週刊まちづくり/50号(2000/03/25号)
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<週まち(週刊まちづくり)ホームページ>
編集部の基本的なスタンスとしては継続させることとまちづくりに関わる
人たちのゆるやかなネットワークづくりの一端を担えることを目標として
発行しています。みなさんのご期待に応えきれてないとは思いますが、今
後ともご協力お願いいたします。
まちづくりに関心のある学生さんを中心に週まち編集部スタッフを募集し
ております。基本的には情報収集を分担していただくことを考えておりま
す。またみなさんのお持ちの企画を実行していただいくことも考えており
ます。関心のある方はご連絡をいただければと思っております。
☆☆【今週の週まち】☆☆☆☆☆☆
1.まちコラム
「《自己紹介》NPO法人「ちばMDエコネット」」=<大槻憲昭>=
2.まちづくり伝言板
(今週はお休み)
3.まちづくりカレンダー
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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私たちは、知的障害者の社会参加を、地域の環境改善とまちづくり(グラウ
現在の主な活動は、船橋の2ヶ所の公園の維持管理、船橋の300坪の「友幸農
通常、知的障害者は、「社会に出る」と、自宅にいるか、福祉施設に入る
しかし、私たちは、「彼らこそ 社会の財産」と考えます。
3月18日には、千葉工業大学・鎌田元弘先生、鎌田研究室の学生さんたち
2ヶ所の小さな公園の管理は、船橋市から正式に業務委託されています。少
船橋の300坪の「友幸農園」は、もともと農業遊休地でした。
ドキュメンタリー映画『ひなたぼっこ』の製作を始めています。大変です。
【連絡先】〒262-0017 千葉市花見川区朝日ヶ丘町2498-53
※大槻さんより以下のイベントの概要も送っていただいております。日程が未
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◎:新しく紹介するイベント
バックナンバーは、以下に掲載中
創刊準備1号|第2号|第3号|第4号|第5号|第6号|第7号|第8号|第9号|第10号|
◇◇イベント情報◇◇
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■稔台・松戸新田「地域づくりフォーラム」(千葉県松戸市)[第48号]
■練馬まちづくりの会イベント「まちづくりのキックオフ」[第49号]
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■第6回「住教育フォーラム」住まい教育〜いま,学校で!
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【時間】18:30〜
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─<東海>──────────────────────────────
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─<関西>──────────────────────────────
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【時間】14:30-17:30(開場は14:15)
─<その他>─────────────────────────────
3/26(日)
─◇◇定例会◇◇──────────────────────────
─◇◇展示会・展覧会◇◇───────────────────────
3/22(水)〜6/11(日)
〜3/26(日)
─◇◇連続講座◇◇──────────────────────────
■幸平和人権尊重学級(川崎市幸区)
【日程】2/5〜3/25の毎週土曜日
■住まいづくり学校連続講座「長屋風マンションを訪ねてみよう」[第45号]
■東京2000年祭「多摩の街道と宿場」展[第46号]
─◇◇学会関係◇◇──────────────────────────
─◇◇その他◇◇──────────────────────────
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○情報やご意見をお寄せください
○週まちのネットワーク
週刊まちづくり第50号(2000年03月25日発行)
◆1 まちコラム◆
「《自己紹介》NPO法人「ちばMDエコネット」」=<大槻憲昭>=
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ンドワーク)を通じて図っていこうという「特定非営利活動法人」です。
99年10月、法人登記を行ないました。
活動エリアは千葉県、会員数62です。「MD」は、Mental Disabilitis
(=知的障害)の頭文字を取りました。
園」での活動、ドキュメンタリー映画『ひなたぼっこ』の製作、毎月1回『エ
コネット通信』の発行---などです。
また、千葉県のNPO法人の連絡組織「ちばNPO連絡協議会」(2000
年1月17日設立・45団体参加)の設立呼びかけ団体となり、幹事団体とな
っています。一方で、千葉市の谷津田を市民の手で保全し創造する「ちば谷津
田創り隊」の活動の主体メンバーとして活動しています。
か、小規模作業所に通うか、の道しかありません。企業で雇用してもらうこと
は、極めてまれです。どうしても、障害者だけを集めてしまうか、閉じ込めて
しまうことになってしまいます。障害者は、社会が面倒を見るもの、福祉の対
象として考えられています。
彼らと共にいると、ゆっくりと時間が過ぎていきます。あったかい「ひなた
ぼっこ」のようです。
これこそ「まちづくりの原点」だと、私たちは考えているのです。
まちづくり、環境改善・創造活動によって得られた収入の一部で、彼らは生
きていけるはずです。支援者は、大部分、無償で地域改善に参加することにな
りますから、行政の支払う費用も少なくてすむはずなのです。
と一緒に(10人×4グループで)街を歩いてみました。彼らの感覚はユニバ
ーサル・デザインの基本を現場で教えてくれる、との先生の評価でした。これ
を生かして、行政に街づくり提案をしていく予定です。
しですが、管理費も銀行口座に振り込まれます。つまり、NPOとして業務を
請け負っているのです。
公園を掃除していると、地域の方が声を掛けてくれます。近くの方がお手伝
いに参加してくれるようになりました。
荒れたゴミ捨て場になっていました。これを、地主さんが無償で貸してくれ
たのです。ここを「コミュニティ・ガーデン」にしていこうというのが、当初
の私たちの狙いでした。
いもを植え、ケナフを栽培し、花を咲かせました。高齢者協同組合の方が農
業指導をしてくれました。昨年の「夏祭り」には、10団体、140人の人が
集まってくれました。資金は、財団法人日本グラウンドワーク協会と共同で
「実行委員会」を作り、企業から寄付をいただきました。
その活動は、同協会が「紹介ビデオ」にまとめてくれています。
興味のある方は、ぜひごらん下さい。
しかし、あまり考えずに行動してしまうのも〈エコネット・マインド〉で
す。
すでに1年以上、カメラは回っています。2000年9月完成の予定です。
どうなっていくか。私たちも楽しみです。
T:043-271-6290 F:043-271-5849/E-mail: Noriotsuki@aol.com
(NPO法人「ちばMDエコネット」事務局長)
定のためこのコーナーに掲載させていただきます。
4/10(月)か11(火)
◎イギリス副首相「プレスコットさんウェルカムパーティー」
【時間】未定
【場所】船橋市・「友幸農園」
【定員】特になし
【参加費】無料
【問合】「ちばMDエコネット」事務局長 大槻 憲昭
【連絡先】〒262-0017 千葉市花見川区朝日ヶ丘町2498-53
T:043-271-6290 F:043-271-5849
E-mail: Noriotsuki@aol.com
【内容】日本にサミットで来られるイギリスの副首相/ジョン・プレ
スコットさんが、私たちを訪問してくれることになりそうで
す。小渕首相との会見の後ということで、スケジュールの確
定がまだできません。
イギリスが発祥のグラウンドワークを日本でユニークにやっ
ているということで、訪問が決まりました。ひとつの市民活
動団体を副首相が訪問してくれる可能性があるということ自
体に驚いてしまいます。短い時間ですが、楽しいものにした
いと思っています。
◆2 まちづくり本◆
(今週はお休みです)
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◆3 まちづくり伝言板◆
(今週はお休みです)
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◆4 まちづくりカレンダー◆
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■:以前紹介したイベント([●●号]は掲載号)
□:追加情報のあるイベント
☆:ホームページ版での新情報
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|第41号|第42号|第43号|第44号|第45号|第46号|第47号|第48号|第49号|
─<関東>──────────────────────────────
3/25(土)
■まつど色彩物語その1
「建設家の立場から 佐川さんの「福祉環境」講座
−住環境と色彩の関係をやさしいお話で・・・−」[第46号]
3/26(日)
■隅田川大学
「1999隅田川下流域リバーウォッチング」月島・佃コース[第35号]
3/27(月)
■建築学会第2回公開シンポジウム
「地震被災危険度の評価およびその公開を前提とした防災対策のあ
り方について」[第47号]
〜現場からのレポート[第48号]
3/28(火)
■まちづくりシンポジウム小田原[第48号]
3/29(水)
■日本学術会議第3回生活環境設計シンポジウム
「21世紀に向けた人間−生活環境系学問体系の展望」[第44号]
4/6(木)
◎建築家倶楽部スペシャルトーク「街は,要る」
【場所】建築家倶楽部DKビル3階(東京都中央区銀座)
【参加費】1000円(軽食代含)
【内容】講演者:蓑原敬・河合良樹・今枝忠彦
テーマ:「街は,要る(学芸出版社刊)」を中心に
-いま街は崩壊しつつある。街は要るか。要る。
【問合】建築家倶楽部/電03-3289-1888・FAX03-3289-1897
【出典】日経アーキテクチュアHPより
4/8(土)
■春の矢切散歩 景観ラボ[第48号]
4/12(水)
■おぎくぼ塾4月例会
山田清・井上義教「仮題・子どもたちに学ぶ」[第43号]
4/15(土)
■まつど色彩物語その2(千葉県松戸市)
「盛男さんのまちづくりと景観講座」[第48号]
4/21(金)
■土木計画学ワンデーセミナーシリーズ19
「土木計画における公平論を巡って」[第43号]
5/10(水)
■おぎくぼ塾5月例会
萬羽敏郎「仮題・青葉メール」[第43号]
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4/11(火)
■中部市民参加型まちづくり研究会(第2回岐阜県での試み)[第49号]
5/26(金)
■名古屋都市センター開館1周年記念事業 「コンパクトシティへのまなざし」記念討論会
「名古屋のコンパクトシティを語る」[第44号]
3/25(土)
■学芸出版社講演会「にぎわいを呼ぶ イタリアのまちづくり」[第49号]
4/22(土)
◎都市環境デザイン会議 関西ブロック第3回セミナー
都市環境デザインを目指す若者集まれ
【場所】中央電気倶楽部 大阪市北区堂島浜2丁目1番25号
(北新地駅より徒歩6分、大阪駅12分)
【申込】(株)学芸出版社 前田裕資 FAX(075)342-2605
E-mail maeda@mbox.kyoto-inet.or.jp
【会費】会員500円/会員外1000円/学生500円
※定員50名/会員優先/申し込み先着順
【内容】学生(土木、建築、造園、環境)や卒業したての人たちな
ど、これからの都市環境デザインを担う人たちに、土木、建
築、ランドスケープ、都市計画のそれぞれの立場で、「どん
な仕事があり、その仕事を通してどんな夢を描いてきたか」
を伝えたいと思います。
都市環境デザインに関わる各分野の各講演者が、自分(及び
組織)の関わった仕事や職場を紹介して頂き、「プロジェク
トの内容、その時の時代背景」「技術者、デザイナーとして
の問題意識」「新人たちへ伝えたい夢と心構え」などを語り
ます。
・講演内容
「アートとハートのまちづくり」真田幸直(大阪市景観計画課企画
主幹)
「風土と建築」上杉秀隆(アーキトラスト上杉建築事務所 主宰)
「私のランドスケープの計画・設計の実践について」稲田純一((株
)ウィン代表取締役)
「まちづくりと都市環境デザイン」堀口浩司(地域計画建築研究所
計画部長)
【提供】前田裕資さん(学芸出版社)よりお寄せいただきました。
■1999年度日本建築学会四国支部・徳島支所講演会
「伝統的石積み技法にまなぶ−−吉野川流域に残る石造文化−−」[第49号]
■第2火曜日・・・中野のまちづくりを考える会
■第2水曜日・・・おぎくぼ塾→次回は3月8日(水)
■第2金曜日・・・練馬まちづくりの会
・・・まちまちサロン(奇数月)
→【問合せ先】(有)プラネット 越野 圭子
E-mail:VZB14263@nifty.ne.jp
※前号のイベント情報に転載させていただいた「ま
ちまち通信」の問い合わせ先も同じです。
■第2土曜日・・・小金井まちづくりの会→次回は4月8日(土)
※あくまで曜日は原則ですので、お出かけの際には、確認をしてください。
【開催中】
〜3/31(金)
■昭和のくらし博物館 ミニギャラリー展
「仕事ばんざい ランベルトくんの徒弟日記」さし絵原画展[第28号]
■名古屋都市センター開館1周年記念事業
「コンパクトシティへのまなざし」“Compact City”is“Tomorrow City”?
記念企画展 「コンパクトシティ名古屋」[第44号]
■(社)奈良まちづくりセンター設立15周年記念パネル展「まちの遺伝子」
【場所】奈良町物語館(奈良市中新屋町2-1)
■暮らしと住まいの市民学校(くらすま塾)99
第2期 暮らしと住まいの知恵を学ぶ[第28号]
【期間】平成11年11月〜12年3月(毎月2回)
毎月第2・4土曜日(原則)14時〜16時
【会場】目黒区三田フレンズ2階「三田集会室AまたはB」
「多文化共生のまちづくり」〜幸区のまちづくりは、いま〜[第36号]
【時間】13:30〜16 :00 ※3/25のみ10:00〜16:00
【会場】川崎市幸市民館 他
【申込】電話でまちづくりセンターまで(03-3411-6634)
参加資格 世田谷区内でのまちづくり活動の経験がある方、まちづ
くり活動に関心がある方、世田谷区在住・在学・在勤の
方が優先です。
ガイダンス(3/3(金)、3/7(火)のいずれか)に出席できる方
【日程】3/28−5/7
【場所】江戸東京たてもの園(江戸東京博物館分館)
【入園料】
3/28(火)−3/31(金):大人300円、小中高校生150円
4/ 1(火)−5/ 7日(金):大人400円、小中高校生200円
*都内在住・在学の小中学生又は65歳以上の方は無料
◆5 編集部からのお知らせ◆
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●「こんなことありました」というエピソード
●こんな本を読みました(「まちづくり本」のコーナー)
●研究会やイベントの参加者募集
●コンサルタントのバイト、WSの学生のお手伝い募集募集
「週まち」に頂いた情報はこれらのML等にも掲載される可能性のあることを
予めご了承ください。
・松戸まちづくりメーリングリスト
・まちまちメーリングリスト(まちまち通信)
・ニフティサーブ「川のフォーラム」
○お知り合いで配信希望の方がいらっしゃいましたら、お知らせください。
○情報をお寄せください。みなさんがまちづくりに関係あると思われることな
らなんでも結構です。みなさんの手元にある情報を是非お寄せください。
(メール・FAXどちらでもOKです)
○転載に関してはみなさんの自発的な判断におまかせいたします。
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