇◇─────────────────────────── ─◇◇展示会・展覧会◇◇─────────────────────── (関東) (東海) (関西) (その他) ─◇◇連続講座◇◇────────────────────────── (北海道) (関東) ■特定非営利活動法人えどがわエコセンター 環境学習リーダー養成講座[263号] 【日時・期間】2月(予定) ■すぎなみコミュニティカレッジ    まちじゅう**マップ2004 まち自慢の種を探そう[268号]    方南・和泉編 【日程】12/14(火)、 1/11(火)、1/25(火)    西北編 【日程】12/21(火)、 1/18(火)、2/1(火) (東海) ■まちの縁側大楽延藤安弘楽長がおくるわくわくプロジェクト  【まち育てコーディネーター(エンギニア)養成塾】[252号伝言板] 【日程】1/14〈金〉・2/11〈金〉・3/11(金) (甲信越) (関西) (北海道) (中国) (その他) <ツアー(海外)> <インターンシップ他> ─◇◇その他◇◇────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ◆6 公募関係◆ ───────────────────────────────────────── ◇◇プロポーザル◇◇───────────────────────── ◇◇活動助成◇◇─────────────────────────── ◇◇参加者募集◇◇────────────────────────── ◇◇委員募集◇◇─────────────────────────── ◇◇意見募集◇◇─────────────────────────── ◇◇パブリックコメント募集◇◇──────────────────── ◇◇提案募集◇◇─────────────────────────── <研究・論文公募>────────────────────────── ◇◇論文公募◇◇─────────────────────────── ■(財)住宅総合研究財団 第6回「住まい・まち学習」実践報告・論文公募[269号伝言板] 【締切】2005年2月10日(木)(消印有効) ◇◇懸賞論文◇◇─────────────────────────── <コンペ・コンテスト作品>────────────────────── <設計協議>───────────────────────────── ■都市建築の発展と制御に関する設計競技−緑地や公共空間を創出する都市建  築の原型−[271号] 【期日】登録期限:12月20日 提出期限:2005年1 月7 日午後5時必着 審査日程:1次審査は非公開,2次公開審査2005年1月29日 (土)13:00〜17:00目処(建築会館ホール) <調査地区募集>─────────────────────────── <意見募集>───────────────────────────── <事例募集>───────────────────────────── <提案募集>───────────────────────────── ■錦三丁目25番街区有効利用提案募集[272号伝言板] 【スケジュール】・応募登録期間  :平成16年11月26日まで        ・質問受付期間 :平成16年11月30日まで        ・応募作品〆切  :平成17年 1月14日まで <テーマ募集>──────────────────────────── <その他>────────────────────────────── ■日本都市計画家協会第3回日本都市計画家協会賞 【募集期間】2004年11月1日(月)〜2005年1月31日(月)[271号伝言板] ■第4回なごや・まちコミ映像祭ビデオ作品募集[273号] 【締切】2005年2月25日 ◇◇職員募集◇◇───────────────────────────── ◇◇視察旅行◇◇───────────────────────────── ───────────────────────────────────────── ─◇◇学会大会インフォメーション(2004年)◇◇────────────────── ───────────────────────────────────────── ●:中部地域で実施。 土木計画学研究発表会:神戸大学:6/5(土)〜6(日) ●日本計画行政学会中部支部大会:金沢市民芸術村:6/11(金) 国際開発学会春季大会:北九州国際会議場:7/3(土) 土木史研究発表会:岡山大学:7/3(土)〜4(日) 日本建築学会:北海道大学:8/29(日)〜8/31(火):投稿受付終了 ●土木学会:愛知工業大学:9/8(水)〜10(金):投稿受付終了 国際都市計画シンポジウム:北海道大学:9/11(土)〜12(日):投稿受付終了 日本地域学会:早稲田大学:9/11(土)〜12(日) 日本社会情報学会:電気通信大学:9/16(木)〜17(金):5/28申込〆切、7/16原稿〆切 日本計画行政学会:慶応大学湘南藤沢キャンパス:9/18(土)〜19(日) 環境経済・政策学会:広島大学:9/25(土)〜26(日) 環境科学会:関西学院大学:9/30(木)〜10/1(金):6/30〆切 ●日本環境共生学会:常滑市:10/1(金)〜2(土):6/30申込〆切、7/31原稿〆切 地理情報システム学会:工学院大学:10/5(火)〜7(木) 環境アセスメント学会研究発表会:沖縄大学:10/16(土)〜17(日):8/2申込締切、9/15:原稿締切 ●日本都市計画学会中部支部研究発表会:大同工業大学:10/29(金) 環境システム研究論文発表会:東洋大学:10/30(土)〜31(日) 日本都市計画学会:広島国際大学:11/13(土)〜14(日):5/7原稿〆切 環境情報科学センター:日本大学会館:11/18(木):5/10応募〆切、6/7原稿〆切 日本不動産学会:福岡大学:11/20(土)〜21(日) 国際開発学会:JICA国際協力総合研修所:11/27(土)〜28(日):7/23応募〆切、10/13原稿〆切 ●都市住宅学会:椙山女学園大学:12/3(金)〜5日(日):5/31応募登録〆切、6/30原稿〆切 ───────────────────────────────────────── ◆7 編集部からのお知らせ◆ ───────────────────────────────────────── ○情報やご意見をお寄せください  ●「こんなことありました」というエピソード  ●こんな本を読みました(「まちづくり本」のコーナー)  ●研究会やイベントの参加者募集  ●コンサルタントのバイト、WSの学生のお手伝い募集募集 ○お知り合いで配信希望の方がいらっしゃいましたら、お知らせください。 ○情報をお寄せください。みなさんがまちづくりに関係あると思われることな  らなんでも結構です。みなさんの手元にある情報を是非お寄せください。  (編集部メール:w-machi@machi-shuu.net) ○掲載されている情報の転載に関してはみなさんの自発的な判断におまかせい  たします。また、コラムの転載に関しては、執筆者の確認を必要としますの  で、編集部までご連絡ください。 ○今後の配信を希望されない方はお手数をお掛けいたしますが、編集部までご 連絡ください。 ==続・こっそりコラムのような編集後記(13週目)== ・ここ数回続いているはなし、いろいろと反応をいただいております。ありが  とうございます。でも今回はちょっとお休み。 ・今号は週まち創刊以来はじめての読者プレゼントがありました。僕も映画を  拝見しておりませんが、試写会に当選されたみなさんからのコメントを楽し  みにしております。 ・この映画の内容はまだわかりませんが、湯布院のドキュメンタリーが映画に  なるんですね。それに最近は「それってまちづくりだよね」というテレビ番  組も多いし(ご近所の・・・など)。 ・「まちづくりって当たり前の事よね。」と、まちづくりに関わっている人は  よく言うが、そうなのだろうか?「まちづくり」って言葉がね、とも。 ・先月は地方都市でまちづくりをされている人たちにいろいろと会う機会があ  った。長年にわたって活動をされているおかあさん、大学の地元商店街でわ  くわくしている大学生など。そんなひとたちと話をしていて、この「まちづ  くり」なる言葉の使い方が大変興味深かった。 ・「まちづくり」と名乗ると活動が公共性を帯びてくる(公的な領域や権威に  弱い人たちには効果的?)。でも、「まちづくり」と名乗ったとたんに敷居  が高くなって輪が広がらなくなってしまう(まちづくりなんて、行政がやる  ことでしょ。そんな難しいことわかりません。のような反応)。その通りだ  と僕も思う。「まちづくり」を使い分けられるセンスが欲しいところですよ  ね。なんといっても「自分の生活するまちを良くしたい」ってだけなのです  から。わざわざ「まちづくりやってます」なんて名乗らなくてもね。さて、  最近見かける「まちづくり」的な映画はどうなんでしょうか。期待したいと  ころです(す)


週刊まちづくり第275号(2004年12月12日発行)
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