週刊まちづくり/36号(99/12/18号)



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□□□□◆週刊まちづくり◆□□□□ ---Weekly Machi-Zukuri---
99/12/18(毎週土曜日発行)             36号(配信数245)
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【※等幅フォント半角70文字の設定でお願いします】
週まち(週刊まちづくり)ホームページ

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┃今号の内容                  ┃
┃     1 まちコラム           ┃
┃     2 まちづくり本          ┃
┃     3 まちづくり伝言板        ┃
┃     4 まちづくりカレンダー      ┃
┃     5 編集部からのお知らせ      ┃
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◆1 まちコラム◆
=「つれづれなる連載 」【その8】=<吉村輝彦>
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引き続き、フィリピンの行程の概要についてです。今回は、ちょっとした画像
付きです。
さて、12月5日は、昼からマニラの観光みたいな感じで、リサール公園とマニ
ラ湾でゆっくりと過ごしました。
そして、夕方には、国内空港からセブのマクタン国際空港に飛びました。着い
たのが、遅かったので、ホテルの日本料理屋で遅い夕食にしましたが、高かっ
たこと!
12月6日は、お昼にかけて、セブのタンブリのビーチで泳ぎ、午後はセブ市内
をぷらぷらと出歩きました。
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そして12月7日は、調査メインの日。午前9時に環境・天然資源省でMaria
Victoria Fernandez-Ricana女史に会う。同時に、オフィスをたまたま通りか
かったJesselito V.Baring氏も同席することになった。Maria Victoria
Fernandez-Ricana女史の専門が、スラム改善とは違っていたこともあり、
Lihok Filipina Foundationという女性と開発に関わるNGO組織のTessie
Fernandez女史とパグタンバヤヨン財団(Pagtambayayong Foundation)で
Executive OfficerをしているIrma Ramos女史を紹介してもらいました。
Tessie Fernandez女史はパグタンバヤヨン財団のBimbo Fernandez氏のパート
ナーであると後で知りました。

まずは、Lihok Filipina Foundationに行き、Tessie Fernandez女史にブリー
フィングをしてもらいました。
その後、フィリピン独自のハンバーガー店である「Jollibee」に行きました。
そんなにおいしいとは思いませんでしたが、メニューは、日本のファーストフ
ードよりはいろいろありました。そういえば、こちらのマクドナルドでも、ス
パゲティのメニューがありました。また、日本でチェーン展開されているファ
ーストフード店はほとんどフィリピンで見られます。一方で、コンビニエンス
ストアはそれほど見ませんでした。もしかして、マカティ市の中心部やショッ
ピングモールには行かなかったから見なかっただけなのかもしれませんが。そ
の後、まちなかの本屋さんに行きました。
そして、「居住へのたたかい」にも紹介されているパグタンバヤヨン
財団のオフィスに行きました。
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財団が入っている建物
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左から、国連センターの同僚、Irma Ramos女史、Hope Minor女史、吉村

まず、Irma Ramos女史に財団のプログラムについてブリーフィングをしてもら
い、その後、Social WorkerでもあるHope Minor女史に、プロジェクトサイト
を案内してもらいました。プロジェクトが行われているこの地区はまさに、居
住環境が劣悪なところと行っていいでしょう。
居住空間は極めて狭く、また、家同士も近接しており、通路も狭いものです。
水の問題が大きく、少しを除いて共用となっています。また、飲み水と洗濯用
水は区別されていました。一方、電気に関しては、それぞれの家がひっぱって
きて、テレビやラジオの音が聞こえてきました。
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この地には、オープンスペースのような空間もあり、そこでは、バレーボール
を楽しむ子ども達がいて、彼らの笑顔も屈託のないものでした。
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ここで調査みたいなことは一息ついて、次は、観光で、道教寺院に行きまし
た。これは、ビバリーヒルズという超高級住宅街の中にあり、見晴らしが大変
いいところです。この高級住宅街のサブディビジョンは入口の警備のゲートに
より、外と区別されています。そして、各家は大規模で貧富の格差を感じざる
をえませんでした。
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その後、早い夕食をとり、これからフィリピンに来る同僚とさらなる観光と調
査を行うためにセブに留まることになった一人の同僚を残して、別の同僚とマ
ニラへの帰途につきました。
今回は、ここまで。次回から詳細バージョンで。
(週刊まちづくり編集部・国連地域開発センター)

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=<イキイキした「顔」を見てきました
   ー英チャリティセクター調査・報告会スピーチより>=(三矢勝司さん)

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■「市民社会が成熟していく」とは、どういうことなのだろう
 今までの、日本の社会が甘えん坊で、もっと自立しないとダメだということ
なのだろうか。
 そう考えると、従来の行政と市民の関係は、市民のおねだり、批判を一方的
に受けとめる、あるいはその意見を聞き入れない(排除する)という形で、お
互いの関係が機械的、短絡的で関係として未熟というか、甘えん坊の様相が思
い浮かべられる。
 じゃあ、もっと市民と行政が大人の関係になるには、何が必要なのか。それ
を自身の参加型まちづくりの実践経験と比較しつつ、今回の訪英プログラムの
経験の中から見出していきたいと思う。

■市民、行政の体質改善
 今まで、甘えの構図の中でやってきた市民と行政が、変えて行くべきものの
一つは「体質」ではないか。
 英政府のチャリティ委員会で、「市民活動支援」を重点的に強化している話
しを聞くとき、「従来の行政は、窓口をつくれば市民の支援が出来ると思って
いた。しかしそれだけではダメで、より具体的な市民活動の現場に足を運ぶこ
とを通じて、より適切な支援が出来るようになる」という話を聞いた。
 ここには、現場を共有する、一緒に考えようとする姿勢がある。
 例えば、「市民参加」が、単なる手法、マニュアルとして位置付けられ、相
手の意向を、自分に従わせようと発想から脱しきれていないことが、日本にお
ける参加型まちづくりの現場において確認される。これは、市民、行政どっち
の視点から見てもお互いの状況を理解しようとしない古い体質の表れだと思
う。
 とすれば、市民は行政の現場を、行政は市民の現場を理解しつつ、物事をす
すめる姿勢を備えてこそ、市民社会へと進展可能となるのだろう。

■黙らせる方法論から、しゃべらせる方法論へ
 行政が、市民参加のまちづくりワークショップの位置づけを勘違いするの
は、住民説明会の延長線上で考えてしまう点である。
 行政の案を納得させること、文句を言わせない、いわば黙らせる方法論に立
脚している。しかし、ワークショップの目的は、参加者に散々しゃべらせて、
みんなの知恵を出し合って、みんなが了解できる着地点(計画案)を新しく発
見することであり、だからこそ創造的活動と言える。
 「あなたには、こうした自由や権利が保障されているのですよ」ということ
を学ぶ機会を提供するシティズンシップ財団の活動は、市民がしゃべることを
市民社会の前提として構築していく上で重要だと感じた。

■トータルプランナー、中立的な立場で公益を考える組織としての中間組織
 日本のNPOが、行政との自立的関係をつくる上でも、なれ合いや権威的関
係ではなく、お互いを認めつつも常に緊張感ある立場で仕事を進める関係が重
要だろう。行政の単年度予算、縦割りの弊害や、市民のお上意識が、端的な課
題だが、「今、この地域には何が必要か」を素直に考え実践できるポジション
の組織が必要だし、それが中間組織の役割だと、NCVOの多様な経歴を持つ
スタッフの間柄をみて思った。

■社会を構成する人々の関係が成熟していくことは、きっといいこと
 振り返って、どうして今、市民社会として成熟していかないといけないの
か。それはきっと資源、環境、ゴミ、福祉の問題というように、消費型社会が
積み上げてきた害を克服しないといけない、という状況がそうさせるのだろう
な、って思う。
 しかし、状況がそうだからしかたない、と考えるのでは不適切だ。
 イギリスの市民社会を維持、育成に尽力する人々のイキイキとした顔を見て
きたことが、社会が成熟していく、市民、行政という枠組みが、新しい関係を
成熟させていくことは、きっといいことだよ、と教えてくれる。
(コミュニティ・アーキテクト)

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◆2 まちづくり本◆
(今週はお休みです)
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◆3 まちづくり伝言板◆
「国立まちづくりサポート会議の報告」<西田穣さん>
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週刊まちづくりの愛読者様

週まち32号でお知らせした「国立まちづくりサポート会議」の発会式が12月11
日(土)に行われました。サポーターに登録いただいた方には、大変感謝して
います。
登録者は、当日登録15名を含めて、なんと105名にのぼり、80名弱の方が出席
する大盛会となりました。我々の予想を大幅に上回るものであり、準備を進め
ていたメンバー(国立市都市計画課、市内および市外の専門家からなる準備
会)としては、喜びとともに、今後の運営に責任も感じております。
発会式では、会議規約を定め(確認)、代表に大西隆東大教授(国立市在住)
を選定し、都市マス策定までの2年間の活動を開始しました。
当面は、4月に予定している市民参加プロジェクトの開始まで、月2回程度のペ
ースで国立のまちづくりに関する勉強会を開くことにしています。テーマを定
め、会議メンバーから問題提起者を選定し、レポート報告とディスカッション
を行う計画です。
定例会は第1・第3(?)土曜日で、次回は、12月25日(土)に、国立のまちづ
くりに関する市からの現状説明と拡大運営委員会を実施します。すべて市民公
開で行いますので、ぜひご参加下さい。(そしてご登録を・・)

以上、発会式の簡単な報告です。

週まち33号に、太田守幸さんから「まちづくりサポート会議」に関して、すべ
てボランティアというのはおかしいのではないかというきついご意見をいただ
きました。本音では両手を上げて賛成と言いたいのですが、若干、経過報告を
含めてコメントさせて下さい。
  *これは私の個人意見で、会議の見解ではありません。

1.元は国立市民が対象だった。
 上原市長が誕生し、それまで密室で行っていた都市マスの策定作業を市民参
加型に替える方針転換が行われました。国立には、学会や建築士会などの名簿
で100名以上の都市計画や建築・造園関連の専門家がいることがあきらかでし
たが、これまで国立の中で活動したり、発言をしてきた人たちは非常に少ない
という問題がありました。彼らが国立に関心を持ち発言してもらうと共に、市
民の一人として市民参加の中心になってもらいたい、というのが市長からのメ
ッセージです。
 一橋大の先生や国立に事務所を持つ人などを含めて、国立在住・在勤者が初
期の対象イメージでしたが、市民参加についても、地域限定の住民参加や国立
市民参加に限定しない「境界無き市民参加」を行うべきだということになり、
サポート会議メンバーも地域限定せず、全国公募となったわけです。また、登
録審査をいっさいせず、専門分野も可能なかぎり広げることになりました。

*国立駅が国立市と国分寺市の境界にあり、そのことが、駅前の景観問題(高
層マンション開発)の解決をこじらせたということが背景にあり、また、崖線
など緑の課題も多くが市境に集中している。
「境界無き市民参加」とは、市民の階層や地域を限定しないことと共に、物理
的な境界(市境)も意味している。

*発会式の自己紹介では、国立に比較的永く住んでいる人が多く、まちの変貌
に危機感を持っていることと、バブル期に仕事として係ってきたプロジェクト
に対する反省として、居住地でのボランティア活動を進めたいという意見が多
く出され、興味を引いた。

2.アドバイザーか、サポーターか
 地域やテーマ別の市民参加ワークショップに、登録メンバーを「アドバイザ
ーとして派遣する」のか、進行のコーディネーター役に徹してもらうべきなの
か議論がありました。自主登録で、多数のメンバーが集まった場合、ワークシ
ョップの進行に不慣れな人や自己の意見を市民に押し付ける人も出てくること
が予想され、役割を誤解しやすい「専門家」「アドバイザー」などの表現は排
除し、「サポーター」という名称になりました。

*この名称は、那覇市の総合計画・都市マスの立ち上げに行った「ゆんた区会
議」(小学校区ごとに市民提案を作る試み、700名の公募市民が参加)の支援
職員(職員参加プログラムを兼ね、課長級25名、一般職員50名が参加)とコン
サルタントをサポーターと呼んだことを参考にした。

*ついでながら、サポーターという名称は庁内調整の過程で修正されたが、そ
の後の調べで、島根県が「景観サポーター会議」というものを実施しているこ
とが解った。

3.事務局スタッフの金は欲しい
 登録メンバーはボランティアでも、事務局を担うスタッフに対しては何らか
の処遇をしたいというのが準備会メンバーの合意事項で、国立市に対しても働
き掛けているのですが、市の財政事情から実現していません。
 一方、国立の都市マスについては、上原市長の就任直前にコンサルタントと
の契約が交わされています。市長の方針転換により、契約内容は実施されず、
コンサルタントは宙に浮いた存在になっています。(準備会には出てきていま
すが作業ができず、これまでの会議資料は全てボランティアで市内事務所の人
が作ってきました)
 受注コンサルタントに作業費を工面するように依頼しているのですが、これ
も実現していません。(何と、市の担当からの働きかけもあるのに・・・)
 現在、契約の工期延長か契約の内容変更かでやり取りが始まっており、我々
は、内容変更をして、事務局経費を別途発注すべきだと主張しているのです
が、どうなるでしょうか。
 この点については、同じコンサルタント業界の一員として、今後も問題にし
ていきたいと思っています。これについては、皆さんのお知恵もいただきたい
課題です。

 以上、太田さんの疑問に対する回答になっていないと思いますが、ぜひ、
F-CITY等の中で広くご議論いただき、適切なアドバイスをいただけると幸いで
す。
            地域計画研究所 西田 穣
            (国立まちづくりサポート会議・運営委員)

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◆4 まちづくりカレンダー◆
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◎:新しく紹介するイベント
■:以前紹介したイベント([●●号]は掲載号)
□:追加情報のあるイベント
☆:ホームページ版での新情報

バックナンバーは、以下に掲載中

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◇◇イベント情報◇◇
─<関東>──────────────────────────────
12/18(土)
■第33回早稲田都市計画フォーラム連続セミナー
     「まちづくり教材をどう作る?」
[第32号]

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12/19(日)
■昭和のくらし博物館ギャラりートーク
     桜井由幾(元NHK学園講師)「しょうゆのはなし」
[第35号]

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12/21(火)
■建築学会シンポジウム「都市史研究の可能性をさぐる」[第29号]

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12/22(水)
■東中野元気塾12月例会[第33号]

■かつしかまちネット学習会
     島正之(千葉工大助教授)「荒川を考える」
[第35号]

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12/26(日)
■西荻の街並みウォッチングとスケッチを楽しむ会[第34号]

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1/12(水)
■おぎくぼ塾1月例会
     加藤まさみ「"都市の履歴書"シカゴをモデルに都市化
            とその後の変遷」 
[第35号]

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1/13(木)
■「参加のデザイン道具箱」実践講習会平成11年度第3回基礎技術編[第34号]

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1/13(木)-14(金)
◎インタラクティブまちづくり国際セミナー
     米国ポートランド大都市圏とともに学ぶ中心市街地活性化
     と都市マネージメント

    【場所】東京・有楽町 朝日ホール(マリオン11階)
    【参加費】7000円(学生3000円)
    【問合】インタラクティブまちづくり 国際セミナー実行委員会
     日本コンベンションサービスT:03-3508-1218/F:03-3508-0820
     ※申込方法等は、出典先(下記掲載)HPを参照してください。
    【内容】
     1/13 メインセミナー 10:00〜17:40
        新しいまちづくりへの展望:日本・ポートランド
      ・パネルディスカッション 先進的まちづくりの到達点と課題
      ・報告と質疑 ポートランド・メトロに学ぶ
      ・全体討議 日本のまちづくりを解く
      竹内謙(鎌倉市長)/久保公人(北九州市企画局長)/倉田直道
      (アーバンハウス都市建築研究所代表)/大方潤一郎(東京大学
      都市工学科教授)/スティーブ・ドットラー(ポートランド市交
      通局チーフプランナー)/ジョン・フレゴネシ(前メトロ成長管
      理局長)/石塚雅明(柳田石塚建築計画事務所代表)/後藤太一
      (アバン・アソシエイツ)
     1/14 実務セミナー 10:00〜15:30
        まちづくりへの地理情報技術の実践的活用:日本・ポートラ
        ンド
      ・報告 メトロ地域の地理情報技術
          日本の先駆的試み
      ・質疑と討議 まちづくりと地理情報技術の接点
      ・全体討議 まちづくりを拓く地理情報技術の可能性と課題
      マーク・ボスワース(メトロ・データ情報センター課長)/デビ
      ッド・アーシャマン(フレゴネシ・カルソープ・アソシエイツ)
      /今井修(国土空間データ基盤推進協議会事務局長代行)/石塚
      雅明(柳田石塚建築計画事務所代表)/和田泰之(NTTデータ公
      共営業本部課長)
    【出典】
インタラクティブまちづくり国際セミナーHPより

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1/14(金)
■まちまちサロン[第35号]

■第5回地下空間シンポジウム
     −環境と共生できる地下空間をめざして−
[第35号]

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1/17(月)
■東京都商店街サミット〜21世紀に向けた商店街の新たな創造〜[第30号]

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1/20(木)
■港区景観を考える会2000年1月港談会「皆の手でシルクロード緑化を」[第35号]

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1/24(月)
◎都市計画家協会懇話会
     玉川英則氏(東京都立大学都市科学研究所教授)
     「都市をとらえる: GISの現在と未来」

    【時間】18:00〜20:30
    【会場】都市計画家協会会議室
        港区愛宕1-1-9 愛宕チャンピオンビル4F
    【会費】2,000円(非会員:3,000円) 軽食と飲物付
    【内容】地理情報システム(GIS)の利用については様々な期待があ
        ります。そこで今回はGISの基本、現在の利用の状況、将来
        の可能性について語っていただきます。
    【提供】朝岡真弓さん(都市計画家協会)よりお寄せいただきました。

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1/26(水)
◎都市計画家協会懇話会
     梶島邦江氏(聖徳大学短期大学部・浦安まちブックをつくる会代表
     「都市計画が市民をとりもどすために」

     ※12/8の予定を延期しました=
    【時間】18:00〜20:30
    【会場】都市計画家協会会議室
        港区愛宕1-1-9 愛宕チャンピオンビル4F
    【会費】2,000円(非会員:3,000円) 軽食と飲物付
    【内容】都市計画が市民を取り戻す為に、市民でもある11人の都市計
        画家が浦安を舞台に10人の中学生と2人の先生と格闘して書
        いた「まちづくりがわかる本」ー浦安のまちを読むーを語
        り、紙価を天下に問う。
    【提供】朝岡真弓さん(都市計画家協会)よりお寄せいただきました。

◎第145回 都市経営フォーラム『20世紀都市東京を変革する視点』

    【時間】15:00〜17:00
    【場所】日中友好会館 後楽国際ビルディング・地下1階大ホール 
    【申込】氏名、所属、電話番号を記入の上、下記宛お願いします。
   日建設計都市経営フォーラム事務局(谷口碩・齋藤亜希子)
   E-mail toshikei@nikken.co.jp F: 03−3817−0523
    【内容】講師:伊藤 滋(慶應義塾大学教授)
  (1)資源無制約の都市運営
       (2)文明の吸収と文化の喪失
       (3)国家戦略の中枢部と東京都心
       (4)鉄道と港湾を酷使した都市形成
       (5)画一的・図式的都市ビジョンの横行
       (6)個人に委ねた住環境の形成
       (7)利用者サービスを軽視した都市空間形成
       (8)時代変革の波を避ける行政体質
       (9)個人の権利主張の無責任性
       (10)東京への過剰な期待と東京批判
    【出典】
都市経営フォーラムHPより

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1/29(土)
■公益信託世田谷まちづくりファンド支援コンサート2000[第34号]

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2/7(月)
◎都市計画家協会視察会
    「第9回多摩ニュータウン視察会」

    【時間・場所】若葉台駅(京王相模原線改札口前)13:00集合
    【会費】2000円 (非会員3000円)
    【内容】『これからの中心地区は時間をどのように読み込んで造り、
        運営し、変えていくのか。』を考えます。商業施設と交通施
        設、住宅はどのように関係づけられるのかも課題です。
    【提供】朝岡真弓さん(都市計画家協会)よりお寄せいただきました。

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2/8(火)
◎都市計画家協会懇話会
     横森豊雄氏(専修大学教授)
     「海外の中心市街地活性化事例(イギリス、ドイツ編ビデオの上映
      ・中小企業事業団作成)」

    【時間】18:00〜20:30
    【会場】都市計画家協会会議室
        港区愛宕1-1-9 愛宕チャンピオンビル4F
    【会費】2,000円(非会員:3,000円) 軽食と飲物付
    【内容】イギリス・タウンセンターマネジメント協会、ロンドン市エ
        ンフィールド特別区、リーズ市/ドイツ・ダルムシュタット
        市、ミュンヘン市、ウルム市の事例をビデオで解説していた
        だきます
    【提供】朝岡真弓さん(都市計画家協会)よりお寄せいただきました。

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2/9(水)
■おぎくぼ塾2月例会 話題提供者:藤田陽子[
第35号]

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3/8(水)
■おぎくぼ塾3月例会 石井晴美「街の中の道路空間」[第35号]

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3/26(日)
■隅田川大学
     「1999隅田川下流域リバーウォッチング」月島・佃コース
[第35号]

─<東海>──────────────────────────────
1/20(木)
◎平成11年度まちづくり市民講座 「都市が奏でる音と音楽」
     第1回「イベントと市民参加」+尺八演奏

    【時間】18:30〜20:00
    【場所】名古屋都市センター大研修室
        中区金山町1丁目1番地1号金山南ビル11階
    【参加費】各回500円(受け付け時に支払い)
    【申込方法】受講希望講座名・日付、住所、氏名、電話番号、FAX番
          号を記入の上FAXもしくは葉書で申し込み。
          ※1/13締切
    【申込・問合】〒460-0023 名古屋市中区金山町1-1-1金山南ビル内
           財団法人 名古屋都市センター調査課 担当 中薗
           T:052-678-2216/F:052-678-2211
           E-mail:main@nui.or.jp
           http://www.nui.or.jp/news/event.htm
    【内容】講師:竹内健人氏(コミュニケーション・プロデューサー)
        音・音楽を活したイベントの立ち上げ、イベントへの市民参
        画を通じて都市空間の賑わいの創出を考える。
    【提供】中薗昭彦さん(名古屋都市センター)よりお寄せいただきました。

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1/27(木)
◎平成11年度まちづくり市民講座 「都市が奏でる音と音楽」
     第2回「都市空間と音環境」

    【時間】18:30〜20:00
    【場所】名古屋都市センター大研修室
        中区金山町1丁目1番地1号金山南ビル11階
    【参加費】各回500円(受け付け時に支払い)
     ※その他詳細は、1/10の同イベント参照
    【内容】講師:中川真氏 (京都市立芸術大学助教授)
        音が創り出す都市環境を、パブリック・アートの観点から考
        える。
    【提供】中薗昭彦さん(名古屋都市センター)よりお寄せいただきました。

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2/3(木)
◎平成11年度まちづくり市民講座 「都市が奏でる音と音楽」
     第3回 テーマ 「音景色」

    【時間】18:30〜20:00
    【場所】名古屋都市センター大研修室
        中区金山町1丁目1番地1号金山南ビル11階
    【参加費】各回500円(受け付け時に支払い)
     ※その他詳細は、1/10の同イベント参照
    【内容】講師:山本和利氏 (大阪教育大学助教授)
        視覚障害者の音の感じ方や音による働きかけを通して都市の
        音について考える。
    【提供】中薗昭彦さん(名古屋都市センター)よりお寄せいただきました。

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2/10(木)
◎平成11年度まちづくり市民講座 「都市が奏でる音と音楽」
     第4回テーマ 「音楽と空間」

    【時間】18:30〜20:00
    【場所】名古屋都市センター大研修室
        中区金山町1丁目1番地1号金山南ビル11階
    【参加費】各回500円(受け付け時に支払い)
     ※その他詳細は、1/10の同イベント参照
    【内容】講師:都築正道氏 (中部大学教授)+サロンコンサート
           (中川さと子)
        サロンコンサート事情やその歴史を語る中で、空間と音楽、
        音環境と都市文化を考える。
    【提供】中薗昭彦さん(名古屋都市センター)よりお寄せいただきました。

─<関西>──────────────────────────────
12/18(土)
■第9回都市環境デザインセミナー
     関西の都市的価値について−下京、天王寺、阪神間、奈良−
[
第35号]

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1/27(木)
■阪神・淡路大震災から5年
建築および都市の防災性向上に関する提言から5年
−阪神・淡路大震災を鑑みて−(第1日・見学会)
[第32号]

■阪神・淡路大震災から5年
建築および都市の防災性向上に関する提言から5年
−阪神・淡路大震災を鑑みて−(第1日)
[第32号]

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1/28(金)
■阪神・淡路大震災から5年
建築および都市の防災性向上に関する提言から5年
−阪神・淡路大震災を鑑みて−(第2日)
[第32号]

─<その他>─────────────────────────────

12/22(水)
■福岡都市文化研究会第19回都市論公開講座
     ヨルグ・ペーター・ゲスナー氏(劇団「 鈿女劇場」主宰)
     「北九州から世界の演劇を展望する」
[第35号]

===================================
2/17(木)〜18(金)
■ラーバンリゾートシンポジウム「中心街の魅力発見フォーラム」[第34号]

─◇◇定例会◇◇──────────────────────────
■第2火曜日・・・中野のまちづくりを考える会
■第2水曜日・・・おぎくぼ塾
■第2金曜日・・・練馬まちづくりの会
      ・・・まちまちサロン(奇数月)
→【問合せ先】(有)プラネット 越野 圭子
                 E-mail:VZB14263@nifty.ne.jp
            ※前号のイベント情報に転載させていただいた「ま
             ちまち通信」の問い合わせ先も同じです。
■第2土曜日・・・小金井まちづくりの会
※あくまで曜日は原則ですので、お出かけの際には、確認をしてください。

─◇◇展示会・展覧会◇◇───────────────────────
【開催中】 〜3/31(金)
■昭和のくらし博物館 ミニギャラリー展 
     「仕事ばんざい ランベルトくんの徒弟日記」さし絵原画展
[第28号]

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〜12/19(日)のうち木・金・土・日
■三番町ギャラリー企画展 「たべ・けんぞう展(立体)」[第28号]

─◇◇連続講座◇◇──────────────────────────
■東京理科大学「公開講座」1999年度後期
  【コミュニティにおける参加型まちづくり研究
                    「参加型まちづくりの最先端」】
[第23号]
  【期間】10/12〜12/21(毎週火曜日)※11/23は祝日

■まちづくり大学専門講座「まちづくり実践ゼミ」(連続5回)[第26号]

■暮らしと住まいの市民学校(くらすま塾)99
  第2期 暮らしと住まいの知恵を学ぶ
[第28号]
  【期間】平成11年11月〜12年3月(毎月2回)
      毎月第2・4土曜日(原則)14時〜16時
  【会場】目黒区三田フレンズ2階「三田集会室AまたはB」

■1999年度コープ環境公開講座
  台所と地球をむすぶ都民のための環境公開講座
[第30号]
  【期間】1999年9月〜2000年1月(全8回)
  【時間】14:00〜16:30
  【会場】東京都生協連会館・3階会議室

■昭和のくらし博物館土曜夜間講座 火鉢を囲んで建築の歴史Part1[第35号]
  【日程】1/22、1/29、2/5、2/12
  【時間】18:00〜20:00
  【場所】昭和のくらし博物館

■昭和のくらし博物館土曜夜間講座 火鉢を囲んで建築の歴史Part2[第35号]
  【日程】2/26、3/4、3/11、3/18
  【時間】18:00〜20:00
  【場所】昭和のくらし博物館

◎幸平和人権尊重学級(川崎市幸区)
  「多文化共生のまちづくり」〜幸区のまちづくりは、いま〜

 【日程】2/5〜3/25の毎週土曜日
 【時間】13:30〜16 :00 ※3/25のみ10:00〜16:00
 【会場】川崎市幸市民館 他
 【対象】関心のある方はどなたでも参加できます。40名
 【参加費】無料
 【受付】1/22(土)10:00〜 電話044-541-3910にて
     なお第1回(2/5)は「公開講演」ですので、受付は必要ありません。
     ご自由に、当日ご参加ください。
 【内容】「まちづくり」は建物や道路を新しくしたり、景観を美しくするこ
     とだけではありません。そこに住む市民にとって、住みやすく、暮
     らしやすいコミュニティがつくられ、なによりも、一人一人が生ま
     れ育った所に誇りが持て、自文化が尊重されるような「まちづく
     り」をめざすことが求められているのではないでしょうか。
     幸平和人権尊重学級では、「多文化共生のまちづくり」をテーマに
     3ヵ月にわたり学習を進めてまいります。初年度にあたる今回は、
     川崎市の都市形成史や実際のまち歩きなどを通して、身近な「まち
     づくり」の課題を探ります。
  第1回 2/5(土)【公開講演会】多文化共生のまちづくり
           千葉大学教授 延藤安弘
  第2回 2/12(土)川崎市の都市形成史〜川崎市の誕生と京浜工業地帯〜
           地域史研究家 新井撥博
  第3回 2/19(土)川崎市の都市形成史・〜需要産業と在日韓国・朝鮮人
           集住地域の形成
           朝鮮史研究会 樋口雄一
  第4回 2/26(土)多文化共生のまちづくりをめざして〜「おおひん地
           区」のまちづくりから学ぶ
           ふれあい館館長 ペ・ジュンド
  第5回 3/4(土) 阪神大震災から学ぶ「まちづくり活動」
           東京経済大学助教授 森反章夫
  第6回 3/18(土)幸区のまちづくりの現在・これから
           都市問題研究家 村松紀明
  第7回 3/25(土)我がまち発見!〜川崎駅西口から河原町・戸手を中心
           にまち歩き
           幸区のまちづくりワークショップ
           戸手教会 孫裕久・新井信幸
 【提供】新井信幸さんよりお寄せいただきました。

─◇◇学会関係◇◇──────────────────────────

─◇◇その他◇◇──────────────────────────

■おゆみ野モデル街区プロジェクト街づくりパートナー[第34号]

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◆5 編集部からのお知らせ◆
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○情報やご意見をお寄せください
 ●「こんなことありました」というエピソード
 ●こんな本を読みました(「まちづくり本」のコーナー)
 ●研究会やイベントの参加者募集
 ●コンサルタントのバイト、WSの学生のお手伝い募集募集

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予めご了承ください。
    ・松戸まちづくりメーリングリスト
    ・まちまちメーリングリスト(まちまち通信)
    ・ニフティサーブ「川のフォーラム」
○お知り合いで配信希望の方がいらっしゃいましたら、お知らせください。
○情報をお寄せください。みなさんがまちづくりに関係あると思われることな
らなんでも結構です。みなさんの手元にある情報を是非お寄せください。
(メール・FAXどちらでもOKです)
○転載に関してはみなさんの自発的な判断におまかせいたします。
○今後の配信を希望されない方はそのまま、ご返信ください。

【お詫び:メールマガジンにおいて】
前号のまちづくり伝言板において、早稲田大学の饗庭伸さんのお名前を誤って
掲載してしまいました。お詫びして、訂正させていただきます。
(誤)饗庭進さん→(正)饗庭伸さん


週刊まちづくり第36号(1999年12月18日発行)
発行:週刊まちづくり編集部(吉村・杉崎・山崎)
E-mail:machi@sa.uno.ne.jp
FAX:052-917-1210(吉村)
URL:http://member.nifty.ne.jp/Teru2/w-machi/




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